黒岳 北鎮岳 〜初冬の表大雪〜
- GPS
- 05:53
- 距離
- 14.2km
- 登り
- 1,172m
- 下り
- 1,160m
コースタイム
どうも、低温障害のよう(リュックの雨蓋に入れていました)。
黒岳以降は、胸ポケットに入れると、正常作動していました。
8:35 ロープウェイ黒岳駅
9:10 黒岳7合目
10:05〜10:20 黒岳頂上
11:55〜12:20 北鎮岳頂上
13:25 黒岳頂上
14:05 黒岳7合目
14:30 ロープウェイ黒岳駅
天候 | 晴れのち曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2012年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
ケーブルカー(ロープウェイ/リフト)
10/31まで、上り始発7:00、下り最終:16:30 11/1以降は、上り始発:8:00、下り最終:16:30 となっています。 また、リフトは10/22〜11/8の間、お休み中です。 冬季用リフトへ架け替え作業とのことです。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
7合目までの積雪はまだまだ。 積もったり融けたりを繰り返しているよう。 朝方は、融雪水が凍っているため、滑りやすい登山道となっていました。 7合目以上になると、ちゃんとした積雪あり。 しかし、前日、雨が降ったのか、表面がクラストしており、かなり力を入れたキックステップを踏まないと、足先が入りませんでした。 今時期は、アイゼン&ピッケルは必携と思いました。 |
写真
感想
火曜、水曜とお休みを頂いたので、どこか登りにいこうと考えていたのですが、
道内はどこもいまいちな天気予報。
旭川の天気が良さそうだったので、愛別岳に登ろうと思い、愛山渓へ車を走らせます。
オホーツク海側は雨がちらついていたのですが、白滝を越えたところから止んできて青空もちらちらと。
これは良い山歩きになるかと思ったのですが、愛山渓へ向かう道が冬季通行止めに入っていました(10/25〜5/9の間、通行止めだそうです)。残念。
しょうがないので、次の候補だった、天塩に行こうと車の向きを変えますが、
天塩は重た〜い雲の中。
またまた、計画変更で、雲が軽い表大雪を登ることにします。
ロープウェイに乗って、黒岳5合目に向かいます。
ロープウェイ5合目駅の登山届けに記入します。
今日の先行者は2名!さすが、平日少ないです。
8時半、青空が見える中、黒岳を目指します。
リフトは冬季仕様に架け替え作業中のため、正規登山道を辿ります。
6合目までは、ほとんど雪は融けており、6〜7合目までは、雪と岩のミックス。
7合目以上は完全積雪状態になっていました。
滑りやすい道を慎重にステップきって上がって行きます。
しかし、ちょっと上がったところで、雪面は完全にクラスト。
蹴り込んでも、足先が全く雪面に入っていきません。ギブアップして、アイゼン装着。
再び歩き出すと、アイゼンがサクサク決まって心地よい歩き。
楽しくなって、ペースが上がりますが、後半の急登の部分で、ペースダウン。
この斜度で、ピッケルをもっていないのはさすがに怖く、慎重に歩を進めました。
10時過ぎ、黒岳山頂に到着。
北大雪方面は雲の中でしたが、表大雪は雲がなく、気持ちの良い眺め。
風がかなり強かったので、岩陰に隠れて、蒸しパンを食べる。
黒岳から先は、岩と雪のミックスなので、自分が使っているアルミアイゼンでは歩きたくない。もう一つ持ってきた「ホームセンターの1000円スパイク」に履き替え、出発。
このスパイク、クラストした雪面ではいまいちのグリップ。
平坦ではガンガン歩いていけたのですが、勾配あるところでは、慎重に歩き、北鎮を目指します。
この高度においても、雨が降ったみたいで、岩の表面や植物達を氷が覆っていて、なかなか綺麗。
お鉢展望台に来たところで、再度、アイゼンに切り替え、最後の急登を詰めます。
12時前、北鎮山頂へ到着。
山頂の気温はマイナス1度。
かなり風が強く、iphoneでphotosynthをやっている間に、手がかじかむ。
手袋はめて、岩陰でお昼御飯タイム。
わかめむすびが凍ってないか心配だったが、セーフ。まだ大丈夫な気温のよう。
黒々とした愛別岳を見ながら、また来年と誓いました。
30分ほど休憩し、下山へ。
下りは、1000円スパイクへ切り替えるのがめんどくさくなってしまって、岩だろうがお構いなしに歩きました。
帰りは、石室に寄って帰ります。
冬季入り口を除いてみたのですが、少し雪を掘らないと入れなさそうなので、中に入るのを諦め、石室を後にします。
黒岳までもどってきて、3度目のお昼タイム。
西日に染まる表大雪を見ながら、パンオショコラを食べます。
冷凍庫で冷やしたようにチョコが固くなっていました。食感が自分好みで、美味しく頂きました。
黒岳の急勾配の下山は嫌だな〜と思っていたのですが、
午後になって、雪が緩んでいたので、安全に下れます。
途中、アイゼンを外して、登山靴で滑り降りました。
(ちなみに、冬の黒岳は、お昼までは雪が緩むことが多いのですが、
午後になると、山の陰となり、一気にクラストすることが多いので、この先、気をつけてください。)
14時半、ロープウェイ乗り場に戻ってきました。
お疲れ様でした。
メモ:2012年山行日数 仁頃山27 その他65
photosynthによる360度パノラマは以下から。
黒岳からの眺め
北鎮岳からの眺め
表大雪は晴れてたのですね。日が短い中リフト無しで北鎮までとは恐れ入りました。しかし、真っ白ですね。他の人の数日前の十勝連峰の記録も真っ白でしたが、やはり2000m級は違う世界ですね。
幸運にも晴れ間が見れて、ラッキーでした。
しかし、風が強く、寒くて寒くて。
phoosynthやっている間に、手が凍傷になるんじゃないかと思いました。
スマホ手袋でもインナーに嵌めておこうかと考え中です。
ダイソーではない北見の百円ショップ(ゼビオの前)にありましたが、iphone対応のペンがあります。ヘッドホンジャックに挿して持ち運ぶタイプを愛用してますが、ペンタイプも最近出ました(もちろん百円)。スキーグローブでもタップ出来ます。厳冬期お勧めです。
iphoneのタッチペンは特殊なので対応を確認してから購入してください。
グローブ着けたまま使えるとは良いですね。
しかも百円とは。
さっそく、週末、買いに行ってきます。
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