#11前穂高〜#3奥穂高〜ジャンダルム〜#31西穂高
- GPS
- 33:10
- 距離
- 18.3km
- 登り
- 2,590m
- 下り
- 2,581m
コースタイム
5:24 バスターミナル
5:35 河童橋
6:22 風穴
7:31 岳沢小屋
9:40 紀美子平
10:10 前穂高岳10:20
10:50 紀美子平11:00
12:45 奥穂高岳13:15
13:55 穂高岳山荘14:15
14:35 涸沢岳14:55
15:25 穂高岳山荘
2日目 穂高岳山荘〜奥穂高岳〜ジャンダルム〜西穂高岳〜上高地
5:30 穂高岳山荘
6:10 奥穂高岳6:15
7:09 ジャンダルム
8:10 天狗のコル
8:30 天狗岩
9:12 間ノ岳
10:06 P1
10:13 西穂高岳
10:56 ピラミッドピーク
11:15 西穂独標
11:51 西穂丸山
12:09 西穂高山荘
12:18 丸山南分岐
13:52 西穂高岳登山口(休憩10分)
14:12 ウェストン碑
14:31 河童橋
14:38 バスターミナル
天候 | 1日目 晴れ 2日目 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2012年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
バス 自家用車
駐車代1日毎500円 |
コース状況/ 危険箇所等 |
岳沢登山口〜岳沢小屋…基本歩きやすい、途中ガレ場あり。 岳沢小屋〜紀美子平…上りきつくなる。ハシゴあり。 前穂高岳… 紀美子平〜奥穂高岳…山頂近くに鎖場アリ 奥穂高岳〜穂高岳山荘…山荘へ降りるところが鎖場、ハシゴポイント続く。 奥穂高岳〜西穂高岳…浮石、落石に注意してください 西穂高岳〜西穂高山荘…独標まではロープウェイのお客さんもいらっしゃる。 ようやくストックが使える感じ(笑) 西穂高山荘〜登山口…木立の中を進みます。急なところもありますが、 目印は多く、道も整備されています |
写真
感想
1日目
当初 平湯のあかんだな駐車場から上高地入りを
考えていたが、すでに路駐の列ができていて断念。
沢渡からに変更。こちらは随分余裕があった。
仮眠したいところだったが、食事をして、仕度を
しているうちに始発の時間になった。
私にしては珍しく、始発の便に乗ることができると
いうハプニングに…
特定日で4:40分の便に乗れたので、平湯発より
40分ほど早く上高地に到着した。
人生初の上高地。ターミナルに着くと、人がいっぱい。
皆様、タクシーでいらっしゃったようで…
皆 同じ方向に歩いているので私もその流れに…
…河童橋を通り過ぎてしまい、引き返す。
誰もそっちに行かないんだもん…
遊歩道を進むと、岳沢登山道の案内板発見。
少し安心する。
岳沢小屋まではそんなに急な登りもなく、登山者、
下山者も数名とすれ違うほどで静かな道のりだった。
岳沢小屋では、団体さんが準備運動の真最中、先へ
進むにはその真ん中を突っ切らないと…
ここから紀美子平まで少し傾斜がきつくなってきて
ハシゴが出てきたところからストックを収納して
よじ登りモードに入ります。
紀美子平かと思ったら、雷鳥広場。雷鳥はいません
でしたけど…
本物の紀美子平に着くとデポのザックがいっぱい。
私もデジカメをポケットに入れ、下りてきた人の
アドバイスで上着を着て、前穂高の山頂を目指しました。
荷物が無いって、なんて軽いんだろう。
サクサク登っていけます。
そして山頂。天気に恵まれて、最高の景色であります。
撮影タイム…いつもより長めです。
できればあきるまで見ていたいのですが、未踏の
奥穂高を攻略しなくていけないので…
前穂高で張り切ってしまったので、奥穂高への道のりは
少しバテ気味で小休止の数は右肩上がり…
鎖場を抜け、山頂に人影を確認すると、逸る気持ちを
抑えきれなかった。
2週間前、穂高岳山荘から見上げていたあの山頂に
やっと立てた。
ここからの景色もばっちりです。
7日に積雪の情報があったときは、来年までお預けか
と諦めていたので、今日これて本当に良かった。
少し時間があったのでジャンダルム方面へ100m程
行ってみる。
今回は無理かな。ちょっと弱気に山荘の方へ降りていく。
日帰りもできるかと思ったが、バスの時間をチェック
していなかったことと、筋肉痛を避ける意味でも
一泊することにした。
さて泊まるなら山荘かカールを降りて下へ行くべきか?
