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Yamareco

記録ID: 236310
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無雪期ピークハント/縦走
剱・立山

黒部五郎岳・飛越トンネルからピストン・日帰り

2012年10月20日(土) [日帰り]
 - 拍手
体力度
7
1~2泊以上が適当
GPS
10:12
距離
29.2km
登り
2,311m
下り
2,293m
歩くペース
とても速い
0.60.7
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

<全工程:10時間(登り:5時間10分、下り:4時間20分、休憩:30分>
北ノ俣岳登山口(6:00)〜寺地山(7:40)〜北ノ俣岳(9:20)〜黒部五郎岳(11:10)〜<休憩>〜北ノ俣岳(13:10)〜寺地山(14:40)〜北ノ俣岳登山口(16:00)
天候 快晴
過去天気図(気象庁) 2012年10月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
飛越トンネル前にあり。30台は停められそう。無料。
(アプローチは国道471号線から栃尾交差点から県道484号線へ)
コース状況/
危険箇所等
<危険箇所>
特に無し。ぬかるむ道に埋め込まれた木がトラップ的に滑るので注意かな・・・
スタート地点。飛越トンネル前の駐車場。小屋も閉まったし、誰もいないかと思ったら意外と登山者いました。
2012年10月20日 21:54撮影 by  NIKON D5000, NIKON CORPORATION
10/20 21:54
スタート地点。飛越トンネル前の駐車場。小屋も閉まったし、誰もいないかと思ったら意外と登山者いました。
登山口
2012年10月20日 21:54撮影 by  NIKON D5000, NIKON CORPORATION
10/20 21:54
登山口
朝の紅葉。それなりに紅葉してました。
2012年10月20日 21:54撮影 by  NIKON D5000, NIKON CORPORATION
10/20 21:54
朝の紅葉。それなりに紅葉してました。
朝は寒く、登山道の葉っぱが真っ白に。
2012年10月20日 21:55撮影 by  NIKON D5000, NIKON CORPORATION
10/20 21:55
朝は寒く、登山道の葉っぱが真っ白に。
登山道もこんな感じ。ぬかるみの多い道=水分多いので、霜柱が立ちまくり
2012年10月20日 21:54撮影 by  NIKON D5000, NIKON CORPORATION
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10/20 21:54
登山道もこんな感じ。ぬかるみの多い道=水分多いので、霜柱が立ちまくり
寺地山を越えると展望が開けます。写真は先週登った薬師岳
2012年10月20日 21:55撮影 by  NIKON D5000, NIKON CORPORATION
10/20 21:55
寺地山を越えると展望が開けます。写真は先週登った薬師岳
笠ヶ岳かな?
2012年10月20日 21:55撮影 by  NIKON D5000, NIKON CORPORATION
10/20 21:55
笠ヶ岳かな?
北ノ俣岳のピークは見えませんが、これから登る斜面。
2012年10月20日 21:55撮影 by  NIKON D5000, NIKON CORPORATION
10/20 21:55
北ノ俣岳のピークは見えませんが、これから登る斜面。
非難小屋は登山道からは視認できず。結局、見てません。
2012年10月20日 21:56撮影 by  NIKON D5000, NIKON CORPORATION
10/20 21:56
非難小屋は登山道からは視認できず。結局、見てません。
朝は林道が凍ってます。さらに傾斜がついているので、滑って転びそうで怖い。
2012年10月20日 21:56撮影 by  NIKON D5000, NIKON CORPORATION
10/20 21:56
朝は林道が凍ってます。さらに傾斜がついているので、滑って転びそうで怖い。
池塘も朝は凍ってます。
2012年10月20日 21:56撮影 by  NIKON D5000, NIKON CORPORATION
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10/20 21:56
池塘も朝は凍ってます。
登ってきた林道を振り返ると紅葉もみえます。
2012年10月20日 21:57撮影 by  NIKON D5000, NIKON CORPORATION
10/20 21:57
登ってきた林道を振り返ると紅葉もみえます。
北ノ俣岳の稜線まで出ると今までみえなかった北アルプスの山々がお目見え。
2012年10月20日 21:58撮影 by  NIKON D5000, NIKON CORPORATION
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10/20 21:58
北ノ俣岳の稜線まで出ると今までみえなかった北アルプスの山々がお目見え。
北ノ俣岳。小屋が閉まっているため、ここまでを日帰りされている方が多かったです。
2012年10月20日 21:59撮影 by  NIKON D5000, NIKON CORPORATION
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10/20 21:59
北ノ俣岳。小屋が閉まっているため、ここまでを日帰りされている方が多かったです。
北ノ俣岳山頂から見た黒部五郎岳。あそこまで行くの?
2012年10月20日 21:59撮影 by  NIKON D5000, NIKON CORPORATION
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10/20 21:59
北ノ俣岳山頂から見た黒部五郎岳。あそこまで行くの?
行っても、行ってもなかなか近づいてこない。
2012年10月20日 22:00撮影 by  NIKON D5000, NIKON CORPORATION
