やはりテン泊は楽しい! 表銀座 槍ヶ岳縦走(ついでに鈍行列車の旅)
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- GPS
- 72:38
- 距離
- 43.7km
- 登り
- 3,395m
- 下り
- 3,355m
コースタイム
中房温泉登山口6:50-第1ベンチ7:20-7:40第2ベンチ7:45-8:10第3ベンチ8:15-8:45富士見ベンチ8:55-9:15合戦小屋9:40-10:45燕山荘10:50-11:15燕岳山頂-11:50燕山荘(大休止)
燕山荘12:40-13:05蛙岩-14:05為右衛門吊岩-14:55切通岩-15:45大天荘(テント泊)
大天井岳(散歩)
【9/10】
大天荘6:20-6:50大天井ヒュッテ7:00-7:30ビックリ平-8:25赤岩岳-9:00ヒュッテ西岳9:25-10:20水俣乗越10:30-11:20東鎌尾根(休憩)11:45-12:50大槍ヒュッテ13:05-13:55槍ヶ岳山荘(テント設営その他)15:00-15:20槍ヶ岳山頂15:40-16:00テントサイト
【9/11】
槍ヶ岳山荘7:55-飛騨乗越-8:20大喰岳-9:00中岳-9:45横尾尾根分岐-10:45天狗池-(休憩)-11:40天狗原分岐-12:10水俣乗越-12:45赤沢岩小屋キャンプ場-13:05槍沢ロッジ13:25-14:30横尾山荘-15:40徳沢キャンプ場(テント泊)
【9/12】
徳沢キャンプ場6:05-6:45明神橋-7:20河童橋-7:25上高地
天候 | 9/8(前泊) 曇り 9/9 晴れ時々曇り 9/10 晴れのち曇り 9/11 曇り一時雨 9/12 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2012年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
青森−上野(バス) 上野−東京−高尾−甲府−松本−穂高(JR 青春18きっぷ) 穂高−中房温泉(バス) 【帰り】 上高地−新島々−松本(松本電鉄、バス) 松本−東京−仙台−青森(JR 北海道&東日本パス) |
コース状況/ 危険箇所等 |
前泊の中房温泉はテントサイトはフラットで快適 温泉は17時で閉まってしまうので注意。 登山口から合戦小屋までは急登で、時間をかけて登るほうがいいと思う。 燕岳からの眺めは大変気持ちよい。 特に危険と思ったところはなかった。 長丁場なので、自分の体調と相談しながら余裕を持って行動したほうが楽しい。 |
ファイル |
kitchan
(更新時刻:2012/09/19 16:06) |
写真
感想
今回は山行の他、千葉、仙台にも寄ることから自動車を使わず公共機関での移動になった。
7日に夜行バスで青森から翌朝の8日に東京へ移動。青春18きっぷを利用し穂高まで移動。バスで中房温泉に16時ごろ到着。翌日に備え、温泉に入りテント前泊しゆっくり休む。
9日5時前後から登り始める人に気持ちも高ぶるもパッキングに手間取り出発は6時50分
荷物が重いと思いながらも順調に登っていく。天気はすこぶる良い。
その荷物の重さと良い天気で暑く、合戦小屋を過ぎてバテ始める。
燕岳のあといよいよ表銀座の尾根道だが、下りはともかくその後の登りを何とかこなし大天荘に到着。早速テントを張る
途中、ぐずついた天気だったが次第に良くなり大天井岳へ散歩に出かける
槍ヶ岳が見えてくる。その夜は星が綺麗だった。
10日朝、朝焼けの槍ヶ岳は日本とは思えない景色だった。
同じコースを進む青梅のご夫婦はもう出発してしまった。
急いでテントをたたんで、6:20出発。天気はすこぶる良く富士山も見える。
槍ヶ岳がだんだん近くなってきて楽しい。
ただ、天気がよい分だけ暑く、途中シャリバテ。日陰で朝仕込んでおいたアルファ米にふりかけをかけ、少し休む。それからは快調。やがて槍ヶ岳山荘に到着。
すぐにテント受付へ風に対して不安があったため、それを告げると岩の間のスペースを与えられた。スペースは狭いが1-2人用のテントなので問題なし。
設営後、槍ヶ岳山頂を目指す。
20分後に着いた山頂は残念ながら曇っていて眺望なし。
でも風もなく石の上に座りマッタリすごす。なんともいい気分を過ごす。
翌朝の11日、起きると霧雨、何日も山の中にいて雨に合わない方がおかしいと思い、身支度。
出発の頃には雨粒になりカッパの上を着て出発。
大喰岳の頃にはかなり強くなり、濡れた衣類が脛を伝わり靴の中に入らないようにズボンを短パンにし、カッパの下を履く。
横尾分岐からひたすら下り、天狗岩にきた頃には雨もやんでまた、快適な下りになる。
やがて、槍沢、横尾を通過。最後のテン泊地は以前から泊まってみたかった徳沢。
8張りほどの先客がいるが、広大なテントサイトは隣を気にすることもなく、芝のテントサイトは平らで背中が心地よい。
ただ、大量に蚊がいて、売店で蚊取り線香を購入。外まき部分と中心とダブルに点火し燻蒸もかねてテント内、その後外ので焚く。
徳沢ロッジで、お風呂に浸かる。2日入ってなかったので湯船に浸かる前に体を洗う。石鹸が泡立たず、2回全身を洗い、ようやく納得し湯船へ。やや熱めのお湯が気持ちよかった。湯上り後のビール。500を一気に飲む。日常で当たり前に思うことが、ここでは最高の気分に浸れる。
また、この夜は星が綺麗でボーと空を見上げて楽しんだ。
翌朝12日今日は東京まで行くので、目覚めと同時にテント撤収食事は行動食で歩きながら済ませ歩く。
上高地に朝着いた人たちが次々とやってくる。
下っているのは僕だけのようだ。
7時半前に河童橋に到着。もうすでに人だかり、自分も写真をとって観光チックをしてバスストップにいたる。
なんか日常に戻った気分になるが、まだまだ、今度は鈍行列車の旅が待っている。
その後、北海道&東日本フリーパスを利用し東京へ1泊し仙台により青森に戻る。
写真を見てるうちにまた北アルプスに行きたくなったが、一泊約1万円の小屋代を考えると躊躇してしまいます。
大キレットやジャンダルムのような難コース以外ではテン泊もいい選択ですね。
ところで77枚目の写真、槍の右側の稜線は北鎌尾根ですよね。いつか行ってみたい(でも怖い)。
yossyさん こんばんは
東北の山の非難小屋もいいですが、テントが張れるところはテントで行きたいですね。
軽いにこしたことないので、いい方法がないか考えちゃいます。
今回の僕のテントは重量級。
でもジャンボエスパースは他の人に任せますが、小人数なら担ぎますよ。ハイ。
(そのときは食料をよろしく)
朝日、夕日の写真に感激です。
kitchan の笑顔にも満足感が覗えますね。
平日で、景色を楽しみ、登山を満喫というところでしょうか。
機会を見つけて行きたいものです。
miya319さん、こんばんは!
とても充実してました。
平日だとなかなかみんなと一緒に行けないですが、すいている分、やはり魅力的ですね。
そんなときに仲間と一緒に行けたら最高でしょうね。
いつか行きましょう。
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