三国岳から烏帽子岳 展望と石楠花 懐かしき鈴鹿の山と谷

2003年05月04日(日) [日帰り]

• GPS: --:--
• 距離: 8.2km
• 登り: 930m
• 下り: 911m

コースタイム

日帰り

• 山行: 4:50
• 休憩: 0:00
• 合計: 4:50

10:15 時山バンガロー村駐車場
11:40 0:00 三国岳山頂
13:10 0:00 三岐幹線No.10 鉄塔
14:00 0:00 烏帽子岳 三角点
15:05 時山バンガロー

天候

晴れ時々曇り

アクセス

利用交通機関：

自家用車

コース状況／危険箇所等

●2003年当時特に問題なし
●それ以降、時山〜三国岳の阿蘇谷がやや崩壊・不安定な状態があった。時山から阿蘇谷西の尾根を使いダイラの頭を通過する登山者多い。また、時山バンガロー上の鉄塔付近も荒れている。最新の情報を収集を。
●三国岳から東のオゾ谷やタカンス谷等へ下り、道迷い遭難が2010年くらいにあった。GPS・地図等でルートの確認を。

写真

時より烏帽子岳

阿蘇谷を上がる

炭焼き小屋跡

ワサビ田。暫く前までは耕作している人がいたが・・。

阿蘇谷

ダイラにて

ダイラにて。炭焼き石積跡

ダイラにて

ダイラを上がりトラバース道。ダイラの頭から下りてくる道と出合。三国岳に向かう

御池・鈴北・鈴ヶ・茶野が並ぶ

三国への尾根。

岩鏡が群れていた

三国岳。不思議な山で、三角点(P815)、最高点(P911)、そして本峰(P894 or P880)の3つがある。付近の山から見ると本峰と最高点がツインピークに見える。この場所が岐阜・三重・滋賀の県境。

雪笹（ユキザサ）まだ咲いていないが、花びらも雄蘂も真っ白。雪の結晶に似る。

霊仙と烏帽子に向かう尾根

痩せ尾根やガレ尾根を上り下りしながら烏帽子に向かう

片栗

獣のヌタバ（沼田場）状の場所。イノシシやシカなどがダニや汚れを落とすために泥を浴びる所。

稚児百合（チゴユリ）がうつむき加減

この辺りから烏帽子までは石楠花群生尾根

霊仙山と石楠花

谷山・ソノド・高塚の尾根

タカンス谷通しで尾根より南東・藤原方面を見る。左が烏帽子南の狗留孫岳で右が焼尾尾根下部と丸尾・木和田尾根。

山毛欅大木

霊仙を取り巻くコザト・ナガオ・ソノドの尾根

左はダイラの頭。左奥が鍋尻山

鉄塔より烏帽子〜狗留孫岳の尾根。

鉄塔。開けた場所で展望もよく休憩にちょうどよい。

烏帽子に向かう途中の岩尾根

狗留孫岳への尾根と後ろは藤原方面

コザト・ナガオ尾根・谷山〜高塚

左上が三国岳（最高点と本峰の双耳形）ダイラの頭と右奥が高室

後ろは御池岳・鈴ヶ。中間は焼尾山。右が三国岳

高室〜横根〜ザラノ〜鍋尻

烏帽子岳・三角点P870。美濃や近江から見ると烏帽子型に見える。伊勢側の名称は「熊坂嶺」。盗賊だった熊坂長範が山に立てこもったという伝承から。三国からも三角錐の山容はよく認められ、目印になったろう。

烏帽子三角点P865。昔は木々に覆われていたが、最近では見通しが効くようになった。すぐ近くに最高点P870がある。

衝羽根草（ツクバネソウ）4枚葉の中心に黒い果実が付き羽根つきの羽のような形から。ユリ科とは信じがたい花の形。

南を見る。藤原〜御池。三国。ダイラ頭。

西を見る。三国。ダイラ頭。高室。鍋尻。霊仙。

霊仙とその衛星峰と尾根。一番右は猿登。

時山バンガロー上の鉄塔尾根に下る

鉄塔上より高塚・ソノド・下幾里谷・猿登

鉄塔尾根より時山集落・五僧越・高塚

時山集落と五僧越。一番奥が鍋尻山。

時山バンガロー。今はもうなくなったのかな。赤い「せいない」橋を渡って帰る。

感想

cielo-azul

花の多さと眺望の良さを満喫できる