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記録ID: 2338916
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アルパインクライミング
赤城・榛名・荒船

西上州(南牧村) チョキから碧岩北稜を登る

2020年05月09日(土) [日帰り]
 - 拍手
体力度
2
日帰りが可能
GPS
06:36
距離
3.3km
登り
597m
下り
581m
歩くペース
標準
1.11.2
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
5:46
休憩
1:07
合計
6:53
8:21
82
9:43
10:00
186
13:06
13:56
37
14:33
14:33
41
天候 曇り時々薄日がさす
過去天気図(気象庁) 2020年05月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
<自動車の場合>
南牧村の大岩・碧岩の登山口(三段の滝遊歩道入口)が起点。
上信越自動車道の下仁田ICを降り、国道254号線から分かれて、南牧村に入る。
県道45号線から93号線に入ると、道幅が狭くなるので運転は要注意。 

美しい “蝉の渓谷” を見ながら、南牧村資料館が建つ羽根沢集落を南牧川にそって西に直進する。
歓能集落で田口峠方面へ行く道を右に分けて、熊倉川沿いの道を直進すると、
川の対岸に公衆トイレ(冬季閉鎖)のあるパーキング(8台程度可能)が見えてくる。 
コース状況/
危険箇所等
三段の滝遊歩道は現在、立入禁止です
2020年05月10日 13:13撮影
5/10 13:13
2020年05月10日 13:13撮影
5/10 13:13
2020年05月10日 13:14撮影
5/10 13:14
2020年05月10日 13:14撮影
5/10 13:14
2020年05月10日 13:15撮影
5/10 13:15
2020年05月10日 13:15撮影
5/10 13:15
2020年05月10日 13:15撮影
5/10 13:15
2020年05月10日 13:15撮影
5/10 13:15
チョキは2つの岩壁(北壁と西壁?)がTの字のようになった岩稜帯で、目の前に見えるのが西壁で、その奥のピークが碧岩
2020年05月10日 13:16撮影
5/10 13:16
チョキは2つの岩壁(北壁と西壁?)がTの字のようになった岩稜帯で、目の前に見えるのが西壁で、その奥のピークが碧岩
2020年05月10日 13:21撮影
5/10 13:21
チョキのナイフリッジの上をチョキチョキ、カニの横歩きする愉快なAy3
注意:良い子はけっして真似をしないようにね。
チョキのナイフリッジの上をチョキチョキ、カニの横歩きする愉快なAy3
注意:良い子はけっして真似をしないようにね。
2020年05月10日 13:22撮影
5/10 13:22
チョキから見た タカノス岩

2020年05月10日 13:23撮影
5/10 13:23
チョキから見た タカノス岩

2020年05月10日 13:23撮影
5/10 13:23
チョキの南端からのラペルには青いスリングを残置しました。
2020年05月10日 13:23撮影
5/10 13:23
チョキの南端からのラペルには青いスリングを残置しました。
2020年05月10日 13:23撮影
5/10 13:23
2020年05月10日 15:17撮影
5/10 15:17
2020年05月10日 16:07撮影
5/10 16:07
2020年05月10日 13:56撮影
1
5/10 13:56
2020年05月10日 13:56撮影
5/10 13:56
上部岩壁の1ピッチ目(卦+)をリードするAy3 
右よりの脆いクラックから垂壁を登り、藪岩へ突入。 
明らかに今までの泥壁とは違う、強い傾斜と脆い壁のクライミングとなる。
2020年05月10日 14:19撮影
5/10 14:19
上部岩壁の1ピッチ目(卦+)をリードするAy3 
右よりの脆いクラックから垂壁を登り、藪岩へ突入。 
明らかに今までの泥壁とは違う、強い傾斜と脆い壁のクライミングとなる。
2020年05月10日 14:21撮影
5/10 14:21
2ピッチ目(元+)は、リード交代でSueが顕著なカンテに取りつく。
5mほど登って、残置ハーケンと色あせたシュリンゲにクリップする。
ハーケンの打たれたクラックに、赤のエイリアンでバックアップを取る。
やはり困った時の赤エイリアンは心強い。
2020年05月10日 19:27撮影
5/10 19:27
2ピッチ目(元+)は、リード交代でSueが顕著なカンテに取りつく。
5mほど登って、残置ハーケンと色あせたシュリンゲにクリップする。
ハーケンの打たれたクラックに、赤のエイリアンでバックアップを取る。
やはり困った時の赤エイリアンは心強い。
赤ラインは2ピッチ目のクライミングルート

