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Yamareco

記録ID: 2401901
全員に公開
ハイキング
妙高・戸隠・雨飾

新潟焼山(林道焼山線から)

2020年06月20日(土) [日帰り]
 - 拍手
体力度
6
1~2泊以上が適当
GPS
09:02
距離
22.7km
登り
1,768m
下り
1,763m
歩くペース
とても速い
0.40.5
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
7:42
休憩
1:19
合計
9:01
6:27
44
7:11
7:12
10
7:22
7:22
51
8:13
8:23
72
9:35
9:35
36
10:11
10:21
77
11:38
12:20
38
12:58
13:03
18
13:21
13:22
50
14:12
14:21
29
14:50
14:50
6
14:56
14:57
31
天候 雨→曇り
過去天気図(気象庁) 2020年06月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車 自転車
林道焼山線の第1ゲートは土曜6時から日曜17時まで開いている。
https://www.city.itoigawa.lg.jp/item/20993.htm
6時過ぎに入場。第2ゲート横のスペースに駐車。4-5台は停まりそう。
MTBで登山口までアクセス。
コース状況/
危険箇所等
<第2ゲートまで>
落石など少々あるが、車での通行に支障なし。ただし最終堰堤すぐの林道入口には通行できるように通行止めの看板があった。
<第2ゲート−登山口>
舗装路、砂利道のミックス。案内もあり迷わない(下りで違う道を下ってしまったが…)。4km+300m。
<登山口−大曲>
緩く標高をあげる。晴れていれば展望台や大曲で焼山などの展望が得られるのだろうが、今日は見えず。
枝打ちされていた。ありがとうございます。
トレース明瞭でよく踏まれている。
<大曲−泊岩>
少々下草がある。スパッツがないとびしょ濡れになる。
数々の沢・溶岩溝を超える。雪で底が浅くなっている分登下降は楽なのだろうが、逆に雪があることで歩きにくい要素もある。濡れた雪は一部凍っているので、下部の状況・斜度などを考慮し所々アイゼンを使用した。
写真参照。
ロープが設置してある部分はないと登下降は厳しい。
整備ありがとうございます。
坊々抱岩を過ぎて1900mくらいから沢横を登る部分は雪渓が残っておりアイゼン装着して雪上を直登した。落石がゴロゴロ転がっている。
<泊岩−ピーク>
雪が残っているところは視界がなかったこともあり方向が分かりづらい。ピンクテープがないと迷ったかも。
森林限界を超えてからは、瓦礫と砂礫で登りにくい。落石注意。
ロープが設置してある岩場は途中に崩れやすいところもあり注意。
その他周辺情報 笹倉温泉850円。通常営業しているよう。
車止めになっている第2ゲートでMTBスタンバイ中
2020年06月20日 06:19撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
1
6/20 6:19
車止めになっている第2ゲートでMTBスタンバイ中
ここは左へ。(s)
2020年06月20日 06:52撮影 by  RICOH GR III , RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
1
6/20 6:52
ここは左へ。(s)
シェルター、登山口到着。(s)
2020年06月20日 07:04撮影 by  RICOH GR III , RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
1
6/20 7:04
シェルター、登山口到着。(s)
中にMTB入れさせてください。(s)
2020年06月20日 07:05撮影 by  RICOH GR III , RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
3
6/20 7:05
中にMTB入れさせてください。(s)
右に登山口。奥は火打山川の最終堰堤あたりにつながるのだろう。(s)
2020年06月20日 07:08撮影 by  RICOH GR III , RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
1
6/20 7:08
右に登山口。奥は火打山川の最終堰堤あたりにつながるのだろう。(s)
鬱蒼としてます。(s)
2020年06月20日 07:20撮影 by  RICOH GR III , RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
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6/20 7:20
鬱蒼としてます。(s)
展望台でガスを眺める。(s)
1
展望台でガスを眺める。(s)
シナビアオイ(N)
2020年06月20日 07:23撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
2
6/20 7:23
シナビアオイ(N)
葉は5枚。(s)
クマさんに習ったヤシオツツジ(N)
2020年06月20日 07:32撮影 by  RICOH GR III , RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
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6/20 7:32
葉は5枚。(s)
クマさんに習ったヤシオツツジ(N)
雪が出てきました。(s)
2020年06月20日 08:07撮影 by  RICOH GR III , RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
6/20 8:07
雪が出てきました。(s)
ドーム状の蜘蛛の巣。あちこちにあった。露で白く見えるのが軽く叩くと殆ど見えなくなる。何グモか帰ってから調べても分からない。誰か教えて
2020年06月20日 08:08撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
1
6/20 8:08
ドーム状の蜘蛛の巣。あちこちにあった。露で白く見えるのが軽く叩くと殆ど見えなくなる。何グモか帰ってから調べても分からない。誰か教えて
ただのスミレなのだろうか…
一株だけポツンとあった (s)
2020年06月20日 08:09撮影 by  RICOH GR III , RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
2
6/20 8:09
ただのスミレなのだろうか…
一株だけポツンとあった (s)
シースルー(s)
不完全なシースルーなので、シンモンさん表現は半裸のサンカヨウ(N)
2020年06月20日 08:09撮影 by  RICOH GR III , RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
2
6/20 8:09
シースルー(s)
不完全なシースルーなので、シンモンさん表現は半裸のサンカヨウ(N)
大曲到着。休憩。(s)
