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Yamareco

記録ID: 231673
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
甲斐駒・北岳

地蔵岳〜高嶺〜アサヨ峰・・早川尾根から秋色・南アの展望満喫

2012年10月07日(日) ~ 2012年10月08日(月)
 - 拍手
体力度
6
1~2泊以上が適当
GPS
27:45
距離
15.8km
登り
2,408m
下り
1,951m
歩くペース
標準
0.91.0
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

1日目
白鳳峠入口7:37―10:01白鳳峠(ザックデポ)―11:02高嶺―11:47赤抜沢ノ頭―12:01観音岳との鞍部(タイムアップで引き返し)―12:39地蔵岳(オベリスク頂上最接近地点)―14:00白鳳峠(デポしたザックを回収)―15:53早川尾根小屋(テント場泊)
2日目
早川尾根小屋テント場5:50―8:15アサヨ峰―9:38栗沢山―11:23北沢峠
天候 1日目 曇り&霧
2日目 快晴
過去天気図(気象庁) 2012年10月の天気図
アクセス
利用交通機関:
バス 自家用車
仙流荘前の登山者用無料駐車場利用・・数年前より随分整備が進んだ印象

到着時(6日深夜)は第1駐車場はほぼ満車で、かろうじて空きを見つけられた感じでしたが、第2はまだ余裕でした

北沢峠へのバス始発は6:05のダイヤでしたが、乗客が28人集まると臨時便が出て、5時10分には始発が出発しました・・私は5時半頃発の第3便に乗りました(運賃は、+荷物で1300円)

北沢峠で広河原行きの始発に乗換え、満席だったので補助席利用・最後の乗車をし、白鳳峠入口で降ろしてもらいました・・広河原から林道を戻る分が助かりました(運賃は、+荷物で750円)

コース状況/
危険箇所等
南アルプス林道の白鳳峠入口から早川尾根・白鳳峠へは所々急登がありますが、重荷で覚悟していた割には意外にアッサリ到着した印象・・登山道の整備状況は良好です

