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Yamareco

記録ID: 2309864
全員に公開
ハイキング
日光・那須・筑波

葛老山経由、八汐湖周回

2020年04月19日(日) [日帰り]
 - 拍手
体力度
4
1泊以上が適当
GPS
07:36
距離
14.3km
登り
1,347m
下り
1,481m
歩くペース
速い
0.70.8
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
6:16
休憩
1:20
合計
7:36
距離 14.3km 登り 1,352m 下り 1,481m
8:54
80
スタート地点
10:14
10:17
142
12:39
13:17
5
13:22
13:23
30
13:53
14:27
15
14:42
88
16:10
16:12
15
16:27
16:29
1
16:30
ゴール地点
天候 晴れ
過去天気図(気象庁) 2020年04月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
川治温泉駅前の駐車スペースに車をデポ
八汐湖畔八汐大橋のたもとにLet’sGOを停めて登山開始した
コース状況/
危険箇所等
今回のルート上8割は登山道ではない。1124mピークを過ぎてすぐにルートミスし、急斜面に出てしまい踏み外した石が、200m程轟音とともに落下していった時には命の危険を感じた
川治温泉駅に車をデポ
2020年04月19日 08:35撮影 by  Canon EOS M10, Canon
4/19 8:35
川治温泉駅に車をデポ
川治湯元、あの山から下りてくるのかな?
2020年04月19日 08:43撮影 by  Canon EOS M10, Canon
4/19 8:43
川治湯元、あの山から下りてくるのかな?
川治ダムを横目に原付で移動中
2020年04月19日 08:47撮影 by  Canon EOS M10, Canon
4/19 8:47
川治ダムを横目に原付で移動中
八潮大橋のたもとに原付で移動してきた
2020年04月19日 08:55撮影 by  Canon EOS M10, Canon
4/19 8:55
八潮大橋のたもとに原付で移動してきた
本日は八潮大橋から登山開始、それにしても奇妙な水の色だ
2020年04月19日 08:57撮影 by  Canon EOS M10, Canon
4/19 8:57
本日は八潮大橋から登山開始、それにしても奇妙な水の色だ
原付を停めた道の向かいから入山
2020年04月19日 08:59撮影 by  Canon EOS M10, Canon
4/19 8:59
原付を停めた道の向かいから入山
登り始めてすぐに尾根があるのでそこを登って行く
2020年04月19日 09:01撮影 by  Canon EOS M10, Canon
4/19 9:01
登り始めてすぐに尾根があるのでそこを登って行く
登山道、踏み跡は少ない
2020年04月19日 09:25撮影 by  Canon EOS M10, Canon
4/19 9:25
登山道、踏み跡は少ない
登山道、踏み跡は少ない
2020年04月19日 09:34撮影 by  Canon EOS M10, Canon
4/19 9:34
登山道、踏み跡は少ない
登山中に木々の隙間から女峰山が見え隠れしている
2020年04月19日 09:49撮影 by  Canon EOS M10, Canon
4/19 9:49
登山中に木々の隙間から女峰山が見え隠れしている
波遊山、到着
2020年04月19日 10:14撮影 by  Canon EOS M10, Canon
4/19 10:14
波遊山、到着
山頂に立っていた木、キツツキられている
2020年04月19日 10:18撮影 by  Canon EOS M10, Canon
4/19 10:18
山頂に立っていた木、キツツキられている
登山道、藪が多くなる
2020年04月19日 10:26撮影 by  Canon EOS M10, Canon
4/19 10:26
登山道、藪が多くなる
登山道から見る八汐湖
2020年04月19日 10:28撮影 by  Canon EOS M10, Canon
4/19 10:28
登山道から見る八汐湖
稜線歩いて窪地に出た所で、正面に壁が現れた。両斜面とも急斜面なので仕方なく直登
2020年04月19日 10:35撮影 by  Canon EOS M10, Canon
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4/19 10:35
稜線歩いて窪地に出た所で、正面に壁が現れた。両斜面とも急斜面なので仕方なく直登
稜線を歩いていくと岩の上の展望場所に出た。逆斜面の下には湯西川ダム
2020年04月19日 11:14撮影 by  Canon EOS M10, Canon
4/19 11:14
稜線を歩いていくと岩の上の展望場所に出た。逆斜面の下には湯西川ダム
明神ヶ岳と会津駒ヶ岳だろうか?
2020年04月19日 11:14撮影 by  Canon EOS M10, Canon
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4/19 11:14
明神ヶ岳と会津駒ヶ岳だろうか?
歩いてきた稜線
2020年04月19日 11:14撮影 by  Canon EOS M10, Canon
4/19 11:14
歩いてきた稜線
荒海山
2020年04月19日 11:17撮影 by  Canon EOS M10, Canon
4/19 11:17
荒海山
会津駒のアップ
2020年04月19日 11:17撮影 by  Canon EOS M10, Canon
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4/19 11:17
会津駒のアップ
夫婦山
2020年04月19日 11:17撮影 by  Canon EOS M10, Canon
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夫婦山
日光連山
2020年04月19日 11:17撮影 by  Canon EOS M10, Canon
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日光連山
ここでルートミス、緩やかな稜線を進んでしまい
2020年04月19日 11:25撮影 by  Canon EOS M10, Canon
