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Yamareco

記録ID: 240884
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
日光・那須・筑波

大真名子山→小真名子山→女峰山 (志津乗越から周回)

2012年11月03日(土) [日帰り]
 - 拍手
体力度
4
1泊以上が適当
GPS
07:26
距離
14.1km
登り
1,542m
下り
1,531m
歩くペース
とても速い
0.60.7
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

5:58志津乗越-7:06大真名子山-7:56鷹の巣(鞍部)-8:27小真名子山-9:00富士見峠-10:09帝釈山-10:42女峰山-11:15唐沢小屋-12:14荒沢出合-12:30林道-13:19志津乗越
天候 ・曇り後正午頃から晴れ。
・弱風〜強風だったが、樹林帯を歩く時間が長かったため、風の強弱や寒さはあまり感じず。
・駐車スペース到着時(5:30頃)の気温:約-2℃、帰着時(13:20頃)の気温:約+2℃
過去天気図(気象庁) 2012年11月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
・志津乗越周辺に駐車。志津乗越までの林道は舗装されているが、道は狭い。路面の凍結は見られなかった。
コース状況/
危険箇所等
・朝早い時間帯や、日影には積雪あり。多いところでこの日は10cmくらい、凍結しているところはなかった。林道区間を除き、全体の6-7割程度は雪の上を歩いたが、岩や樹木の根に雪が積もっていることが多く、大変滑りやすかった。登山者は、女峰山周辺は見掛けたが、それ以外のエリアでは全くと言っていいほど見掛けなかった。既にオフシーズンか?

・志津乗越→大真名子山:山頂まで延々急登が続く。途中鎖場や梯子数カ所あり。
・大真名子山→大真名小山→帝釈山:大真名子山から急坂を下って平坦な鷹の巣に至り、小真名子山へ向けて再度標高を上げる。大真名子山・小真名子山の下りには雪が着いていて、全般的に滑りやすい。富士見峠から志津乗越方面へエスケープすることも可能。小真名子山の下りは展望が開けていて、女峰山方面が望める。また、山頂には反射板が設置されていて、遠くからでも視認できる。
・帝釈山→女峰山:帝釈山から先はヤセ尾根が続く。この日のように滑りやすく、且つ風の強い日の通過は慎重に。
・女峰山→荒沢出合:基本的に急坂が続く。途中の唐沢避難小屋は休憩や宿泊可能。避難小屋下の水場は水量豊富。出合に着くかなり前から左手に砂防ダム群が見える。
・荒沢出合→志津乗越:出合から10分ほど急坂を登ると林道に至るが、ここからゲートまでの林道はひどく荒れていて、乗用車はおろか、自転車での通過も難しそう。ゲートから志津乗越までの林道は整備されていて乗用車・自転車でも通行できる。林道歩きは、はじめ下るが最後は登りになる。

