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Yamareco

記録ID: 235897
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
磐梯・吾妻・安達太良

紅葉の名山を一筆書きで☆安達太良・吾妻連峰縦走

2012年10月15日(月) ~ 2012年10月18日(木)
 - 拍手
GPS
46:59
距離
35.2km
登り
2,635m
下り
2,448m

コースタイム

【day1】 0800新宿=1200郡山1230=1310岳温泉1335=1350奥岳1400-1530くろがね小屋(泊)

【day2】 0600くろがね小屋-0700安達太良山-0800鉄山避難小屋-0900箕輪山-1000鬼面山-1030野地温泉1105=1145浄土平1215-1300一切経山-1430東吾妻山-1645谷地平避難小屋(泊)

【day3】 0620谷地平-0925東大巓0935-1105中大巓1110-1215西吾妻山-1320西大巓-1450デコ平=1500グランデコ=1600民宿高原の宿(泊)

【day4】 0900高原の宿=0942猪苗代=1012郡山1025=1435新宿
天候 day1:晴れ
day2:快晴
day3:快晴、夕方から雨
day4:雨
過去天気図(気象庁) 2012年10月の天気図
アクセス
利用交通機関:
電車 バス ケーブルカー(ロープウェイ/リフト)
この一筆書き縦走は、5年前のヤマケイの東北縦走特集からヒントを得て去年歩いたという方から教えてもらいました。肝となるのが3つの山域をつなぐ交通手段。

自分はまず、郡山起点にして岳温泉観光協会の宿泊客専用バス(予約制)を利用して岳温泉まで行き、くろがね小屋利用ということでさらに奥岳登山口まで乗せてもらいました。合計1000円です。

安達太良山を下山した野地温泉から吾妻連峰の登山口の浄土平までは、1日2本だけ通る磐梯吾妻スカイラインの観光バスでつなぎます。660円だったかな。このバスは福島起点の周遊型で一方通行なので、どうしても反時計回りの縦走になります。ちなみに私の乗った日は平日でしたが紅葉のピークだっため満席であやうく乗車拒否されるところでした(浄土平まで誰も降りないので床に座らされました)。

吾妻連峰を下山して磐梯山の登山口まで繋ぐには、グランデコスキーリゾートのゴンドラ(片道1000円)に乗るとホテルグランデコのシャトルバスに乗せてもらえて五色沼まで送ってもらえるというのも、ポイント。実際には五色沼の宿の方に送迎してもらったのですが、距離を考えるとお得感があります。

都内からの往復にはJRバスのあぶくま号か夢街道会津号が、早割NET割が効いて圧倒的に安いし便もたくさんあるのでおすすめです。
コース状況/
危険箇所等
■道の状況
紅葉が1週間から10日遅れているとはいえ、夜は氷点下まで気温が下がるため、朝は登山道が凍ったり霜が降りたりしていて滑りやすかったです。安達太良連峰は、特に箕輪山から鬼面山の下り、最初の30分ほどは急勾配で粘土質の道がU字にえぐれている上に背丈の高い笹で足元が見えづらく、かなりコケやすいです。吾妻連峰は稜線は展望がなく笹薮がひどいと聞いていたので湿原ルートを取りましたが、谷地平から東大巓の最後の登り30分ほどがやや徒渉が多いのと薮っぽかったぐらいで、おおむね歩きやすいルートでした。グランデコスキー場への下山道は楽勝と思いきや思いのほか木の根や岩が多かったです。

■登山ポスト
福島県の登山者カードは入山届の下部にきりとりせんがついていて下山届になっていました。ポストは入山時は目立つところにありましたが、グランデコではちょっと見たところでは見つかりませんでした。

■温泉
くろがね小屋の温泉は確かに素晴らしいですが、小さいので紅葉ピーク時はあまりゆっくりできないかも。野地温泉の泉質も硫黄泉で柔らかくて、木造の内湯も山並みが見える露天も雰囲気が良くて気に入りました。次は泊まってみたいです。五色沼で日帰り入浴しようと思っていた健康センターは残念ながら閉館していました。磐梯山は雨で中止したので予定していた押立温泉も入れずじまい。

