本名御神楽 ようやく会越国境へ
- GPS
- 06:47
- 距離
- 11.2km
- 登り
- 1,082m
- 下り
- 1,140m
コースタイム
9:47 八乙女の滝
10:46 尾根取り付き
11:35 杉山ヶ崎ピーク
12:29 避難小屋
12:49 本名御神楽
13:27 山頂出発
16:11 下山完了
天候 | 晴れ時々曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2012年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
*林道は長く、ダートだがほとんど凹凸がなく快適。左はガードレールなしの絶壁ですから気を付けて。 *林道終点まで入れます。駐車スペースもそれなりにあります。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
*一般登山道で道もしっかりしています。日当たりのいいところは下草が伸びていますが、道形ははっきり。二箇所の鎖場はそれなりにハードですから、中級者レベルと言えるでしょう。 *山でお会いしたのは、ソロ1名+2パーティ計8名。山頂で室谷を登ってこられた柏崎の方1名。皆さん出発は7時くらいみたい。 *沢沿いは枝沢多いので水はとれます。避難小屋の近くに結構枯れない水場あるそうですが、確認はしていません。 *今日会った動物は、シマヘビ1.カナヘビ2、カエル1、ワンコ1。ワンコは駐車したらいきなり藪から飛び出して私の周りを目で追えない程の速さでグルグルグルグル回り続けた、てっきりキツネかと思ったら、飼い主さんも現れた。ノドをナデナデしてやった。ヘビはナデナデできないなぁ〜 |
写真
感想
*会越の山に登ってみたい。豪雪地帯だから雪喰地形も凄まじい。激しい登りと山また山の大展望を思う存分味わいたいと。今回歩いた本名御神楽は標高こそ1300に満たないのに、会越の谷川岳という俗称もある山。急登と長い鎖場と大展望を堪能できた。
*前半はずっと霧来沢沿いを歩く。残暑が緩んだもののまだ虫はついてくる。沢はナメが多く、ちょっと入ってみたが、登山靴ではかなり滑る。やがて八乙女の滝に出る。ここは大きく蛇行したゴルジュ地帯で、その崖沿いに巻道がついている。アップダウンが大きく、高いところは15m以上あるので、鎖もあるが結構危険。足場は細くすれ違いは厳しい、というかもし人が来たら、私は壁沿いによけたいと言ったら、「じゃあ相手は抱きついてくるね」と言われた…想像したくない(笑)
*沢を離れると急登だが手を使うほどではない。左手に巨大なスラブ地形が見えてきて、飽きさせない。杉山ヶ崎のピークまで登り鞍部へ降りて細尾根伝いに前ヶ岳稜線への直登路を目指す。鎖場は長い。今まで経験したうちで一番長かった。三点支持で登れるし足がかりもしっかりしているが一気に行くと疲れるかも。下りは高度感があるので、後ろ向きだと心配ない。相棒さんは前向きでひょいひょい降りてきた…体力はまだまだだが、この人、高度にめっぽう強い。私よりスイスイ歩くので心配らいないから楽(笑)
*山頂は360度の大展望。今回時間切れで行けなかった御神楽岳がすぐそこにそびえている。往復1時間半でしょうか。御神楽岳に東から突き上げるツバクロ尾根が異彩を放っている。南には遠く浅草岳と守門岳が大きく見える(多分…間違っていたらご指摘くださいね)。その奥に越後駒ヶ岳が見えるはずなのだけど…視線を左に振っていくと、会津駒、那須連山、そしてテーブル状の博士山など会津の名山が霞んだシルエットを見せている。この山、ちょっと雰囲気が祝瓶に似ているかな。
*下りは膝と足首が心配なので、ゆっくり休みながら下山。4時過ぎまでかかった。やっぱり二人とも筋肉痛でガチガチ。二週続けての会津の山歩きとなったが、新鮮で楽しい。
*翌日も会越の山を歩くつもりだったが、朝から雨で中止。美しい只見ラインをのんびりドライブし、柳津の斎藤清美術館にも寄って、仙台で墓参りをして帰宅となった。
コメント
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今回も会津でしたか。会越国境は以前から行ってみたいと仰ってましたから、念願叶いましたね