・ストックは全行程で利用した。この日の雪質と積雪であれば、アイゼン・ピッケルは不要だったが、踏み固められて凍結する箇所がそろそろ出てきそう。
大真名子山への急登。鎖場も何カ所かあり。
2012年11月03日 06:44撮影 by  DMC-FT3, Panasonic
11/3 6:44
大真名子山への急登。鎖場も何カ所かあり。
途中からは雪の上を歩く
2012年11月03日 06:48撮影 by  DMC-FT3, Panasonic
11/3 6:48
途中からは雪の上を歩く
大真名子山山頂。ガスで視界なし。
2012年11月03日 07:10撮影 by  DMC-FT3, Panasonic
11/3 7:10
大真名子山山頂。ガスで視界なし。
大真名子山からの下り
2012年11月03日 07:19撮影 by  DMC-FT3, Panasonic
11/3 7:19
大真名子山からの下り
鷹の巣は広場のよう
2012年11月03日 07:53撮影 by  DMC-FT3, Panasonic
11/3 7:53
鷹の巣は広場のよう
小真名子山。ここもガスで視界なし。
2012年11月03日 08:27撮影 by  DMC-FT3, Panasonic
2
11/3 8:27
小真名子山。ここもガスで視界なし。
小真名子山山頂にあった反射板
2012年11月03日 08:30撮影 by  DMC-FT3, Panasonic
11/3 8:30
小真名子山山頂にあった反射板
小真名子山からの下りは雪と岩のミックスで歩きづらい
2012年11月03日 08:53撮影 by  DMC-FT3, Panasonic
11/3 8:53
小真名子山からの下りは雪と岩のミックスで歩きづらい
ようやくガスがとれて帝釈山方向が見えた
2012年11月03日 08:53撮影 by  DMC-FT3, Panasonic
1
11/3 8:53
ようやくガスがとれて帝釈山方向が見えた
富士見峠
2012年11月03日 09:01撮影 by  DMC-FT3, Panasonic
11/3 9:01
富士見峠
帝釈山。ここもまだガス。
2012年11月03日 10:09撮影 by  DMC-FT3, Panasonic
11/3 10:09
帝釈山。ここもまだガス。
樹木に氷が着いていた
2012年11月03日 10:11撮影 by  DMC-FT3, Panasonic
11/3 10:11
樹木に氷が着いていた
女峰山山頂。ようやく少しガスが取れた。
2012年11月03日 10:43撮影 by  DMC-FT3, Panasonic
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11/3 10:43
女峰山山頂。ようやく少しガスが取れた。
女峰山からの下り。この斜面には雪がなかった
2012年11月03日 11:04撮影 by  DMC-FT3, Panasonic
11/3 11:04
女峰山からの下り。この斜面には雪がなかった
唐沢避難小屋。日光白根山の避難小屋に似ている?
2012年11月03日 11:17撮影 by  DMC-FT3, Panasonic
11/3 11:17
唐沢避難小屋。日光白根山の避難小屋に似ている?
避難小屋から下ったところにある水場。しっかり出ていた。
2012年11月03日 11:36撮影 by  DMC-FT3, Panasonic
11/3 11:36
避難小屋から下ったところにある水場。しっかり出ていた。
水場にあった看板
2012年11月03日 11:36撮影 by  DMC-FT3, Panasonic
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11/3 11:36
水場にあった看板
荒沢出合から上がると林道だが、かなり荒れている
2012年11月03日 12:38撮影 by  DMC-FT3, Panasonic
11/3 12:38
荒沢出合から上がると林道だが、かなり荒れている
ゲートから志津乗越までは普通の林道で、乗用車や自転車でも通行可能。
2012年11月03日 13:03撮影 by  DMC-FT3, Panasonic
11/3 13:03
ゲートから志津乗越までは普通の林道で、乗用車や自転車でも通行可能。
志津乗越
2012年11月03日 13:19撮影 by  DMC-FT3, Panasonic
11/3 13:19
志津乗越
撮影機器:

感想

 志津乗越には暗いうちに到着。祝日なので人出が多いかと思ったが、朝の時点ではクルマは数台。この山域は既にシーズンオフなのかもしれない。準備して出発する頃には明るくなり、ヘッドランプは使わずに歩き始められたが、その後数分で登山道上に白い物が見え始め、雪か、氷か、霜柱のどれかと思ったが、氷以外の二者だった。登山口の志津乗越でも既に標高1,800mに近いため、雪が出てくるのも早いし、何より寒い。出発時の気温は氷点下だった。シェルを着込んで歩き始め、途中で脱げるだろうと思っていたが、終日風が強くて気温ほど暖かさを感じず、結局最後まで着たまま行動した。

 幸いに、この日のルートに凍ったところはなく、岩や木の根の上の雪でスリップしないように気を付けて登り降りしたが、志津乗越→大真名子山は本当に急登で、運動不足の体には実にきついところだった。とは言え、標高差600m程度、黙々と歩き案外短時間で山頂に着いてしまった。このルートにはピークと鞍部が繰り返されるが、志津乗越→大真名子山を除き、いずれも400m程度しか登り降りしないので、思ったよりは時間はかからず、疲労もせずに歩けたが、雪と岩のミックスはやはり歩きづらかった。特に下りではペースを上げるどころか、標準タイムで歩くのがやっとの程度。大きなスリップや転倒はしなかったが幸い。展望は、ピーク付近しか樹林帯が途切れないことが多く、天気が良くても周りを見渡せる場所は少なかったように思われた。

 天候は冬型の気圧配置に近いため、予報ほどは良くないだろうと思いつつ出掛けたが、案の定午前中はガスが濃く、風が強くて、せっかくピークに立っても景色はほとんど見られなかった。登山道歩きを終え、林道歩きの時間帯になると晴れてきたが、風は終日強かった。

 紅葉は、山中は全くなし。中禅寺湖湖畔あたりが見頃で、それ目当ての観光客が非常に多かった。当然、クルマは大渋滞し、中禅寺湖からいろは坂を経由して日光市内まで渋滞が繋がっていた。

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