沼原から三本槍岳 紅葉を見に行く
- GPS
- 07:58
- 距離
- 18.0km
- 登り
- 1,271m
- 下り
- 1,270m
コースタイム
天候 | 快晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2012年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
写真
感想
那須の紅葉を見に、一昨日いった姥ヶ平に続き、沼原から三本槍岳まで行ってきた。
今年5回目の三本槍岳の山行は、沼原から姥ヶ平までは、一昨日とほぼ同じコースを歩いた。
茶臼岳の噴煙の上がる直下のコースを歩き、峰の茶屋まで、ここでも多くの登山者がいたが、朝日岳へ向かうコースは行列となっており、何組は追い越してきたが、鎖場は、さすがにノロノロの登りを強いられた。紅葉の時期の日曜日とあっては仕方のないと諦めるしかない。
清水平の手前の1900mのピークからは、那須連山そして遠く吾妻連峰、飯豊、燧ケ岳までが一望できる。
清水平の先には、三本槍岳。旭岳、大白森山が見え、その先にかすかに会津布引山の風力発電の風車群がみえる。
猪苗代湖の湖面も見えるようだ、磐梯山、吾妻連峰も見える。
飯豊山、尾瀬燧ケ岳などの遠くの山々も霞の先にかすかに見ることができる。
空は青空、気持ちのいい登山日和である。
木の階段を下り、清水平を通り、背の低い木々の間のルートを進む、赤面山の分岐をやり過ごし、少し下ると三本槍岳の斜面に取りつく前の平たんな道になる。
好きな場所である。
このあたりの紅葉の最盛期ははやや過ぎたようだ。
三本槍岳の斜面の木々は既に落葉しているように見える。
山頂へ向かう斜面をのぼりきる。
少し歩くと山頂へ着く。
さすが有名な三本槍岳。
多くの登山者が腰を下ろし休憩している。
休む場所を探すのが大変だ。
丁度出発した先客の後に休む場所を確保した。
目の前に流石山〜三倉山の美しい稜線。いつみても素晴らしい。
旭岳もきれいな山体を見せている。
ほぼ周囲の山は見ることができる。
15分ほど休んで、混雑している山頂を出発。
清水平を過ぎ、1900mピークへの斜面は毎回、苦労させられる。
ようやく登りきって、周りの眺望を楽しみ10分ほど休憩する。
しかし、人が多い。今日は静かな山歩きとはいかないようだ。
朝日岳から峰の茶屋までは急な岩場を下りる。途中鎖場などあるが、小さい子供たちも一生懸命登ってくる姿は、思わず笑顔になる。
峰の茶屋の小屋で多くの人が休んでいる。
朝歩いたルートを戻り、牛ヶ首へ。
気のせいか、朝より昼過ぎの今頃の方が、姥ヶ平の紅葉が赤みを増し、きれいに見える。
ここからは、南月山、白笹山を経由して駐車場へ戻るコースを行くことにした。
日出平までの斜面を登る。
このコースはあまり利用する人はいないようだ。静かな山歩きとなった。
斜面を登りきると、やがて日出平に、大きな案内図がある。
ここを右に曲がれば、朝来たコースに戻れるが、そのまま直進する。
南月山まではほぼ平坦。ここまで、わずかに2組とすれちがっただけである。
牛ヶ首から30分ほどで南月山の山頂。休憩用のベンチと山頂の標識があった。
ここから茶臼岳を見れるが、牛ヶ首を過ぎたあたりから雲がわきだし、南月山からは、茶臼岳の山頂は雲に覆われ見ることができない。
しばらく平たんなコースを歩くが、白笹山の直下から急斜面を登る。
南月山から30分ほどで白笹山へ着いた。山頂は展望がなく、周りは木々に隠され三角点も見つけられなかった。
駐車場へ向かう、白笹山からのコースは木の根などがあったり、クマザサの根で滑りやすかったりなど、ほぼ下りが続くコースだが、歩きやすいコースとは言えない。注意が必要な個所もある。途中、1組の老夫婦を追い越したのみで、他は、だれもとすれ違うことはなかった。このコースはあまり利用されないようだ。別なコースはもっと簡単により早く戻ってこれるからだろう。
白笹山山頂から、約1時間ほど歩いて、ようやく駐車場着いた。
太陽はだいぶ傾いてきていた。秋の日は「つるべ落としと」である。
つるべ落としとは急速に落ちることをいい、秋の日の入りの速さを言い表している。
秋は日照時間が短く、あっという間に日没となる。
これからの山行時には注意が必要となる。
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