記録ID: 231681
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無雪期ピークハント/縦走
屋久島
雨と霧の屋久島 静寂の縄文杉を独り占め
2012年10月09日(火) ~
2012年10月10日(水)
体力度
5
1泊以上が適当
- GPS
- 14:36
- 距離
- 21.7km
- 登り
- 1,328m
- 下り
- 2,057m
コースタイム
入山初日:
淀川入口6:01-淀川小屋6:50-花之河江8:16-黒味岳分岐8:32-くりお岳10:15-宮之浦岳10:37-新高塚小屋12:51(泊)
入山2日目:
新高塚小屋5:12-高塚小屋6:15-縄文杉6:24-ウィルソン株7:43-大株歩道入口(ここからトロッコ道)8:12-楠川別れ9:26-辻峠10:23-白谷小屋10:53-白谷雲水峡管理事務所12:59
淀川入口6:01-淀川小屋6:50-花之河江8:16-黒味岳分岐8:32-くりお岳10:15-宮之浦岳10:37-新高塚小屋12:51(泊)
入山2日目:
新高塚小屋5:12-高塚小屋6:15-縄文杉6:24-ウィルソン株7:43-大株歩道入口(ここからトロッコ道)8:12-楠川別れ9:26-辻峠10:23-白谷小屋10:53-白谷雲水峡管理事務所12:59
天候 | 雨時々曇 下界は曇時々晴れ? |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2012年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
バス タクシー
船 飛行機
伊丹空港から屋久島空港へ前日入 翌日の足を考えて、安房の民宿へ前泊 空港〜安房港 バス410円 港でこの後の指宿に行く高速船の予約をし、街中を歩く、たまたま寄った観光案内所で携帯トイレを買おうと思ったが、2回用(500円、1回用は400円)が売っておらず、案内された安房タクシーにて購入。ついでに翌日の淀川口への予約をしました。 タクシー 安房民宿〜淀川口 5,270円(私の記憶が正しければ?) 復路: 白谷雲水峡〜宮之浦港 タクシー3,000円弱 ヤクデンのコインランドリーで濡れたものを全て洗濯、乾燥して、指宿へ 宮之浦港〜指宿港 16:00発 高速船 7,000 指宿港からは翌日のためレンタカー利用(トヨタレンタリース:港まで送迎あり) |
コース状況/ 危険箇所等 |
屋久島登山全体: http://www.refire.jp/pdf/mannerguide2012.pdf 縄文杉混雑予想: 屋久島に行く方はまずは下記をチェックしてください。縄文杉トレッキングの混雑予想です。避難小屋の混み具合を想像するのに参考になると思います。 http://www.env.go.jp/park/yakushima/ywhcc/tozan/kaitekic.htm 登山ポスト: 登山届は空港に置いてある所定のものに記入し投函しました。 屋久島の場合は下山報告が必要です。下山後、屋久島警察(0997-46-2110)に電話をすると氏名、人数、入山日、下山日時を聞かれて終了です。雨の多い分、リスクの高い山なので、手厚い対応が嬉しいですね。 ガスボンベ: 飛行機で島に入る方で避難小屋を利用される方はガスボンベが必要だと思います。空港で売っていましたがEPIガスばかりでプリムスは1個だけ。慌てて買いました。 しかしながら滞在した安房の街中でもたくさんの店で売ってました。安房では、「アンデス」がレンタルの他にモンベル製品、フリーズドライ食品等を多く販売していました。レンタルの雨具のメンテを女性2人で、もくもくとしていたのも好感度高し。時間があったので、「森のきらめき」で800円/1日のレンタルサイクルを利用しましたが、島の外周道路でさえも、アップダウンが激しいので、実用的ではありませんでした。 道の状況: 全体的によく整備されています。しかしながら、雨が当たり前の山ですので、登山道もすぐに川になります。ソールの点検は確実に行ってから入山し、スリップには充分に気をつけて下さい。 縄文杉から下は、特に整備が行き届いていますが、観光客(トレッキング客)が増えます。たまたまですが、入山2日目に5:12に早出をしたおかげで、ウィルソン株を見終わるまで誰にも会わず、ちょうどウィルソン株を出ようとした時に、始発の荒川口着のバスで登ってきた夫婦に会いました。1時間程暗闇の中を歩きますが、静寂の縄文杉等を堪能できます。今は明るくなるのが6時位なので、それから出発ですと、私と同じペースなら、始発の荒川口着のバスで登ってくる人とは調度縄文杉で会うことになります。 また、白谷雲水峡の原生林歩道では雨が降ると沢の水位が上がるので、2箇所程渡渉が困難になるところがあります。飛び石が5cm位水に浸かっていましたが、ストックを持っていたおかげで、身体を支えることができスパッツの中までは水が入ってこなかったですが、すれちがった単独の男性はストックがなかったため膝下まで浸かったそうです。 避難小屋: 初日は、空港からバスに乗って、紀元杉まで行き淀川小屋に泊まろうとしましたが、翌日タクシーで入ってもあまり変わらないので、民宿に泊まりました。結果的にはこれが大正解でした。淀川入口からの登りで会ったご夫婦は、前夜、淀川小屋に泊まったそうですが、私も下山してくるところをすれちがった高校生の20人位の団体がいて、大混雑だったそうです。 なお、私の泊まった新高塚小屋は当日13人でゆったりでした。 こればっかりは、まさに運ですね。 そういえば、縄文杉の上の屋根付きの休憩舎で幕営していた人がいましたが、これってどうなんでしょう? |
写真
感想
いつもの休暇。ここ2年は、涸沢に行っていましたが、今年は喧騒を避けて、南アか百名山九州シリーズで2泊以上が必要な屋久島かで迷ったのですが、最終的に天気が良さそうだった屋久島へ。しかしながら、フィリピンで台風が発生してからどんどん予報がわるくなり、結局、3日間で、下界からも島の全貌を見ることもできませんでした。
唯一の快晴?が2日目の明け方3時位。新高塚小屋の前で、満天の星空を木々の合間から見ることが出来ましたが、あとは中腹から上はずっと雲の中。でも、これが本来の屋久島なんでしょうね?そう思って、雨の屋久島を楽しむことにしました(笑)。
雨以外には、たくさんのヤクシカに出会い、ヤクザルも会えなかったと思いきや、最後の最後、白谷雲水峡管理事務所でタクシー待ちの時に出て来てくれました。
後は、本当に山の眺望のみ。きっともう一度こいって屋久島の山の神が言っているんでしょうね。
宮之浦岳やトーフ岩の眺望を見るまでは、再訪しようと思っています。
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