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Yamareco

記録ID: 238149
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積雪期ピークハント/縦走
八ヶ岳・蓼科

けっこう降ったんですね!雪化粧の八ヶ岳 赤岳・阿弥陀岳登山 

2012年10月24日(水) [日帰り]
情報量の目安: S
都道府県 山梨県 長野県
 - 拍手
GPS
10:00
距離
11.2km
登り
1,379m
下り
1,381m

コースタイム

美濃戸山荘5:50−行者小屋7:50−地蔵の頭9:10−赤岳頂上10:05−
文三郎尾根分岐11:00−中岳のコル11:40−阿弥陀岳頂上12:15−
中岳のコル13:00−行者小屋13:50−美濃戸山荘15:50
天候 晴れ
過去天気図(気象庁) 2012年10月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
美濃戸口から赤岳山荘駐車場までは道幅狭くダート続く
赤岳山荘駐車場は1000円
コース状況/
危険箇所等
【美濃戸山荘〜行者小屋】
特に危険個所はありません 比較的なだらか
【行者小屋〜地蔵の頭】
ここから急登 階段・鎖が続きます 積雪(5僂らい)の為、足掛かりをしっかり確認しないと滑落の危険大
【地蔵の頭〜赤岳山頂】
急登 鎖の連続 雪の為滑りやすい
【赤岳山頂〜文三郎尾根分岐】
梯子あり 急な岩場 鎖の連続
【文三郎尾根分岐〜中岳のコル】
特に危険個所はありません
【中岳のコル〜阿弥陀岳山頂】
急登 梯子・鎖あり
【中岳のコル〜行者小屋】
登山道が一部崩れている 高巻きするのが正解だが積雪の為ルート不明瞭
美濃戸山荘
2012年10月26日 09:10撮影 by  Canon EOS Kiss X3, Canon
10/26 9:10
美濃戸山荘
南沢ルートを進みます
2012年10月26日 09:11撮影 by  Canon EOS Kiss X3, Canon
10/26 9:11
南沢ルートを進みます
八ヶ岳独特の苔生した森の中
この辺りはまだまだなだらかです
2012年10月26日 09:13撮影 by  Canon EOS Kiss X3, Canon
10/26 9:13
八ヶ岳独特の苔生した森の中
この辺りはまだまだなだらかです
おっ・・・
2012年10月26日 09:14撮影 by  Canon EOS Kiss X3, Canon
10/26 9:14
おっ・・・
いよいよ・・・
2012年10月26日 09:14撮影 by  Canon EOS Kiss X3, Canon
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10/26 9:14
いよいよ・・・
雪が・・・
2012年10月26日 09:15撮影 by  Canon EOS Kiss X3, Canon
10/26 9:15
雪が・・・
積もってる!

赤岳も見えてきた
2012年10月26日 09:16撮影 by  Canon EOS Kiss X3, Canon
10/26 9:16
積もってる!

