田切岳(南駒ケ岳・越百山と)


- GPS
- --:--
- 距離
- 20.3km
- 登り
- 2,414m
- 下り
- 2,399m
コースタイム
天候 | 曇り時々晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2012年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
田切岳には全山にわたり道はありませんので、自己責任です。 |
写真
感想
田切岳も5回目となった。今年ははじめて木曾側から登ることにした。
最近のガイドブックの類をもっていないので、タイム設定はヤマレコの皆さんの情報による。これが早い人からゆっくりの人まで様々なので悩ましい。結果的には立てた計画の約40分遅れだったが、日没との競争であった。(いま42年前のガイドブックを見たら、南駒の登路は載っていたが林道から下の状況が現在と違い当てにならず、越百の道は載っていなかった)
前夜含めてここ数日の睡眠時間が短く、まず起きれるかが心配だったが、家を2:25に出発できた。慣れぬ木曽路から伊奈川の道を長く感じながら無事到着。上の駐車場はほぼいっぱいだった。ほとんど動く音がしないが、3連休の初日だから皆さん車でまだ寝ているのだろうか。
《登山口―南駒ケ岳5時間13分:計画は5時間》
4:25登山届をポストに入れて出発。各地でクマの話題が盛んなので鈴は必須だ。1時間ちょうどで登り口、まだ暗い5:25。はじめ道は下ったりしているので不安だったが、標識があらわれ安心する。尾根道になるころ明るくなってきた。急な斜面もゆるくジグザグをきっている。両側は笹が多く、笹刈りをしっかりしている跡もあり、登山道の整備の苦労がうかがえる。6:32五合目は斜面の途中で特徴のないところ。6:44急斜面を登り切った「見晴台」、道標に1850mと書いてあるが1950mだろう、こんな間違いはして欲しくないな。越百山や遠くに御岳山、しばらくすると左手に空木岳が見えてくる。全天は雲に覆われたまに薄日がさす程度、やはり天気が良い方が気持ち良いのだが。
8:33ようやく2590m付近で南駒ケ岳が正面に顔を見せた。この先は登山道にハイマツが伸びていて、朝露や雨の時は酷い目にあいそうな所だ。道なのだからばっさり枝を伐りたいところだ。自然保護の兼ね合いがあるのだろうか?
「1時間」の標識から26分歩いた所に「あと45分」の標識。こういうのはガックリきます。最後は岩の間をすり抜けたり越えたりだが、赤ペンキがもう少し欲しい感じ。南駒ケ岳頂上には4人が休んでおられたが、先を急ぐので通過。
《南駒ケ岳―田切岳―南駒ケ岳3時間22分:計画は3時間》
昨年11月に来た時は、摺鉢窪は冬枯れの姿だったが、紅葉のさかりのようだ。赤梛岳で田切岳を正面に見ながら本日2度目の休憩。ハイマツの海に向かおうとした所、女性が到着して休憩するものだから、「こんな所行きますけど気にしないでください」などと頓珍漢な言い訳をして出発。
ハイマツに乗っかり、浸食がすすむ百間ナギの縁に気をつけ、急斜面を登り11カ月ぶりの田切岳。
摺鉢窪への下りではペットボトルを落としたのはすぐ気づいて拾えたのだが、買って3日目の腕時計をヤブに取られてしまったようだ。人に言えないような安物で惜しくは無いが、ここに似つかわしくないゴミを出してしまったことが悔やまれる。摺鉢窪避難小屋では休憩料金はいらないと思うけど、協力金をポストに入れる。お金を持っていなかった昨年の分も。またゆっくり泊まりたい小屋だ。
紅葉をゆっくり見てもいられずに、先に進む。南駒ケ岳は13:00に通過。
《南駒ケ岳―越百山1時間50分:計画は2時間》
計画より30分遅れ、まだ先は長いぞ。あの遠くの越百山まで2時間で行けるのか、ここは5年ぶりに通る道だ。その時はガスと小雨で急いでいたのであまり印象が無い。今日は前半から左膝の調子が悪いので、そんなに急げない。(ちなみに7月の赤石岳の時は右膝だったな。どっちにしろポンコツになってきたということだ)
仙涯嶺の登り道を見た時には絶望感(ちょっと大げさすぎるが)を感じたが、思いのほか順調に通過。この区間で対向する人に7人に会ったが、そちらの方がこれからの南駒の登りがたいへんだろう。越百山には14:50着。2時間をわずかに切ることができた。
《越百山―登山口2時間44分:計画は2時間30分》
さて予定より30分遅れだけだが、日没時間が気になる。越百小屋では人の声は聞こえるが姿を見ることも無く通過。この先はスズを盛大に鳴らしながら下る。16時前少し前に水場で大グループと会ったが、明るいうちに小屋まで着くだろうか。いや人のことを心配するどころではない。16時半に小休止、ライトを2つ用意し、握り飯は歩きながら食べる。後で考えれば、暗くなったら今朝のようにライトで歩けば多少時間かかっても歩けるのに、その時はとにかく17時までに下りることばかりを考えていたのだ。林道には17:08着、明るさの残るうちに着くことができた。
ちょっと余裕の無い計画だったことが反省点となりました。でもポンコツなりに一生懸命歩くことができ、今年も田切岳を踏むことができました。
お疲れ様でした。本高森山付近から見た山容とは随分ちがうのですね。ぜひ「地点登録」をお願いします
ハイマツの藪から出てくるところを見られていたら、たぶん女性の心拍数は急上昇していたことでしょう(笑)
それにしても42年前のガイドブックって・・・
R19から登山口への入口はIHIターボ前の信号機からで良いのですか?気になっているコースなので今度偵察に行って来よう
R19では怖い目に会いましたので気をつけてください。
々圓も帰りも暗かったので・・・・北から行くと伊奈川の橋をわたってすぐに信号機があり左折する。橋の上部には「伊奈川鉄橋」と書いてあったような気がします。このあとは迷う事は無かったが、これが最適なのかはわかりません。
その後は延々と10数キロあり、これで良いのだろうかと思うころ「伊奈川渓谷?」だっけ、登山道標のような看板がいくつかあった。
帰りは道なりに下りたらIHIの社内に入っていた。=街中はよく分からなかった。
◆崔賄静佻拭廚辰堂燭澄 わからなかった。
時計を探しに、もう一度行こうかなと思い始めています。
膝を気にしながら20km以上ですか・・・読んでるとあんまり大変な感じがしないんですけど・・・強いですねぇ。
田切岳、白くなる前に行きたいです。今年は黒覆尾根は諦めて、池山から日帰りかなあと思ってます。
もし先に行けたら、時計踏まないように気をつけます
凄い健脚ですね
まねしたいけど、まねできませんね
次回のYAMATAKEワールド楽しみです
すみません。地点登録ではなく「地名の登録」でした
距離グラフの下に「地名データを登録」というメニュー
があるのですが、そこから登録します。
レコの地図上で登山口とか山頂とか。青い■で表示さ
れるやつです。
ヤマレコ内でyama-takeさんのレコにしか無い山や
登山口は多いと思うので、ぜひ登録してみてください
擂鉢窪野紅葉は好きです。きれいですね。
今年は、岩登りに専念かも^^
登れるようになってきたのでグレードアップで楽しくなってきました。マルチピッチは、鉄平がいるので無理ですが、フリーは楽しめます。知り合いにも会って、初心に戻り、楽しんでます。
計画をたてるのにヤマレコを10本くらい見ました。
その中にriekoさんもありまして、早い人だなぁと思っていましたが、やっぱりとても追いつけません。今度タイム設定するときは気をつけにゃ・・・・・
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