祖母山-傾山
- GPS
- 10:47
- 距離
- 43.8km
- 登り
- 3,324m
- 下り
- 3,316m
コースタイム
02:00 九折登山口
--
03:00 尾平鉱山登山口
05:20 祖母山
07:50 ブナ広場水場
08:40 本谷山
10:35 傾山
11:40 三ツ尾
12:50 九折登山口
天候 | くもり |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2020年05月の天気図 |
アクセス |
写真
感想
2時に傾山の九折登山口を出た。まずは祖母山の登山口となる尾平鉱山まで標高差300mのヒルクライム。ゴールの鉱山が近づくにつれて斜度は増し最後の最後は激坂でギアが足りなくなりそうだった。1時間くらいかかった。キッツー。このヒルクライムはこの旅最後のサイクリングとなった。さあここからは純粋に登山だ。川の水で顔を洗ってリフレッシュしたら宮原コースの尾根をガシガシ登る。尾根はよく整備されて歩きやすい。振り返ると空が明るくなってきたが今日は高曇り。マンダムな日の出は期待できそうにない。しかしこれが幸いだった。今日は標高の低い尾根を登ったり下ったりするのでカンカン照りだと厳しかった。高曇りは涼しい。祖母山直下では3~4張がテン泊を楽しんでいた。祖母山から目指す傾山が・・・遠すぎて見えないが先へ進もう。尾根は笹刈りされてめちゃ快適。道幅が広くてほとんど走れる。予定より良いペースでサクサクアップダウンを超えてゆく。ブナ広場の水はじゃぶじゃぶ流れていた。ここでたっぷり水を補給して後半戦へ。ようやく傾山が姿を現した。すごい、岩の壁だな。両手両足を使って前進で岩をよじ登って頂上へ。遠かった。祖母山は遠すぎて見えない。
さて下山だ。岩尾根は「キケン!!」と書いてあるので巻き道を通った。こんな状況なので避けられるリスクは全力で避けていく。巻き道は何度も登り返しがあって脚にくる。高度を落とすと水が出てきて癒された。そういえば先日鈴鹿に登った時にも感じたが西日本の山はカエルの鳴き声がハンパ無い。北海道や信州の山であんな大きなカエルの大合唱を聞くことは無い。初めてカエルの合唱を聞いたのはダイトレの岩湧山で、はじめは何の音がわからなくてすごく怖かった。石鎚山で見たムカデもやたらデカいカエルも害は無いが見慣れない生き物は怖い。なんだよ大の男が「カエル怖い」って。女子か。
出発して11時間で九折登山口に帰ってきた。歩き応えのあるルートだった。この祖母-傾を自力で日帰り周回した人はそんなに居ないんじゃないだろうか。九折登山口にはかなりイイ感じの水場があって助かった。下山後は祖母山登山口までクルマを走らせて自転車を回収。そのままぐにゃんぐにゃんの道を走って宮崎県、高千穂へ向かう。この道も中々の険道だったが景色は素晴らしく良くて楽しいドライブだった。途中、尾平トンネルを通った。さっきはこの上を歩いたんだなあ。というかここまでクルマで来れたのか。どおりこの辺でちらほら登山者が居たわけだ。高千穂まで運転3時間。結構遠かった。今日は高千穂峰の登山口となる夢ヶ丘(素敵な名前)で車中泊。今日は行動時間も運転時間も長くて充実した一日だった。
翌日5/7 高千穂峰へ
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