赤岳も見えてきた
行者小屋に到着
一面真っ白!
2012年10月26日 09:16撮影 by  Canon EOS Kiss X3, Canon
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10/26 9:16
行者小屋に到着
一面真っ白!
阿弥陀岳の山頂に朝日があたり輝いて見えました
2012年10月26日 09:17撮影 by  Canon EOS Kiss X3, Canon
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10/26 9:17
阿弥陀岳の山頂に朝日があたり輝いて見えました
赤岳
2012年10月26日 09:17撮影 by  Canon EOS Kiss X3, Canon
10/26 9:17
赤岳
横岳
2012年10月26日 09:18撮影 by  Canon EOS Kiss X3, Canon
10/26 9:18
横岳
地蔵尾根を登ります
2012年10月26日 09:19撮影 by  Canon EOS Kiss X3, Canon
10/26 9:19
地蔵尾根を登ります
登ってくるとこんな景色
右に見えますのが中岳と阿弥陀岳
2012年10月26日 09:20撮影 by  Canon EOS Kiss X3, Canon
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10/26 9:20
登ってくるとこんな景色
右に見えますのが中岳と阿弥陀岳
後に見えますのが諏訪市
2012年10月26日 09:28撮影 by  Canon EOS Kiss X3, Canon
10/26 9:28
後に見えますのが諏訪市
左に見えますのが横岳
2012年10月26日 09:24撮影 by  Canon EOS Kiss X3, Canon
10/26 9:24
左に見えますのが横岳
連続する鎖
足場に注意して進みました
2012年10月26日 09:24撮影 by  Canon EOS Kiss X3, Canon
10/26 9:24
連続する鎖
足場に注意して進みました
赤岳も近付いてきた
2012年10月26日 09:25撮影 by  Canon EOS Kiss X3, Canon
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10/26 9:25
赤岳も近付いてきた
枯れ草にエビの尻尾
2012年10月26日 09:28撮影 by  Canon EOS Kiss X3, Canon
10/26 9:28
枯れ草にエビの尻尾
地蔵の頭に到着
富士山も見えるようになります
2012年10月26日 09:29撮影 by  Canon EOS Kiss X3, Canon
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10/26 9:29
地蔵の頭に到着
富士山も見えるようになります
赤岳へと向かいます
2012年10月26日 09:30撮影 by  Canon EOS Kiss X3, Canon
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10/26 9:30
赤岳へと向かいます
後は横岳
2012年10月26日 09:32撮影 by  Canon EOS Kiss X3, Canon
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10/26 9:32
後は横岳
赤岳と富士山のツーショット
2012年10月26日 09:33撮影 by  Canon EOS Kiss X3, Canon
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10/26 9:33
赤岳と富士山のツーショット
赤岳天望荘
風車もすごい事になってます
2012年10月26日 09:34撮影 by  Canon EOS Kiss X3, Canon
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10/26 9:34
赤岳天望荘
風車もすごい事になってます
中岳と阿弥陀岳
2012年10月26日 09:36撮影 by  Canon EOS Kiss X3, Canon
10/26 9:36
中岳と阿弥陀岳
奥秩父
2012年10月26日 09:37撮影 by  Canon EOS Kiss X3, Canon
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10/26 9:37
奥秩父
ずいぶん登ってきました
2012年10月26日 09:38撮影 by  Canon EOS Kiss X3, Canon
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10/26 9:38
ずいぶん登ってきました
赤岳頂上山荘
2012年10月26日 09:39撮影 by  Canon EOS Kiss X3, Canon
10/26 9:39
赤岳頂上山荘
赤岳山頂です
抜群の景色!最高っ!!
2012年10月26日 09:39撮影 by  Canon EOS Kiss X3, Canon
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10/26 9:39
赤岳山頂です
抜群の景色!最高っ!!
中岳と阿弥陀岳
諏訪湖も見えてます
2012年10月26日 09:40撮影 by  Canon EOS Kiss X3, Canon
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10/26 9:40
中岳と阿弥陀岳
諏訪湖も見えてます
手前から横岳・硫黄岳・天狗岳・蓼科山
コントラストがとてもきれい!
2012年10月26日 09:41撮影 by  Canon EOS Kiss X3, Canon
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10/26 9:41
手前から横岳・硫黄岳・天狗岳・蓼科山
コントラストがとてもきれい!
権現岳 
後で頭だけ出しているのは編笠山
遠くには北岳・甲斐駒ヶ岳・仙丈ヶ岳
2012年10月26日 09:42撮影 by  Canon EOS Kiss X3, Canon
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10/26 9:42
権現岳 
後で頭だけ出しているのは編笠山
遠くには北岳・甲斐駒ヶ岳・仙丈ヶ岳
霧ヶ峰
2012年10月26日 09:43撮影 by  Canon EOS Kiss X3, Canon
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10/26 9:43
霧ヶ峰
阿弥陀岳山頂に寄ってみる
2012年10月26日 09:44撮影 by  Canon EOS Kiss X3, Canon