白鳳峠から鳳凰山までは、高嶺の頂上直下が岩の道で歩きにくかった以外は、特に障害はありませんでした

早川小屋のテント場は狭くて、かなりイマイチな印象(連休だけにほぼ満杯でした)・・広河原峠あたりで幕営した方が良さそうでしたが、もちろん禁止エリアです

冷え込みを警戒しましたが、8日起床時のテント内気温は2℃あり、厳冬期2千m級山岳用のシュラフを持参したのでホカホカでした・・テント撤収時は素手だと凍えましたが

早川小屋〜アサヨ峰〜栗沢山は、天気に恵まれたこともあり素晴らしい展望箇所が随所にありました

アサヨ峰〜栗沢山にかけては岩稜帯があります・・1ヶ所、下りで足場の見えにくい岩場があり、短い距離ながら要注意でした

予約できる山小屋
北沢峠 こもれび山荘
仙流荘前のバス乗り場・・6:05始発の予定でしたが、臨時便が5時10分には出ました
2012年10月07日 05:16撮影 by  PENTAX Optio WG-1, PENTAX
10/7 5:16
仙流荘前のバス乗り場・・6:05始発の予定でしたが、臨時便が5時10分には出ました
北沢峠から広河原へのバス待ち・・始発は満車
2012年10月07日 06:46撮影 by  PENTAX Optio WG-1, PENTAX
10/7 6:46
北沢峠から広河原へのバス待ち・・始発は満車
白鳳峠入口でバスを降ろしてもらい、登山開始
2012年10月07日 07:36撮影 by  PENTAX Optio WG-1, PENTAX
10/7 7:36
白鳳峠入口でバスを降ろしてもらい、登山開始
急登でしたがそろそろ峠が近い感じ
2012年10月07日 09:22撮影 by  PENTAX Optio WG-1, PENTAX
10/7 9:22
急登でしたがそろそろ峠が近い感じ
東西方向の標識が落ちていますが、白鳳峠到着・・ザックをデポして高嶺〜鳳凰山へ
2012年10月07日 10:01撮影 by  PENTAX Optio WG-1, PENTAX
10/7 10:01
東西方向の標識が落ちていますが、白鳳峠到着・・ザックをデポして高嶺〜鳳凰山へ
この標高はいい色付きです
2012年10月07日 10:40撮影 by  PENTAX Optio WG-1, PENTAX
10/7 10:40
この標高はいい色付きです
右手下方に広河原が見えます
2012年10月07日 10:48撮影 by  DSLR-A100, SONY
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10/7 10:48
右手下方に広河原が見えます
高嶺頂上・・予想通りガスガス。。
2012年10月07日 11:03撮影 by  PENTAX Optio WG-1, PENTAX
10/7 11:03
高嶺頂上・・予想通りガスガス。。
稜線を進むと鳳凰山っぽい白砂の道に
2012年10月07日 11:36撮影 by  PENTAX Optio WG-1, PENTAX
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10/7 11:36
稜線を進むと鳳凰山っぽい白砂の道に
赤抜沢ノ頭到着
2012年10月07日 11:47撮影 by  PENTAX Optio WG-1, PENTAX
10/7 11:47
赤抜沢ノ頭到着
観音岳はタイムオーバーでパス
観音岳はタイムオーバーでパス
賽ノ河原から・・
2012年10月07日 12:24撮影 by  PENTAX Optio WG-1, PENTAX
10/7 12:24
賽ノ河原から・・
オベリスクへ
2012年10月07日 12:29撮影 by  DSLR-A100, SONY
10/7 12:29
オベリスクへ
大部接近しましたが・・
2012年10月07日 12:35撮影 by  PENTAX Optio WG-1, PENTAX
10/7 12:35
大部接近しましたが・・
あと数mはまさにロッククライミングのようで、ビビリのため登れず
2012年10月07日 12:39撮影 by  PENTAX Optio WG-1, PENTAX
10/7 12:39
あと数mはまさにロッククライミングのようで、ビビリのため登れず
展望は無いものの紅葉の稜線歩き
2012年10月07日 12:59撮影 by  PENTAX Optio WG-1, PENTAX
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10/7 12:59
展望は無いものの紅葉の稜線歩き
一瞬ガスが薄くなりました
2012年10月07日 13:10撮影 by  DSLR-A100, SONY
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10/7 13:10
一瞬ガスが薄くなりました
白鳳峠へ帰還・・ザック君お待たせです
2012年10月07日 14:00撮影 by  PENTAX Optio WG-1, PENTAX
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10/7 14:00
白鳳峠へ帰還・・ザック君お待たせです
早川小屋到着・・テン場は狭いものの、水場・トイレは近かったです
2012年10月07日 15:32撮影 by  PENTAX Optio WG-1, PENTAX
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10/7 15:32
早川小屋到着・・テン場は狭いものの、水場・トイレは近かったです
翌朝
2012年10月08日 17:53撮影 by  PENTAX Optio WG-1, PENTAX
10/8 17:53
翌朝
早川尾根ノ頭付近で雄大な山が姿を現しました・・
2012年10月08日 05:58撮影 by  DSLR-A100, SONY
10/8 5:58
早川尾根ノ頭付近で雄大な山が姿を現しました・・
北岳です
2012年10月08日 05:58撮影 by  DSLR-A100, SONY
10/8 5:58
北岳です
日が登り赤みが増しました
2012年10月08日 06:12撮影 by  DSLR-A100, SONY
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10/8 6:12
日が登り赤みが増しました
北岳と紅葉・・その1
2012年10月08日 06:32撮影 by  DSLR-A100, SONY
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10/8 6:32
北岳と紅葉・・その1
高嶺の横には富士のお山が頭を見せます
2012年10月08日 06:33撮影 by  DSLR-A100, SONY
10/8 6:33
高嶺の横には富士のお山が頭を見せます
北岳と紅葉・・その2
2012年10月08日 06:38撮影 by  DSLR-A100, SONY
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10/8 6:38
北岳と紅葉・・その2
北岳〜小太郎尾根
2012年10月08日 06:41撮影 by  DSLR-A100, SONY
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10/8 6:41
北岳〜小太郎尾根
小太郎山をズーム
2012年10月08日 06:41撮影 by  DSLR-A100, SONY
10/8 6:41
小太郎山をズーム
ミヨシノ頭〜甲斐駒ケ岳
2012年10月08日 17:56撮影 by  DSLR-A100, SONY
