再会&宴会山行!東沢乗越からの燕岳&大天井岳
- GPS
- 32:00
- 距離
- 20.2km
- 登り
- 1,931m
- 下り
- 1,932m
コースタイム
天候 | 10/13(土)晴→薄曇り→ガス、10/14(日)晴れ |
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過去天気図(気象庁) | 2012年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
<中房温泉→東沢乗越> 西大ホラ沢出合まで数回徒渉があるが、今年は水量が少ないらしく難所皆無。東沢乗越まではツヅラ折りの坂道を登ってゆくが、特に危険箇所無し。 <東沢乗越→稜線>標高差約500mあるが、ツヅラ折りの坂道なので特に急登ではなかった。危険箇所無し。 <稜線→燕岳> 眺望を楽しみながら歩ける。危険箇所無し。 <燕岳→燕山荘→大天井岳> 危険箇所皆無!槍&裏銀座の稜線が常に視界に入るため、気分良く歩ける。 |
写真
感想
この週末は、6月に「小屋閉めの日にお会いしましょう」とお約束していた、ヤマレコですっかりお馴染のnoborundaさんおよびyokowvさんと再会する日。
とても楽しみにしていたので、何とか肋骨が復調するようにと願っていた。
ありがたいことに肋骨もどうやら復調してきたし妻の風邪も治った模様と思いきや、妻が突然木曜日から出張が入って金曜の帰宅時間も遅くなりそうとのこと。
うーむ、これでは金曜の夜早く出るのは無理か・・・。中房の駐車場に駐められるかが心配・・・。それでも妻の出張帰りとしては異例の速さの21時前には帰ってきた。しかし、「何も支度をしていない」とのことで家を出たのは日付もとうに変わった1時半。
一方のnoboさんとyoko隊長は、我々が出発した時点には既に中房第一駐車場で仮眠体勢に入っておられ、駐車場の様子を知らせて下さった。こちらはすっかり出遅れているので、もう大天荘での合流になるなと思いながら高速を走る。
中房に5時15分に到着。第一、第二駐車場は満車であったが、第三駐車場はまだ殆ど空いていた。(しかし、翌日下山したときはここも満車になっていて路駐車が列をなしていました)
お二人に到着をお知らせしたところ、まだ出発されておらず待っていて下さるとのことで、急いで支度をして、第一駐車場に向かう。
「おはようございます〜!!」と再会のご挨拶。殆どいつも2人だけで歩いているので、かなり緊張します!
今日は、最若手のyokoさんが隊長。(そして、noboさんは陰の大隊長!?)
さて、出発です。全員熊鈴装備。
noboさんが、「最高に音がよく鳴る」という熊鈴をつけ(しかも、南部鉄とか!?スゴイ!)Yoko隊長もNoboさんからお借りしたという音色のよい熊鈴。
我々所有の鈴は、(いつもつけていますが)、自分にはよく聞こえるけど、熊には絶対聞こえないんじゃないか?というシロモノ・・・。南部鉄とまではいきませんが、音色のよいものを買わねば・・・。
東沢乗越へは昨年も登っているが、そのときは眺望皆無だったうえ、台風で増水した沢の渡渉が10回位あって足の短い妻が苦労していたのしか憶えていない。
さて、出発。4人で元気良く東沢方面へ向かいます。中房温泉の建物の脇を通り、半分朽ちかけているような橋を渡って進みます。
先頭のnoboさんのペースが早い!こんなに早くてついていけるか??沢沿いの道を見上げるとやや紅葉している。これはこれで綺麗なのであるが、先週、信じられない位の紅葉を見てしまっていたので、「それに比べるとどうかな??」と4人ともすっかり贅沢な感想を!
そして殆ど沢の水量も無いので、今年は去年と違ってラク。「どこに渡渉するところがあるの?」という感じでした。しかも、去年は妻の靴の中が水浸しまでなったのに!