■飲食店など
浄土平のレストハウスは2Fレストランの展望がよく座席数も多いのでゆったり食事ができる割にお手頃価格。なので、大混雑の1Fの売店でスナックをつまむより良いかもです。また水はここで調達しました、やっぱり沢水はちょっと怖いので。グランデコスキー場のゴンドラ山頂駅にあるレストランは雰囲気もよくメニューも美味しそうでしたが、2時半ラストオーダーということで残念ながら食事にありつけず。五色沼にはセブンイレブンや物産館もあるようなので物資の調達は楽そう。
混雑のゴンドラ方面は避けて、皆さんが下山してくる裏道からGO。
2012年10月15日 13:57撮影 by  GR DIGITAL 3 , RICOH
10/15 13:57
混雑のゴンドラ方面は避けて、皆さんが下山してくる裏道からGO。
下の方はまだ真っ青
2012年10月19日 07:41撮影 by  GR DIGITAL 3 , RICOH
10/19 7:41
下の方はまだ真っ青
馬車道をのんびり登って行きます。智恵子さん、本当の空ですな。
2012年10月19日 07:41撮影 by  GR DIGITAL 3 , RICOH
10/19 7:41
馬車道をのんびり登って行きます。智恵子さん、本当の空ですな。
安達太良山、遠くに発見。
2012年10月19日 13:22撮影 by  GR DIGITAL 3 , RICOH
10/19 13:22
安達太良山、遠くに発見。
冴えない夕方の曇り空のもとですが、勢至平あたりまでくると色付きがはっきりわかります
2012年10月19日 13:23撮影 by  GR DIGITAL 3 , RICOH
10/19 13:23
冴えない夕方の曇り空のもとですが、勢至平あたりまでくると色付きがはっきりわかります
来た来た
2012年10月19日 13:24撮影 by  GR DIGITAL 3 , RICOH
10/19 13:24
来た来た
おおお
2012年10月19日 13:25撮影 by  GR DIGITAL 3 , RICOH
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10/19 13:25
おおお
山肌一面、黄金色だ〜。上に屏風のようにそびえてるのが鉄山でしょうか
2012年10月19日 13:25撮影 by  GR DIGITAL 3 , RICOH
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10/19 13:25
山肌一面、黄金色だ〜。上に屏風のようにそびえてるのが鉄山でしょうか
この色に包まれたくろがね小屋のロケーションは贅沢だ
2012年10月19日 13:26撮影 by  GR DIGITAL 3 , RICOH
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10/19 13:26
この色に包まれたくろがね小屋のロケーションは贅沢だ
2012年10月19日 13:26撮影 by  GR DIGITAL 3 , RICOH
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10/19 13:26
2012年10月19日 13:27撮影 by  GR DIGITAL 3 , RICOH
10/19 13:27
2012年10月19日 13:27撮影 by  GR DIGITAL 3 , RICOH
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2012年10月15日 15:28撮影 by  GR DIGITAL 3 , RICOH
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2012年10月19日 13:29撮影 by  GR DIGITAL 3 , RICOH
10/19 13:29
枯れ草もいい色
2012年10月19日 13:30撮影 by  GR DIGITAL 3 , RICOH
10/19 13:30
枯れ草もいい色
終わり目のリンドウも美しい
2012年10月19日 13:31撮影 by  GR DIGITAL 3 , RICOH
10/19 13:31
終わり目のリンドウも美しい
2012年10月19日 13:31撮影 by  GR DIGITAL 3 , RICOH
10/19 13:31
2012年10月19日 13:32撮影 by  GR DIGITAL 3 , RICOH
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登山道は終止、遊歩道のような歩きやすさでした
2012年10月19日 07:41撮影 by  GR DIGITAL 3 , RICOH
10/19 7:41
登山道は終止、遊歩道のような歩きやすさでした
オオカメノキの配色にはいつもドキッとさせられる
2012年10月19日 13:32撮影 by  GR DIGITAL 3 , RICOH
10/19 13:32
オオカメノキの配色にはいつもドキッとさせられる
小屋のシンボル?
2012年10月16日 05:38撮影 by  GR DIGITAL 3 , RICOH
10/16 5:38
小屋のシンボル?
小さめの湯船に硫黄だけれど柔らかいお湯。窓をあけると紅葉が目に飛び込んできます。ああ癒された。。。
2012年10月16日 06:02撮影 by  GR DIGITAL 3 , RICOH
10/16 6:02
小さめの湯船に硫黄だけれど柔らかいお湯。窓をあけると紅葉が目に飛び込んできます。ああ癒された。。。
早朝6時からまずは安達太良山頂を目指す。まぶしいお天気
2012年10月19日 13:34撮影 by  GR DIGITAL 3 , RICOH
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10/19 13:34
早朝6時からまずは安達太良山頂を目指す。まぶしいお天気
2012年10月16日 06:23撮影 by  GR DIGITAL 3 , RICOH
10/16 6:23
乳首が見えて来た
2012年10月16日 06:47撮影 by  GR DIGITAL 3 , RICOH
10/16 6:47
乳首が見えて来た
登山道にはバリバリに霜が降りてました。テントで寝たら寒かっただろうな。
2012年10月16日 07:01撮影 by  GR DIGITAL 3 , RICOH
10/16 7:01
登山道にはバリバリに霜が降りてました。テントで寝たら寒かっただろうな。
乳首の上から。薬師岳方面でしょうか。
2012年10月16日 07:14撮影 by  GR DIGITAL 3 , RICOH