左トラバースのラインには今にも剥がれそうな藪が生えているが、その先が見えない。
カンテを直上するラインも頭上にグズグズの崩壊しそうな壁がある。
左も直上も悪いのなら、できるだけディレティシマ(イタリア語で真っ直ぐな道という意味)に登りたい。
2020年05月10日 14:19撮影
5/10 14:19
赤ラインは2ピッチ目のクライミングルート

左トラバースのラインには今にも剥がれそうな藪が生えているが、その先が見えない。
カンテを直上するラインも頭上にグズグズの崩壊しそうな壁がある。
左も直上も悪いのなら、できるだけディレティシマ(イタリア語で真っ直ぐな道という意味)に登りたい。
2020年05月10日 14:22撮影
5/10 14:22
2020年05月10日 14:22撮影
5/10 14:22
2020年05月10日 15:34撮影
5/10 15:34
上部岩壁終了点から、さらに1ピッチほどの藪岩があり、本日最大の藪漕ぎとなる。
ボロボロ状態で山頂に到着。 
2020年05月10日 14:50撮影
5/10 14:50
上部岩壁終了点から、さらに1ピッチほどの藪岩があり、本日最大の藪漕ぎとなる。
ボロボロ状態で山頂に到着。 
碧岩のピーク付近では、まだ アカヤシオ が咲いている。
2020年05月10日 14:50撮影
5/10 14:50
碧岩のピーク付近では、まだ アカヤシオ が咲いている。
2020年05月10日 14:50撮影
5/10 14:50
2020年05月10日 14:59撮影
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5/10 14:59
2020年05月10日 14:59撮影
5/10 14:59
2020年05月10日 15:00撮影
5/10 15:00
2020年05月10日 15:00撮影
5/10 15:00
新緑と渓谷の流れが美しい居合沢を、こちらも南牧村3名瀑のひとつ 三段の滝 を横目に見ながら下山する。
昨年、2019年秋の台風で遊歩道は崩壊してしまったが、いつ見ても 三段の滝 は美しい。
2020年05月10日 15:05撮影
1
5/10 15:05
新緑と渓谷の流れが美しい居合沢を、こちらも南牧村3名瀑のひとつ 三段の滝 を横目に見ながら下山する。
昨年、2019年秋の台風で遊歩道は崩壊してしまったが、いつ見ても 三段の滝 は美しい。
2020年05月10日 15:06撮影
5/10 15:06

感想

写真の詳細はこちらから → https://hikingbird.exblog.jp/31181172/

群馬県南牧村には低山ながら鋭鋒がたくさんある。 
中でも南牧村の西に位置する碧岩は、西上州のマッターホルンと言っても良いほどの美しい山容である。

その碧岩の北側には、碧岩へ北から登る北稜と、ユニークな名前のチョキがある。
今回はチョキから碧岩北稜を登ったが、全体的にハードなブッシュ登りと岩登りのルートであった。

西上州の気になる岩稜ルートを登りきった後に、渓流のせせらぎと小鳥のさえずりを聞きながら歩く時間は何とも言えない余韻がある。
身体は疲れているのに、達成感と充実感に満たされていた。

sueと2人でザイルを組んだのはいつぶりか、2人きりは25年前ぶりかもしれない。
標高の低い藪岩であれど本チャンであり、念のための一式も持った。
岩が脆いのはわかっているが、2P核心部カンテから正面は全体的に崩れ、レコの情報通り、脆く悪い。私たちは少し右からいくが、ホールドもスタンスも信用ならない。下はすっぱ落ちの高度感のある一歩。乗ってみるか?いや欠ける… 自問自答を繰り返し、ザックの重さの引力を計りながらつつじの幼木の根の張りを掴みじりじりと身体を上げた。西上州の脆く悪い壁。sueのよく言ってるセンシティブな登りやわ〜あー緊張した!
核心抜けてからも藪藪泥傷だらけで「後、10m…5m…」と励ましあいながらボロボロで碧岩頂上にたどり着く。
こんな泥だらけのおばさんいないね、私らいつまでたっても(^^)
またしびれるやつ行きましょうね。ありがとうございました。

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