トリを務めるため最後尾を歩いていたyoko隊長は、立派なカメラでの撮影に余念がなくすぐ雲隠れしてしまうので、すっかり「3人グループ」と「単独の人」という構図になってしまった。
時々、皆で立ち止まって「隊長〜!!」と叫ぶと、遥か遠くから「お先にどうぞ〜」と声がする。ということで、所々で隊長の行方をウオッチして行方を確認!と中の水場の水をnoboさんが飲まれていましたが、「冷たいけど、美味しくない!」とのご感想。「コウスイだからかな?」とnoboさん。(余談ですが、ボケ妻は「へー、この水場の付近で誰か香水を撒いたからまずくなっちゃたんだ。」と真剣に、コウスイを「香水」と思いこんでいたらしい。宴会時に判って爆笑!正しくは「硬水」です)
沢沿いを高まいたり何だりしながら乗越への登りにかかります。行方くらましの隊長の所在を確認しつつも快調なペース。振り返ると富士山と南アルプスが!乗越で大休憩。裏銀座側から吹いて来る風が冷たい!餓鬼方面もよく見えます。結局ここまでで出会ったのは一人のみという貸し切り!
ここから右手の樹林越しに針の木、船窪などの稜線を垣間見ながら北燕への稜線を目指します。北側斜面は寒いけど、南側斜面に出ると暖かい。
青空が気持ちいい!
ちらほらと下山の方とすれ違うようになり、皆さん「餓鬼からですか?」と聞いてきます。「いえ、中房からです」と答えると、「えっ!ここから登ってくる人まずいないと言われたんだけどな?」とのこと。そうですか・・。
そして、梯子というところで稜線に飛び出ると、もう、うわぁ!!という大展望が広がり、超感動!しかも誰もいなくて貸し切り!!皆で写真を撮りまくります。いや、これは爽快。
ここから北燕も気持ちよい道。誰もいない北燕山頂で、完全に写真家と化して姿の見えなくなったyoko隊長を待ちます。
noboさんに色々写真を撮って頂きました。妻が撮影へたっぴなので自分の写真はほとんど無いから照れ臭いけどありがたかったです。yoko隊長も到着し、さすが隊長の貫禄で「腹減った!」どっかりと座り込み、行動食をかじります。ここからは隊長は写真撮影と「生ビール」の誘惑とに交互に引っ張られ、立ち止まってはnobo大隊長に「飯抜きビール抜きになるぞー!」と言われて猛然と走ってくる、の繰り返し。燕岳山頂は混んでいたため、さくっと写真だけ撮って立ち去ろうと言ってましたが、面倒見のよいnoboさんは反対側から来る方達に、「こっち側からの方が登りやすいですよ」
と親切に教えたり、山座同定してあげたり、にいそしみ、一方yoko隊長は「シャッター押して頂けますか?」の依頼がひきもきらず。(しかし、頼んだ方達、目が高い!)
そんなこんなで燕山荘。風の来ない南側ベンチに陣取り、まずは生ビール!!
行動中は転倒防止のためアルコールを控えることにしている妻も、お二人につられて「小ジョッキくらいなら大丈夫かなぁ?」と買いに。yoko隊長の大ジョッキと乾杯!隊長はそのままラーメン作成に。妻は隣の人の頼んでいたケーキセットにもつられて、「大天荘」でケーキ出るから、という制止の声に耳を貸さずケーキも買いにいってしまう。デブるぞ!
満腹した後は大天井岳へ槍穂を見ながら表銀座稜線漫遊歩き。何度歩いても楽しいところだし、景色が良ければさらにいい。
生ビール飲んだ妻は若干千鳥足か?
途中で、登山二回目ながらも激しく健脚なおじさまが紛れ込むという愉快な騒動?もありましたが、大天井岳分岐到着。ここで休憩しているとブロッケンが!noboさんとyoko隊長はもうブロッケン撮りに夢中。
ふとみると、妻はすたすたと登りにかかっている。(休憩してたら寒くなったとのこと。)
大天荘に到着!yoko隊長と妻は早速窓越しに支配人のさかきさんに駆け寄ってご挨拶。
そしてそのまま宴会に突入!