テントの少なさで山荘に決定。
とりあえず、宿泊の手続きを済ませ、2週間前に
撮れなかった山頂の写真を撮りに涸沢岳へ…
今日は時間も気持ちのゆとりもあるので撮影タイム多目で…
ザイテンの方へも少し降りていったり…
17時。夕食のアナウンスが入る。
食堂には80人くらいが…修学旅行みたい(笑)
本日のメニューはメンチカツ(コロッケかも)、焼き魚(サバ)
大根と厚揚げの煮物、キャベツの千切り、トマト、
グレープフルーツ、パスタ、お味噌汁、ごはん。
食後は山荘文庫にあった「岳」を読みふける。
20時過ぎ。消灯。ぐっすり眠る。
2日目
4時過ぎごろから周りでは出発の準備が始まっていた。
今日は涸沢から降りていくだけだから、と5時まで
眠っていた。
15分程で用意して下へ降り、お弁当を受け取ると
山荘の外で靴の紐を結びながら日の出を待ってた。
空は明るいけど、まだ少し時間が掛かりそうだ。
奥穂から見ようかななんて思い立って登り始めていた。
山頂に着く前にご来光。「今日もいい日でありますように。」
山頂ではしばしの撮影タイム。…なんかジャンダルムの方が気になる。
すでに数名の一般登山者の方々が向かっているではないか。
その姿に背中を押されて自分もその後を追いかけていた。
風は微風。凍結も無いようだ。そして時間はたっぷりある。
条件は整っていた。
今日がその時だったのかもしれない。
なんだか今日はサクサク行ける。岩登りが楽しくさえ
感じられる。岩登りの神が降りてきたかのように…(笑)
昨日はビビッていたところも平気な感じ。
でも慎重に。
こんなところ登れるのか?的なところも、指や足を引っ掛ける
ところがあって、それを確認しながら、次は、次はと
進むうちに、幼い頃のわくわく感が蘇ってくる感じ。
普段登山で使わない上半身の筋肉は下山後、筋肉痛に…
ジャンダルム。来てしまった。ここからの景色も、また格別。
久し振りの達成感である。
珍しく自分入りの写真をお願いしてしまった。
さて目的は達成できたし、どうしようか。
今来たところをまた戻るのは大変そうだし、とりあえず
西穂へ行ってみる。
人の意見に流されやすい私は良く考えずにそれに乗る。
天狗の頭までは結構手強い感じだったが、高度感に
慣れてきたのか、麻痺してきたのか、後半は、前半の
ようなドキドキ感はなくなっていた。
それでも危険なところであることに変わりは無いので
慎重に。
西穂高あたりにはロープウェイで来る人もちらほら。
独標になるとうじゃうじゃいた。
この先はストックを取り出し、石のゴロゴロする登山道を
降りていく。この4時間のことが無かったかのように、
ロープウェイの登山者のように…
丸山の少し下くらいまで富士山を見ることができた。
西穂高山荘からは樹林帯をすすむのでやっと紫外線の
少ないコースになる。
だいたいイメージどおりの道、イメージどおりの時間で
降りられた。
下山後、梓川沿いのベンチで少し遅いランチタイム。
観光客っぽい人多いなあと思った。
帰りのバスは長蛇の列で30分待ち。でも想定内。
駐車場に着いたら、足湯タイム。今日の疲れを癒す。
ところどころ一緒に行動し、励ましてくださった皆様に
感謝いたします。
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