2020年06月20日 08:13撮影 by  RICOH GR III , RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
6/20 8:13
大曲到着。休憩。(s)
大曲の無人火山観測所。冬に雪に埋もれて何が観測できるかと思ったが、地震動とか地面の傾きだそうだ。(N)
2020年06月20日 08:13撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
2
6/20 8:13
大曲の無人火山観測所。冬に雪に埋もれて何が観測できるかと思ったが、地震動とか地面の傾きだそうだ。(N)
こんなの立ってますが… (s)
火山情報を送るアンテナですね(N)
2020年06月20日 08:14撮影 by  RICOH GR III , RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
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6/20 8:14
こんなの立ってますが… (s)
火山情報を送るアンテナですね(N)
冬に来るとこんな感じで、アンテナは写真の中央やや左に見えている。
右に見えている溶岩溝を超えて回り込んでいく。(s)
2019年03月03日 14:28撮影 by  PENTAX K-30 , PENTAX
1
3/3 14:28
冬に来るとこんな感じで、アンテナは写真の中央やや左に見えている。
右に見えている溶岩溝を超えて回り込んでいく。(s)
雪が詰まった溶岩斜面の沢を次々渡って行く、その初っ端。
2020年06月20日 08:28撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
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6/20 8:28
雪が詰まった溶岩斜面の沢を次々渡って行く、その初っ端。
ここはツボ足。(s)
2020年06月20日 08:28撮影 by  RICOH GR III , RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
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6/20 8:28
ここはツボ足。(s)
対岸ピンクテープを探す。ガスで目視しにくい。(s)
2020年06月20日 08:28撮影 by  RICOH GR III , RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
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6/20 8:28
対岸ピンクテープを探す。ガスで目視しにくい。(s)
ここもツボ足。向こうに急斜面。(s)
2020年06月20日 08:31撮影 by  RICOH GR III , RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
1
6/20 8:31
ここもツボ足。向こうに急斜面。(s)
右が雪切れで登れる。(s)
2020年06月20日 08:31撮影 by  RICOH GR III , RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
6/20 8:31
右が雪切れで登れる。(s)
ここは幅広いが浅い。(s)
2020年06月20日 08:35撮影 by  RICOH GR III , RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
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6/20 8:35
ここは幅広いが浅い。(s)
ツボる。(s)
2020年06月20日 08:36撮影 by  RICOH GR III , RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
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6/20 8:36
ツボる。(s)
ここも浅い。(s)
2020年06月20日 08:40撮影 by  RICOH GR III , RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
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6/20 8:40
ここも浅い。(s)
降りるところにはロープあり。壁は砂利でどんどん崩壊する。(s)
2020年06月20日 08:51撮影 by  RICOH GR III , RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
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6/20 8:51
降りるところにはロープあり。壁は砂利でどんどん崩壊する。(s)
地形図に1720mの標高点がある大きな沢。
対岸に梯子とロープ付きの急斜面。(s)
2020年06月20日 08:52撮影 by  RICOH GR III , RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
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6/20 8:52
地形図に1720mの標高点がある大きな沢。
対岸に梯子とロープ付きの急斜面。(s)
梯子の上のロープの連続がかなり険悪そう。
2020年06月20日 08:50撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
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6/20 8:50
梯子の上のロープの連続がかなり険悪そう。
雪の斜面は急ではなくツボで渡る。
2020年06月20日 08:53撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
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6/20 8:53
雪の斜面は急ではなくツボで渡る。
梯子まで来た。
2020年06月20日 08:54撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
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6/20 8:54
梯子まで来た。
続けて渡ってくるシンモンさん
2020年06月20日 08:55撮影 by  RICOH GR III , RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
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6/20 8:55
続けて渡ってくるシンモンさん
ロープを辿るシンモンさん
2020年06月20日 08:57撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
