葛老山経由、八汐湖周回
- GPS
- 07:36
- 距離
- 14.3km
- 登り
- 1,347m
- 下り
- 1,481m
コースタイム
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2020年04月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
八汐湖畔八汐大橋のたもとにLet’sGOを停めて登山開始した |
コース状況/ 危険箇所等 |
今回のルート上8割は登山道ではない。1124mピークを過ぎてすぐにルートミスし、急斜面に出てしまい踏み外した石が、200m程轟音とともに落下していった時には命の危険を感じた |
写真
感想
そろそろ川治ダム周辺の山にもツツジが咲いているかな?と、計画した今回の山歩き。登り始めてすぐに気付いたが開花にはまだまだ時間がかかりそうだった。
川治ダムの周りをぐるっと1周するのも良いのだが、以前登った南平山が登山口の途中から入山したので、この機に登山口周辺を歩いてみようと、川治温泉駅へ下山するルートにした。
登り始めのダム周辺の景色は、いつみても綺麗だ!この周辺にはダムがいくつもあるが、行く時によって水の色が違う不思議な人口湖を見る事ができる。
そんな中の一つ、八汐湖を1周するコースの登り口は、八汐大橋のすぐ脇に延びてきている尾根からだ。道路から数メートルの斜面を上がるとすぐに尾根となる。踏み跡もない斜面をひたすら登る事になるが、尾根から外れなければ迷う事は無いだろう。登っている最中に足を滑らせ顔面に藪が突き刺さる場面があり、流血がしばらく止まらなく、「バンソーコーでも持ってくれば良かった」と、後悔をした。
波遊山を過ぎると藪が多くなり、岩場もあってペースが下がる。また怪我でもしたらたまらないので、1歩1歩慎重に進んで行く。気づくと大きな岩の上に立ち、この日一番の展望ポイントだった。そこからは山の反対側にある湯西川ダムや会津方面の山々などが見渡せ、心が落ち着く。
その後の稜線歩きで気づかぬうちにルートミスしてしまい、戻れば良かったが強引に斜面をショートカットしようとして急斜面に出てしまった。後になってからの後悔だが、「身の危険になるよりかは、時間がかかってでも後戻りせよ!」との教訓だ。
波遊山から緩やかに下ってきた斜面も、葛老山が近づくと200m程の登り返しだ!体に堪える上りだが、「山頂に着けばご飯が待っている」と、自分に言い聞かせ必死に登った。
山頂で昼食を取った後は、一般登山道を少し歩いて再び踏み跡薄い稜線歩きとなるが、平坦な道なのでとても楽だ。歩行中の左手に見えてきた五十里湖の水の色がとても不思議だった。それは男鹿川の水と、湯西川の水が合流して全く違う色の水が交じり合っている光景が見られたことだ。子供の頃に絵の具を混ぜた時の様なグラデーション、とても綺麗だった。
前方に川治ダムが見えてきて、擁壁の上に立った時からの下りはとても急だった。木々につかまり滑り落ちないように下って、ダム沿いのトンネルの脇に降り立った。あとは、ダム周辺を観光気分で見学する。
ダムからしばらくは車道歩きで、南平山へ向かう鉄塔巡視路入口に向かう。一度その巡視路上にある鉄塔まで行き、引き返して龍王峡遊歩道へと続く葛老山登山コースを下る。思えば川治湯元駅から南平山を登って、龍王峡を歩くのも良いだろう。
小網ダムに来ると小さなダムなのに爆音が響いていた。それもそうだろう前日降った雨と、いくつもの川が合流するこの場所。「こんな水量を放出するのならどんだけ発電できるのだろう?もったいないな」と、金銭的考え。
そんなこんなで、今回の登山で出会った人は一人もいなく静かな一日の登山でした。
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