燕→常念(独りぼっちの表銀座)


- GPS
- 47:35
- 距離
- 24.2km
- 登り
- 2,490m
- 下り
- 2,629m
コースタイム
中房温泉12:15-13:05第2ベンチ(昼飯)13:30-14:30合戦小屋14:40-15:25燕山荘15:50-16:15燕岳16:40-17:10燕山荘
22日
燕山荘7:50-8:07燕岳8:15-8:35燕山荘8:55-11:30大天井岳11:50-11:55大天荘12:25-14:05常念小屋(お茶)14:35-15:30常念岳15:45-16:20常念小屋
23日
常念小屋9:35-11:50一の沢登山口
天候 | 21日 ドピーカン 22日 ドピーカン 23日 雨&風 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2012年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス タクシー
立川7:21(スーパーあずさ)-9:39松本9:56(各停)-10:21穂高10:55(バス)-11:53中房温泉 帰り 一の沢12:00(タクシー)-12:25穂高13:53(各停)-14:20松本(高速バス)15:20-17:55日野BT |
コース状況/ 危険箇所等 |
登山ポスト中房温泉にあり。用紙も鉛筆も多数あります。 中房温泉-燕山荘 特に危険個所なし。ベンチがほぼ等間隔にあるので休み休み行けます!アルプス3大急坂?どこが?ってかんじ! 燕山荘-燕岳 問題なし 燕山荘-大天井 表銀座はとても安全。鎖場も1か所。大天井の最後の登りがちょいキツイくらい。 大天井-常念岳 常念小屋までは緩やかなアップダウンの気持ちいい尾根道。常念登りは結構厳しい(合戦尾根よりはるかにキツイ) 常念小屋-一の沢 前半急坂足元注意!沢渡り数か所あり増水時危険個所も。 |
写真
感想
3連休どこに行くか寸前まで悩み北ア行き決めたのが前日22時!
遅い出発なのでまずは燕山荘なら当日中に到着できると考え無計画に出発。
3日あるので表銀座から行けるとこまでとあずさ車中で決意。とりあえず飛び乗った!
21日
穂高に着くと素晴らしい天気!
蕎麦で腹ごしらえをしバスに乗り込む。車内の登山客は2人!
紅葉真っ盛りの中房温泉は下山客でごった返してます。
まず合戦尾根をひたすら登るがすれ違う人の多いこと!さすがこの時期でも人気の山だね(^.^)
すいすい第2ベンチまで行き昼食をとる。
噂の急坂だが大して息も上がらずあっという間に合戦小屋。ここで森林限界。槍や後立山連峰が見えてくる。
ちょっと登るともう燕山荘が見えてきた!で、3時間強で小屋着。休憩してなかったら2時間半切るね!楽勝な証拠に飯時以外は水分取らずに来ました!脚力がついたと信じたい(笑)
小屋にINし荷物デポっていざ燕!
このあたりは白い岩で形成されており別世界の雰囲気。イルカやメガネなど面白い形の岩々がワンダーランドを作っている。
燕岳山頂はここが?というくらいあっけない場所だけど眺望は半端ない!槍穂と剱がこんなに近くにはっきり見えるのに感動♪
距離&時間的にも燕山荘からの朝夕散歩にちょうどいい(^_^)v
戻る時にイルカとメガネの中間地点で雷鳥発見!すかさず頂上で一緒で後方を歩いていた男女4人組を手招きで呼び見学&撮影会。夏毛と冬毛のツートンが貴重。
その直後にイルカ岩で日没。槍をバックにイルカが映える(^^♪
一度泊まりたかった憧れの燕山荘は噂通りハイレベルな小屋!清潔だし飯は美味いし最高です(^O^)
グッズも豊富でかわいいデザインが多いのでこれはみんな買っちゃうね(笑)
夜は天の川ばっちり☆なんとか流星群の日だったけど流れ星は1度しか見れず…というより寒くて耐えられん!(気温1度)
22日
この日は蝶が岳まで行くつもりだったがあまりに小屋の居心地が良く常念小屋までとし朝飯後小屋でゆっくり。
時間があるので燕ピストン。昨日より視界が良くなっていた眺望を堪能し9時近くにようやく出発!燕山荘満喫♪
小屋で何人かと話をしたが俺以外はみなさんピストンのようなのでここからは完全単独。
そんなにアップダウンのない気持のいい尾根をグングン進む。裏銀座や槍穂に見守られ順調に大天井の登りへ。
なかなかの急坂でルートもいっぱいあり恐る恐る進むといきなり山頂に出た!大天荘経由のつもりが直登ルートを行っていたようだ。
北ア南部の重要分岐点にある山だけに眺望がすばらしい!しかも誰もいないのがいい!
すっかり気に入りました(^_^)v
ちょっと下った小屋閉め後の大天荘で昼飯。しかし誰も見掛けないのがスゴイ!
ここからも視界の良い縦走路でだんだん涸沢や横尾方面が見えてきます。
横通岳を通過すると常念乗越まで一気に下り小屋に到着。
軽く休憩し荷物を軽くし常念ピストンへGO!
見た目通りの急坂で合戦尾根よりはるかに辛い…ガレ場なので足にくる。
ほぼ標準タイム通りに山頂に到着するとドーンと目の前に槍穂キレット!燕や剱はずいぶん遠くになったが松本盆地が良く見える。(山頂でようやく登山者と出会うby7時間ぶり!)
翌日の天気がどうなるか分からないので晴れてるうちに来れて良かった(^^♪
小屋に戻り早速1杯(笑)夕食でおでんと焼き鳥などで続いて飲み続けいい夜を過ごしました(^.^)
23日
寝てる時からなんとなく気付いていたが起きるとすごい風と雨(+o+)
暖かいので雪にはならなそうだが蝶が岳は完全に諦め一の沢へ降りることにする。
朝飯をいただき時間に余裕があるので後は雨の具合を見て出発のタイミングを計るが皆さん同じ考えのようで談話室でまったり。
結局9時過ぎまで岳(登山漫画)をあるやつ全巻読むほどゆっくりしタクシー予約し完全防備で出発!
強風はちょっと下り谷に入るとほぼ感じなくなるが雨は普通に降っており急坂なので慎重に下って行く。
途中沢を渡る所数か所は増水してやや怖かったが順調に休憩もしないまま2時間ちょいで登山口に到着。時間遅らせてたら沢渡れなかったかも知れないのでいいタイミングだったのかも…
タクシーで穂高駅まで行き駅前豚料理屋でプチ打ち上げ(焼豚丼が絶品!)
松本からはバスで帰りました。
難易度 ★3(整備されていて安全)
疲労度 ★3.5(3日かけたので余裕の日程)
眺望 MAX★5
燕、大天井、常念と贅沢なくらいの絶景を味わい3日目の雨がなければ完璧な3日間でした(*^_^*)
燕岳は燕山荘の裏庭みたいな印象でぜひ泊まることをお勧めします!
来年は表銀座→槍の黄金ルートかな♪
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