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Yamareco

記録ID: 2410136
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
白馬・鹿島槍・五竜

小蓮華山-白馬岳-雪倉岳-朝日岳周回(ヒワ平起点)

2020年06月24日(水) [日帰り]
 - 拍手
体力度
9
2~3泊以上が適当
GPS
15:10
距離
45.8km
登り
3,302m
下り
3,292m
歩くペース
とても速い
0.60.7
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
14:03
休憩
1:08
合計
15:11
距離 45.8km 登り 3,302m 下り 3,301m
1:01
49
ヒワ平
1:50
1:54
76
3:10
3:17
52
4:09
50
4:59
29
5:28
5:31
31
6:02
6:08
36
6:44
6:48
16
7:04
7:12
23
7:35
49
8:24
8:26
31
8:57
9:05
78
10:23
14
10:37
64
11:41
11:47
15
12:02
12:03
80
13:23
38
14:01
14:03
2
14:05
14:06
28
14:34
14:46
25
15:11
15:12
19
15:31
6
15:44
15:47
25
16:12
ヒワ平
天候 晴れのち曇り
過去天気図(気象庁) 2020年06月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車 自転車
コース状況/
危険箇所等
蓮華温泉から白馬大池まで時折残雪片斜面、ステップなく固いと危険
白馬大池から白馬岳までの登山道に残雪はない。
三国境から朝日岳は残雪多くアイゼン、ピッケルがなければ通過は無理
吹上のコルから五輪尾根周辺は残雪多くて片斜面の連続、アイゼン、ピッケル必須
瀬戸川の橋から蓮華温泉までは雪はない。
蓮華温泉は7月1日営業開始、林道も開通予定
真夜中のチャリンチャリンは涼しくて快適
2020年06月24日 01:39撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
10
6/24 1:39
真夜中のチャリンチャリンは涼しくて快適
ヒワ平から7km、アップダウンをこなし45分で到着
2020年06月24日 01:52撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
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6/24 1:52
ヒワ平から7km、アップダウンをこなし45分で到着
白馬大池に着くと東の空が赤く染まりだした。
2020年06月24日 04:23撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
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6/24 4:23
白馬大池に着くと東の空が赤く染まりだした。
雨飾の肩から朝日が登る
2020年06月24日 04:31撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
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6/24 4:31
雨飾の肩から朝日が登る
白馬大池を眼下にマンダムな朝を迎えた
2020年06月24日 04:39撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
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6/24 4:39
白馬大池を眼下にマンダムな朝を迎えた
目指す雪倉、朝日にも日が当たる
2020年06月24日 04:48撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
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6/24 4:48
目指す雪倉、朝日にも日が当たる
小蓮華山方面
2020年06月24日 04:48撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
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6/24 4:48
小蓮華山方面
雲海の上に出た
2020年06月24日 04:58撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
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6/24 4:58
雲海の上に出た
小蓮華山へと続く稜線
2020年06月24日 05:01撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
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6/24 5:01
小蓮華山へと続く稜線
まず一座目ピクリ
2020年06月24日 05:33撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
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6/24 5:33
まず一座目ピクリ
この頃からガスが湧き出し寒い
2020年06月24日 05:04撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
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6/24 5:04
この頃からガスが湧き出し寒い
三国境までやってきて目指す雪倉方面
2020年06月24日 06:04撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
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6/24 6:04
三国境までやってきて目指す雪倉方面
三国境からの白馬岳、ガスも晴れモチも最高潮
2020年06月24日 06:03撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
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6/24 6:03
三国境からの白馬岳、ガスも晴れモチも最高潮
白馬岳ドン
2020年06月24日 06:21撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
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6/24 6:21
白馬岳ドン
自撮り、単独では良い写真が撮れるまで何度も往復するので時間がかかる
2020年06月24日 06:23撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
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6/24 6:23
自撮り、単独では良い写真が撮れるまで何度も往復するので時間がかかる
白馬岳と旭岳
2020年06月24日 06:25撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
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6/24 6:25
白馬岳と旭岳
何とも言えぬ良い雰囲気
2020年06月24日 06:26撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
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6/24 6:26
何とも言えぬ良い雰囲気
白馬岳がもうじき
2020年06月24日 06:33撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
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6/24 6:33
白馬岳がもうじき
ドンドン迫ってくる
2020年06月24日 06:43撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
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6/24 6:43
ドンドン迫ってくる
最後の登りを経て
2020年06月24日 06:41撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
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6/24 6:41
最後の登りを経て
ゴールが見えた
2020年06月24日 06:46撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
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6/24 6:46
ゴールが見えた
二座目ピクリ
2020年06月24日 06:48撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
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6/24 6:48
二座目ピクリ
山頂方位盤と旭岳、旭岳東面はまだ滑れる
2020年06月24日 06:49撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
6
6/24 6:49
山頂方位盤と旭岳、旭岳東面はまだ滑れる
三国境までダッシュ
2020年06月24日 07:22撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
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6/24 7:22
三国境までダッシュ
さらば旭岳、また滑りに来るよ
2020年06月24日 07:24撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
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6/24 7:24
さらば旭岳、また滑りに来るよ
三国境下からの白馬岳と旭岳
