【200名山・過去レコ】四国・東赤石山(仲秋の四国名山ツアーその2:ムスコ・爺と分かれ、筏津山荘よりソロ・プチ周回)
- GPS
- 06:20
- 距離
- 9.4km
- 登り
- 1,109m
- 下り
- 1,111m
コースタイム
天候 | 終日快晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2002年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
赤石越・八巻山から赤石山荘への下山路、岩・藪混じりで道形不明瞭、山荘目指しヤブ漕ぎする羽目に…(横道合流点の一般道へ戻る方が無難) |
その他周辺情報 | 登山口より車で約1時間の別子マイントピアにて日帰り入浴・休憩可 |
写真
感想
前日は後半ガス・小雨交じりの中、齢70の実父・小3の長男と親子3代で錦繍の紅葉を楽しみつつ寒風山〜笹ヶ峰ハイク。チロルの里にて地ビール物色の後、新居浜経て細い県道47号をドライブ、宵の口に別子山村・筏津山荘着。美味しい山菜づくしの夕食・入浴後、家族会議の結果、翌日は父・長男がバスで一足早く高松へ抜け、ユルユル金比羅・屋島観光へ行くことに。東赤石山ハイクはsatonaoのみの単独行となり、急遽ハイキング装備を再配分して就寝。
翌朝は雲一つない快晴、午前6時前起床し、「みんなでハイキング行こうよー」の最後のお誘いをするもあっさりスルーされます。オニギリでクイック朝食の後、午前7時前、車に荷物をデポ、父・子の見送り受け、1人日帰りの軽装備で筏津山荘を出発。1ピッチで瀬場谷の分岐到着、往路は右手の山腹をトラバース気味に登る尾根コースへ。西後の徒渉点で小休止、ここから小一時間で頂稜直下の横道合流点に到着。ここからは、橄欖岩質の峨々たる岩礫の道を15分程で稜線出合へ、そこから間もなく展望絶佳の東赤石山頂到着です。
時間はまだ10時過ぎ、快晴・微風の3連休最終日ながら、登ってくるハイカーもほとんどなく、遥か石鎚山へと連なる重畳たる山稜など四周の展望を満喫、軽く昼食その1を済ませます。自宅へ無事登頂・生存報告の電話を入れ、帰路はゴリゴリの岩稜を辿り八巻山へプチ縦走の後、足下間近に見える赤石山荘へと下山にかかりますが、このルートはほとんど踏まれておらず、マーキングもほとんどない「破線」並みの難路。いつしか道なき道をヤブにしがみ付き下る羽目に陥りつつも、何とか20分強で赤石山荘へと降り立ちます。思いがけぬアルバイトに溜息を付きつつ、昼食の残りを流し込み、ここからは瀬場谷コースへと下ります。2度の顕著な徒渉点をクリア、瀬場谷の分木まで帰り着いてプチご褒美のフルーツ缶でリフレッシュ。午後1時過ぎに登山口の筏津山荘に無事帰着です。
午後は車で1時間ほど山道を進んだ別子マイントピアで山の汗を流し、新居浜市内でガソリン補給、どうにか予定時間内にレンタカーを返却。特急いしづちで高松駅へ移動、ここでユルユル観光の実父・長男と合流して、タクシーにて高松空港へ向かいます。うどん夕食と土産調達を済ませ、最終便で羽田へ飛び、日付が変わる前に2泊3日、名山2座+プチ観光付きの充実した北四国ツアーを無事終えたのでありました。東赤石山の大展望を父やムスコと楽しめなかったのはやや残念でしたが、瀬戸大橋やフライトをフル活用すれば、信越の週末ツアー並みのお手軽さで、週末のみでもそこそこの観光・山歩きのできる四国の便利さを再認識した3日間の山旅となりました。
[※2020年5月再録]
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