本当に標高1,300に満たない山とは思えません
それにしてもこの険しさ、鎖場だらけで高度感たっぷり。私には罰ゲーム以外の何物でもないです
奥様に「どうすれば高いところが得意になるのか」、ご教授願いたいところです
こちらの山も遠くてなかなか行けませんが、麓を走る只見線も一度は乗ってみたい風光明媚な路線です
山が深いですね。
それに高所好きな方にはたまらないコース
だいぶ涼しいので、僕もちょっと遠出したくなってきました
今年は紅葉がたたみ掛けるようにやってくるような気がします
22日に日本最後のタブレット運行が終わるということで、全国の鉄男くんが会津坂下駅に集まっていたそうですよ
mokkedanoさん、長いけど、そんなに怖くないって 是非ここいって自信つけてください
相棒さんに聞いたら、子供のときから木のぼりしたり屋根にあがったりしてたって
tooleさんもそろそろ遠征ですか。会津はうちから3時間半もかかりましたよ。やっぱり年だから長時間運転してそのまま登るのはきついね。でもこのあたり、実は一番気になっている山域なんですよ。紅葉時に2泊くらいして歩いてみたい
そうそう、山頂は紅葉がそろそろ始まりかけていましたよ
会越の谷川岳と言う名前は知っていましたが、流石に厳しそうなコースですね、確かに1200mクラスの山には見えません
会津とか新潟方面は魅力的な山が多いですね
只、いざとなると磐梯山がせいぜいで、そこから先は流石に距離を感じてしまいます
北東北の山とまた一味違いますね。特にこのあたりはどの山も雪蝕地形が顕著で、険しい感じ 登った感が高いです
仙台からなら八幡平行くより近いと思いますが、奥深いのでちょっと足が向かないかも。でもすごくいい山でした
写真みているだけで足がすくみます。
僕も小さい頃は屋根に登って昼寝してましたが
歳とともに怖くなってきました。
連休は鳥海山に登ってきました。
山頂はかなり寒く、ガスも濃くて迷いました。
高いところ苦手でしたか。想像力が豊かな人が高いところ苦手なんですよね でもここは、鎖がかなりガッチリしているので、安心してつかめますよ。
鳥海、いつ吹雪いてもおかしくない季節となりましたね。9月下旬、鳥海と岩手山はエビのしっぽあったりします
別件でメッセージ送りましたが気づかれましたか?
高度にめっぽう強い相棒さん
素晴らしいです。
雨で岩が濡れていなくて良かったです。
苔混じりの岩場は恐いですよね
ヘッピリ腰普通です
鉄道は不通ですが、小出に抜けられるようになったみたいですね
浅草岳も狙えますよ
行くなら田子倉からと思っていたのですがそっちは入山禁止みたい…六十里越トンネルから鬼ヶ面経由の記録ありますね。うーん、行ってみたい あと週末3回くらいでしょうか、一応予定はあるんだが、浅草岳、どうしようかな
崖沿いの鎖場、結構苔むしてて、ちょうど上のポイントのみ足場が切れているんで、先をストックでツンツンつついているの図です
祝瓶山と似ているな〜と思って拝見していました。祝瓶よりずっと岩場が多いのですね。険しい顔です
会越の山々は、東北の山の持つ優しさや豊かさより、手強さをより感じますね。
奥様は本当に高いところにお強い
32番の写真なんか、スッと立ってらっしゃるじゃないですか 4番の写真もいきなりスゴイです
バレーボール部だったとのこと、今度はぜひジャンプ渡渉シーンを
遠いのでシリーズ化の話は進んでおりませんよ
面白いのは、山頂で見える近くの山が、かなりの低山でも山腹にスラブ地形を見せているんです。木の生えない断崖が独特の雰囲気をだしていますね。障子ヶ岳と祝瓶、そして小朝日の南側などに見られるような感じなんです。実際は大したことはないんですが、ハイキング気分だと「話が違うんんじゃない?」と思うような…そんな感じの登山道でした
浅草岳も鬼ヶ面の断崖を田子倉コースから眺めたいと思っていました。
相棒さん、おだてるとどこまでも登っていくから
あとジャンプは無理だと思います、 バキッ
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