中2の息子と燕岳-常念岳-蝶ヶ岳-上高地



- GPS
- 104:00
- 距離
- 31.9km
- 登り
- 2,809m
- 下り
- 2,748m
コースタイム
- 山行
- 0:55
- 休憩
- 0:00
- 合計
- 0:55
- 山行
- 4:35
- 休憩
- 1:10
- 合計
- 5:45
- 山行
- 6:45
- 休憩
- 0:35
- 合計
- 7:20
天候 | 燕岳への登り(初日)と蝶ヶ岳からの下り(最終日)は晴。途中は曇り時々雨 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2017年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
14:45発のマイクロバスで中房温泉へ (復路)上高地12:40発のバス、新島々乗換で松本駅14:30頃 15:47発のあずさ26号で帰路 |
予約できる山小屋 |
蝶ヶ岳ヒュッテ
|
写真
感想
中学2年の息子と小屋泊のはじめての縦走。息子の登山経験は、鋸山、箱根-金時山、八ヶ岳-高見石山、それにファミリーキャンプのハイキング程度。今回は途中の天気が良くなかったけど、登山に興味を持ち、次の目標は富士山、いつの日かキリマンジャロ(私が技術的には可能かもと言ったので)らしい。
登山1日目、中房温泉に前泊しての登山スタートだったせいか、初日の合戦尾根は(もっとゆっくりと言っても)快調に上り進んで、燕岳山頂。息子には初めての山小屋泊だが、シーズン中でかなり混み合っていた。夕方からはガスの中。
2日目は朝から小雨、雨具を着て表銀座の稜線を進む。大天井への登りで息子はバテ気味、慣れない山小屋での睡眠不足と小雨の続く肌寒い歩きのせいか? このまま大天荘泊りかとも考えつつ山荘で大休憩し、温かいクラムチャウダーを食べたら復活。小雨の中、荷物は全部私のザックに移して再び歩き出すとやがて雨がやみ、ガスも晴れて来る。息子も調子があがり、さらに登山道を横切る雷鳥の親子を見つけて楽しくなってきた様子。 常念小屋では6人部屋に4人と余裕があり、息子は夕食まで昼寝。夕方から本格的な雨。
3日目も朝から小雨だったが、常念岳へ登るうちに雨が上がってきた。狭い山頂は混んでいたが、多くは小屋へ引き返し、蝶ヶ岳方面へ下る人は少ない。その下りの途中からガスが切れ、青空が広がり始めた。中間の草地で花や蝶をみながら蝶槍、そして蝶ヶ岳ヒュッテへ。夕方、荷揚げのヘリコプターを見学。夜中に戸外のトイレに出ると、雲の隙間に星空、そして安曇野の街明かりがきれいに見えた
4日目は朝から快晴。外に出ると松本盆地は雲海の下にあり、日の出を拝む。その先には八ヶ岳、富士山、南アルプス、御岳の山々。反対側には、槍・穂高の稜線がくっきりと見え、日の出とともにモルゲンロートの絶景! 昨日まで歩いてきた常念岳方面もよく見えた。最終日、下山前に稜線の絶景を存分に楽しんだあと、長塀尾根を下る。息子も好調で、途中の休憩で腰を下ろすこともなく徳沢へ。そこから先は登山客が増え、さらに観光客でごった返す上高地へ下山。
親子で初めての山小屋泊縦走。2500m級稜線での雨の縦走は、自分一人なら気にもならないが、登山経験の少ない中学2年が一緒だと少し迷うところだった。ただ基本的な体力はあるので、私の方に経験的にも体力的にも余裕があれば、結構行けると思った。
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