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10/20 22:00
行っても、行ってもなかなか近づいてこない。
薬師岳がいつの間にか間近に。
2012年10月20日 22:01撮影 by  NIKON D5000, NIKON CORPORATION
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10/20 22:01
薬師岳がいつの間にか間近に。
黒部五郎岳の最後の登り。この写真だと急登に見えませんね。でも、最後は400m登り。
2012年10月20日 22:02撮影 by  NIKON D5000, NIKON CORPORATION
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10/20 22:02
黒部五郎岳の最後の登り。この写真だと急登に見えませんね。でも、最後は400m登り。
下から見えていたのは実は頂上じゃなかった。「黒部五郎岳の肩」
2012年10月20日 22:05撮影 by  NIKON D5000, NIKON CORPORATION
10/20 22:05
下から見えていたのは実は頂上じゃなかった。「黒部五郎岳の肩」
肩からみた頂上。もう少し・・・
2012年10月20日 22:05撮影 by  NIKON D5000, NIKON CORPORATION
10/20 22:05
肩からみた頂上。もう少し・・・
やっと頂上到着。最後の登りが嫌らしい・・・
2012年10月20日 22:04撮影 by  NIKON D5000, NIKON CORPORATION
10/20 22:04
やっと頂上到着。最後の登りが嫌らしい・・・
真ん中が鷲羽岳。左が水晶岳。右は三俣蓮華かな。
2012年10月20日 22:06撮影 by  NIKON D5000, NIKON CORPORATION
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10/20 22:06
真ん中が鷲羽岳。左が水晶岳。右は三俣蓮華かな。
たぶん笠ヶ岳。左端のギザギザは穂高連峰。真横からみるとかなり鋭い。
2012年10月20日 22:06撮影 by  NIKON D5000, NIKON CORPORATION
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10/20 22:06
たぶん笠ヶ岳。左端のギザギザは穂高連峰。真横からみるとかなり鋭い。
雲海
2012年10月20日 22:06撮影 by  NIKON D5000, NIKON CORPORATION
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10/20 22:06
雲海
黒部五郎岳頂上と薬師岳
2012年10月20日 22:06撮影 by  NIKON D5000, NIKON CORPORATION
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10/20 22:06
黒部五郎岳頂上と薬師岳
剱岳と立山。
2012年10月20日 22:07撮影 by  NIKON D5000, NIKON CORPORATION
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10/20 22:07
剱岳と立山。
コーヒーブレイク
2012年10月20日 22:07撮影 by  NIKON D5000, NIKON CORPORATION
10/20 22:07
コーヒーブレイク
黒部五郎小舎。黒部五郎岳からかなり遠い。
2012年10月20日 22:12撮影 by  NIKON D5000, NIKON CORPORATION
10/20 22:12
黒部五郎小舎。黒部五郎岳からかなり遠い。
黒部五郎岳側から見た北ノ俣岳。あそこまで戻ります・・・
2012年10月20日 22:14撮影 by  NIKON D5000, NIKON CORPORATION
10/20 22:14
黒部五郎岳側から見た北ノ俣岳。あそこまで戻ります・・・
雷鳥さん。今年はかなり高確率で遭遇。また白くない。
2012年10月20日 22:15撮影 by  NIKON D5000, NIKON CORPORATION
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10/20 22:15
雷鳥さん。今年はかなり高確率で遭遇。また白くない。
木の実
2012年10月20日 22:15撮影 by  NIKON D5000, NIKON CORPORATION
10/20 22:15
木の実
紅葉1
2012年10月20日 22:16撮影 by  NIKON D5000, NIKON CORPORATION
10/20 22:16
紅葉1
紅葉2
2012年10月20日 22:16撮影 by  NIKON D5000, NIKON CORPORATION
10/20 22:16
紅葉2
紅葉3
2012年10月20日 22:16撮影 by  NIKON D5000, NIKON CORPORATION
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10/20 22:16
紅葉3
戻ってきたら登山道が紅葉していて驚いた。
2012年10月20日 22:17撮影 by  NIKON D5000, NIKON CORPORATION
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10/20 22:17
戻ってきたら登山道が紅葉していて驚いた。
熊よけの鈴。今回のルートは熊が出ると聞いていたので常に鳴らしてました。こいつは、サイレントモードにできるので便利。
2012年10月20日 22:17撮影 by  NIKON D5000, NIKON CORPORATION
10/20 22:17
熊よけの鈴。今回のルートは熊が出ると聞いていたので常に鳴らしてました。こいつは、サイレントモードにできるので便利。
撮影機器:

感想

 先週、薬師岳登っているときに見えていた黒部五郎岳へ。ここのところの気温低下からすると標高の高い山は今シーズン最後かな。

 シーズン最後に往復で29kmとシーズンで2番目に長い距離を持ってきてしまった。日も短くなっているし、山小屋も閉まっている。あと、このルートは熊が出やすいらしい。正直、出発するときはテンション低かった。というか、現地に着くまで「眠いなぁ」「止めちゃおうかな」とかネガティブな思考でした。
が、駐車場に到着してみると5台くらいすでに停まっており、山登りの準備中。空が明るくなり始めると快晴。この辺りからテンションアップ。

 ネットで「前半はぬかるみ」ということだったが、本当にそうだった。木曜日まで雨だったからか、しっかり「ぬかるんだ道」となっていた。ところどころ木を埋め込んであるが、これがまた滑りやすい。どこ踏んでもつらい。これが非難小屋近くまで延々続く。
このあと北ノ俣岳へ向かって歩いていると足先が冷たくなってくる。「やばい水が浸入した?」と思ったが、水は入っていなかった。靴が濡れた状態で風に吹かれ、足先の体温が奪われたみたい。秋も終わりかけ、冬に近づいていると実感。

非難小屋の手前の寺地山まで来ると、景色が一変する。薬師岳や黒部五郎岳が見え始める。今日は天気がよかったため、目標地を見ながらあるけたので助かった。また、非常に気持ちよかった。

非難小屋から北ノ俣岳まではひたすら登るしかない。しかも道が悪い(ぬかるんでるわけではないけど)。途中までは木道だが、途中からは水が通って削れたようなところを歩く。岩だらけでしんどい。というか、黒部五郎岳は全工程で道が歩きにくい。距離長いのにこの道は泣けてくる。

北ノ俣岳まで来ると水晶岳など北アルプスの山々がお目見えし、さらに景色が良くなる。ただ、ここからの工程がしんどい。北ノ俣岳と黒部五郎岳は標高は大して違わないのに、間をつなぐ道がアップダウン大きい。しかも北ノ俣岳から見ただけで「遠い!」と分かる。黒部五郎岳へ向かう途中、年配の男性が「午前0時から登っているけど、日帰りできそうにないので諦める」と戻られてきた。山小屋も閉じているし、正しい判断だと思います。

微妙なアップダウンの続く尾根をひたすら歩いて何とか黒部五郎岳手前まで。しかし、そびえるのは400mの高低差。最後はうんざりしながら登りきる。
山頂についたのは午前11時。このときは、雲も少なく、360度といかなくても300度くらいの展望があった。しかし、午後からは雲が沸いてきてしまい、展望がまったくなくなってしまった。かなり良いタイミングで登れたと思う。

ここからは来た道を戻るのだが、北ノ俣岳までダウン→アップの工程。自分は行きの段階から計算し、体力残しておいたので何とか切り抜けれたが、同時間帯に登っていた人は明らかに登り返しで足が動いてなかった。自分も今シーズンでなければ同じ目にあっていただろう。水晶岳サマサマ。

北ノ俣岳まで来て、神岡新道に向かう際、看板の矢印を真に受けて道じゃないところを降りようとしてしまった。行きも「これ道か?」というようなところだったような気がしていたのであまり疑問に思わず、進もうとしていた。ら、近くいたご年配の男性に「そっちじゃないよ!」とご指摘していただき、慌てて戻る。何とか正規のルートに入れたが、あのまま進んでいたら沢向こうに下りてしまい、再度登り返ししないといけないところだった。危ないところだった。感謝。

非難小屋から先は再度樹林帯。行きは朝早かったので気がつかなかったが、紅葉が綺麗だった。さらに夕方ごろには夕日にあたり、赤い色がさらに深味をまして綺麗だった。日が落ちる前には戻れそうだったので、紅葉の写真を撮りながら駐車場まで戻った。

黒部五郎岳、やってみて感じたのはやっぱり遠い。あと、アップダウン、道の悪さがあるために単純な距離よりも疲労しやすい。
ただ、天気が良い日の景色はすばらしい。
1泊2日程度で、ゆったり楽しむのが良いと思った。
あと、スパッツ(ゲーター)など泥除けはあった方が良い。

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コメント

こんばんは。
相変わらず長い距離を歩かれてますね〜。
日帰りは大変そうですね
こっちからだと登山口までで一苦労なので1泊して行こうと思いました。

熊鈴、自分もまったく同じのを使ってます^^
音が響くのと、消音出来るのが良いですよね!
今日は奥多摩に行っていたのですが、登山者が全然いないルートがあり、栗とどんぐりだらけだったので私も常に鳴らしてました。
2012/10/21 18:13
Re:こんばんは。
>ken1978さん

 こんばんは。コメントありがとうございます。

今シーズンは頻繁に山に行くことができ、体力がついています。
この良い状態のうちに長いところを行っておこう、とやっていたらこんな感じになってしまいました
でも、これで大体打ち止めです。

黒部五郎岳、このルートは途中に山小屋がありません。新穂高から三俣蓮華経由で行かれるのが良いかなぁ・・・と思ったのですが、このルートだとかなりの距離になりますね。冷静にみると登るの大変な山ですね(苦笑)。

熊鈴、奇遇ですね。
自分は消音機能と澄んだ音が気に入っています。
2012/10/21 21:03
プロフィール画像
ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

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