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10/8 17:56
ミヨシノ頭〜甲斐駒ケ岳
富士山をズーム
2012年10月08日 17:38撮影 by  DSLR-A100, SONY
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10/8 17:38
富士山をズーム
北岳と紅葉・・その3
2012年10月08日 17:39撮影 by  DSLR-A100, SONY
10/8 17:39
北岳と紅葉・・その3
八ヶ岳も
2012年10月08日 07:28撮影 by  DSLR-A100, SONY
10/8 7:28
八ヶ岳も
ミヨシノ頭から北アルプス
ミヨシノ頭から北アルプス
アサヨ峰が近づきました
2012年10月08日 07:29撮影 by  DSLR-A100, SONY
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10/8 7:29
アサヨ峰が近づきました
甲斐駒ケ岳と紅葉・・その1
2012年10月08日 07:31撮影 by  DSLR-A100, SONY
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10/8 7:31
甲斐駒ケ岳と紅葉・・その1
穂高〜槍
2012年10月08日 07:32撮影 by  DSLR-A100, SONY
10/8 7:32
穂高〜槍
乗鞍岳
2012年10月08日 07:32撮影 by  DSLR-A100, SONY
10/8 7:32
乗鞍岳
この辺りはハイマツがややウルサイ感じ
2012年10月08日 07:48撮影 by  PENTAX Optio WG-1, PENTAX
10/8 7:48
この辺りはハイマツがややウルサイ感じ
北岳と紅葉・・その4
2012年10月08日 07:50撮影 by  DSLR-A100, SONY
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10/8 7:50
北岳と紅葉・・その4
甲斐駒ケ岳と紅葉・・その2
2012年10月08日 07:53撮影 by  DSLR-A100, SONY
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甲斐駒ケ岳と紅葉・・その2
黒戸尾根
アサヨ峰頂上・・奥は仙丈ケ岳
2012年10月08日 08:18撮影 by  PENTAX Optio WG-1, PENTAX
10/8 8:18
アサヨ峰頂上・・奥は仙丈ケ岳
仙丈ケ岳〜甲斐駒ケ岳
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仙丈ケ岳〜甲斐駒ケ岳
広河原をはさんで鳳凰山〜北岳
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広河原をはさんで鳳凰山〜北岳
先日登った中ア・木曽駒ケ岳
2012年10月08日 08:18撮影 by  DSLR-A100, SONY
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10/8 8:18
先日登った中ア・木曽駒ケ岳
こちらは御嶽山
2012年10月08日 08:18撮影 by  DSLR-A100, SONY
10/8 8:18
こちらは御嶽山
鋸岳の奥には北アルプスが全部見える感じ
2012年10月08日 08:18撮影 by  DSLR-A100, SONY
10/8 8:18
鋸岳の奥には北アルプスが全部見える感じ
今回の山行で歩いてきた、鳳凰山地蔵岳からの稜線を一望
2012年10月08日 08:24撮影 by  DSLR-A100, SONY
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10/8 8:24
今回の山行で歩いてきた、鳳凰山地蔵岳からの稜線を一望
よくある感じの岩場ですが、足の置き場が見難くて要注意だった下り
2012年10月08日 08:58撮影 by  PENTAX Optio WG-1, PENTAX
10/8 8:58
よくある感じの岩場ですが、足の置き場が見難くて要注意だった下り
栗沢山頂上・・甲斐駒はガスの上がりが早かった
2012年10月08日 09:38撮影 by  PENTAX Optio WG-1, PENTAX
10/8 9:38
栗沢山頂上・・甲斐駒はガスの上がりが早かった
栗沢山から下るに連れ存在感を増す仙丈ケ岳
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栗沢山から下るに連れ存在感を増す仙丈ケ岳
ズームで
2012年10月08日 09:41撮影 by  DSLR-A100, SONY
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10/8 9:41
ズームで
建築中の北沢駒仙小屋・・テント場と売店のみ営業中
2012年10月08日 11:09撮影 by  PENTAX Optio WG-1, PENTAX
10/8 11:09
建築中の北沢駒仙小屋・・テント場と売店のみ営業中
ここの紅葉もきれいでした
2012年10月08日 11:10撮影 by  DSLR-A100, SONY
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10/8 11:10
ここの紅葉もきれいでした
駒仙小屋のテント場は賑わっていました
2012年10月08日 11:11撮影 by  PENTAX Optio WG-1, PENTAX
10/8 11:11
駒仙小屋のテント場は賑わっていました
南アルプス林道バスの定刻は13時でしたが、11時半に臨時便が出て助かりました
2012年10月08日 11:23撮影 by  PENTAX Optio WG-1, PENTAX
10/8 11:23
南アルプス林道バスの定刻は13時でしたが、11時半に臨時便が出て助かりました
カモシカくんが現れて、バスの中は盛り上がりました
2012年10月08日 11:36撮影 by  PENTAX Optio WG-1, PENTAX
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10/8 11:36
カモシカくんが現れて、バスの中は盛り上がりました

感想

この連休は、南ア北部の早川尾根を歩いてきました。ピークハントとしては、三百名山のアサヨ峰と百高山の高嶺がメインです。計画したルートがそれ程長くないのと、期限切れが近い災害時用備蓄も兼ねた乾燥食品を片付ける意味もあって、テント泊山行にしました。

登山口は、愛知県方面からアクセスの良い北沢峠の予定でしたが、「初日の天気予報がやや悪天候で2日目が晴れ」なので行程を逆にし、初日に仙流荘前→北沢峠→広河原とバスを2本乗り継いで、「白鳳峠入口を登山口として登り始め、2日目にアサヨ峰を登頂して北沢峠へ下山」、と変更しました。

2日とも天気予報はズバリと当たり、初日はガスガスで展望は無かったものの鳳凰山地蔵岳で岩場を楽しめました。(オベリスク尖塔頂上へはあと数mがビビリで到達できず)2日目は快晴となり、アルプスの遠望や紅葉の近望共に楽しめました。クリアな秋空だったので、まさに“丸見え”という感じで、中部〜関東の百名山が30座近く見えていたと思います。

手軽に南ア北部の真っ只中にアクセスできる南アルプス林道バスと好天をくれた天の神様に感謝・感謝の山行でした。

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