晴れとガスが同居の那須岳三座（朝日岳・三本槍岳・茶臼岳）と南月山

2012年09月29日(土) [日帰り]

• GPS: 08:25
• 距離: 16.9km
• 登り: 1,186m
• 下り: 1,170m

コースタイム

05:41 峠の茶屋駐車場発
06:03 中の茶屋跡
06:20 峰の茶屋跡（1回目）
06:51 朝日の肩（朝日岳／三本槍分岐）
06:58 朝日岳山頂（休憩）
07:59 清水平
08:24 三本槍山頂（休憩）
09:07 発
10:06 峰の茶屋跡（2回目）
10:45 茶臼岳山頂
11:17 牛ヶ首／山頂駅分岐
11:38 牛ヶ首（休憩）
11:54 日ノ出平（南月山／沼原分岐）
12:15 南月山（休憩）
12:34 発
13:25 峰の茶屋跡（3回目）
13:57 峠の茶屋駐車場

天候

晴れのち濃霧のち晴れのち濃霧（目まぐるしく変わる）
気温（14℃〜21℃）

アクセス

利用交通機関：

自家用車

峠の茶屋駐車場（無料、トイレあり）
朝4時頃到着したときは、空き多数。
戻って来た時は、駐車スペース以外にも車があったので、満車以上の台数があったと思われます。

コース状況／危険箇所等

◆峠の茶屋〜峰の茶屋（避難小屋）
少し石がゴロゴロしていますが、整備された登山道です。

◆峠の茶屋〜朝日の肩
急なガレ場を登ったり、鎖伝いに巻いたり、少し注意が必要な箇所があります。
下りの方がより気を使います。

◆朝日の肩〜朝日岳
岩場を登って行きますが、さほどの苦労は感じません。10分くらいで山頂です。

◆朝日の肩〜三本槍岳
ハイマツや低い樹林の中を進む快適な登山道でした。清水平付近は木道もあったりで遊歩道の雰囲気もあります。

◆峰の茶屋（避難小屋）〜茶臼岳
終始ガレ場を登って行きます。特に危険なところはありません。

◆茶臼岳〜牛ヶ首
ガレ場の下りは少し注意が必要ですが、山頂駅との分岐からは快適な登山道となります。
硫黄の臭気が漂い、山腹側にいくつもの噴煙を見ることができます。
老ヶ平方面の景観も見事です。