2020年06月24日 07:25撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
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6/24 7:25
三国境下からの白馬岳と旭岳
先を急ぐぜよ
2020年06月24日 07:27撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
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6/24 7:27
先を急ぐぜよ
長池も顔を出してきた
2020年06月24日 07:28撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
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6/24 7:28
長池も顔を出してきた
鉢ヶ岳と雪倉岳、鉢ヶ岳を巻いていく
2020年06月24日 07:38撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
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6/24 7:38
鉢ヶ岳と雪倉岳、鉢ヶ岳を巻いていく
このあたり高山植物が豊富
2020年06月24日 07:41撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
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6/24 7:41
このあたり高山植物が豊富
気温が高くて雪倉上空にも雲が湧き出す
2020年06月24日 08:07撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
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6/24 8:07
気温が高くて雪倉上空にも雲が湧き出す
雪倉避難小屋
2020年06月24日 08:26撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
5
6/24 8:26
雪倉避難小屋
どこを見渡しても素敵な花と山のコラボが楽しめる
2020年06月24日 08:28撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
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6/24 8:28
どこを見渡しても素敵な花と山のコラボが楽しめる
紫色が素敵
2020年06月24日 08:29撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
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6/24 8:29
紫色が素敵
黄色はキンロバイでしょうか?
2020年06月24日 08:30撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
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6/24 8:30
黄色はキンロバイでしょうか?
白馬岳も遠くになりにけり
2020年06月24日 08:36撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
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6/24 8:36
白馬岳も遠くになりにけり
雲湧く小蓮華稜線
2020年06月24日 08:38撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
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6/24 8:38
雲湧く小蓮華稜線
白はハクサンイチゲ
2020年06月24日 08:41撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
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6/24 8:41
白はハクサンイチゲ
雪倉岳間近
2020年06月24日 08:54撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
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6/24 8:54
雪倉岳間近
三座目ピクリ
2020年06月24日 09:00撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
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6/24 9:00
三座目ピクリ
山頂には立派な看板もあるでよ
2020年06月24日 09:01撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
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6/24 9:01
山頂には立派な看板もあるでよ
さあ朝日岳へダッシュ
2020年06月24日 09:09撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
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6/24 9:09
さあ朝日岳へダッシュ
シラネアオイも豊富だった
2020年06月24日 09:38撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
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6/24 9:38
シラネアオイも豊富だった
水芭蕉もこの時期豊富
2020年06月24日 10:24撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
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6/24 10:24
水芭蕉もこの時期豊富
赤男山の巻道周辺は木道あり残雪は豊富
2020年06月24日 10:26撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
5
6/24 10:26
赤男山の巻道周辺は木道あり残雪は豊富
鹿が二匹歩いてた
2020年06月24日 10:28撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
24
6/24 10:28
鹿が二匹歩いてた
朝日岳ようやく
2020年06月24日 11:45撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
7
6/24 11:45
朝日岳ようやく
四座目疲れました
2020年06月24日 11:45撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
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6/24 11:45
四座目疲れました
吹上のコルまでダッシュ
2020年06月24日 12:05撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
4
6/24 12:05
吹上のコルまでダッシュ
五輪尾根全貌
2020年06月24日 13:06撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
12
6/24 13:06
五輪尾根全貌
五輪尾根は木道多くて歩きやすい
2020年06月24日 13:23撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
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6/24 13:23
五輪尾根は木道多くて歩きやすい
さらば朝日岳
2020年06月24日 13:27撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
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6/24 13:27
さらば朝日岳
ワタスゲも豊富
2020年06月24日 13:30撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
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6/24 13:30
ワタスゲも豊富
これ思い出せない
2020年06月24日 13:33撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
11
6/24 13:33
これ思い出せない
白高地沢の橋、長かった
2020年06月24日 14:03撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
10
6/24 14:03
白高地沢の橋、長かった
瀬戸川の橋からずっと蓮華まで登り
2020年06月24日 14:37撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
4
6/24 14:37
瀬戸川の橋からずっと蓮華まで登り
アヤメ
2020年06月24日 15:10撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
4
6/24 15:10
アヤメ
兵馬の平も高山植物多し
2020年06月24日 15:11撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
6
6/24 15:11
兵馬の平も高山植物多し
蓮華温泉着
2020年06月24日 15:46撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
10
6/24 15:46
蓮華温泉着
げざーん!
ヒワ平までチャリって無事完全燃焼、15時間の夢のような一日でした
2020年06月24日 16:17撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
32
6/24 16:17
げざーん!
ヒワ平までチャリって無事完全燃焼、15時間の夢のような一日でした

