【京都一周トレイル】”見稲荷神社〜大比叡〜二ノ瀬+渡月橋〜清滝〜二ノ瀬
- GPS
- 20:47
- 距離
- 80.5km
- 登り
- 3,587m
- 下り
- 3,282m
コースタイム
- 山行
- 10:53
- 休憩
- 0:44
- 合計
- 11:37
- 山行
- 7:47
- 休憩
- 1:23
- 合計
- 9:10
時間: 11時間36分
距離: 47.02km
累積標高(上り): 2283m
累積標高(下り): 2132m
◆2日目
時間: 9時間10分
距離: 33.48km
累積標高(上り): 1086m
累積標高(下り): 942m
◆合計
時間: 19時間46分
距離: 80.5km
累積標高(上り): 3369m
累積標高(下り): 3074m
→合計してみてお口がアングリした、よく頑張れたな。足の小指の爪が薬指にめり込んで流血してたのにビビった。
天候 | 1日目:快晴!涼風 2日目:快晴!微風 |
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過去天気図(気象庁) | 2020年03月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
三河からJRを使って京都まで。乗り継ぎが、大垣、米原で発生するので大変である。 本当は名古屋からバスのほうが快適だったが、前日は長浜エリアに用事があったのだ。家から3,000円ぐらいかかる。 ◆復路 高速バスドットコムで京都から名古屋までのバス券を購入。なんと1,960円(2,000円の5%引き)とかなり安い。約2時間半。交通の便が発達している。座席も前との距離が広く快適。ずっと寝てたらアッというまに名古屋に着いていた。 http://www.kosokubus.com/ |
コース状況/ 危険箇所等 |
◆京都一周トレイルとは 京都をぐるりと囲む山々を一周しちゃうコース。歴史や文化を全身をもって感じることができる楽しいコースなんすよ。これを一日で駆け抜ける兵もいるらしいけど、僕には無理。2日かけたけど、足が生まれたての小鹿、心は風前の灯、体が風の前の塵みたいになった。 https://www.kyoto-trail.net/trail_course.html 1伏見稲荷〜比叡山(東山コース) ・人のいない伏見稲荷神社の千本鳥居は幻想的 ・"大"で有名な大文字山からの眺めが京都 2比叡山〜二ノ瀬 3渡月橋〜清滝 4清滝〜二ノ瀬 |
写真
感想
◆京都一周トレイル
この言葉を知ったのはpakumin氏のレコだった。「京都一周」なんて心地よい響きだろうか。京都はコの字型に東西北と山々に囲まれている。3120mさんのレコや、たくさんの方々のレコを参考にさせていただいた。それを約一周するなんてすばらしい。スタート地点はある程度自分で選べるらしい。僕なりのオリジナルルートとするため、スタート地点は宿泊先のとまとゲストハウスとした。
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【1日目】
◆千本鳥居トリップ
夜明け前、宿泊先のとまとゲストハウスを出発。歩いてスタート地点の「伏見稲荷神社」へと向かう。日中はものすごい混雑する場所なのに誰もいない。暗がりの中、一人で千本鳥居を歩いているとかなり不思議な感じで、京都の魔法に掛けられたような気分となる。それでも地元の方や新聞配達員、仲が良さそうなカップルなど何人かいた。心地よかったので毎朝登りたい山だな。
◆大文字山で大になる
快適なトレイルを歩いて大文字へ到着。京都を一望できる素晴らしい場所だ。あの「大」のところに居たなんてちょっと感動だ。これで送り火の映像が流れたら、娘にどのようになっているか説明できるようになった。
◆比叡山の山頂は目立たない
京都の東側の山々をアップダウンして、銀閣寺などの観光名所も通ったりなかなか楽しい。しかし、バリバリの住宅地を通ったりするのが少し興ざめでもあった。比叡山の山域に入ると、少し登山者が増えてきた。どこからでも登れる人気の山みたい。倒木が凄まじい。数年前の台風でなぎ倒された様子。登山道は綺麗に整備はされてるけど、脇の箇所はまだまだ。自然って恐ろしい。黙々と歩いて広場に出てGPSを確認すると、山頂を通り過ぎていた。あらま!戻ってみると、木々に囲まれて全然目立たない山頂標識。映えねー。近くにいたおじちゃんに写真を撮ってもらった。そのおじちゃんは昨日も登ってて、同じく写真を撮ってあげた人も通り過ぎたと言ってたみたい。通り過ぎ注意っすね。
◆鞍馬まではアップしてダウンの連続