2
6/20 8:57
ロープを辿るシンモンさん
整備する方々の苦労が分かります。ありがとうございます。(s)
2020年06月20日 08:57撮影 by  RICOH GR III , RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
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6/20 8:57
整備する方々の苦労が分かります。ありがとうございます。(s)
キヌガサソウだが、葉が割と小さく、相対的に花が立派。
2020年06月20日 09:07撮影 by  RICOH GR III , RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
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6/20 9:07
キヌガサソウだが、葉が割と小さく、相対的に花が立派。
ここは浅くツボる。(s)
標高1780、1790mで連続して越える小さな沢(N)
2020年06月20日 09:08撮影 by  RICOH GR III , RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
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6/20 9:08
ここは浅くツボる。(s)
標高1780、1790mで連続して越える小さな沢(N)
その2番目
2020年06月20日 09:11撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
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6/20 9:11
その2番目
左から回り込んで急斜面を回避
2020年06月20日 09:12撮影 by  RICOH GR III , RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
6/20 9:12
左から回り込んで急斜面を回避
集団のキヌガサソウ
2020年06月20日 09:14撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
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6/20 9:14
集団のキヌガサソウ
標高1820m、地形図にある限りの坊坊抱岩前の最後の雪沢渡り。
国土地理院地図では「ぼぼ」とふりがなふってありますね。(s)
2020年06月20日 09:25撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
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6/20 9:25
標高1820m、地形図にある限りの坊坊抱岩前の最後の雪沢渡り。
国土地理院地図では「ぼぼ」とふりがなふってありますね。(s)
ここは距離は短いが急斜面で下もかなり危ない。また一部凍っていて木の幹も滑る。
2020年06月20日 09:27撮影 by  RICOH GR III , RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
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6/20 9:27
ここは距離は短いが急斜面で下もかなり危ない。また一部凍っていて木の幹も滑る。
標識はあるものの岩は見えない…
2020年06月20日 09:32撮影 by  RICOH GR III , RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
6/20 9:32
標識はあるものの岩は見えない…
もう一つあった。灌木枝を掴んでトラバース。
2020年06月20日 09:32撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
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6/20 9:32
もう一つあった。灌木枝を掴んでトラバース。
登山道横の雪渓を登ります。(s)
富士見峠より北の、2100m鞍部に突き上げる沢(N)
2020年06月20日 10:07撮影 by  RICOH GR III , RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
6/20 10:07
登山道横の雪渓を登ります。(s)
富士見峠より北の、2100m鞍部に突き上げる沢(N)
泊岩をスルーしたが、その上にも幾つかの大岩がある。
2020年06月20日 10:25撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
6/20 10:25
泊岩をスルーしたが、その上にも幾つかの大岩がある。
雪斜面上端から沢状の地面に渡る。雪がエッジで緊張。
2020年06月20日 10:37撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
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6/20 10:37
雪斜面上端から沢状の地面に渡る。雪がエッジで緊張。
雪のない尾根筋に出たところで休憩。シンモンさんの補給はとろろ蕎麦。(N)
最近醤油っぽい味が欲しくなるのです。(s)
2020年06月20日 10:44撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
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6/20 10:44
雪のない尾根筋に出たところで休憩。シンモンさんの補給はとろろ蕎麦。(N)
最近醤油っぽい味が欲しくなるのです。(s)
ツガザクラの大株。
2020年06月20日 10:59撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
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6/20 10:59
ツガザクラの大株。
森林限界上。(s)
2020年06月20日 11:04撮影 by  RICOH GR III , RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
6/20 11:04
森林限界上。(s)
左の大岩が覆いかぶさってくる。落ちないでね… (s)
2020年06月20日 11:10撮影 by  RICOH GR III , RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
6/20 11:10
左の大岩が覆いかぶさってくる。落ちないでね… (s)
火口湖の縁に乗り上げるところ。雪渓の左に行ったが、正解は右から。(s)
2020年06月20日 11:14撮影 by  RICOH GR III , RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