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ここでルートミス、緩やかな稜線を進んでしまい
写真では分かりづらいが、急斜面に出てしまった
2020年04月19日 11:51撮影 by  Canon EOS M10, Canon
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4/19 11:51
写真では分かりづらいが、急斜面に出てしまった
急斜面を何とか乗り切り、今回の山歩きで唯一咲いていた一輪のツツジ
2020年04月19日 12:04撮影 by  Canon EOS M10, Canon
4/19 12:04
急斜面を何とか乗り切り、今回の山歩きで唯一咲いていた一輪のツツジ
稜線の脇には切り立った斜面が多い
2020年04月19日 12:08撮影 by  Canon EOS M10, Canon
4/19 12:08
稜線の脇には切り立った斜面が多い
昔は道があったのだろうか?祠の残骸
2020年04月19日 12:15撮影 by  Canon EOS M10, Canon
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4/19 12:15
昔は道があったのだろうか?祠の残骸
この見えている湖沿いに周回をしている
2020年04月19日 12:37撮影 by  Canon EOS M10, Canon
4/19 12:37
この見えている湖沿いに周回をしている
葛老山に到着
2020年04月19日 12:40撮影 by  Canon EOS M10, Canon
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4/19 12:40
葛老山に到着
山頂からは五十里湖が見える
2020年04月19日 12:45撮影 by  Canon EOS M10, Canon
4/19 12:45
山頂からは五十里湖が見える
山頂には寿老人
2020年04月19日 12:46撮影 by  Canon EOS M10, Canon
4/19 12:46
山頂には寿老人
山頂にて昼食、本日もいつもの金ちゃんヌードル
2020年04月19日 12:51撮影 by  Canon EOS M10, Canon
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4/19 12:51
山頂にて昼食、本日もいつもの金ちゃんヌードル
休憩を終え、山頂を後にする
2020年04月19日 13:18撮影 by  Canon EOS M10, Canon
4/19 13:18
休憩を終え、山頂を後にする
この大黒様がある場所から道の駅湯西川に下るのではなく、尾根沿いを直進する
2020年04月19日 13:23撮影 by  Canon EOS M10, Canon
4/19 13:23
この大黒様がある場所から道の駅湯西川に下るのではなく、尾根沿いを直進する
気持ちの良い稜線歩きとなった
2020年04月19日 13:33撮影 by  Canon EOS M10, Canon
4/19 13:33
気持ちの良い稜線歩きとなった
男鹿川から流れ込む水は、ずいぶん白っぽい
2020年04月19日 13:38撮影 by  Canon EOS M10, Canon
4/19 13:38
男鹿川から流れ込む水は、ずいぶん白っぽい
男鹿川と湯西川が合流して、2色の水が交じりあっていく
2020年04月19日 13:45撮影 by  Canon EOS M10, Canon
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4/19 13:45
男鹿川と湯西川が合流して、2色の水が交じりあっていく
先日登った、芝草山かな?
2020年04月19日 13:46撮影 by  Canon EOS M10, Canon
4/19 13:46
先日登った、芝草山かな?
980mの基準点、ここでしばらく休憩する
2020年04月19日 13:53撮影 by  Canon EOS M10, Canon
4/19 13:53
980mの基準点、ここでしばらく休憩する
ツツジの開花には、まだ早かった
2020年04月19日 14:35撮影 by  Canon EOS M10, Canon
4/19 14:35
ツツジの開花には、まだ早かった
八汐湖の湖面は波立って輝いている
2020年04月19日 14:45撮影 by  Canon EOS M10, Canon
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4/19 14:45
八汐湖の湖面は波立って輝いている
稜線歩きを続けたい所だが、こんな場所を下る
2020年04月19日 14:54撮影 by  Canon EOS M10, Canon
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4/19 14:54
稜線歩きを続けたい所だが、こんな場所を下る
アナログテレビの受信装置発見、アンテナは倒れて放置されている
2020年04月19日 15:02撮影 by  Canon EOS M10, Canon
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4/19 15:02
アナログテレビの受信装置発見、アンテナは倒れて放置されている
中を覗くと、まだ電源が入っている。「電源切れば良いのにな〜」
2020年04月19日 15:02撮影 by  Canon EOS M10, Canon
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4/19 15:02
中を覗くと、まだ電源が入っている。「電源切れば良いのにな〜」
さっきのアンテナのケーブルが地下から這い上がっていた。ケーブルは左に曲がって国交省施設に向かっているので、右の擁壁沿いを下る
2020年04月19日 15:08撮影 by  Canon EOS M10, Canon
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4/19 15:08
さっきのアンテナのケーブルが地下から這い上がっていた。ケーブルは左に曲がって国交省施設に向かっているので、右の擁壁沿いを下る
川治ダムまでもう少し
2020年04月19日 15:13撮影 by  Canon EOS M10, Canon
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4/19 15:13
川治ダムまでもう少し
川治温泉郷、絶壁を下る