横高山767mの坂が本当に急で、膝が胸に付くぐらいだった。足も痛くなってきたし、一気におうちに帰りたくなってきた。次は水井山794m、ここも本当に辛かった。しかも持ってきてた食料が底を突いていたのでシャリばてグロッキー状態。無表情になる。能面を被ったかのように、T1000のようになったように無表情で歩いてた。やっとのことで大原に到着。地図アプリでコンビニを検索。少し移動するけどファミマ発見!!!うれしいでありんす。渾身のガッツポーズ!ファミマでジャンボフランクや菓子パンなど暴飲暴食をした。店舗の前にいたお揃いのTシャツを着ていた方々と話した。次の目的地である鞍馬は近いらしい!よし、と気合が入る。ちなみに大原は「大原三千院」が有名らしい。こんどゆっくりと観光したいもんだ。途中まで、ファミマに居たチームのメンバーと、京都一周トレイルについて話しながら歩く。山の家はせがわさんのハンバーグがかなりうまいらしい。明日の目標ができた。ありがとう!その後は黙々と一人で歩き鞍馬に到着。速攻でサツマイモ購入。叡電を南下して二ノ瀬に到着。お疲れ様。身も心もボロボロになりました。電車に乗って京都へ戻り、宿屋のとまとゲストハウスに戻ったのであった。
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【2日目】
◆春はあけぼのアフター
朝4時半にとまとゲストハウスをスタート!冷え込んでいてなかなか寒い。すぐに自販機で暖かい飲み物を購入。綺麗な公園を抜け、桂川を遡る。朝の渡月橋は空いていた。橋の上を歩くと東の空から太陽が登っている。しかも昨日登った比叡山も見える。春はあけぼの、より少し進んだ時間軸だけどとてもめでたい気分になった。清少納言もこんな景色を見てたんだろうなー。美しい街並みの嵯峨、京都一周ハイカーは認知してくれていて、地元の方のおはようがとても嬉しかった。そんな清々しい嵯峨を抜けて清瀧へ向かった。
◆西側はアスファルト多めで足がクタクタ
清瀧は川沿いを遡上する感じで、秋になると綺麗そうだ。結構な岩場のところもあり、人気もないので一番ワイルドかもしれない。二日目の西側はアスファルトを歩くことが多かった。強い反発力のせいで足がクタクタになったよ。土の上を歩きたい。湖ではキャンプしてる人がたくさんいた。タープのステルス張りなんかしてるのでレベル高そうな感じ。しばらく歩くと山の家はせがわ、の看板があった。ここは昨日聞いたハンバーグが美味しい店だ。行くしかないね。
◆ハンバーグ待ち
山の家はせがわに到着した。店の人に聞いたら11時オープンとのこと。今は10時10分。少し考える。もう二度と来れないかもしれないので食べたくことにしました!猫と戯れながら(猫アレルギーだから触れないが)50分待たせてもらった。気を遣ってくれて少し早くオープン。もちろん一番乗り。腹が背中にくっつくヤツだわ。チーズハンバーグ1,300円を注文。薪ストーブがあったかい。良く店内を見るとかなりオシャレだ。しばらくしてハンバーグ到着。パンパンに膨らんだ風船みたい。中身を開けるとホクホクの肉汁が。うまいっ!サラダも付いていたのでドレッシングをかけて食べる。えっ、ドレッシングうますぎる。ドレッシングだけでご飯たべれちゃうわ。コーンスープも美味しかった。来てよかった。腹を満たして、お礼を伝えてトレイル再開。氷室を越えゴールが近づいてきた。
◆さらば京都
しかしながら、ゴールの二ノ瀬手前の向山の登りが辛すぎる。最後にこの急な坂を登るなんて泣きたくなってきた。地元の小学生の標語に少し癒された。「たきびはね、あぶないからね、きをつけて」的な感じのヤツだったな。テクテク歩いて二ノ瀬に到着。もう足の指やら、膝やら、腰やら、あらゆるところが痛い。電車を乗り継いで、とまとゲストハウスに帰還。ありがたい事にシャワーを貸してもらえた。感謝。一周約80kmよく頑張りました!おそらく人生史上最長の歩きだった。もうこれ以上歩くことはあるまい。黄金色に染まる京都を背にして名古屋行きの高速バスに乗り込んだ。
コメント
この記録に関連する登山ルート
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Ryoさん、こんばんは
3日で100km歩かれてますね!
お疲れ様でした。
でも、なんてタフな!
普段は何かトレーニングされてるんですか?
ハンバーグは僕も何年か前に立ち寄ったことがあります。
あれはいいですね。
肉汁のイメージが蘇りましたよ!
3120mさん、こんばんは
レコを大いに参考にさせていただきました。ありがとうございました。なんかへとへとになったと思ったら100km歩いてたんですね。疲れたわけですね。
トレーニングらしいものは一切やってません。エレベーターを使わないことや、歩く歩道の人より早く歩くとか、買い物行くときにジョギングする、など超地味な感じですよ。
ハンバーグはタイミングと持ち時間の折り合いがつけば絶対立ち寄りお店ですね。と思い出していると僕もまた行きたく行きたくなってきますww
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