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6/20 11:14
火口湖の縁に乗り上げるところ。雪渓の左に行ったが、正解は右から。(s)
小さな岩峰を際どく右巻きして復帰。岩が脆くガレていて危険。(s)
2020年06月20日 11:21撮影 by  RICOH GR III , RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
6/20 11:21
小さな岩峰を際どく右巻きして復帰。岩が脆くガレていて危険。(s)
ロープに頼らなくても登れる岩場だが、火山性で脆い所もあるので要注意。
2020年06月20日 11:27撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
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6/20 11:27
ロープに頼らなくても登れる岩場だが、火山性で脆い所もあるので要注意。
ロープの設置してある岩場。岩場と岩場の間に崩壊しやすい岩と砂利があり注意。岩場自体は斜度の少ないチムニー風でホールドスタンス取りやすい。(s)
2020年06月20日 11:30撮影 by  RICOH GR III , RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
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6/20 11:30
ロープの設置してある岩場。岩場と岩場の間に崩壊しやすい岩と砂利があり注意。岩場自体は斜度の少ないチムニー風でホールドスタンス取りやすい。(s)
コイワカガミ大群生。
2020年06月20日 11:36撮影 by  RICOH GR III , RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
1
6/20 11:36
コイワカガミ大群生。
ピーク!
二人とも初登。
2020年06月20日 11:41撮影 by  RICOH GR III , RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
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6/20 11:41
ピーク!
二人とも初登。
シンモンさん登頂
2020年06月20日 11:40撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
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6/20 11:40
シンモンさん登頂
奥に三角点あり。
2020年06月20日 11:45撮影 by  RICOH GR III , RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
6/20 11:45
奥に三角点あり。
高いところに登りたくなります。(s)
山頂票より4〜5m高いんじゃないかな(N)
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高いところに登りたくなります。(s)
山頂票より4〜5m高いんじゃないかな(N)
青空が見えてドラマチック展開に期待しますが...
2020年06月20日 12:07撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
3
6/20 12:07
青空が見えてドラマチック展開に期待しますが...
近場はクリアになって
2020年06月20日 12:17撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
1
6/20 12:17
近場はクリアになって
一瞬雲が切れて火口と北面台地がチラリ。
2020年06月20日 12:17撮影 by  RICOH GR III , RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
6/20 12:17
一瞬雲が切れて火口と北面台地がチラリ。
火打山はついぞ見えず。(s)
2020年06月20日 12:18撮影 by  RICOH GR III , RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
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6/20 12:18
火打山はついぞ見えず。(s)
ロープ岩場を下る。(s)
2020年06月20日 12:30撮影 by  RICOH GR III , RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
1
6/20 12:30
ロープ岩場を下る。(s)
泊岩辺りを見下ろして
2020年06月20日 12:40撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
6/20 12:40
泊岩辺りを見下ろして
雪斜面に戻るナイフエッジへの着地もセーフ。
2020年06月20日 12:47撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
1
6/20 12:47
雪斜面に戻るナイフエッジへの着地もセーフ。
泊岩避難小屋。発砲スチロールのベッドとは… (s)
2020年06月20日 12:56撮影 by  RICOH GR III , RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
1
6/20 12:56
泊岩避難小屋。発砲スチロールのベッドとは… (s)
こんなです。
2020年06月20日 12:55撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
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6/20 12:55
こんなです。
坊々抱岩が帰りは見えた。
2020年06月20日 13:26撮影 by  RICOH GR III , RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
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6/20 13:26
坊々抱岩が帰りは見えた。
砂利を登るにはロープが必要。
2020年06月20日 13:55撮影 by  RICOH GR III , RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
6/20 13:55
砂利を登るにはロープが必要。
第2ゲートゴール
お疲れさまでした。この後ダウンヒルのみと思ったらミスルート登り返しがありましたが。
2020年06月20日 15:28撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
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6/20 15:28
お疲れさまでした。この後ダウンヒルのみと思ったらミスルート登り返しがありましたが。

