【バイカオウレン咲く紀南の山旅①】法師山〜大塔山周回

2020年02月23日(日) [日帰り]

• GPS: 07:41
• 距離: 15.0km
• 登り: 1,531m
• 下り: 1,529m

コースタイム

日帰り

• 山行: 6:55
• 休憩: 0:45
• 合計: 7:40

距離 15.0km 登り 1,531m 下り 1,532m

7:00 法師山登山口
8:45 8:54 法師山
11:43 11:43 一ノ森
12:13 12:46 大塔山
13:09 13:09 一ノ森
14:01 14:06 大塔山登山口
14:42 法師山登山口

天候

晴れ

アクセス

利用交通機関：

自家用車

法師山登山口の駐車スペースに駐車。3〜4台駐車可。この日の入山は私のみ。
法師山登山口までは旧大塔村側からの林道は舗装路、旧本宮町側からの林道は未舗装。2020年3月までは本宮町側からの林道は工事中でこの日は法師山登山口〜本宮町は通行不可でした。

コース状況／危険箇所等

◾️法師山登山口〜法師山
植林地帯中腹までは明瞭な登山道、中腹以上は不明瞭な部分が多くなるが、基本的に尾根を登るルートなので、道を誤る心配はない。
バイカオウレンはチラホラと登山道沿いに咲く。
◾️法師山〜大塔山
片側自然林、片側植林の稜線上の縦走路、小さなアップダウンが続く。ピークから下る際は地形図で方向を確認する必要がある箇所がある。
バイカオウレンはほとんどが蕾でまだ咲いていない。
◾️大塔山〜法師山登山口
P905からは植林地帯が多い下り。林道出合からは未舗装の林道歩き。
バイカオウレンの株はほとんどない。

その他周辺情報

乙女の湯\500。内風呂しかないが、空いていて貸切状態。

写真

2/23 7:01

法師山登山口にかかる橋、板が滑るので注意です。

2/23 7:13

さっそく、お目当のバイカオウレン、登山道沿いに慎ましく咲いてました。

2/23 7:21

目指す大塔山の肩から朝日が昇ってきました。

2/23 7:23

桜型のバイカオウレン　実は蕾の頃に虫に先を喰われた花です。

2/23 7:37

長女と四つ子の姉妹

2/23 8:23

稜線分岐にカシの大木

2/23 8:26

ブナの木も少し残ってます

2/23 8:41

法師山山頂三角点、崩壊部分はコンクリートで固められています。

2/23 9:24

稜線上のバイカオウレンはほとんどまだ蕾です。

2/23 9:29

稜線上にもカシの巨木が時々現れます。

2/23 9:57

唯一視界の開けた場所からの眺め

2/23 10:21

森の老人

2/23 10:43

バイカオウレンの赤ちゃん達

2/23 11:02

急なアップダウンポイント、古い補助ロープは頼ると危険かも。

2/23 11:06

この登り、写真ではわかりませんが、ちょっとした岩登りポイントがあります。

2/23 11:40

登山道にキラキラ光る物があるので、良く見ると石英の結晶でした。(写真はピンボケですね)

2/23 12:11

大塔山山頂は本州最南端のブナ林を守るために防風ネットと鹿の食害を防ぐための柵に囲まれてました。

2/23 12:13

大塔山山頂から、法師山(右)より歩いてきた縦走路を望む。

2/23 12:30

大塔山のブナ林、ネットに守られているので、笹が生えたかつてよく見たブナ林の様相が復活しています。

2/23 13:52

大塔山からの下りはバイカオウレンはほとんど咲いていませんでした。

2/23 14:05

堰堤に出る

2/23 14:06

大塔山登山口。あとは未舗装の林道歩き

2/23 14:22

林道沿いの蜜蜂の巣箱にヘビのおもちゃが吊るされてました。

法師山登山口着

撮影機器：

iPhone 7 Plus Apple

感想

クワッチ

この週末はどこに行こうか迷いました。結局、雪が少ない雪山を諦め、春の花を見に南へと向かうことに。

法師山〜大塔山周回ルートは標高は低いものの、けっこうタフなルートでした。累積標高は1700m超え、暑い日ならバテているかもしれません。

でも、この季節なら、紀伊半島の山にはバイカオウレンが咲き、道中を楽しませてくれます。
今回のルート上にも多くのバイカオウレンが咲き、楽しませてくれました。樹林帯の稜線上は風も弱く、汗をかくこともなく、ちょうど良い気候で、時折現れるバイカオウレンを愛でつつ快適な山行でした。

山頂の展望は法師山の方が良いのですが、この日は朝はまだ雲が多く遠くまで見渡すことができませんでした。

大塔山に残る本州最南端のブナ林は防風ネットと鹿除け柵に守られて外から見ると痛々しい有様ですが、中のブナ林は笹が林床を覆う、昔よく見た大台大峰の山の雰囲気そのものでした。