2020年04月19日 15:14撮影 by  Canon EOS M10, Canon
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川治温泉郷、絶壁を下る
あら?カメラ?良く見るとドローンだ!こんな所で墜落か?
2020年04月19日 15:17撮影 by  Canon EOS M10, Canon
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4/19 15:17
あら?カメラ?良く見るとドローンだ!こんな所で墜落か?
車道が見えてきたので、ここを降下
2020年04月19日 15:20撮影 by  Canon EOS M10, Canon
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4/19 15:20
車道が見えてきたので、ここを降下
八汐湖湖に下り立った
2020年04月19日 15:22撮影 by  Canon EOS M10, Canon
4/19 15:22
八汐湖湖に下り立った
トンネルの真上から降りてきた
2020年04月19日 15:23撮影 by  Canon EOS M10, Canon
4/19 15:23
トンネルの真上から降りてきた
川治ダム、変わった水の色だ
2020年04月19日 15:24撮影 by  Canon EOS M10, Canon
4/19 15:24
川治ダム、変わった水の色だ
ゴーと、轟音と共に水が放出されている
2020年04月19日 15:28撮影 by  Canon EOS M10, Canon
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4/19 15:28
ゴーと、轟音と共に水が放出されている
川治ダムを縦断
2020年04月19日 15:31撮影 by  Canon EOS M10, Canon
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川治ダムを縦断
川治ダム
2020年04月19日 15:32撮影 by  Canon EOS M10, Canon
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川治ダム
八汐湖に向け下って来た斜面
2020年04月19日 15:37撮影 by  Canon EOS M10, Canon
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八汐湖に向け下って来た斜面
八汐湖に咲く赤八汐
2020年04月19日 15:38撮影 by  Canon EOS M10, Canon
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八汐湖に咲く赤八汐
ダムから車道を歩いて南平山の入口に着く
2020年04月19日 15:51撮影 by  Canon EOS M10, Canon
4/19 15:51
ダムから車道を歩いて南平山の入口に着く
何か景色は見えるかな〜?と思い、鉄塔に立ち寄り
2020年04月19日 15:55撮影 by  Canon EOS M10, Canon
4/19 15:55
何か景色は見えるかな〜?と思い、鉄塔に立ち寄り
鉄塔でUターンして登って来た道と、駅に向かう下山路の分岐
2020年04月19日 15:55撮影 by  Canon EOS M10, Canon
4/19 15:55
鉄塔でUターンして登って来た道と、駅に向かう下山路の分岐
あまり登山者に歩かれていないような、南平山登山道を下る
2020年04月19日 15:57撮影 by  Canon EOS M10, Canon
4/19 15:57
あまり登山者に歩かれていないような、南平山登山道を下る
スミレの花が咲く
2020年04月19日 16:04撮影 by  Canon EOS M10, Canon
4/19 16:04
スミレの花が咲く
ヒトリシズカちゃんの群生
2020年04月19日 16:09撮影 by  Canon EOS M10, Canon
4/19 16:09
ヒトリシズカちゃんの群生
龍王峡遊歩道と合流
2020年04月19日 16:11撮影 by  Canon EOS M10, Canon
4/19 16:11
龍王峡遊歩道と合流
ツツジはもう少しで開花ですね
2020年04月19日 16:11撮影 by  Canon EOS M10, Canon
4/19 16:11
ツツジはもう少しで開花ですね
野岩鉄道が行く
2020年04月19日 16:13撮影 by  Canon EOS M10, Canon
4/19 16:13
野岩鉄道が行く
龍王峡遊歩道
2020年04月19日 16:17撮影 by  Canon EOS M10, Canon
4/19 16:17
龍王峡遊歩道
民家の脇に出た所
2020年04月19日 16:19撮影 by  Canon EOS M10, Canon
4/19 16:19
民家の脇に出た所
駅まであと少し、小網ダムを渡る
2020年04月19日 16:19撮影 by  Canon EOS M10, Canon
4/19 16:19
駅まであと少し、小網ダムを渡る
川治湯元方面
2020年04月19日 16:21撮影 by  Canon EOS M10, Canon
4/19 16:21
川治湯元方面
小網ダム
2020年04月19日 16:21撮影 by  Canon EOS M10, Canon
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4/19 16:21
小網ダム
小網ダムを渡った
2020年04月19日 16:25撮影 by  Canon EOS M10, Canon
4/19 16:25
小網ダムを渡った
川治温泉駅に到着
2020年04月19日 16:26撮影 by  Canon EOS M10, Canon
4/19 16:26
川治温泉駅に到着
さ、登山口に停めた原付を回収に行こう
2020年04月19日 16:28撮影 by  Canon EOS M10, Canon
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4/19 16:28
さ、登山口に停めた原付を回収に行こう
原付格納完了、本日の山歩きはここまで。お疲れ様でした
2020年04月19日 16:46撮影 by  Canon EOS M10, Canon
4/19 16:46
原付格納完了、本日の山歩きはここまで。お疲れ様でした
撮影機器:

感想

そろそろ川治ダム周辺の山にもツツジが咲いているかな?と、計画した今回の山歩き。登り始めてすぐに気付いたが開花にはまだまだ時間がかかりそうだった。

川治ダムの周りをぐるっと1周するのも良いのだが、以前登った南平山が登山口の途中から入山したので、この機に登山口周辺を歩いてみようと、川治温泉駅へ下山するルートにした。
登り始めのダム周辺の景色は、いつみても綺麗だ!この周辺にはダムがいくつもあるが、行く時によって水の色が違う不思議な人口湖を見る事ができる。
そんな中の一つ、八汐湖を1周するコースの登り口は、八汐大橋のすぐ脇に延びてきている尾根からだ。道路から数メートルの斜面を上がるとすぐに尾根となる。踏み跡もない斜面をひたすら登る事になるが、尾根から外れなければ迷う事は無いだろう。登っている最中に足を滑らせ顔面に藪が突き刺さる場面があり、流血がしばらく止まらなく、「バンソーコーでも持ってくれば良かった」と、後悔をした。
波遊山を過ぎると藪が多くなり、岩場もあってペースが下がる。また怪我でもしたらたまらないので、1歩1歩慎重に進んで行く。気づくと大きな岩の上に立ち、この日一番の展望ポイントだった。そこからは山の反対側にある湯西川ダムや会津方面の山々などが見渡せ、心が落ち着く。
その後の稜線歩きで気づかぬうちにルートミスしてしまい、戻れば良かったが強引に斜面をショートカットしようとして急斜面に出てしまった。後になってからの後悔だが、「身の危険になるよりかは、時間がかかってでも後戻りせよ!」との教訓だ。
波遊山から緩やかに下ってきた斜面も、葛老山が近づくと200m程の登り返しだ!体に堪える上りだが、「山頂に着けばご飯が待っている」と、自分に言い聞かせ必死に登った。
山頂で昼食を取った後は、一般登山道を少し歩いて再び踏み跡薄い稜線歩きとなるが、平坦な道なのでとても楽だ。歩行中の左手に見えてきた五十里湖の水の色がとても不思議だった。それは男鹿川の水と、湯西川の水が合流して全く違う色の水が交じり合っている光景が見られたことだ。子供の頃に絵の具を混ぜた時の様なグラデーション、とても綺麗だった。
前方に川治ダムが見えてきて、擁壁の上に立った時からの下りはとても急だった。木々につかまり滑り落ちないように下って、ダム沿いのトンネルの脇に降り立った。あとは、ダム周辺を観光気分で見学する。
ダムからしばらくは車道歩きで、南平山へ向かう鉄塔巡視路入口に向かう。一度その巡視路上にある鉄塔まで行き、引き返して龍王峡遊歩道へと続く葛老山登山コースを下る。思えば川治湯元駅から南平山を登って、龍王峡を歩くのも良いだろう。
小網ダムに来ると小さなダムなのに爆音が響いていた。それもそうだろう前日降った雨と、いくつもの川が合流するこの場所。「こんな水量を放出するのならどんだけ発電できるのだろう?もったいないな」と、金銭的考え。

そんなこんなで、今回の登山で出会った人は一人もいなく静かな一日の登山でした。

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