装備

個人装備
長袖インナー ズボン 靴下 グローブ 雨具 日よけ帽子 着替え ザック 行動食 非常食 飲料 地図(地形図) コンパス 計画書 ヘッドランプ 予備電池 GPS 筆記用具 ファーストエイドキット 常備薬 携帯 時計 タオル ツェルト カメラ ハーネス ヘルメット 確保機 ロックカラビナ カラビナ スリング ロープスリング アイゼン ピッケル
共同装備
補助ロープ

感想

行き先相談でシンモンさんから提案の1つが焼山。シンモンさんも一緒の昨年3月、笹倉温泉からスキーで目指すも標高2000m辺りで撤退。この積雪期には新型コロナ関連規制もあり計画も立てられずにいた。火山活動による登山規制再開もあり得る山、では今行きましょうと。

第1ゲートが開く午前6時より早くそこから自転車で出発が当初案だったが、いや6時を待って第2ゲートからで良いでしょうと僕。予報された天気は、朝の内雨が残り、後は回復基調だったのでその方が良かろうと。

第2ゲートから登山口までの自転車区間は標高差280mを距離4.2kmのヒルクライム。勾配平均ではこの種の林道として平凡と思っていたが、中盤の緩斜面区間を覗くと急坂が続き、後半ダートなので結構応えた。若干だるい足で登山道に入る。

しばらくはだらだらと登って行くので、この区間と大曲の休憩でなんとか足は回復した。その先は坊々抱岩まで裾野地形をトラバース気味に進み、地形図にあるだけでも7ヶ所えぐれた沢の横断がある。多くはツボ足で難なく渡れるが、急斜面でアイゼン着用したところもある。1720mの標高点を通る一番大きな沢は、沢床の傾斜は大したことないが、側壁は両岸とも急峻で梯子やロープがかかり、崩れやすいので一部はロープに頼らないと乗り越え難い。坊々抱岩からは普通の山道を通って泊岩直下に至る沢床を行く。ここは急ではなく楽しい雪渓歩きだった。

雪の沢から側面の夏道に上がって泊岩に達し、緩斜面帯がまた雪原である。その上山頂への急斜面に雪があると恐いなと思ったが、標高2150mより上は火口壁に達するまで雪はなく、火山礫のザレ場を登って行く。これが一歩一歩沈みこむので、標高差以上にエネルギーを使う。雪解け間もないので余計軟らかいのではないかと思われる。火口壁直下の雪田を避けて右か左か、左を選んだらミスルートで上端でトラバースして復帰、火口壁の稜線に達して小ピークを1つ越してから2400m丁度の山頂に達した。