◆牛ヶ首〜南月山
背丈ほどの樹林の中や溶岩地帯を小刻みにアップダウンします。
1っ箇所ロープがありますが、危険というほどでもありません。
沼原湿原も見渡せます。

写真

峠の茶屋駐車場。朝は空きがいっぱいでしたが・・・。

9/29 5:19

朝の朝日岳。

9/29 5:49

登山口近くの山の神。
本日の無事登山をお祈り。

9/29 6:03

中の峰茶屋跡。ここにも茶屋があったんですね。

9/29 6:20

1回目の避難小屋（峰の茶屋）
朝早いので閑散としています。

9/29 6:25

ここから朝日の肩までは、少し険しくなります。
慎重に行きましょう。

9/29 6:26

花その1
エゾリンドウ

9/29 6:32

目を見張る大岩ですが、名前はついてないの？

9/29 6:32

穴まで開いてる。

9/29 6:35

ガレ場を登ります。
でも、ここまでの方が険しかったかも・・・

9/29 6:59

那須岳1座目。朝日岳山頂制覇！
しゃれた山頂標記。青空に映えますね〜♪

おまけの朝日岳

9/29 7:17

綺麗な2重のブロッケン

9/29 7:18

11番目雲の仲間のヒコーキ雲。

9/29 7:22

はっきり人型が確認できます。
現場では、まるで映写機の前に立ってるみたいに
影が伸びているのがわかりました。

9/29 7:22

別な場所でも・・・なんとも神秘的です。

9/29 7:33

なんとか雲海の上に尾瀬、日光方面の山々が顔を見せてくれました。

9/29 7:37

左に男体山、中央に白根山。

9/29 7:37

燧ヶ嶽と左奥に至仏山

9/29 7:42

9/29 7:48

清水平湿地部の木道。快適です。

9/29 7:50

清水平から望む。紅葉時期はさぞ綺麗なことでしょうね〜。

9/29 7:59

北温泉との分岐。

9/29 8:09

空には巻雲の肋骨雲。

9/29 8:24

那須岳2座目の三本槍山頂制覇！

9/29 8:26

山座盤もあります。

9/29 8:32

三角点もあります。

9/29 8:41

雲の中に磐梯山が見え隠れ。

9/29 9:21

戻りのきついハードル状の階段

9/29 9:27

こっちの空には、巻雲の蜂の巣状雲

9/29 9:40

朝日の肩まで戻りました。
再び避難小屋まで岩場を今度は下ります。

9/29 9:46

剣ヶ峰を巻きながら通ります。

9/29 9:49

慎重に・・・

9/29 9:54

まだまだ慎重に・・・

2回目の避難小屋（峰の茶屋跡）

9/29 10:07

非難小屋内部です。
ちなみに扉が固くて開かなかった・・・

9/29 10:14

さてと、茶臼岳への登りの始まり。

9/29 10:17

山頂までこんなガレ道です。

9/29 10:26

花その2

9/29 10:32

ロープウェイ山頂駅がみえます。
もう多くのハイカーが上がって来てます。

9/29 10:36

茶臼岳火口まで登りました。
反対側が山頂のようです。

9/29 10:39

振り返って、避難小屋方面

9/29 10:41

噴煙と老ヶ平方面。

9/29 10:46

那須岳3座目。茶臼岳制覇！
山頂オブジェいろいろ・・・
ハイカーでいっぱいでした。
気温は17℃ほど。

9/29 10:57

三角点は少し東側の低いところにあります。
こっちは人が少ないです。通はこっちでしょ（笑）

9/29 11:17

山頂駅と牛ヶ首の分岐。
濃霧で周りは見えません。

9/29 11:38

濃霧の牛ヶ首から南月山へ向かいます。

9/29 11:53

南月山へは、こんな快適な道です。

9/29 11:54

日ノ出平の分岐です。

9/29 11:55

赤い木の実の木。何の木？

9/29 12:06

溶岩地帯を過ぎると・・・

9/29 12:15

南月山山頂に到着です。

9/29 12:34

夏の名残の蝶
ベニシジミ？

9/29 13:01

花その3

牛ヶ首まで戻って来ました。
こんなに人いたのか・・・・

9/29 13:06

噴煙口。手を当てると少し熱いくらいです。

9/29 13:10

勇ましい噴煙がモクモク.。oO

9/29 13:12

老ヶ平方面の景観。

9/29 13:17

橋その1

9/29 13:19

橋その2

9/29 13:25

3回目の非難小屋。

9/29 13:57

下山後の峠の茶屋で山バッジ購入。
南月山は残念ながらなかった・・・。

9/30 5:27

蛇足：
道の駅「みわ」まで移動して、車中泊して翌日朝帰還しました。（笑）

撮影機器：

DMC-SZ7 Panasonic

感想

ichigooden

ここ最近長野、山梨方面の山行きが多かったので東北道方面へ・・・
日光は7月に行ったので、那須岳を選択。
一気に4座を目指しました。（それほど大げさな距離ではないけど・・・）
2つの台風の狭間で天候とくに風が心配でしたけど、ガスを除けば、そこそこ良い山行きでした。
非難小屋から朝日の肩までは少し意外なくらいの岩場の連続で、朝は人も少なくスイスイだったのですけど、戻る時は登ってくるハイカーが多数ですれ違いに苦労するところもありました。
茶臼岳の山腹の噴煙の豪快なこと、朝日の肩から三本槍方面の途中はブロッケンのオンパレードで、前回北アで見たときより長くはっきりでした。
清水平近辺の湿地帯、南月山付近の樹林帯、溶岩帯などいろいろな風景を楽しめて
とても楽しい山歩きでした。
こんどは三斗小屋方面から老ヶ平を歩きたいです。

帰りは、那須温泉小鹿の湯（400円）で汗を流しました。開湯1300年らしくちょっと古い佇まいですが、白い濁り湯が気持ちよかったです。