野伏ヶ岳

2020年03月15日(日) [日帰り]

• GPS: 04:34
• 距離: 12.0km
• 登り: 1,033m
• 下り: 1,019m

コースタイム

日帰り

• 山行: 4:16
• 休憩: 0:18
• 合計: 4:34

6:18 大進橋
7:21 7:21 和田山牧場跡
8:42 9:00 野伏ヶ岳
10:04 10:04 和田山牧場跡
10:51 10:51 大進橋
10:52 ゴール地点

天候

晴れ　気温-3~5℃　微風

アクセス

利用交通機関：

自家用車

白鳥ICから車で約40分。
東海北陸道は覆面パトカーの出没多い。特に郡上付近。

コース状況／危険箇所等

危険箇所無し。
里道下部をショートカットした箇所は、雪がなく藪や倒木で歩きにくい。林道を歩いた方が楽早、安全だろう。
標高990mから雪道。おそらく前日、標高の低いところでは雨、1200m以上位からは雪だったようで、1200m以上では固くクラストした雪面にパウダースノーが乗っていて、前日のトレースが見えなくなっていた（歩くと感触で踏み跡がわかる）。
場所によって、パウダーが薄いところ、膝位までのところなど色々。
野伏ヶ岳への南東尾根（ダイレクト尾根）、東側の尾根ともそれなりに急登だが、今日の雪の状況ならば、登山道上を歩く限り登坂力のあるスノーシューのみで問題なし。ただし、チェーンアイゼンだと爪が届かない箇所もありそうなので、アイゼン履くなら12本爪アイゼンの方が安全で楽。ピッケルは不要。
自分は、12本爪アイゼン、3シーズントレッキングシューズ、チェーンアイゼンも持参したが、サロモンのスノークロス（ゲーター付きのトレランシューズ）とスノーシュー（往路の山頂付近の急斜面から使用）だけで通した。
野伏ヶ岳からの南北への稜線は、所々、笹が出ている。
雪割れや雪崩れ跡もあり、全層雪崩の兆候あり。
予定していた薙刀山からの周回コースは危険と判断しやめた。

その他周辺情報

駐車場付近の白山中居神社にはトイレあるらしい（駐車場から歩いて行ける）。
近くに満天の湯。

写真

3/15 6:16

白山中居神社横の橋の手前の駐車場に駐車。
とても広い！！20台以上停められそう。
5：40頃、一番乗り着でしたが、皆さん、6時過ぎに次々と来られました。

3/15 6:23

今日はサロモンのスノークロス（ゲーター付きのトレランシューズ）をテストします。もちろん、3シーズントレッキングシューズと12本爪アイゼン、スノーシューも持参します。
結果的に無駄な荷物となりましたが、それでよいのです。

3/15 6:36

林道ショートカットは結構な藪道で急登。
お勧めできません。林道の方が楽早、安全。

3/15 6:55

標高990mから雪道。
ここ数日の小春日和と昨日の雨、夜間の低温で、足元はかなり締まっています。ツボ足で歩きやすいです。

3/15 7:12

野伏ヶ岳・・ではないな。薙刀山ですね。

3/15 7:17

3/15 7:17

3/15 7:59

和田山牧場跡から白山ビュー！！

3/15 8:00

急登を乗越して、ダイレクト尾根へ取りつく。

3/15 8:10

眼下には、牧場跡地に走る美しいクリーク。

3/15 8:11

3/15 8:18

3/15 8:18

ダイレクト尾根の登りで見える白山

3/15 8:18

3/15 8:21

3/15 8:28

ダイレクト尾根の登坂中、右手（北側）に見えるクラック！！
もしかしたら、下りでは見えにくいかもしれません。
尾根を忠実に下れば落ちないが、北側にずれると危険ですので注意！！

3/15 8:28

3/15 8:30

3/15 8:30

山々と麓の美しいクリーク！！
この景色はなかなか無い！！
野伏ヶ岳の良いところ見つけた！！

3/15 8:32

山頂まであと少し。
スノークロスのエッジを利用して逆八の字に足を置いて登坂していく。そのままでも山頂へ行けそうだが、固くクラストした雪面上のパウダースノーでちょいちょいずり落ちそう。
パウダーの厚さが様々でチェーンアイゼンでは効きがいまいちかもしれない・・・。12本爪アイゼンでは沈み込む箇所もありそう・・・。
・・・ということで、スノークロスに登坂力のあるスノーシューを装着した。

