赤岳(行き:北沢コース〜帰り:南沢コース)
- GPS
- 09:00
- 距離
- 12.2km
- 登り
- 1,251m
- 下り
- 1,241m
コースタイム
06:40堰堤広場
07:30赤岳鉱泉(休憩)
07:50赤岳鉱泉
08:10中山乗越展望台
08:25行者小屋
09:30地蔵の頭
10:00赤岳北峰(休憩)
11:40赤岳南峰
12:45行者小屋(休憩)
13:15行者小屋
14:50赤岳山荘駐車場
天候 | 快晴のち曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2012年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
(インター下りてすぐ右にファミマあり) そこから林道(かなりダート)3劼農岾抻柿饕鷦崗70台(1,000円) すぐ手前にやまのこ山荘駐車場もあり(70台1,000円) |
コース状況/ 危険箇所等 |
道標は整備されており、道に迷うことはないと思います。 雨の後は滑りやすいところ多数あり要注意です。 行者小屋から山頂への尾根(地蔵尾根・文三郎尾根)は急勾配で要気合です。 登山ポストは赤岳山荘で利用。 山荘多数で水場・トイレには事欠きません。 下山後の♨は「もみの湯」利用(500円)。 |
写真
感想
前回の編笠・権現に続いての八ヶ岳、いよいよ主峰へ。
今回は初めて前夜入りしての車中泊です。
真夜中、インターからの道は、街灯なし、当然視界なし、道まちがえた!追い打ちをかけて湧きだす霧!そして不意に現れるシカ!という感じで、予想外に心拍数が上がるものとなりました。
美濃戸口からの林道も、予想を超えるダート道で、ガリガリと下をこすりながらのドライブ(助手席ですが)は、登山とは違うところで忘れがたい思い出となりました。
朝は寒くて起きるほどの気温です。3時間くらい寝て、5:50スタート。
北沢か南沢か迷いましたが、ゆるやかに登り始められること・視界が開けていること・天気のいい午前中に中山乗越展望台へ行きたかったことを理由に北沢コースを選びました。結果的には正解だったと思います。
北沢の水量は豊富で、流れの美しさに時の経つのも忘れる思いです。紅葉の時期はさらに魅力的になっていることでしょう。
赤岳鉱泉の手前では、遥か前方に朝日を背景にしたゴツゴツの横岳稜線のシルエットが現れ、その迫力に言葉を失います。しばらく見入ってしまいました。
赤岳鉱泉で休憩し、中山乗越展望台へ。赤岳・阿弥陀岳・横岳、完璧に見えてテンションアップ!
行者小屋からは地蔵尾根、標高差350mを一気に登ります。覚悟はしていましたが、やはりこたえます。ほぼ垂直に感じる階段・鎖を頼りに登ります。慎重に登れば問題ないですが、これを下るのはイヤだな、とは思いました。
稜線間近では、左右を見ると急峻な岩尾根が荒々しく突き上げ、湧き出てきたガスが何とも荘厳な雰囲気を醸し出し、またしばらく見入りタイムでした。
地蔵ノ頭では、向こう側に奥秩父や富士山が現れるのを期待していましたが、今日は雲で見えず残念。
お地蔵さんに手を合わせて右を向くと、赤岳展望荘、そして赤岳頂上山荘へ続く稜線が青い空にくっきりと浮かび上がり、想像以上の迫力!そしてまだ結構距離ある感・・
赤岳展望荘では、ヤマザキパンのトラック(外人の子がパンをかじってる絵)が現れ、幻覚かと目を疑ってしまいました。
あとはひたすらハイマツを横目に見ながら岩場の急傾斜を登り詰め、赤岳山頂(北峰)到着!
山頂は他に数組のパーティーがぱらぱらと。のちに20名ほどのグループで賑やかに。
その後あっという間にガスに包まれ、休憩のあとは南峰、文三郎尾根経由で下山。
こちらもなかなかの急勾配で、みしみしと微妙に動く階段や岩場を慎重に下りて行きます。登ってくる人たちは皆かなりきつそうでした。
しかしたまに切れる雲の合間から見える中岳・阿弥陀岳への稜線はすばらしく大迫力で、またまた見入ってしまいました。
ふたたび行者小屋に着き、休憩の後は南沢コースを駐車場まで。果てしなく苔のむす緑の回廊という感じで癒されムードでしたが、眺望がないためか意外と長く感じ、予想以上にヘトヘト感がでてしまいました。赤岳山荘まで車で来ていて良かった。美濃戸口までさらに歩くのはつらすぎるかも。
終わってみれば、大満足の赤岳でした。雲のため遠望はききませんでしたが、ルートのバリエーションの豊富さや適度のハードさ、ドキドキ感を味わうことができ、そして何より高山帯ならではの美しい景色を堪能できました。季節を変えて何度でも登りたいと思います。
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