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Yamareco

記録ID: 2331149
全員に公開
積雪期ピークハント/縦走
甲斐駒・北岳

鋸岳〜甲斐駒ヶ岳縦走(前世紀の過去レコ)

1981年12月29日(火) ~ 1981年12月31日(木)
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shikakura その他2人
GPS
01:14
距離
16.5km
登り
2,695m
下り
1,698m

コースタイム

1日目
山行
2:50
休憩
0:10
合計
3:00
11:35
110
13:25
13:35
60
14:35
下ノ岩小屋
2日目
山行
8:05
休憩
0:15
合計
8:20
5:50
160
下ノ岩小屋
8:30
8:35
90
10:05
40
10:45
165
13:30
13:40
30
3日目
山行
6:06
休憩
0:14
合計
6:20
7:10
93
8:43
8:50
113
10:43
10:50
40
11:30
30
12:00
30
12:30
60
13:30
ゴール地点
天候 曇り、晴れ
アクセス
利用交通機関:
自家用車
コース状況/
危険箇所等
現在では角兵衛沢の登りを除いて、稜線のル−トは鎖が要所に設置されている様で、40年前と比較して随分と登り易くなっている様子。残念な様な、羨ましい様な。
予約できる山小屋
北沢峠 こもれび山荘
重い荷物を担ぎ、戸台からの河原を角兵衛沢の取付き点へ
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重い荷物を担ぎ、戸台からの河原を角兵衛沢の取付き点へ
河原の案内板
小雪の為水が作れず、昨夜からの飲料水不足で角兵衛の登行は厳しかった。
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小雪の為水が作れず、昨夜からの飲料水不足で角兵衛の登行は厳しかった。
大ギャップの懸垂下降。当時は鎖など無く、重いザックを担いでの懸垂下降は緊張の連続。
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大ギャップの懸垂下降。当時は鎖など無く、重いザックを担いでの懸垂下降は緊張の連続。
大ギャッブのルンゼ
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大ギャッブのルンゼ
第2高点にて鋸岳バックに。最大の難関区間を完了してホッと一息。
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第2高点にて鋸岳バックに。最大の難関区間を完了してホッと一息。
第2高点より甲斐駒ヶ岳
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第2高点より甲斐駒ヶ岳
第2高点から下降中。
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第2高点から下降中。
朝の稜線、第1・2高点背景に。今日は甲斐駒ヶ岳の山頂です。
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朝の稜線、第1・2高点背景に。今日は甲斐駒ヶ岳の山頂です。
稜線より仙丈岳方面
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稜線より仙丈岳方面
甲斐駒ヶ岳山頂にて。吹雪の山頂ですが、やれやれです。
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甲斐駒ヶ岳山頂にて。吹雪の山頂ですが、やれやれです。
北沢峠で本隊(仙丈岳に登頂目的)と合流し、北沢峠キャンプ場で整地中。明日は本体と一緒に仙丈岳です。
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北沢峠で本隊(仙丈岳に登頂目的)と合流し、北沢峠キャンプ場で整地中。明日は本体と一緒に仙丈岳です。

装備

個人装備
グローブ アウター手袋 予備手袋 防寒着 ゲイター 毛帽子 着替え アイゼン ピッケル 行動食 地図(地形図) コンパス 計画書 ヘッドランプ 予備電池 筆記用具 サングラス テントマット シェラフ
共同装備
調理用食材 コンロ コッヘル テント

感想

当時の会報の記録
12月29日
●大岩下ノ岩小屋まで行けず、下ノ岩小屋付近でテント泊。予定していた雪が無くかなり上まで探しに行き、かろうじて夕食と翌日の朝食の水は確保したが飲用の水が無く大岩下まで厳しかった。
12月30日
●雪が少ないのは雪崩の恐れが無くて助かったが、ガレ場の石は上に行くに従って細かくなり足元から崩れ落ち、おまけに表面が凍っている所も有り非常に不安定で、アイゼンを付けても効かずに悪戦苦闘。
●鋸岳(第1高点)は360度の大展望。これから進む稜線は正に名前の通り、鋸の歯の様。
●小ギャップ、大ギャップは懸垂下降。下降の支点には今まで使用されていたであろうシュリンゲが残されていたが、念のため新しく追加。重いザックを背負い、アイゼン装着の懸垂下降は緊張する。
現在は鎖が固定されているとの事。大勢の登山者が有り、さもありなんか。
●中川乗越には雪がたっぷり有り、溶かしてミルク紅茶にして何杯も飲む。
12月31日
●強風、曇り空の下、後発の本体と北沢峠で合流すべく出発。
●若干悪場は有る物の、昨日に比べあまり緊張する事も無く甲斐駒ヶ岳に到着。気温は−9℃、顔に吹き付ける風は針で刺される様に痛い。展望の無いので早々に下山。
●北沢峠で本体と合流後、キャンプ場でテント設置。多数のテントが有り大盛況。夜は大晦日に付き「石狩鍋」、アルコ−ルもたっぷりで大満足、明日は正月の仙丈岳です。

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