涸沢〜奥穂高岳
- GPS
- 49:40
- 距離
- 36.9km
- 登り
- 1,963m
- 下り
- 1,956m
コースタイム
- 山行
- 2:34
- 休憩
- 0:13
- 合計
- 2:47
- 山行
- 6:06
- 休憩
- 1:48
- 合計
- 7:54
- 山行
- 6:54
- 休憩
- 1:38
- 合計
- 8:32
天候 | 9/26:曇、27〜28:晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2012年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
バス
|
コース状況/ 危険箇所等 |
夏と秋の端境期の平日でも多くの登山者と行き会う超人気コースで、営業小屋も多く全体に安心して歩けるコースだと思う。 本谷橋から本格的な山道となり、涸沢からはきつい勾配の登りとなる。途中のザイテングラートの岩稜はそれほど危険性は感じられないが、去年の落石死亡事故のこともあり慎重にいきたい。 穂高岳山荘から奥穂高へはいきなりハシゴ、鎖の岩場があるが、危険度は高くない。 涸沢岳へは急なガレ場と岩場の登りとなるが特に問題となる所はない。 登山ポストは上高地バスターミナルに。 |
写真
感想
夏と秋のシーズン最盛期の大混雑を避け、天気予報と相談してようやく涸沢、奥穂高にでかけた。
初日は横尾まで、曇り空の中、少々長い遊歩道を歩く。
二日目、雲ひとつない絶好の天気となった。横尾大橋を渡り横尾谷から涸沢を目指す。屏風岩の大岸壁が日に照らされ輝いている。本谷橋で休憩。ここから石の多い意外にハードな道になる。涸沢の谷に回りこむと穂高連峰に囲まれた独特のカール地形が目に入る。この景観を見ると涸沢の人気ぶりが十分納得できる。
涸沢ヒュッテに着きテラスで一服。ここは涸沢谷を見渡せる絶好の展望所だ。北穂から涸沢槍と涸沢岳、奥穂から前穂とぐるりと連なる岩峰が素晴らしい。
パノラマコースを登っていくとナナカマドの赤い実が目立つようになる。全体に紅葉は2〜3分というところだが、草紅葉などは枯れたり茶色になっていて鮮やかさの面で今ひとつという感じだ。今年の紅葉はどうなんだろうかと危惧する。
ザイテングラート取り付きから岩場混じりの急な尾根道を登りきると穂高岳山荘が見え一安心。小屋前は石のテラスになっており、ここで昼食をとる。
昼時になっても天気は絶好調。勇躍、奥穂高に向かう。頂上付近につくと360度の大展望に感激する。あの山は何、この山は何と、しばし時を忘れる。なかでも北側の槍ケ岳の存在感は抜群だ。そしてすぐ南側に聳えるジャンダルムが強烈な印象を与える。
小屋に戻ってから夕食後の夕日を楽しむ。白山が印象的だ。
穂高岳山荘の泊り客は岩登りの登山者が多く他の小屋と違う雰囲気がある。この日の夜は本日起こった滑落死亡事故の話題で一頻り持ち切りだった。
三日目、今日も晴れている。事前の天気予報をはるかに上回わって超ラッキーの気分だ。
小屋前で日の出を楽しんだあと、涸沢岳に向かう。急なガレ場を登ると、北穂から槍の岩稜が目の前に迫ってくる。3100mの頂上からはここでも大パノラマが堪能できる。
このあと小屋に戻り、涸沢に下りた。涸沢小屋でソフトクリームを味わってから横尾経由で帰途についた。
今回は、山は天気が一番、をあらためて認識させてくれる山行だった。
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