阿弥陀岳北西稜〜3回目のチャレンジで成功〜
- GPS
- 28:26
- 距離
- 16.5km
- 登り
- 1,359m
- 下り
- 1,505m
コースタイム
- 山行
- 9:48
- 休憩
- 2:07
- 合計
- 11:55
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2020年03月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
教蕕離螢奪犬魯痢璽競ぅ 1p目:第一岩壁から右から巻く 45m 2p目:第二岩壁まで直登 25m 3p目:凹角下まで移動 10m 4p目:凹角を直登 30m チャレンジアルパインクライミングとはピッチの切り方が違った。 1,2p目も意外と難しい。 4p目はもっと難しい。 |
その他周辺情報 | もみの湯650円 |
写真
感想
1回目は取りつき間違いかつ大雪のラッセルで敗退。1月の2回目は取りつき間違いで西稜を登ってしまう(これはこれでレアな記録とルートで面白かったが)。今回3回目でようやく北西稜を登れた。一言でいうとセカンドでも難しいルートだった。
深夜1時に美濃戸口に到着。いつもよりも2時間ほど早出したが、それでも関西からは遠い。3時間仮眠して4時起床。準備してまだ薄暗い中を5時に出発。8時前に登山道の北西稜直下に到着。なんと数日前のものと思われるトレースがある。予定ではもう少し東から入るつもりだったが、ありがたくトレースを使わせてもらう。ワカンはここでデポ。トレースは明瞭だったが、それでも途中途中のトレースが雪で消されたところは膝下ラッセル。雪は少ないものの問題なく雪稜を進み、途中で西面からのトレース(どこから来たのか?)とも合流して小ピークへ。ちょっと怖かったが教蕕離螢奪犬魯痢璽競ぅ襪把眠瓠すると例の第一岩峰下へ到着。ここまで自分が先頭だったがここからは闘将に全リードでお願いします!!
1p目45m: しょっぱなからトラブルが重なって、セカンドの自分はザイルを外してマイクロトラクションで登った。(アッセンダー持ってきていてよかった)。雪が少ないからから?か思ったよりも難しい。
2p目25m:見た目簡単そうな直登だけど登ってみたら思ったよりも難しい。ピンも少ない。第二岩峰下まで
3p目10m:右に明瞭なペツルと残置スリングがあるが、自分のトポでは一度左にトラバース?のような気がして話し合い。結局は自分が間違っていた。ザイルが屈曲しないように凹角下までちょっとだけ移動。
4p目:狭い凹角の下でビレイ。出だしもいやらしい。ピンも意外と遠い。途中の残置カムにスリングを掛けてA0したりして、最後は左の岩を乗っこして終了。下でビレイしている自分もハラハラした。ザイルも墜落距離が最短になるようにいつもよりも徹底して操作(いつも適当というわけではないです)。ヌンチャクが落ちたり(Oさんが顔面キャッチで回収)、カムが抜けなくなったり(自分が素手で両手で回収)したが致命傷にはならず。最後の自分もA0しまくりでなんとか登るが、ヌンチャクを回収後に登るのが難しかった。
14:30ようやく登攀終了。自分の(´・ω・`)しょぼしょぼのアルパイン経験中でもっとも難しかったかも。のどもカラカラ。
ザイルをしまってここからは簡単な雪稜を歩いて終了。摩利支天と阿弥陀岳で記念撮影して下山。阿弥陀の急な下りも、途中の最も急なところがルート変更されていてだいぶ楽になっていた。中岳沢も雪が締まっていた。行者小屋でザックをデポしてワカン等を回収。17時に赤岳鉱泉着で12時間行動でくたくた。ふくらはぎも筋肉痛になった。
次の日は朝から雪。朝食をとって真っ直ぐ帰宅したが、それでも関西到着は夕方。冬山シーズンの終わりに充実したクライミングができた。
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