10/16 7:14
乳首の上から。薬師岳方面でしょうか。
もしや遠くに見えるのは磐梯山?あそこまで歩けるかな。
2012年10月16日 07:14撮影 by  GR DIGITAL 3 , RICOH
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10/16 7:14
もしや遠くに見えるのは磐梯山?あそこまで歩けるかな。
乳首征服、イエーイ
2012年10月19日 07:41撮影 by  GR DIGITAL 3 , RICOH
10/19 7:41
乳首征服、イエーイ
カラフルだった山肌が嘘のように、寂寞とした鉄山の稜線
2012年10月16日 07:28撮影 by  GR DIGITAL 3 , RICOH
10/16 7:28
カラフルだった山肌が嘘のように、寂寞とした鉄山の稜線
火山ならではのダイナミックな地形ですね
2012年10月16日 07:30撮影 by  GR DIGITAL 3 , RICOH
10/16 7:30
火山ならではのダイナミックな地形ですね
くろがね小屋方面を見下ろす
2012年10月16日 07:36撮影 by  GR DIGITAL 3 , RICOH
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10/16 7:36
くろがね小屋方面を見下ろす
2012年10月16日 07:49撮影 by  GR DIGITAL 3 , RICOH
10/16 7:49
2012年10月16日 07:50撮影 by  GR DIGITAL 3 , RICOH
10/16 7:50
鉄山避難小屋の配色、とてもオシャレ
2012年10月16日 07:59撮影 by  GR DIGITAL 3 , RICOH
10/16 7:59
鉄山避難小屋の配色、とてもオシャレ
中はピカピカ。トイレと水場はないのですが
2012年10月16日 07:59撮影 by  GR DIGITAL 3 , RICOH
10/16 7:59
中はピカピカ。トイレと水場はないのですが
今度は箕輪山へ向かいます
2012年10月16日 08:04撮影 by  GR DIGITAL 3 , RICOH
10/16 8:04
今度は箕輪山へ向かいます
東北らしいたおやかな山容ですね、熊笹のけぶった緑が美しい
2012年10月16日 08:14撮影 by  GR DIGITAL 3 , RICOH
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10/16 8:14
東北らしいたおやかな山容ですね、熊笹のけぶった緑が美しい
向こうの奥に見えるのは吾妻連峰でしょうか
2012年10月16日 08:14撮影 by  GR DIGITAL 3 , RICOH
10/16 8:14
向こうの奥に見えるのは吾妻連峰でしょうか
2012年10月16日 08:26撮影 by  GR DIGITAL 3 , RICOH
10/16 8:26
2012年10月16日 08:40撮影 by  GR DIGITAL 3 , RICOH
10/16 8:40
箕輪山から鬼面山への下りは笹薮な上に滑りやすく注意、と言われていました
2012年10月19日 07:41撮影 by  GR DIGITAL 3 , RICOH
10/19 7:41
箕輪山から鬼面山への下りは笹薮な上に滑りやすく注意、と言われていました
確かに霜が溶けだしてぐちゃぐちゃにぬかるんでいると、容易に滑ってコケます。
2012年10月19日 07:41撮影 by  GR DIGITAL 3 , RICOH
10/19 7:41
確かに霜が溶けだしてぐちゃぐちゃにぬかるんでいると、容易に滑ってコケます。
最初の急斜面を30分ほど細心の注意で下ればあとは問題なし
2012年10月16日 09:10撮影 by  GR DIGITAL 3 , RICOH
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10/16 9:10
最初の急斜面を30分ほど細心の注意で下ればあとは問題なし
鬼面山は赤いですね。
2012年10月16日 09:32撮影 by  GR DIGITAL 3 , RICOH
10/16 9:32
鬼面山は赤いですね。
2012年10月16日 09:34撮影 by  GR DIGITAL 3 , RICOH
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2012年10月19日 13:39撮影 by  GR DIGITAL 3 , RICOH
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2012年10月16日 09:56撮影 by  GR DIGITAL 3 , RICOH
10/16 9:56
2012年10月19日 13:40撮影 by  GR DIGITAL 3 , RICOH
10/19 13:40
吾妻磐梯スカイラインが見えて来た
2012年10月19日 13:40撮影 by  GR DIGITAL 3 , RICOH
10/19 13:40
吾妻磐梯スカイラインが見えて来た
白っぽく見えるのが野地温泉でしょうか
2012年10月19日 13:40撮影 by  GR DIGITAL 3 , RICOH
10/19 13:40
白っぽく見えるのが野地温泉でしょうか
2012年10月19日 13:41撮影 by  GR DIGITAL 3 , RICOH
10/19 13:41
2012年10月19日 13:41撮影 by  GR DIGITAL 3 , RICOH
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2012年10月19日 13:42撮影 by  GR DIGITAL 3 , RICOH
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野地温泉に到着。バスの時間まで30分あるから、お湯につかってしまえ!
2012年10月16日 10:32撮影 by  GR DIGITAL 3 , RICOH
10/16 10:32
野地温泉に到着。バスの時間まで30分あるから、お湯につかってしまえ!
縦走中に、禁じてのバス移動www このお天気ですから、平日なのに吾妻磐梯スカイラインバスは満員御礼。かろうじて床に座らせてもらう。浄土平駐車場もこの通り
2012年10月16日 11:51撮影 by  GR DIGITAL 3 , RICOH
10/16 11:51
