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記録ID: 235007
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
剱・立山

赤谷山〜猫又山〜大猫山周回 剱岳の大展望と紅葉

2012年10月13日(土) ~ 2012年10月14日(日)
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YAMA555 その他2人
GPS
33:35
距離
16.4km
登り
2,146m
下り
2,144m

コースタイム

1日目:8時間15分
6:15駐車スペース→6:50大猫登山口→7:35水場8:40→10:30ブナクラ峠→11:10テント幕営12:00→赤谷山13:05→14:30テント泊8:00就寝

2日目:9時間25分
4:30テント幕営地点6:35→ブナクラ峠7:10→9:50猫又山10:25→12:00大猫山12:25→大猫平12:55→ブナクラ取水堰堤15:25→15:50駐車スペース
天候 1日目:晴れのち曇り
2日目:晴れ
過去天気図(気象庁) 2012年10月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
草加ICより関越〜上信越〜北陸道を通って滑川ICで降りて剱岳の早月尾根より先に入った駐車スペースで仮眠。約5時間で駐車場までたどり着きました。
以前はもう少し奥まで入れたようですが、歩くと30分程前で車止めがあります。トイレはありません。
コース状況/
危険箇所等
●駐車スペース〜ブナクラ峠
ブナクラ取水堰堤までは舗装された道を30分ほど歩きます。堰堤に到着すると吊橋がありますが、渡らずに建物左側に進むとロープがあるので、登ると道がついています。道は若干草が生い茂っているもののテープもあり間違えることはないと思われます。
戸倉谷の出合で水給水ポイントで、しばらく歩くと渡渉しいよいよ登りが急になってきます。
峠が近くなってきた所で急に岩稜帯の登りが50m位ありますが、浮いていることはないのでゆっくり登れば問題ありません。

●ブナクラ峠〜赤谷山(あかたんやま)
今回は1時間程度登った箇所にある草原帯でテント幕営でした。その他30分登った付近に2人用テント幕営出来そうな箇所がありました。
テント地点から先はかなりの急登です。尾根が切れ落ちていて高度感もあります。
山頂はテントが張れそうなスペースあります。剱岳が間近で最高の展望のようですが、今回は雲の中で見えませんでした。道標とお地蔵さんありました。

●ブナクラ峠〜猫又山
こちらもかなりの急斜面です。最初30分はロープもなく慎重に登る必要があります。中盤はロープが設置されている箇所があり、笹や木を上手く使いながら安定した登りが必要です。
山頂が近くなると草原帯にでます。ここらでテント張ると後立山、剱岳の大展望を楽しめることでしょう。踏み後が薄い箇所もありますが、岩にマーキングされているので大丈夫です。山頂には道標があります。北は日本海、毛勝山、南は剱岳の大展望です。山頂直下もテント張れます。

●猫又山〜大猫山
踏み後はしっかりしています。
途中数箇所ロープがありますが、慎重に歩けば問題ありません。展望が素晴らしすぎるので、気を取られて足を踏み外さないように。
大猫山近くに5人用テントが張れそうなスペースありました。

●大猫山〜駐車スペース
登山道はかなり急です。下山中は大猫平が眼下に見えます。かなり下の方まで剱岳が見えるポイントがありました。また、途中数箇所テント張れる箇所があります。剱岳を眼前に素晴らしい場所です。