6月のお約束通りいらしたKさんや、noboさんのご友人のOさんを交えて歓談。生ビールとつまみを食べ過ぎた妻は、夕飯の支度に入ったすきまに「腹ごなし」と称して山頂まで往復。ガスに包まれていましたが、一瞬、槍と夕焼けが見えました。
夕飯後はそのまま大宴会モードに。yoko隊長のザックから出てきた日本酒ニ本にnoboさんの『四次元ザック』からは、豪華おつまみが続々と!特に烏賊の塩辛と鰊が最高!妻は高級そうな卵焼きにかぶりついていました。
さらにちくわには山葵までついているという細かい配慮もあり、生ハムも!
Yoko隊長は「ふぐ」も持参!
それに対してこちらは、「乾きもの」ばかりの軽量おつまみばかり。まさに「海老で鯛を釣る」状態でした。スミマセン!
すっかり食べ過ぎになったところで、優雅にランプが点され、小屋からワインとケーキとコーヒーのサービスが!
雰囲気最高でしたが、既に『赤提灯』化している我々の真上だけランプなし(笑)さすがに判ってますねえ。
yoko隊長と妻は、「ケーキ食べながら飲める!」とのことで、真っ先にケーキを選びに。
日本酒、ワイン、ケーキ、つまみ、コーヒーと滅茶苦茶なラインナップを並べて御機嫌に。
支配人のさかきさんも加わり、楽しい宴は続きました。
翌朝。本当はnoboさん、Yoko隊長とゆっくりしたいとこですが、妻が用事があるので涙を飲んで、まだ暗いうちに早々と下山することに。
地平線がやや明るくなってきたところで、皆さんと別れを告げる。
本当に本当にお世話になりました!
分岐までの間に、雷鳥に遭遇!この場所での遭遇率はとても高い。まだ夏毛。
そして、ここから蛙岩付近まで、誰も通らず、2人だけの貸切ロード!
前方に昨日は見えなかった剱も輝きを見せ、振り返れば槍、360度の山々の展望と楽しい稜線歩きを大満喫!
昨日は、noboさんとyoko隊長がいたので、緊張しておとなしく歩いていた妻ですが、2人だけになると、いつもの嘘歌を歌ったり、スキップしながら踊り歩いたりをしていました。
燕山荘に着いたらたくさんの人が下山にかかっていました。
お湯を沸かして朝ごはん。(大天荘のお弁当は、相変わらず美味しかった!)
ここからいつもの合戦尾根を下りましたが、日曜日なのに、くるわくるわ、登ってくる人が!ものすごい数の人が登ってきました!!さすが人気だな〜。
すれ違いに苦労しながら下山。時間があったら人のいない東沢経由でまた下りたいくらいでした。
有明荘で汗を流し、まったく渋滞にも合わず東京に戻ってきました。
今回は、noboさんとyoko隊長と素晴らしい山行ができ、大天荘ではお馴染の皆さんと再会でき、とても楽しい山行でした。
お世話になりっぱなしで本当に本当にありがとうございました!!
noboさんの面倒見のよいところ、yoko隊長の貫禄は流石なものがありました!
またの再会を楽しみにしています!!
★因みに、noboさん(影の大隊長)とyoko隊長コンビのレコはこちらです↓
http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-234800.html
(因みに、妻のヤボ用とは野外ライブを見に行くというもの・・・。夜中に戻ってきた妻は、『4時間立ちっ放しで踊ってきた!』とのこと・・・・。また月曜から激務が始まるのに、山からライブに直行して、よくやりますな・・・・。)
この度の大天荘への宴会山行、ご一緒することが出来てとても楽しかったです。
我が隊のYoko隊長は撮影に気を取られ通しで部隊の進行は隊員に任せっきり、
快速Pengin隊を前に遅れを取ってはならぬと必死で歩いたせいか、
最後の大天井へのトラバースで息が切れました。
(訳の分からない快速ジイさんの出現でペースも狂いましたが)。
それでも全く遅れないPengin隊の奥様、
早い早いと口では云うものの、真後ろからピッタリとマークされ常にロックオン。
日頃からどんな山行をされていらっしゃるのか、考えただけでも恐ろしいです。
それでも北燕岳や燕山荘でノンビリと休息、ところどころ立ち止まってはお互いに記念撮影、
そんな山行でも随分とペースは早かったですね。
久しぶりにお会いしたOさんやKさん、
それに小屋開け以来の支配人を交えた大天荘でのひと時、
Pengin隊 & Yoko隊のコラボ、言葉では表せないほど楽しく、
あっと云う間に夜も暮れてしまいました。
たまにはあんな山行があってもいいかな〜。
素晴らしい思い出になりそうです、ありがとうございました。
それから、Penginさんご夫妻の至るところでの労わり合い、
美しかった〜、妬けてしまいましたよ!