縦走中に、禁じてのバス移動www このお天気ですから、平日なのに吾妻磐梯スカイラインバスは満員御礼。かろうじて床に座らせてもらう。浄土平駐車場もこの通り
車の数に対し、遊歩道にはそれほど人があふれていません
2012年10月16日 12:13撮影 by  GR DIGITAL 3 , RICOH
10/16 12:13
車の数に対し、遊歩道にはそれほど人があふれていません
さて、縦走再開。まずは一切経山を目指します
2012年10月16日 12:13撮影 by  GR DIGITAL 3 , RICOH
10/16 12:13
さて、縦走再開。まずは一切経山を目指します
2012年10月16日 12:32撮影 by  GR DIGITAL 3 , RICOH
10/16 12:32
このあたりも紅葉いい感じ
2012年10月20日 08:24撮影 by  GR DIGITAL 3 , RICOH
10/20 8:24
このあたりも紅葉いい感じ
2012年10月20日 08:24撮影 by  GR DIGITAL 3 , RICOH
10/20 8:24
吾妻小富士のほうが観光客には大人気のようです。私も子どもの頃に家族旅行で歩いた記憶が
2012年10月16日 12:41撮影 by  GR DIGITAL 3 , RICOH
10/16 12:41
吾妻小富士のほうが観光客には大人気のようです。私も子どもの頃に家族旅行で歩いた記憶が
酸ヶ平と鎌池の分岐にザックをデポ
2012年10月16日 12:53撮影 by  GR DIGITAL 3 , RICOH
10/16 12:53
酸ヶ平と鎌池の分岐にザックをデポ
酸ヶ平避難小屋はキレイですが寝るようには作られていない?バイオトイレも故障している様子でした
2012年10月16日 12:56撮影 by  GR DIGITAL 3 , RICOH
10/16 12:56
酸ヶ平避難小屋はキレイですが寝るようには作られていない?バイオトイレも故障している様子でした
左手に鎌池がチラッ
2012年10月20日 08:26撮影 by  GR DIGITAL 3 , RICOH
10/20 8:26
左手に鎌池がチラッ
2012年10月16日 13:14撮影 by  GR DIGITAL 3 , RICOH
10/16 13:14
どうでもいい山頂はスルーして奥へ
2012年10月16日 13:22撮影 by  GR DIGITAL 3 , RICOH
10/16 13:22
どうでもいい山頂はスルーして奥へ
魔女の瞳。これが見たかったんだー。五色沼という名前は裏磐梯のほうに取っておきたい。風が強くザレた斜面に足元が滑るのでまるでアリ地獄のよう
2012年10月20日 08:28撮影 by  GR DIGITAL 3 , RICOH
2
10/20 8:28
魔女の瞳。これが見たかったんだー。五色沼という名前は裏磐梯のほうに取っておきたい。風が強くザレた斜面に足元が滑るのでまるでアリ地獄のよう
2012年10月20日 08:32撮影 by  GR DIGITAL 3 , RICOH
10/20 8:32
さてザックを拾って鎌池へ向かいます
2012年10月20日 08:32撮影 by  GR DIGITAL 3 , RICOH
10/20 8:32
さてザックを拾って鎌池へ向かいます
牧歌的な風景
2012年10月20日 08:33撮影 by  GR DIGITAL 3 , RICOH
10/20 8:33
牧歌的な風景
2012年10月20日 08:34撮影 by  GR DIGITAL 3 , RICOH
10/20 8:34
2012年10月20日 08:34撮影 by  GR DIGITAL 3 , RICOH
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10/20 8:34
池のほとりにはいい感じにベンチが設置されており、ピクニックに最適。うんと長居したいかんじです
2012年10月20日 08:34撮影 by  GR DIGITAL 3 , RICOH
10/20 8:34
池のほとりにはいい感じにベンチが設置されており、ピクニックに最適。うんと長居したいかんじです
2012年10月20日 08:39撮影 by  GR DIGITAL 3 , RICOH
10/20 8:39
2012年10月20日 08:39撮影 by  GR DIGITAL 3 , RICOH
10/20 8:39
池を一周して帰るハイカーが多かったです
2012年10月20日 08:39撮影 by  GR DIGITAL 3 , RICOH
10/20 8:39
池を一周して帰るハイカーが多かったです
2012年10月20日 08:39撮影 by  GR DIGITAL 3 , RICOH
10/20 8:39
後ろ髪惹かれつつ、池に別れを告げる
2012年10月20日 08:40撮影 by  GR DIGITAL 3 , RICOH
10/20 8:40
後ろ髪惹かれつつ、池に別れを告げる
今度は東吾妻山のピークを目指します
2012年10月20日 08:40撮影 by  GR DIGITAL 3 , RICOH
10/20 8:40
今度は東吾妻山のピークを目指します
再びザックをデポ
2012年10月20日 08:40撮影 by  GR DIGITAL 3 , RICOH
10/20 8:40
再びザックをデポ
樹林帯をもくもくと歩くこと30分で突然目の前が開けた
2012年10月20日 08:40撮影 by  GR DIGITAL 3 , RICOH
10/20 8:40
樹林帯をもくもくと歩くこと30分で突然目の前が開けた
後ろは針葉樹林帯
2012年10月19日 07:42撮影 by  GR DIGITAL 3 , RICOH
10/19 7:42
後ろは針葉樹林帯
山頂は坊主
2012年10月16日 14:51撮影 by  GR DIGITAL 3 , RICOH
10/16 14:51
山頂は坊主
夕日と磐梯山と湖のシルエットいいですね
2012年10月20日 08:42撮影 by  GR DIGITAL 3 , RICOH
1
10/20 8:42
夕日と磐梯山と湖のシルエットいいですね
さて日も暮れて来たので本日の宿へと向かいますか
2012年10月16日 15:42撮影 by  GR DIGITAL 3 , RICOH
10/16 15:42
さて日も暮れて来たので本日の宿へと向かいますか
手のひらを返したように薮薮の道
2012年10月20日 08:42撮影 by  GR DIGITAL 3 , RICOH
10/20 8:42
手のひらを返したように薮薮の道
だいぶ下って沢に降りて来た
2012年10月16日 16:47撮影 by  GR DIGITAL 3 , RICOH
10/16 16:47
だいぶ下って沢に降りて来た
