大真名子山→小真名子山→女峰山 (志津乗越から周回)
- GPS
- 07:26
- 距離
- 14.1km
- 登り
- 1,542m
- 下り
- 1,531m
コースタイム
天候 | ・曇り後正午頃から晴れ。 ・弱風〜強風だったが、樹林帯を歩く時間が長かったため、風の強弱や寒さはあまり感じず。 ・駐車スペース到着時(5:30頃)の気温:約-2℃、帰着時(13:20頃)の気温:約+2℃ |
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過去天気図(気象庁) | 2012年11月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
・朝早い時間帯や、日影には積雪あり。多いところでこの日は10cmくらい、凍結しているところはなかった。林道区間を除き、全体の6-7割程度は雪の上を歩いたが、岩や樹木の根に雪が積もっていることが多く、大変滑りやすかった。登山者は、女峰山周辺は見掛けたが、それ以外のエリアでは全くと言っていいほど見掛けなかった。既にオフシーズンか? ・志津乗越→大真名子山:山頂まで延々急登が続く。途中鎖場や梯子数カ所あり。 ・大真名子山→大真名小山→帝釈山:大真名子山から急坂を下って平坦な鷹の巣に至り、小真名子山へ向けて再度標高を上げる。大真名子山・小真名子山の下りには雪が着いていて、全般的に滑りやすい。富士見峠から志津乗越方面へエスケープすることも可能。小真名子山の下りは展望が開けていて、女峰山方面が望める。また、山頂には反射板が設置されていて、遠くからでも視認できる。 ・帝釈山→女峰山:帝釈山から先はヤセ尾根が続く。この日のように滑りやすく、且つ風の強い日の通過は慎重に。 ・女峰山→荒沢出合:基本的に急坂が続く。途中の唐沢避難小屋は休憩や宿泊可能。避難小屋下の水場は水量豊富。出合に着くかなり前から左手に砂防ダム群が見える。 ・荒沢出合→志津乗越:出合から10分ほど急坂を登ると林道に至るが、ここからゲートまでの林道はひどく荒れていて、乗用車はおろか、自転車での通過も難しそう。ゲートから志津乗越までの林道は整備されていて乗用車・自転車でも通行できる。林道歩きは、はじめ下るが最後は登りになる。 ・ストックは全行程で利用した。この日の雪質と積雪であれば、アイゼン・ピッケルは不要だったが、踏み固められて凍結する箇所がそろそろ出てきそう。 |
写真
感想
志津乗越には暗いうちに到着。祝日なので人出が多いかと思ったが、朝の時点ではクルマは数台。この山域は既にシーズンオフなのかもしれない。準備して出発する頃には明るくなり、ヘッドランプは使わずに歩き始められたが、その後数分で登山道上に白い物が見え始め、雪か、氷か、霜柱のどれかと思ったが、氷以外の二者だった。登山口の志津乗越でも既に標高1,800mに近いため、雪が出てくるのも早いし、何より寒い。出発時の気温は氷点下だった。シェルを着込んで歩き始め、途中で脱げるだろうと思っていたが、終日風が強くて気温ほど暖かさを感じず、結局最後まで着たまま行動した。
幸いに、この日のルートに凍ったところはなく、岩や木の根の上の雪でスリップしないように気を付けて登り降りしたが、志津乗越→大真名子山は本当に急登で、運動不足の体には実にきついところだった。とは言え、標高差600m程度、黙々と歩き案外短時間で山頂に着いてしまった。このルートにはピークと鞍部が繰り返されるが、志津乗越→大真名子山を除き、いずれも400m程度しか登り降りしないので、思ったよりは時間はかからず、疲労もせずに歩けたが、雪と岩のミックスはやはり歩きづらかった。特に下りではペースを上げるどころか、標準タイムで歩くのがやっとの程度。大きなスリップや転倒はしなかったが幸い。展望は、ピーク付近しか樹林帯が途切れないことが多く、天気が良くても周りを見渡せる場所は少なかったように思われた。
天候は冬型の気圧配置に近いため、予報ほどは良くないだろうと思いつつ出掛けたが、案の定午前中はガスが濃く、風が強くて、せっかくピークに立っても景色はほとんど見られなかった。登山道歩きを終え、林道歩きの時間帯になると晴れてきたが、風は終日強かった。
紅葉は、山中は全くなし。中禅寺湖湖畔あたりが見頃で、それ目当ての観光客が非常に多かった。当然、クルマは大渋滞し、中禅寺湖からいろは坂を経由して日光市内まで渋滞が繋がっていた。
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