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10/26 9:44
阿弥陀岳山頂に寄ってみる
もちろん富士山も
よっ!日本一!!
2012年10月26日 09:45撮影 by  Canon EOS Kiss X3, Canon
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10/26 9:45
もちろん富士山も
よっ!日本一!!
せっかくなので権現にも寄ってみた
2012年10月26日 09:46撮影 by  Canon EOS Kiss X3, Canon
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10/26 9:46
せっかくなので権現にも寄ってみた
右が真教寺尾根 左が県界尾根
麓の黄葉がきれいです
2012年10月26日 09:47撮影 by  Canon EOS Kiss X3, Canon
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10/26 9:47
右が真教寺尾根 左が県界尾根
麓の黄葉がきれいです
赤岳を下ります
文三郎尾根方面はすごい岩場の急斜面
もちろん鎖の連続
2012年10月26日 09:48撮影 by  Canon EOS Kiss X3, Canon
10/26 9:48
赤岳を下ります
文三郎尾根方面はすごい岩場の急斜面
もちろん鎖の連続
こんな感じ
2012年10月26日 09:49撮影 by  Canon EOS Kiss X3, Canon
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10/26 9:49
こんな感じ
だいぶ下りました
赤岳を見上げる
2012年10月26日 09:51撮影 by  Canon EOS Kiss X3, Canon
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10/26 9:51
だいぶ下りました
赤岳を見上げる
小さな三角 中岳
2012年10月26日 09:51撮影 by  Canon EOS Kiss X3, Canon
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10/26 9:51
小さな三角 中岳
中岳山頂から赤岳を
2012年10月26日 09:52撮影 by  Canon EOS Kiss X3, Canon
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10/26 9:52
中岳山頂から赤岳を
中岳山頂から阿弥陀岳を
2012年10月26日 09:53撮影 by  Canon EOS Kiss X3, Canon
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10/26 9:53
中岳山頂から阿弥陀岳を
中岳のコルから阿弥陀岳を見上げる
ここ、ホントに登れるのか・・・?
2012年10月26日 09:54撮影 by  Canon EOS Kiss X3, Canon
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10/26 9:54
中岳のコルから阿弥陀岳を見上げる
ここ、ホントに登れるのか・・・?
登ってきた
阿弥陀岳山頂
さっきは向こうの山にいました
2012年10月26日 09:55撮影 by  Canon EOS Kiss X3, Canon
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10/26 9:55
登ってきた
阿弥陀岳山頂
さっきは向こうの山にいました
硫黄岳と横岳
2012年10月26日 09:56撮影 by  Canon EOS Kiss X3, Canon
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10/26 9:56
硫黄岳と横岳
権現岳と富士山
2012年10月26日 09:57撮影 by  Canon EOS Kiss X3, Canon
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10/26 9:57
権現岳と富士山
幾重にも重なる山々
最後は御嶽山
2012年10月26日 09:58撮影 by  Canon EOS Kiss X3, Canon
10/26 9:58
幾重にも重なる山々
最後は御嶽山
中岳と赤岳
カッコいい!
2012年10月26日 09:58撮影 by  Canon EOS Kiss X3, Canon
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10/26 9:58
中岳と赤岳
カッコいい!
阿弥陀岳を下り中岳のコルへ戻ってきました
登りも下りもきつかった
2012年10月26日 10:00撮影 by  Canon EOS Kiss X3, Canon
10/26 10:00
阿弥陀岳を下り中岳のコルへ戻ってきました
登りも下りもきつかった
行者小屋へと向かう途中に見える横岳
2012年10月26日 10:01撮影 by  Canon EOS Kiss X3, Canon
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10/26 10:01
行者小屋へと向かう途中に見える横岳
同じく赤岳
2012年10月26日 10:02撮影 by  Canon EOS Kiss X3, Canon
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10/26 10:02
同じく赤岳
こんな雰囲気
2012年10月26日 10:02撮影 by  Canon EOS Kiss X3, Canon
10/26 10:02
こんな雰囲気
行者小屋へ戻ってきました
赤岳はもう遠くにあります
2012年10月26日 10:03撮影 by  Canon EOS Kiss X3, Canon
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10/26 10:03
行者小屋へ戻ってきました
赤岳はもう遠くにあります
朝は気付きませんでした
きれいな紅葉
2012年10月26日 10:05撮影 by  Canon EOS Kiss X3, Canon
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10/26 10:05
朝は気付きませんでした
きれいな紅葉
こっちもきれい
2012年10月26日 10:05撮影 by  Canon EOS Kiss X3, Canon
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10/26 10:05
こっちもきれい
無事下山です
2012年10月26日 10:06撮影 by  Canon EOS Kiss X3, Canon
10/26 10:06
無事下山です
撮影機器:

感想

「まだそんなに雪は無いでしょ。」
「ならば今年のうちに阿弥陀岳に行っておこう。
ついでに、去年も行ったけど赤岳にも登っておこう。」
そんな甘い考えで、小さな軽アイゼンを持って出かけました。
手袋や帽子は夏用のままです。

赤岳山荘の駐車場へ車を止め、まだ暗い中準備をしていると阿弥陀岳がぼんやりと姿を現しました。

「白いっ!?」

昨夜の雨は雪に変わったようで山肌は白く見えます。
それでも、せっかく来たのだから登れるところまで行ってみようと、美濃戸山荘から南沢ルートを進みます。

一時間程歩くとところどころに雪があります。
だんだんと雪は多くなり、行者小屋へ着くころには辺り一面白くなっています。

地蔵尾根に入ると間もなく急登が始まります。

「ズリッ!ズリッ!」

一歩踏み出す度に滑ります。やはりアイゼンは必要でした。
階段の辺りで軽アイゼンを装着し連続する鎖場へとやってきました。
鎖にはエビの尻尾がビッシリ。
積雪は5冂ですが、岩の形は分らなくなっており足場の確保に気をつかいます。

ゆっくりと一歩一歩進み、なんとか地蔵の頭に到着しました。
赤茶けた山肌の八ヶ岳は、雪を纏い荒々しくもとてもきれいです。
遠くにはアルプスの山たち。
もちろん、富士山も雲に浮かんで見えています。

ここまで来ればきっと赤岳には登れる。
そう信じ、赤岳天望荘を越え赤岳最後の登りへと向かいます。
ここも急登で鎖の連続。
鎖を掴む手袋は夏用なので少々冷たく感じましたがまだ大丈夫。
足元にも気を付けながら赤岳頂上へ。

小さな祠のある頂上からの眺めは最高です!
コントラストがきれいな八ヶ岳は、権現岳から蓼科山まで殆ど見えています。
遠くには北ア、南ア、御嶽山、富士山、奥秩父、浅間山とぐるり一周絶景が広がっていました。

一通り写真撮影をしてから赤岳を離れます。
大きな岩を鎖を掴みながら、もちろん足元には雪がありますので細心の注意を払い文三郎尾根方面へ向かいます。

今回、これほどの積雪は想像できませんでしたが、時間的にはほぼ予定通り。

「よしっ!阿弥陀へ行こう!!」

小さな三角をした中岳を越え、中岳のコルへ。
そこから見上げる阿弥陀岳は超急登!

「ここ、登れるかぁ・・・」

基本ビビりな性格なので、つい弱音を吐いてしまうが、とにかく岩にへばりつくように登り始めます。
梯子、鎖もあり、足掛かりの悪い岩も続出。

「マジでキツイ!!」

後から来る3名さんと抜きつ抜かれつ、声を掛け合いながら遂に阿弥陀岳登頂です。
頂上には石碑、石仏が祀られていました。
正面には先ほどまでいた赤岳が堂々の姿を見せています。
赤岳と違い風も弱まったので、富士山を眺めながらお昼にします。

写真撮影も済ませそろそろ下山することに。
下りはより一層注意しながら進みましたが、思ったよりも簡単に下りられたような気がしました。

中岳のコルへとやって来れば、行者小屋までは普通の登山道。ですが一か所非常に危険な場所があります。
登山道が崩れ途切れています。無理に行くと滑落の危険大です。
ここは高巻きするのが正解ですが、この時期は積雪のためルートを見つけ難くなっています。

一時間程で行者小屋へ。
ベンチに腰掛けホッと一息。赤岳、阿弥陀岳を見上げます。

さらに美濃戸山荘までは、沢の音を聞きながらだらだらと下ります。
途中、朝には気付かなかった紅葉を楽しみ美濃戸山荘へと帰ってきました。

振り返ると、ほんのり朱に染まった阿弥陀岳が遠くにみえました。



今回の登山では想像以上の積雪で、とても苦労した場面がありました。
やはり「山で甘い考えは禁物!」
準備万端で臨まなければと反省です。

これから夏とは違う表情を見せる山ですが、装備や計画など十分に確認して冬山を楽しみたいと思います。

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