十石山 山頂爆風
- GPS
- 05:35
- 距離
- 9.5km
- 登り
- 1,146m
- 下り
- 1,141m
コースタイム
天候 | 晴(山頂爆風) |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2020年02月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
【登行】 ・山頂直下以外終始トレースあり。 ・湯沢ノ平付近1835ポコにトレースが延びていたが登山道へ。 ・森林限界超えると強風→爆風(手前の樹林帯で耐風装備へ)。 ・山頂直下は一部カリカリ。柔らかい所を探してシールで行ける。 ・山頂は爆風。 【滑走】 ・十石山小屋陰で換装。 ・山頂直下を小屋から滑走の場合、気持ちスキーヤーズライトを意識した方が長く滑走できる。 ・あとは登山道(登りトレース)を意識しながら自由に滑れる。 ・湯沢ノ平の平坦地は片足シール。 ・1750くらいから生コン雪。 ・1520くらいに際どい登山道滑走あり。 |
写真
感想
快晴が約束されている本日、毎度の事ながらどこに行くか悩む。
高妻山、十石山どちらかと考えていたが、快晴ではあるが強風も吹くとの事で樹林帯の尾根歩きメインである十石山とした。
白骨温泉奥の林道除雪終了地点に駐車。すでに15台以上駐車されていた。
初めての山で勝手が判らないから明るくなってからの6時30分スタートとした。
トレースばっちり(ありがとうございます)で迷う事はなさそう。
今後の為に地形と景色を覚えながらトレースを歩く。
1520くらいから登山道を離れ尾根歩き。
1650くらいから斜面に取付きジグをきりながら高度を上げる。トレースは多々あるが自由に歩けるので折角だからラッセルしておこう。
事前学習で1800の湯沢ノ平付近は、ポコの左を通って行くルートを予定していたが、トレースに倣い歩いてしまい「あれっ」と思いGPSを確認したらポコに乗り上げてしまった・・・。まだまだ甘いと反省する。
1900くらいから少し急登になり樹林の切れ目から周辺の山々が見えてくる。ここまで地形的な景色しか見えなかったので、チラッと見えた乗鞍岳にテンションあがる。
近くの山から乗鞍岳を眺めるのは初めてだ。この角度からみる剣ヶ峰山頂直下のルンゼがヤバイくらの急斜面に見える。
1月上旬にあそこをすべったのか〜と感慨もひとしおだ。
樹林帯歩きは風も殆どなく快適に高度を上げてきたが、2200付近から徐々に疎林となり風が出てくる。滑走には楽しみな疎林だ。
2300付近からいよいよ強風となりだし防風対策をとる。といっても手袋を薄手(ファイントラック/ラピットラッシュ)から防寒テムレス、サングラスからゴーグルに換装しただけ。しかもシェルの脇の下ベンチレーションは半開のまま。
最終的にこの装備のまま山頂に立った。
山頂直下のトレースは強風でなくなっている。高度を上げるにつれ、風は勢いを増してくる。自分のラッセルしたトレースも瞬く間に消えていく。
山頂直前で一部カリカリとなり、柔らかい雪を拾いながら最後までシールで登りあげた。
登頂〜。
絶景だが爆風です。立ってるのがやっとで、油断すれば体ごと持っていかれそう。
景色を楽しむ余裕もなく適当にパシャパシャ写真を撮って即退散。
十石山小屋陰に逃げ込む。
爆風は凌げるが強風は吹いている。
自分の後に1名が小屋陰に来たが、風が強すぎて会話もままならない。サッサと滑走準を整えパウダーへGO。
山頂直下で快楽の白い粉をまきあげる。
もう少しスキーヤーズライト側に落とせばよかった。少しトラバース気味になったのが勿体なかった。本日の反省2だな。
疎林のツリーランもパウダー最高。2150付近まで快適だった。
この後は次回来る事を想定し、こまめにGPSを確認しながら一人で「あーでもない、こーでもない」考えなら1800付近の湯沢ノ平まで高度を落とした。
湯沢ノ平の平坦地(若干の登り)は片足シールでこなしたが、コースを少し北に取り過ぎて高度を10m位下げ過ぎた。本日の反省3です。
シールを剥いだら少しの急斜面滑走。生コン雪でコントロールが難しい。左手が沢地形になっているので逃げこむ。けど・・・ギタギタで滑り難い。
なんとかトレースに戻りボブスレー。途中際どい登山道滑走もあるが、板は外さず林道へ合流し最後まで。ゴール。
山頂直下のパウダー滑走は十分楽しめたが、爆風では無い時に山頂からの眺めを堪能したい。
今回は色々と反省する事が多かったが、次回の十石山に向けていいイメージトレーニングは出来た。また来たいと思う。
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