谷地平避難小屋、三角屋根がかわいらしい
2012年10月16日 16:49撮影 by  GR DIGITAL 3 , RICOH
10/16 16:49
谷地平避難小屋、三角屋根がかわいらしい
ん?山の漁協?
2012年10月19日 07:42撮影 by  GR DIGITAL 3 , RICOH
10/19 7:42
ん?山の漁協?
中は誰一人おらず。寂しいような、ほっとしたような。
2012年10月16日 16:49撮影 by  GR DIGITAL 3 , RICOH
10/16 16:49
中は誰一人おらず。寂しいような、ほっとしたような。
そういうことか。残念ですな
2012年10月19日 07:42撮影 by  GR DIGITAL 3 , RICOH
10/19 7:42
そういうことか。残念ですな
半径10キロぐらい熊しかいなさそうな深い森に囲まれております
2012年10月20日 08:44撮影 by  GR DIGITAL 3 , RICOH
10/20 8:44
半径10キロぐらい熊しかいなさそうな深い森に囲まれております
ここはイワナがいっぱい釣れるんだと地元の方に聞きました。
2012年10月20日 08:44撮影 by  GR DIGITAL 3 , RICOH
10/20 8:44
ここはイワナがいっぱい釣れるんだと地元の方に聞きました。
早朝6時、霜と氷が張りつめてました
2012年10月17日 06:20撮影 by  GR DIGITAL 3 , RICOH
10/17 6:20
早朝6時、霜と氷が張りつめてました
霜が味の素まぶしたみたいですw
2012年10月20日 08:45撮影 by  GR DIGITAL 3 , RICOH
10/20 8:45
霜が味の素まぶしたみたいですw
天気は今日から下り坂の予報ですが、まずまずの朝
2012年10月20日 08:45撮影 by  GR DIGITAL 3 , RICOH
10/20 8:45
天気は今日から下り坂の予報ですが、まずまずの朝
2012年10月20日 08:45撮影 by  GR DIGITAL 3 , RICOH
10/20 8:45
2012年10月17日 06:22撮影 by  GR DIGITAL 3 , RICOH
10/17 6:22
2012年10月17日 06:22撮影 by  GR DIGITAL 3 , RICOH
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2012年10月17日 06:23撮影 by  GR DIGITAL 3 , RICOH
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2012年10月20日 08:46撮影 by  GR DIGITAL 3 , RICOH
10/20 8:46
2012年10月17日 06:24撮影 by  GR DIGITAL 3 , RICOH
10/17 6:24
早朝の谷地平、素敵です
2012年10月20日 08:47撮影 by  GR DIGITAL 3 , RICOH
10/20 8:47
早朝の谷地平、素敵です
夏はお花すごいんだろうなあ。
2012年10月17日 06:34撮影 by  GR DIGITAL 3 , RICOH
10/17 6:34
夏はお花すごいんだろうなあ。
2012年10月20日 08:48撮影 by  GR DIGITAL 3 , RICOH
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2012年10月20日 08:48撮影 by  GR DIGITAL 3 , RICOH
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2012年10月20日 08:49撮影 by  GR DIGITAL 3 , RICOH
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2012年10月17日 06:39撮影 by  GR DIGITAL 3 , RICOH
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稜線ルートにしなくて良かったと思いました。
2012年10月17日 06:40撮影 by  GR DIGITAL 3 , RICOH
10/17 6:40
稜線ルートにしなくて良かったと思いました。
湿原に別れを告げ、いよいよ東大巓目指して稜線に上がって行きます
2012年10月20日 08:50撮影 by  GR DIGITAL 3 , RICOH
10/20 8:50
湿原に別れを告げ、いよいよ東大巓目指して稜線に上がって行きます
2012年10月20日 08:51撮影 by  GR DIGITAL 3 , RICOH
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2012年10月17日 06:45撮影 by  GR DIGITAL 3 , RICOH
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何度も沢を渡ります。地図には迷マークがついてましたが、ピンクのテープがきっちりガイドしてくれるので安心です
2012年10月17日 07:00撮影 by  GR DIGITAL 3 , RICOH
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何度も沢を渡ります。地図には迷マークがついてましたが、ピンクのテープがきっちりガイドしてくれるので安心です
いい感じの樹林帯の登りです。思いのほか整備されていた。
2012年10月19日 07:43撮影 by  GR DIGITAL 3 , RICOH
10/19 7:43
いい感じの樹林帯の登りです。思いのほか整備されていた。
最後の30分ぐらい、ちょっとした笹薮と徒渉の繰り返しがあり、稜線に出ます。
2012年10月17日 08:10撮影 by  GR DIGITAL 3 , RICOH
10/17 8:10
最後の30分ぐらい、ちょっとした笹薮と徒渉の繰り返しがあり、稜線に出ます。
東大巓の稜線に出てからは快適な尾根歩き
2012年10月17日 08:56撮影 by  GR DIGITAL 3 , RICOH
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東大巓の稜線に出てからは快適な尾根歩き
2012年10月17日 08:58撮影 by  GR DIGITAL 3 , RICOH
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八幡平を思い出します。