●温泉
下山後は高速近くまで降りて、湯神子温泉にて汗を流しました。500円也。
シャンプー、リンス、露天風呂、貴重品ロッカーあります。
ドライヤー、自販機、休憩スペースもあります。
現在マップに書いてある駐車スペース前でゲートがあります。
現在マップに書いてある駐車スペース前でゲートがあります。
駐車マークの箇所まで約30分歩きます。
駐車マークの箇所まで約30分歩きます。
ここを渡って左の道を進みます。
ここを渡って左の道を進みます。
マップの駐車スペースの場所に到着。
マップの駐車スペースの場所に到着。
取水口に到着。ここには大猫山への登山道があります。
取水口に到着。ここには大猫山への登山道があります。
仁王杉。周りを木々に囲まれているためそれほど迫力ありません。
仁王杉。周りを木々に囲まれているためそれほど迫力ありません。
しばらくは沢沿いに歩きます。
しばらくは沢沿いに歩きます。
水場ポイントです。
山頂付近を見上げると紅葉がきれい。
水場ポイントです。
山頂付近を見上げると紅葉がきれい。
稜線でテント泊のため、ここで水を2.5リットルを補充。結構重たい。
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稜線でテント泊のため、ここで水を2.5リットルを補充。結構重たい。
ブナクラ峠付近にくると紅葉が見事。
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ブナクラ峠付近にくると紅葉が見事。
岩場の急登で間もなくブナクラ峠です。
岩場の急登で間もなくブナクラ峠です。
ブナクラ峠にはお地蔵様。
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ブナクラ峠にはお地蔵様。
赤谷山途中から猫又山を振り返ります。
イイ山ですね〜。
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赤谷山途中から猫又山を振り返ります。
イイ山ですね〜。
赤谷山の奥には峻嶮な剱岳。
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赤谷山の奥には峻嶮な剱岳。
赤谷山に登り始めて40分位の場所にあるテント泊できそうなスペースに到着。猫又山方面の景色。
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赤谷山に登り始めて40分位の場所にあるテント泊できそうなスペースに到着。猫又山方面の景色。
テント設営後の赤谷山方面。
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テント設営後の赤谷山方面。
設営後に赤谷山に登ります。
結構急登りです。
設営後に赤谷山に登ります。
結構急登りです。
だんだんとガスが下がってきました。
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だんだんとガスが下がってきました。
赤谷山頂上に到着。
赤谷山頂上に到着。
赤谷山にもお地蔵さん。
赤谷山にもお地蔵さん。
本来なら剱岳の大展望のはずがガスで何も見えず残念。
本来なら剱岳の大展望のはずがガスで何も見えず残念。
降ってくると少し展望良くなってきました。
紅葉が見事。
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降ってくると少し展望良くなってきました。
紅葉が見事。
赤谷山のテン場スペース
赤谷山のテン場スペース
早朝、後立山の北端。
早朝、後立山の北端。
五竜のほうから赤く染まってきます。
後立山の稜線は見事というしかない景色です。
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五竜のほうから赤く染まってきます。
後立山の稜線は見事というしかない景色です。
紅葉と赤谷山の奥に見える剱岳
紅葉と赤谷山の奥に見える剱岳
数日前の降雪で剱岳は白銀に輝いていました。
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数日前の降雪で剱岳は白銀に輝いていました。
赤谷山と剱岳
猫又山へ登っているときの右手に見える朝日・雪倉・白馬の陵線。
猫又山へ登っているときの右手に見える朝日・雪倉・白馬の陵線。
猫又山からは後立山の陵線が全て見えます。
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猫又山からは後立山の陵線が全て見えます。
鹿島槍ヶ岳の相似峰
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鹿島槍ヶ岳の相似峰
右から白馬岳、蓮華岳、雪倉岳、朝日岳
右から白馬岳、蓮華岳、雪倉岳、朝日岳
もちろん剱岳が最高
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もちろん剱岳が最高
猫又山山頂にはお地蔵さん。
奥には毛勝山。
猫又山山頂にはお地蔵さん。
奥には毛勝山。
猫又山山頂には道標もあります
猫又山山頂には道標もあります
メンバーと剱岳
猫又山山頂北方面は日本海が見えます。
猫又山山頂北方面は日本海が見えます。
毛勝山への陵線。いつか登りたいです。
毛勝山への陵線。いつか登りたいです。
猫又山から大猫山へ向かいます
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猫又山から大猫山へ向かいます
この印から分岐
遠くは白山も見えました
遠くは白山も見えました
猫又〜大猫の陵線は剱岳見放題です。
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猫又〜大猫の陵線は剱岳見放題です。
いろんなアングルで写真撮れます
いろんなアングルで写真撮れます
猫又〜大猫の陵線から大猫山。
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猫又〜大猫の陵線から大猫山。
大猫山の山頂付近に来ると笹原が見事
大猫山の山頂付近に来ると笹原が見事
紅葉と剱岳
大猫山到着。立派な道標はありません。
大猫山到着。立派な道標はありません。
剱岳を背に猫又山登り中。
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剱岳を背に猫又山登り中。
鹿島槍と五竜。この陵線も歩きたい。
鹿島槍と五竜。この陵線も歩きたい。
大猫山で剱岳をバックに記念写真。
大猫山で剱岳をバックに記念写真。
大猫山から下山開始。
大猫山から下山開始。
大猫山からの下山はかなり急下降。大猫平が眼下に広がります。
大猫山からの下山はかなり急下降。大猫平が眼下に広がります。
大猫山は随分下からも剱岳が見えます。
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大猫山は随分下からも剱岳が見えます。
車止めまで到着。
車止めまで到着。
帰りも剱岳見えました。
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帰りも剱岳見えました。
湯神子温泉にて汗を流しました。
湯神子温泉にて汗を流しました。

感想

北方陵線を歩こうというお誘いに富山まで1泊2日は正直厳しいかと思いましたが、剱岳がきれいに見えるよの一言で行くことに決めた猫又〜大猫周回コースです。

まず感想から言うと正直これほど素晴らしいコースだとは思っていなかった。とにかく剱岳の展望が凄いの一言に尽きる。

赤谷山では、雲が降りてきたため展望がなかったが、2日目は余すことなく剱岳が堪能できるコース。また、今年縦走した朝日〜雪倉〜白馬〜蓮華の陵線が見えるのも満足だったし、これから登りたい白馬〜キレット〜五竜〜キレット〜鹿島槍の陵線がパノラマで見えて感動した。

紅葉もちょうど見頃で、前週の安達太良・磐梯山にも劣らぬ見事な彩りだった。水を汲んでの急登は厳しいものもあるが、有名どころの山々とは違い静かで、途中でお会いした地元の方は皆さんイイ人ばかりで気持ちイイ。

来年は是非猫又山頂か、大猫にテント幕営して日の出と剱岳を見たいと思った。まーその前に一昨年から計画断念していた立山〜剱岳周回ルートを夏にやってから、登ったよなーと感慨に耽りたいと思う。

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