山頂では晴れ渡るのを期待して小雨の登山口から登ってきたが、ガスガスで遠くは何も見えない。待っていると雲が薄まり明るくなったり、青空が垣間見えたりするがまた曇る。足元が晴れて火口が望める瞬間まではあったが、辛抱はそこまでと下山開始。

下山は順調に、登山口まで3時間足らず、自転車ダウンヒルはミスルート登り返しで12分のロス、都合25分で駐車地の第2ゲートに到着。笹倉温泉へと車で下って行くと、下界は晴れているが、山は依然として曇って見えなかった。久々の温泉にゆったりした気分にはなれた。

妙高から入って火打・妙高を回ったことはあるが、夏に北面に来るのは初めて。
冬の北面は、1度目は無謀にも単独で火打山を目指した2017年3月。トレース泥棒してやっと影火打の下までたどり着いて力無くギブアップ。天候は良く焼山がドーンと存在感を放っていた。
2度目は去年の3月。IMPの方々と焼山を目指したもののこれまたギブアップ。この日も快晴で素晴らしい眺めをいただいた。

さて、今回は梅雨の最中、予報通り昼には回復すると信じて焼山に向かった。
昼にピークを踏めば良いのでゲートが開いてから入るゆっくりモード。
ヘッデンなしでスタートするのは久しぶりか?(それが普通か?)

第2ゲートから登山口まで4km標高差300mをMTBで登る。それなりの修行です。
噴火シェルター内に自転車をデポして登山道へ。

大曲まではやや湿って苔むした低木樹林内をひたすら距離を稼ぐ。北面台地の平らな部分を進む。冬と異なり周りは全く見えない。展望台と大曲は開けていて焼山を眺めることができるのだろうけれども、今日はガスで何も見えない。
その代わりミストシャワーが涼しく気持ちよく歩けた。

大曲を過ぎると谷部が出てくるたびに残雪を超えることになる。また道も下草が目立つようになり足元は濡れる。
斜度が緩いところ、谷が浅いところは御し易いが、斜度が急なところではアイゼンを使用し、谷が深いところではクライミングまがいの急斜面の登下降が必要になる。
大小10ほど超えた。

坊々抱岩を心眼で見て、少し行くと最後の溶岩溝に行きつく。
ここから150m余りを雪渓に沿って直登した。落石が多数転がっており注意していたが、行動中に落ちてくることはなかった。

金山からの道と合流してしばし行くと泊岩の表示が出てくる。所々残雪が残っている。
分岐を右に行けばピーク。左に5mほど降りると避難小屋が岩に埋まっている。
行きは気付かずスルー。帰りに覗いてみてそのワイルドさに驚いた。泊まる気には正直ならない。噴火時の避難場所と考えた方が良さそうだ。

泊岩から10分ほど歩くと樹林が切れて森林限界となる。
下は脆い岩の瓦礫と柔らかい砂地で歩きにくい。
大岩を左にみて登りあげると火山湖(火山口)の縁が見えてくる。
右から巻くように行くと、ロープの設置してある岩場にたどり着く。攀じる部分はしっかりした岩場だが、合間に崩れやすいテラスがあるので注意を。

一つ小ピークを超えたらホントのピーク。
ピークには2010年に設置された金属板があった。10年経っているが色あせることもクマにかじられることもなく綺麗に役目を果たしていた。
三角点は火打側に50mほど行った場所にあり。
ガスに巻かれているものの上は日が差し暖かい。小一時間いる間に濡れたものも乾いてしまった。
待っている間にガスが完全に無くなることはなく眺望はほとんど無かった。残念。

結果、3度目の…としてはピークは取った。が、眺望は得られなかった。
宿題ができた気分。冬に再訪しなさいということなのだろう。

この山行のヒヤリハット
・iPhoneを車に忘れた。同行者がスマホを持ち、Garmin inReachを持っているからよいものの。
・下山後、MTBを片付ける際にスルーアクスルが壊れた。行動中でなくてよかった。

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