2012年10月17日 08:58撮影 by  GR DIGITAL 3 , RICOH
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八幡平を思い出します。
2012年10月17日 09:08撮影 by  GR DIGITAL 3 , RICOH
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スキーツアーの目印。随分高いところについているな
2012年10月17日 09:49撮影 by  GR DIGITAL 3 , RICOH
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スキーツアーの目印。随分高いところについているな
このあたり、右手に庄内平野、その奥に月山、正面に飯豊連峰(たぶん)が見えて、ワクワクします。来年は山形の山に登ろう。
2012年10月17日 09:50撮影 by  GR DIGITAL 3 , RICOH
10/17 9:50
このあたり、右手に庄内平野、その奥に月山、正面に飯豊連峰(たぶん)が見えて、ワクワクします。来年は山形の山に登ろう。
お腹が空いたので、いただきます。
2012年10月20日 08:54撮影 by  GR DIGITAL 3 , RICOH
10/20 8:54
お腹が空いたので、いただきます。
磐梯山かな?
2012年10月17日 10:01撮影 by  GR DIGITAL 3 , RICOH
10/17 10:01
磐梯山かな?
2012年10月17日 10:01撮影 by  GR DIGITAL 3 , RICOH
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2012年10月17日 10:10撮影 by  GR DIGITAL 3 , RICOH
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あれが中大巓かな?どれも丸くて似ているので見分けがつかなくなるw
2012年10月17日 10:38撮影 by  GR DIGITAL 3 , RICOH
10/17 10:38
あれが中大巓かな?どれも丸くて似ているので見分けがつかなくなるw
人形石に到着すると、やっと人とすれ違うようになりました。山形側からロープウェイで上がってくる人が多いのかな。明月荘を目指して縦走ふうのおじさんに、谷地平から来たと言ったら、「やっぱり谷地平が一番だよねえ」と目を細めてました。
2012年10月17日 11:09撮影 by  GR DIGITAL 3 , RICOH
10/17 11:09
人形石に到着すると、やっと人とすれ違うようになりました。山形側からロープウェイで上がってくる人が多いのかな。明月荘を目指して縦走ふうのおじさんに、谷地平から来たと言ったら、「やっぱり谷地平が一番だよねえ」と目を細めてました。
本当なら大凹に降りてランチタイムのはずだったのだが、燃料を忘れて来たのでお昼抜き。ぐふっ(>_<)。
2012年10月17日 11:34撮影 by  GR DIGITAL 3 , RICOH
10/17 11:34
本当なら大凹に降りてランチタイムのはずだったのだが、燃料を忘れて来たのでお昼抜き。ぐふっ(>_<)。
大凹の水場ですがチョロチョロでしたよ
2012年10月19日 07:43撮影 by  GR DIGITAL 3 , RICOH
10/19 7:43
大凹の水場ですがチョロチョロでしたよ
さて。シャリバテも近いのでペースを落として登りませう
2012年10月17日 11:52撮影 by  GR DIGITAL 3 , RICOH
10/17 11:52
さて。シャリバテも近いのでペースを落として登りませう
吾妻神社。山の神様、ここまで晴天にしてくださってありがとうございます。
2012年10月17日 12:18撮影 by  GR DIGITAL 3 , RICOH
10/17 12:18
吾妻神社。山の神様、ここまで晴天にしてくださってありがとうございます。
西吾妻山まであと少し。でも眺望がないというので頂上は巻いてしまおうっと
2012年10月17日 12:28撮影 by  GR DIGITAL 3 , RICOH
10/17 12:28
西吾妻山まであと少し。でも眺望がないというので頂上は巻いてしまおうっと
西吾妻避難小屋。中はあまりキレイではありませんでした。
2012年10月17日 12:28撮影 by  GR DIGITAL 3 , RICOH
10/17 12:28
西吾妻避難小屋。中はあまりキレイではありませんでした。
さて最後の登り、西大巓。
2012年10月17日 12:48撮影 by  GR DIGITAL 3 , RICOH
10/17 12:48
さて最後の登り、西大巓。
だいぶ雲がかかってきました。それにしてもこのあたりは紅葉する木がないんだなあ
2012年10月17日 13:02撮影 by  GR DIGITAL 3 , RICOH
10/17 13:02
だいぶ雲がかかってきました。それにしてもこのあたりは紅葉する木がないんだなあ
西大巓の頂上から。磐梯山はどこからみてもカッコイイ
2012年10月17日 13:20撮影 by  GR DIGITAL 3 , RICOH
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10/17 13:20
西大巓の頂上から。磐梯山はどこからみてもカッコイイ
グランデコのゲレンデに下山してきました。
2012年10月20日 08:56撮影 by  GR DIGITAL 3 , RICOH
10/20 8:56
グランデコのゲレンデに下山してきました。
この辺りが一番カラフルでした。
2012年10月20日 08:56撮影 by  GR DIGITAL 3 , RICOH
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この辺りが一番カラフルでした。
2012年10月20日 08:56撮影 by  GR DIGITAL 3 , RICOH
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ゴンドラでデコ平まで上がってブラブラするだけでも十分楽しそうです
2012年10月20日 08:58撮影 by  GR DIGITAL 3 , RICOH
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ゴンドラでデコ平まで上がってブラブラするだけでも十分楽しそうです
撮影機器:

感想

去年この山域を縦走した山トモのおじさんから、紅葉のボリュームが違うから是非一度行ってごらんと強力プッシュされていた安達太良山。しかし原発事故の影響で山ガールを誘ってもいい返事が来ない。しかたない、秋恒例になりつつあるみちのくひとり旅にて福島の山へ行こうと決めてました。しかし地図を見るにつけ、ピストンじゃ面白くないし、なんとか吾妻連峰や磐梯山という至近の名山も一緒に串刺しにできないかと考えてはいましたが、近いようでそれぞれの登山口は10kmぐらいずつ離れているんで、いかんせん点を線にすべく足がない。レンタカーすると縦走できないし。と思っていたら、同じことを考える人がいるもんですね。中央アルプスの避難小屋で出会った方から点を線にする「吾妻磐梯スカイラインバス&グランデコのシャトルバス利用」という素晴らしいアイデアを教えてもらって、縦走プランが実現しました。

【奥岳温泉〜安達太良山〜野地温泉】

初日は朝家を出て高速バスにて郡山まで来るので、入山がどうしても午後になってしまうことから、鉄山避難小屋まで辿り着くのは諦め、くろがね小屋泊まりで予定を立てる。しかし紅葉のピーク、平日でもなかなか予約が取れなかったのですが、直前に台風が近づいて来たため月曜の空きが出たようで、晴天が2日続くことを天気予報で確認し、すぐさま予定を前倒ししました。

