八ヶ岳【赤岳〜横岳〜硫黄岳】
- GPS
- --:--
- 距離
- 18.9km
- 登り
- 1,576m
- 下り
- 1,576m
コースタイム
天候 | 晴れときどき曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2012年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
美濃戸口バス停(八ヶ岳山荘前)には4:30に着きました。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
危険箇所はありません。 ただし、森林限界を超えると岩場・ガレ場の連続です。クサリやはしご、階段が適宜つけられているので難しくはないですが、天候によっては危険箇所になると思います。山小屋が多数あるので、天候が悪い時は山小屋で天候の回復を待つと良いと思います。 |
写真
感想
都会はまだ残暑が厳しいですが、八ヶ岳はすっかり秋でした。
東京から公共交通機関を利用した日帰り登山だと、八ヶ岳は時間的にかなり厳しくなるので、これまで足を延ばすことはありませんでした。でも色々と調べた結果、深夜発のツアーバスを利用すれば十分に日帰り可能であることがわかり、今回初めてツアーバスを利用しての登山でした。
美濃戸口の到着は4:30、予定より30分早い到着です。八ヶ岳山荘で登山服に着替え、軽く腹ごしらえをしているうちに空がうっすらと明るくなってきたので、5:00丁度に出発です。
八ヶ岳山荘から美濃戸までは林道歩きです。明るくなっていく空と朝の澄んだ空気を堪能しながら、ゆっくりと歩いていきます。
美濃戸を過ぎ南沢に入ると、ようやく登山道になります。苔むした沢沿いの道は傾斜も緩やかで、気分良く歩けます。行者小屋まではキツイ箇所も危険な箇所もなく、鼻歌でも歌いたくなってきます(前後に人がいたので歌えませんでしたが)。とても気持ちよかったので、かなりゆっくりとしたペースで歩いていました。
行者小屋では正面に八ヶ岳の山塊が迫っています。その大きさに圧倒されながら、文三郎尾根を登り始めました。文三郎尾根はかなりの急斜面ですが、行者小屋まで体力を温存しながら歩いたので、急斜面の階段もそれほど苦労することなく登りました。ただ、森林限界を超えているので、風雨が強いと怖く感じるかもしれないですね。
文三郎尾根分岐から赤岳山頂までは、岩場をよじ登る感じです。岩場とかクサリ場が好きな自分としては、アスレチック気分で楽しく登っているうちに、あっという間に赤岳山頂に到着しました。
赤岳山頂では雲がすごい勢いで流れていきます。眼下に雲海が広がったかと思えば、一転して遠くの街や周囲の山々がキレイに見渡せたりと、飽きること事なく変化していく景色を堪能しました。ただ、これだけ景色が変わるという事は風が強いという事。寒さでカラダが冷えてくるので長時間は座っていられません。カラダを冷やさないために、そそくさと横岳方面に歩き出しました。
赤岳から横岳の間は、岩場が連続しています。下りが苦手なので思ったより時間はかかりましたが、大好きなクサリ場や岩場の連続で、鼻歌を歌いながら楽しく歩きました。
赤岳から硫黄岳は、これまでの岩場クサリ場から一転してなだらかな道です。硫黄岳山荘から硫黄岳まではなだらかな斜面をケルンを目印にして登っていきます。この辺りは見通しもよく、周りに人がいない事を確かめて、鼻歌ではなく歌を口ずさみながら歩いていました。
硫黄岳は広々としていて気持ちの良い山頂です。火口も迫力があって、赤岳や横岳とはまた違った雰囲気が楽しめます。本当はのんびり昼寝でもしたかったのですが、風が強くて寒く、とても昼寝できる雰囲気ではありません。そそくさと下山を開始しました。
硫黄岳から赤岳鉱泉は普通の山道です。赤岳への文三郎尾根の急斜面を一気に登る感じとは対象的です。どちらを登りにとるかは、好みによるでしょう。下りが苦手な自分は、この道を下りにとったのは正解でした。
赤岳鉱泉の到着は12:40。美濃戸口のバスは15:00の次は16:40。急げば15:00に間に合うと思い、いつも通りのスピードアップです。
赤岳鉱泉から美濃戸を経てバス停までは傾斜の緩い道で、途中からは林道に入ります。スピードアップしたものの、これまで体力を温存しながら歩いていたのでまだまだ余裕があり、ここでも歌を歌いながら歩いていたところ、誰もいないと思っていたのに目の前に急に人が・・・。自分の下手な歌で気持ち良い登山を穢してしまい、申し訳ありません・・・・(苦笑)。
結局、八ヶ岳山荘には14:25に到着したので、お風呂で汗を流してから気分よく帰ることができました。
八ヶ岳はコースがいろいろあるのでエスケープしやすいですし、途中に山小屋も沢山あるので、自分の体力や経験に照らして色々なコースを設定できる気持ちの良い山だと思います。今度は山小屋に泊まって縦走したいな〜。
ちなみに終日歌っていた歌は、氣志團のOne night carnivalでした。気持ちの良い登山には全く合わないですね(笑)
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