熊倉山〜・・・[酉へ車へ]
- GPS
- --:--
- 距離
- 12.5km
- 登り
- 1,579m
- 下り
- 1,591m
コースタイム
10:03熊倉山10:12
10:52三角点のあるピーク
12:14酉谷山12:25
13:58熊倉山
14:57駐車スペース
天候 | 晴れ時々ガスのちゴロゴロ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2012年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
熊倉山(城山コース) とにかく上りっぱなしのコース。道標にナンバーが振ってありカウントダウン方式。 迷うようなところはない。 熊の出没情報が多数あるようなのでクマよけ鈴・ラジオ等必須かと。 熊倉〜酉谷山 酉谷山への道標は皆無。唯一分岐点らしきところで火の用心か何かの看板に手書きで大血川への記載があった。「山と高原地図」に記載のある「檜岳」「小黒」「大血川峠」のどれも道標らしきものがない。 最初のうちは小ピークが4、5回かそれ以上?しつこいくらいアップダウンする。 小黒への登り手前で道が不明瞭になる。赤・ピンク・黄色などのテープを頼りに踏み跡をたどりながら歩いていけばなんとか進める。 小黒のピークから一旦下って酉谷山へ登り返すことになるが地図・コンパス・目視(近くに酉谷山のピークが見える)で方向を確認して間違わないように進む。間違った道にも赤テープがついているので注意。 |
写真
感想
久々に秩父の山に戻ってきた、いやそうでもない。
以前に若御子山へ登った時に行こうと思っていた熊倉山へようやく行ってきた。
事前にレコで調べているとどうにもこうにも「熊出没」という言葉が頭から離れない。でも行きたいし結局ビビリながらも家を出発した。
城山コース前に駐車スペースがあるという情報から狭く急勾配の道を軽で唸りをあげながらたどり着き今日の身支度。
‥然ヴェクターで標高調べ&コンパス機能の確認
⇒夙バッテリー持参で思う存分ログ&GPS現在地確認
まあここまでは前回の那須や前々回の鹿倉山で使用済み。今日はあくまでも、くま。で、
クマよけ鈴&iPod+スピーカ
でやかましいハイカーになる。曲は我iPod Classicにある10000曲以上の中から洋楽のみのプレイリスト作成でちょっとお洒落なおじさんを演出。
しかし熊倉山、おしゃれに登らせてくれません。とんでもなく急登続きで最後まで登りっぱなし感覚で山頂に至った。
とはいえ、ここまでだてに連発山行をしてきたわけじゃない私はなんとか予定通り10時過ぎぐらいに到着したため、一休み・ひと思案のあと思い切って酉谷山を目指すことにする。事前にそのつもりもあっての城山駐車スペーススタートにしたのではあるが(・∀・)
道標が無いのも分かってました、アップダウンが多いのも分かってました、でもGPSログが途中で途切れるのまでは予測不能でした。地図を見てもあまりよくわからない後半の不明瞭な道に悪戦苦闘します。しかも熊の恐怖に怯えながら遭難の不安もかかえつつ。
赤・ピンク・黄色のテープをよく確認して小黒らしきピークからコンパスで方向を確認し、ガスの切れ間から見えたすぐそばのピークが酉谷山のよう。難儀したもののなんとか最後の急登を登り抜き、酉谷山へと到着できた( ´ ▽ ` )ノ
しかしへっぴりルートファインディングで時間を食ったせいで予定より遅い到着となったのでモウレツサラリーマンよろしく、10分程度の昼食休憩でさっさとピストンする。
そして案の定、帰り道は行きと違った道で降りてしまい、テープを頼りになんだか無我夢中でファインディングしながら見覚えのある道に合流できた。ほっとしたので次は熊よけにiPod再稼働。
熊倉山の手前のアップダウンをいくつか過ぎたあたりから熊の咆哮かと思いきや雷がゴロゴロと腹を空かせた獣のように唸りだし、焦りに拍車がかかる。しかしスピードに拍車はかからず。そして汗ばっかかく。
熊倉山を過ぎたあとは道標の發気を落ち着かせてくれたがやはり熊&雷の不安はぬぐい去ることができず、こんなにも自分の車が恋しく思えたことはなかった。早く車に戻りたいとつぶやく私は妖怪人間にも負けない強い願望を抱いていた。
右も左も分からず、西も東ももっと分からず、破線の道はやっぱり手ごわかった。
でもそんな最中にiPodでマイケルジャクソンの「dangerous」とか聞いちゃってるんだから懲りない男だ、私は。
コメント
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bo-tyu-zaiさん、こんばんは
天候不安の中、熊にも遭わず、ご無事で何よりでした。
酉谷山への往復、私も、ぜひ歩いてみたいプランなのですが、体力と脚力が伴わず、マネできません
ましてや、もっと簡単なハイクで道に迷っているくらいなので、私の場合は自殺行為みたいなもので…
なので、bo-tyu-zaiさんのレコで満足しておきます
ところで、洋楽は熊に利くのですか?
熊に聴かれて、寄りつかれたら、クマりますね
日本の熊だから、わからないか
hirohisaさん、こんばんは
酉谷山は奥多摩からも素直に行けない、いけ好かない(失礼)山だったので、今日やっと征服してやりました
とはいえ、破線のこのルートは距離では計り知れないキツイコースで特に後半の小黒周辺から極端に道が不明瞭です。テープの発見も手こずります。鳥になって飛んでいけたらどんなに楽なことでしょう。
そして熊よけiPod。とある方のレコによると鈴やラジオは腹を空かせた熊の耳には届いてくれないとのこと。
でも何も対策なしで山に入るのは自殺行為ですし、できる限りの準備をして、もしやられちゃったなら・・・仕方ないので後悔しないでしょう。
洋楽じゃなくても好きな曲ならハイクのテンションが上がるのは経験できました。テンション高いハイカーなら熊も不審がって寄ってこないかもしれません
お疲れ様でした&ご無事でなよりでした
酉谷山は山歩き上級者さんのみ許された地ですよね
体力はもちろんですが、ルートファインディングの力も必要ですもんね…。
今回ヴェクターにログ&GPSが大活躍したのではないでしょうか
私はいつもコンパスや地図を使っているのですが、全てが独学なので破線ルートを歩く自信がありません。まぁそれ以前に体力も無いんですが
酉谷山は初心者の私には決して立つことのできない夢の山です
そうだ!今回は"酉"谷山で「ペンギンのお面」で遊ばなかったんですね
neko-tamaさん、コメントありがとうございます☆
山歩き上級者のみ許されてる酉谷山に無資格で入山したのは、そう私です。ルートファインディング?笑っちゃいますよ、私のはじっくり周りを見回してテープと踏み跡を探すだけです。コンパス見ても周りがガスっていて目標になる場所も見えない状態でしたし。ついでにロガーも途中で切断されていてその後GPSがつながらないままでした(;_;)
破線ルートもかなり差があって例えば仙岳尾根、登りがキツイですけど道迷いの心配は全然ありませんでしたし、両神山の産泰尾根なども破線?て感じでしたし。
neko-tamaさんは体力は申し分ないと思いますけど、この熊倉ルートはやめた方がいいです、実線ルートで快適に目指してください。
ペンギンマスクも2度目はインパクトなくなるでしょう 今回の登山は実は次のハイキングへの布石なんです。 乞うご期待
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