岳温泉には縁があって15年前に3ヶ月弱住んでいたことがあるのですが、その頃は随分鄙びた温泉に感じたのですが、秘湯たる秘湯の数々を見て来た今となってはリゾート地に思えます。バスの運転手の方が、週末はゴンドラの混雑がひどくて30分から1時間待ちだったとか。チケットもぎりのおじさんがゆっくりだからという話でしたが、そんなら歩いた方が早かろうに。。。

それにしても人気がある山ですね。主にシニアの方々がメインでしたが、放射能のことなどすっかり忘れるほどの盛況ぶり。確かに紅葉は圧倒的なボリュームだし、道もかなり整備されて歩きやすいので、地元の方なのか登山というより犬を連れたりしてお散歩の延長のような格好の方が多く見受けられました。泊まりは圧倒的に少数派ですね。くろがね小屋のお風呂は小さくて芋荒いでしたが、なかなか硫黄泉のわりに柔らかでいいお湯、そのせいか夜の冷え込みも厳しいはずなのに温かく眠れました。そしてゴンドラが動き出す前に稜線に出ると嘘のようにひっそりとしていて、ザクザクと霜を踏む小気味いい音を立てながら歩いてひとり静かに山頂を踏みました。安達太良山の魅力は紅葉だけにとどまらず、決して高山ではないのに火山らしくダイナミックな地形変化に富み、眺望がよく、縦走の面白さにあるな、と思いました。それと温泉。野地温泉があんなにいいお風呂をいくつも持っている立派な旅館だとは想像つきませんでした。平日なのに駐車場は車がびっしりで、鬼面山にハイキングに出かける子ども連れや長湯を楽しむお年寄りがたくさん。次は是非こちらに泊まってみたいです


【浄土平〜吾妻連峰〜裏磐梯】

平日の磐梯吾妻スカイラインは渋滞するほどではありませんが、震災以来の無料化がきいているのか、通行量は多く、また1日たった2便しかないスカイラインバスは満席で15分遅れて到着。確かに車窓から見ているだけでも歓声をあげたくなるような見事な紅葉ぶりで、浄土平まで満席のままでした。着く頃にはお昼をまわっていたので、立派なレストハウスで食事をとり、煮炊きのための水を汲ませてもらって、いざ縦走の続きへ。ヤマレコを見ると、吾妻連峰の稜線は家形山〜東大巓までが荒れていて眺望もなくただ薮漕ぎ、と皆さんおっしゃっているので、ヘタレの私は吾妻連峰のハイライトである一切経山をピストンしたあとは中央の湿原をつっきって東大巓に上がる谷地平ルートを採ることにしました。

鎌池から東吾妻山までは非常によく歩かれているらしくたくさんの人にすれ違いましたが、その先は谷地平避難小屋まで誰ひとり会わず。本来なら釣り人に人気のある場所らしいのですが、残念ながらセシウムの値が高いため禁漁のようです。それなのにきちんと清潔に片付いていて、とても感じの良い小屋でした。問題は、夕食を作ろうと思ってさあ食材を広げてみて、はじめて気がついた。私、ガス缶持って来てない。。。夜は寒かろうと、せっかく体を温めるメニューを考えて、トッポギとスープを持って来ていたのに、さつま揚げは冷たいまま齧って、キャベツと下湯でしたアスパラとブロッコリは塩とオリーブオイルをつけて食べるほかありませんでした。とりあえず余計なエネルギー消費は避けようと、持っている服は重ねられる限り全部着て就寝。案外朝まであったかく眠れました。翌朝、凍り付いた朝に飲んだアイスカフェオレとクロワッサンサンドの冷たかったこと。それでもフリーズドライとレトルトだけしか持っていなかったらもっと飢えていたに違いありませんが。。。残りの(すぐ食べられる)食料はバナナとゆで卵とチーズ1切れのみ。これで7時間歩けるのかな。。。

そんな悲しい気持ちも、朝の谷地平の美しさにはあっという間に払拭され、日を浴びて歩き出せば温かく元気が出ました。徒渉も薮こぎも思ったほど厳しくなく、登山道はきちんと刈り払いの手が入っていて有り難い限り。東大巓からは距離は長いですがずっと見晴らしが良く、整備された木道をたどって可愛らしい湿原や池塘をいくつも超えながらの稜線歩き。幸い天気予報は曇りのち雨でしたが、終始日差しが温かく、降り出す前に何とかグランデコスキー場に辿り着きました。大凹でラーメンを作って食べれたらもっと楽しかっただろうけど。。。ゴンドラを降りてほどなくして大粒の雨が振り出し、その雨が翌朝になっても止まらなかったので、結局磐梯山は登らずじまいでしたが、裏磐梯の美しい湖の数々と雄大な磐梯山の眺めには魅了されたので、また別の機会に必ずテント持ってベースキャンプ張ろう、と思いました。

また東北に好きな山域が増えたな。。。

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