3/15 8:50

2時間半弱で野伏ヶ岳山頂！！
山頂からの景色は、予報以上の良い天気で素晴らしい景色！！
この山、かなり良い！！

3/15 8:40

薙刀山へ続く北側の稜線と白山！！

3/15 8:42

南側の稜線も美しい。
ただし・・・雪割れや全層雪崩が進行中。
笹が出てますので、そろそろ一気に行きますね。
危険すぎて通行不可能です。

3/15 8:44

南西には荒島岳（左）と銀杏峰（右）。

3/15 8:45

北西には、経ヶ岳（左）、赤兎岳（中央）、大長山（右）

3/15 8:44

経ヶ岳アップ！！
この前は、経ヶ岳から北岳、法恩寺山の周回をトライしたが、北岳までで敗退し、ピストンで逃げ帰ってきた。
雪割れやヒドゥンクレバス（2回落ちた・・・）で生きた心地がしなかった・・・。剱や槍、下の廊下よりも遥かに危険で怖かった・・・。

3/15 8:45

赤兎岳（左）と大長山（右）アップ！！
赤兎は、まだ未踏だ！！
良いお山なんだろうか？

3/15 8:46

北へ続く薙刀山への稜線とバックの白山！！
めちゃめちゃ絵になる！！美しい！！
今日は薙刀山経由で周回予定だが・・・

3/15 8:47

よく見ると、薙刀山山頂手前の稜線、全層雪崩起きてる。
非常に危険な状況なので、通行止め！！
今日は無理だ！！
自分も色々経験して、少し賢くなったなあ・・・！！
・・・普通の人は見ればわかるが・・・

3/15 9:01

東側のクリークの景色も素晴らしい。
野伏ヶ岳ならではの誇るべき美しい景色だ！！

3/15 9:07

山頂付近、行ったり来たりして、しばらく景色を楽しむ。
シュカブラも良い！！
今日は安全、安心で最高の天気で美しい景色！！
良いじゃないか！！野伏ヶ岳！！

3/15 9:37

帰りの東側の尾根からの渡渉部。
スノーブリッジないので、川へ降りて雪壁を登る

3/15 9:46

山頂から見た美しいクリークから後ろを振り返ると薙刀山が！！

3/15 9:48

美しいクリークだ

3/15 9:51

宿り木いっぱいの趣ある木

3/15 9:51

薙刀山

3/15 9:51

これから進む先

3/15 10:00

左が野伏ヶ岳、右が薙刀山。
駐車場でお会いした団体チームは、薙刀山ピストンとのことでした。

3/15 10:03

3/15 10:51

帰りは速い。
下部の林道をショートカットしましたが、藪が酷いので林道を道なりの方が楽早でした・・・。
今日も楽しかった！！
おしまい！！

撮影機器：

COOLPIX AW130 ニコン

装備

個人装備

長袖シャツ(ジオラインLW1枚) ミレーメッシュシャツ(ドライナメッシュシャツ) ウィックロン長袖 ズボン（モンベル　マウンテンガイドパンツ中厚手） 中厚手靴下 手袋（ 防寒テムレス 非防寒テムレス 夏用手袋） 防寒着（化繊の上） ハードシェル下 レインウェア上 靴（サロモンのスノークロス ノースフェイスヴォルト） ザック(グラナイトギア クラウン38) 非常食 昼食（パン2個） 水1L コーヒー0.3Ｌ 地図（地形図） コンパス 笛 ヘッドランプ（レッドレンザーＭＨ5） 予備電池 GPS(ガーミンMAP64Sとe-trex30x) 筆記用具 ファーストエイドキット 保険証 ツェルト（EMシェルター） スマホ トレッキングポール（シナノ　フォールダーフリー115） カメラ モンベル12本爪アイゼン ゲーター バラクラバ 帽子 スノーシュー

感想

グリーン☕⛷

このお山は、前日にお嫁様を連れてくるために残していたのだが・・・。
天候悪く断念。
良いお山だっただけに、連れてきたかった・・・。
残念です。