もう直ぐ雪の季節ですね、今度は冬の燕山荘か八ヶ岳辺りでコラボいかがでしょうか?
P.S.
帰宅後のコンサートとは恐れ入りました、そこはとても真似できません・・・
本当に小屋開きの時とまったくおんなじメンバーだったんですね。
仕事が無かったら・・・
また来年頑張って登ります。
しかし、面白そうなルートですね。
僕は合戦尾根からしか登ったことが無いので、来年はそっちのルートも試してみたいです。
こちらこそ、お世話になりっぱなしで、本当に楽しかったです
こちらこそ、いつもはあまり写真撮影をしたりしないので、至る所で景色や眺望を楽しませて頂き、いつもより格段に撮影枚数の多い山行をさせて頂いて、逆に有りがたかったです。いつもより格段に撮影枚数も多かったですし!
yoko隊長のような素晴らしいを持っていれば、撮影三昧になりますよね〜。何だか欲しくなってしまいました!
いつも我々だけの山行ではなかなか無いツーショット写真もふんだんに撮って頂き、何だか照れくさいですが嬉しかったです
燕山荘や八ツでの再会、ぜひ、こちらこそお願いしたいです 冬の徳沢という話もありましたよね?
毎週どこかには行っていますので、我々の力量で行けるところであれば、ご一緒させて頂きたいと思います (厳冬期の槍は絶対無理ですので・・・)
hanamarukiさんに再会できず、残念でした
「hanamarukiさんも来られればよかったのにね〜」とずっとnoboさん、yokoさんたちと話をしていたんですよ!
毎週のように山行されているのに、今回に限りお仕事とは!?
東沢、昨年大雨の中登っただけでしたので、晴れているとやはりいいな〜、と実感しました
今度ぜひ行かれて下さい!
またどこかでコラボしましょう〜
奥様、普段は踊ったり歌ったりしながら歩いているんですね!
そんなお姿をぜひ見てみたかったな〜。
緊張なんて、私たちの前では全く必要ありませんよ!
私はお二人と会うのが二回目とは全然信じられなくて、旧知の仲のように感じていました。きっとお二人の紡ぎ出す温かい空気がそうさせたのでしょうね。
お二人だけならもっともっと速く歩くのでしょうね。
今回は私のマイペースに付き合っていただきましてありがとうございました。恐縮です!
天気にも恵まれ、宴会も盛り上がり、本当に楽しい休日でした。
機会を見つけて冬もご一緒しましょうね!
たくさんコラボで楽しそうですね〜〜
しかも晴れてる〜〜
私は、一人風雪に耐えておりました
3000m級はもう終わりかな。
まったり山行にシフトしようかな〜〜
って、性懲りもなくまったりもやってきた
こちらこそ、すんごく 楽しかったです
改めて写真を見ますと、背の高いyoko隊長とnoboさんに挟まれ、我々の小ささが目立つな〜、と。
いやいや、我々もあれ以上早くは歩けないです。
早いんじゃなくて、単に立ち止まることが少ないだけですよ〜。
今回は、ふんだんに写真を撮ったり、途中で 飲んだりして、とっても楽しかったです
またまたぜひ、yoko隊長やnoboさんと愉しくご一緒させて頂きたいと思います
(次回は、妻にも恥ずかしがらず?踊り歩くように言っておきます )
姐さんは、風雪に耐えてらしたんですね
しかも連チャンとは、さすがです
コラボ、楽しかったですよ〜
今度は姐さんもぜひぜひ
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