黒戸尾根~甲斐駒ヶ岳~北沢峠、敗退の記


- GPS
- 13:27
- 距離
- 31.3km
- 登り
- 3,364m
- 下り
- 2,036m
コースタイム
(長坂駅21:30~23:23道の駅はくしゅう23:54~01:02駒ケ岳神社→)
駒ケ岳神社01:03→
05:11七丈小屋05:17→
06:02八合目御来迎場06:29→
07:40甲斐駒ケ岳07:55→
08:55駒津峰→
09:30双児山09:45→
10:51北沢峠
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2012年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
帰り)11:15北沢峠→11:40広河原(南アルプス市営バス) 12:00広河原→14:00頃、甲府駅(バス) 14:30甲府駅→新宿(高速バス) |
コース状況/ 危険箇所等 |
■長坂駅~駒ケ岳神社: 県道606歩きはお勧めしません。狭く、急カーブ多く、夜は気持ちよくありません。 ■黒戸尾根: ・七丈小屋まではナイトハイクでしたが、よく整備されていて、一本道で迷わずいけました。梯子、鎖場が多く、その中では危険と言われてる場所もあります。 ・七丈小屋以降、山頂に近づくと、45°以上をよじ登る岩場や、腕力で登る鎖場も登場します。 ・七丈小屋ではご来光が見れませんが、少しもっと上ると東側展望が開くところがありました。 ・七丈小屋水場の水はすばらしい水圧でした。ちゃんとサントリー南アルプス天然水の味がします。 ■駒ケ岳~駒津峰の直登コース:(山と高原地図の破線ルート) 駒ケ岳山頂から鋸岳方面には「危険、要注意」など書いてありましたが、 直登コースについては何も注意書きありませんでしたので、 あれは普通の実線相当ルートかもしれないと思いました。 他の山の高原地図ではこれより険しいルートも実線ルートだったりするので統一性がない気がします。 最近登ってきた八ヶ岳に比べますと、 きつさ、落石危険度、高度感ともに中岳のコル~阿弥陀岳ほどです。 ただ、岩場ゴーロの場合、段差は八ヶ岳一般ルートのどこよりも高いほうです。 |
予約できる山小屋 |
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写真
感想
■南アデビューは敗退デビューで。
計画したのは黒戸尾根~駒ケ岳~早川尾根~鳳凰三山~青木鉱泉の日帰りでした。
直線距離と累積標高差を見ると日帰りできるかなと思ってルートを計画しました。
しかし、早くも黒戸尾根1~2合目でもう無理と感じ、敗退決定。
でも、即行下山を決行する勇気さえなく、山頂までは登って最短ルートで下山しました。
何で体がそうなったのかは分かりません。
心臓でもなく、脚でもなく、だた気持ち悪い疲労感が体全般に来てました。
道路歩きですでに足にかなりきてたからか、
標識の「山頂まで残り7時間」をみて、テンションが一気に下がってしまったからか(あり)、
もう寝ないで登山は無理だからか、
まさか標高1000Mから高山病だったり?
とにかく敗退。最悪の一日でした。
それで、甲斐駒ケ岳の印象もあまりです。すみません。
ですが、下山中、「これで一番好きな甲斐駒ケ岳も最後かもしれない」とおっしゃってた74歳の方に出会い、感動でした。
あの方に、もっと楽な下山ルートなど教えていただき下山に参考しましたが
甲斐駒ケ岳って、ある一人をそれほど一生にかけて引く力がある山でしょう。
当分は行く気がしないでしょうが、いつかは自分もそれを発見すればいいなと思います。
■お勉強
・山に入る前の舗装路歩きは5KM以下とする。それ以上は乗車すること。
8月山行でもそうではないかと思ったが、もうはっきりした。
縦走用ブーツでの車道歩きはストレスが高く、本番歩きに致命的。
・ナイトハイクなら一時間でも仮眠してから取り付くこと。
前泊して山へ行くときもほとんど眠れず出発してたことが多かったし、
三日縦走中一日もしっかりと眠れず強行したりもしたので、
いつの間にか「別に寝ないでも一日二日は大丈夫だね」と思う事になったが、
その「眠れず」の中でも、横たわって「寝よう」というスタンス(?)を
取っておくこと自体が大事だったんじゃないかと思った。
その知らない内、30分でも仮眠できたかも知れないし。
・山頂でビックマック
ビックマックは大丈夫だが、ポテトは冷たくて食べ辛い。ポテトNG。
■雷鳥
会えませんでした。3戦全敗。(剱~常念~甲斐駒)
最近は仙丈ケ岳へよく顔を出してくれるみたいです、
駒ケ岳では見てないといってる人が多かったです。
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