前菜の方が豪華? 伯母子岳(鶴姫公園、立里荒神社、伯母子岳-護摩壇山-龍神岳)
- GPS
- 04:33
- 距離
- 14.1km
- 登り
- 812m
- 下り
- 805m
コースタイム
天候 | 晴のち曇 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2020年06月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
写真
感想
山レポとしては伯母子岳がメインなのですが、企画的には星主導です。こないだから何度か天の川の写真にトライして、いろいろと限界も感じつつ、しかしきれいな天の川が撮れるととても嬉しくなります。天の川撮影の適期で、なおかつ新月であり、天気さえOKなら是非星を見たいと思っていました。そういうわけで、伯耆大山、鶴姫公園、大台ヶ原に候補を絞り、毎日YamaYama GPVで雲予報をチェック。一時は雲なしの絶好の予報が出ながら、前日朝には深い雲予報に変化し、この時点で一旦星は諦めました。そこで、「鶴姫公園に行くのならその後で」と計画した伯母子岳を、星なし朝スタートで実施することにしたのですが、前日正午にまた一転。上層雲は日付が変わってから5-15%くらいとかなりよい予報になってきました。そこで再度予定変更。しかし、伯母子岳はそのまま活かすこととして、行き先は鶴姫公園に決定。伯母子岳のプランは当日に正式決定することに。
前日は職場で昼間に仮眠して睡眠シフト。夕飯を食べて、1930から京奈和道路-高野龍神スカイラインで出発。21時頃に鶴姫公園に到着しました。入口の駐車場は駐車ゼロでしたが、星を見るスポットは主に展望台付近なので、「道が狭い」という情報におののきながら奥に入っていきました。実際には展望台の手前まで車で登れますが、混雑が予想されたので、お手洗い付近の駐車場に車を止めました(かなり余裕がありました)。この時点で満天の星空で、予想したよりも雲は少ないようです。撮影の道具を持ってスタート。200mほど登っていくと展望台の駐車場に着きます。ほぼ満車で、暗いからはっきりわかりませんが、50人くらいお越しになっているようでした。
タイムラプスのセットをしてから(まだ現像していないので、後日アップ予定ですが、失敗しているかも知れません)、あっちこっち移動しながら撮影しました。設定は、主にF1.8、露出時間20秒、ISO800-1600で、時々変更しました。ポイントは、展望台の裏から展望台を前景、展望台の下から鐘を前景、風力発電機を前景、展望台まで登って、などでした。前回の大江山から1ヶ月経ち、1時くらいになるとほぼ立ち上がった天の川を見ることができました。鶴姫公園のいいところは、駐車場と撮影スポットが近接していることですし、南天がかなり開けています。さらに、南側に大都市がないので、場合によると長野よりも南天はきれいなのかも知れません。よくないところは、現在だけかも知れませんがお手洗いが使えないこと。水が出ないという噂を聞いていたため、手洗い用の水を持参したのですが、そもそも用を足すことができませんでした。
本当はもう少し粘るつもりもあったところ、膀胱がピンチになってきたため、先に野迫川村に移動することにしました。スポットは3回目になる立里荒神社。2時頃に到着し、ここでもきれいな星空が見えましたが、撮影もせずに仮眠。4時に目覚めて東の空を見に行きましたが、今回も素晴らしい雲海がありました。日の出の瞬間も捉えることができ、満足。粘りたい気持ちもありながら、その他の雲海スポットを見るために移動開始。野迫川村には複数の雲海スポットがありますが、先2回は雲が高すぎて、荒神社以外は雲の中だったのです(従って、雲海は見えない)。しかし、今回は複数のスポットでそれぞれきれいな雲海を見ることができました。雲海と言えば秋というイメージがありますが、野迫川村は通年チャンスがありますし、大阪からも近いので、是非お試しあれ。
そして今度はメインディッシュである伯母子岳を狙い、ごまさんスカイタワーに移動。新型コロナ騒動でずっとソロ活動でしたが、久しぶりにゆきさんとの山行きです。この時点でも、自動車デポで大股から奥千丈口への縦走、大股からのピストン、奥千丈口からのピストンと、どれにするか決めていなかったのですが、お互い運転時間が長くなるので、素直に奥千丈口ピストンにしました。登山口まで7.5kmほど自動車移動。どんな道か不安だったのですが、比較的広めの舗装路で、対向車が来なければほぼストレスはありません。ただ、落石があちこちに見られます。登山口には5-6台くらいの駐車スペースがありました。
奥千丈口からのコースは、アップダウンの少ない稜線歩きです。激坂もないので、のんびり歩くことができました。ただ、焼山ノ太尾ノ頭まで行った後、尾根を間違えてしまってお恥ずかしいことをしました。今日はスタート時点で行動計画を決定したので、Apple Watchにルートをダウンロードできておらず、道外れ警告が出なかったため、気がつくのが遅れてしまった次第です。あと、このルートは、以前スカイタワーに登ったゆきさんが、「あの稜線を歩きたい」と願っておられたようなのですが、歩き始めてからあいにく曇り空になってしまい、もひとつ爽快感に欠けたのは残念でした。
伯母子岳まで往復し、まだちょっと脚が残っていたので、護摩壇山と龍神岳にも足を伸ばしました(なお、奥千丈口とごまさんスカイタワーのログは自動車移動なので、ご承知下さい)。「簡単に着けるよ」という情報通り、あまり苦しまずに2座を追加することができました。これで、和歌山県最高峰もクリアですが、眺望はさほどよくなかったです。帰りは、それぞれの自動車で。高野山でゆきさんご推薦の胡麻豆腐を買いました。
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