感想

蓮華温泉の営業は7月1日からそれまで林道は7km手前のヒワ平ゲートで閉じている。この時期入山者はいないだろう。高山植物は見頃だろうし、26年前のリベンジも果たしたいしこれは行くしかない。26年前当時三年生と一年生だった長男と次男を連れて蓮華温泉を起点に小蓮華-白馬-雪倉-朝日と周回した。初日雪倉避難小屋で泊まり翌日帰還したが、とにかく暑くて長くて過酷だった。最後の蓮華の登り返しで次男は歩けなくなりおんぶして帰るという本当に辛い山行であった。このコースはとにかく辛いという思い出しかなく全く足が向かなかった。当時を思い出してリベンジしよう。

22時に自宅を出て糸魚川へ、深夜0時に高速を出て割引ゲットしてちょうど1時に満天の星を見上げてチャリでヒワ平ゲートを出発。蓮華温泉まで7km、いきなりの激坂となる。MTBで来たがロードで良かったと後悔した。この林道蓮華までアップダウンが二箇所あり帰りも難儀である。暗闇のチャリリンは涼しくて気持ちが良い、45分で無事到着した。チャリを草むらにデポしていざスタート、時計回りに周回して白馬大池上の稜線でご来光を拝む作戦である。

登山道は草露で濡れていたのですぐにカッパズボンを着た。天狗の庭まで残雪はなかったがその上は時折残雪が出て片斜面となり慎重にステップを刻まないと滑落するので危険だ。入山者の跡はない。スタートから2時間ほどで白んだ白馬大池に出た。小屋は閉鎖されていて全く人気なはなかった。風も出て寒いので厚手の靴下に変え上着も羽織る。

小蓮華岳への稜線で東の空が赤く染まりだし雨飾山の方から朝日が上がった。今日もマンダムな朝を迎えた。周囲の山々が朝焼けに染まりこんな素敵な景色を独り占めできる贅沢を味わった。目指す雪倉、朝日方面はずいぶん遠い。

三時間半でまず一座目小蓮華山をゲット、新潟県の最高峰である。しかしこの頃からガスが出て時折視界は遮られた。目指す白馬はガスで見えないし寒い。三国境で休憩中にガスが晴れて目指す白馬がバッチリ、今日も神はお見捨てにならなかった。素晴らしい景色である、このあたりは山スキーで馴染みの山域である。旭岳東面なんかもまだ滑れそうだ。白馬沢右俣、左俣など懐かしい。既に雲海の上に出て二座目の快晴の白馬岳の山頂も貸し切りだった。山頂へ来たらスキーを担いで登った懐かしい主稜線を覗き込む、二度目はあるか、もう良いか。

記念写真を取り三国境へ引き返す。ここから先が高山植物の宝庫である。雪蔵避難小屋までは雪渓トラバースが多くてアイゼン、ウィペットがないと滑落の危険もあった。懐かしい避難小屋に到着、当時ここで宿泊して雪解け水でそうめんを食べ夕暮れに染まる山々を子どもたちと眺めていた。雪倉岳の登りはきつかった思い出があるは、今日は足取りは軽かった。

9時ちょうど三座目ピクリ、かなり雲が増えてきたが富山湾がよく見えた。朝日岳まで遠い、通常この縦走は朝日小屋宿泊となる。雪倉岳から先は残雪が多くて登山道が不明瞭な場所も多かった。水はどこでも取れるが雪渓トラバースが多くてそれなりの装備がないとまだ無理である。高山植物や水芭蕉も豊富で辛い道のりも苦にならない。朝日岳の登りも残雪が多くて何度もアイゼンの付け外しが必要だった。

11時43分無事四座目ゲット、当時ここで子どもたちと雪渓でかき氷を食べた。さあミッション終了、ここまでも随分長かったがこの先蓮華温泉までもメチャ長い、スキーならあっという間だがツボは面倒だ。吹上のコルから五輪尾根までも残雪片斜面でかなり緊張した。二度ほど足を滑らし滑落仕掛けたがウィペットで止めた。なければマジヤバイ。難儀な道であった。五輪尾根も残雪が多くてやはり軽アイゼンは足が滑るので転けて足を擦りむいた。

白高地の橋までも長かったし蓮華温泉まであと5kmの看板を見てまだそんなにあるのかとがっくり来た。瀬戸川の橋まで着くと後はずっと登りとなる。疲れた体に鞭打つように上っていく。兵馬の平でも高山植物が豊富だったら。高山植物とブナに癒やされてようやく蓮華に到着。小屋明けの準備がされていた。

ここから最後チャリを漕いで無事16時過ぎにミッション完了。あの辛かった26年前を思い出せば今日はまだよっちゃんであった。もう三度目はない。完全燃焼!

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コメント

凄い!
激闘15時間お疲れ様です。
先週の笈ヶ岳もすごかったですね。昨日も凄いですね。お花と山、綺麗な写真がたくさんで堪能させてもらいました。
2020/6/25 13:51
Re: 凄い!
レス有難うございます。
三国境から先は栂海新道へ行くにも蓮華温泉へ行くにも一般縦走路では北ア屈指の高山植物の宝庫と思います。裏返せば歩く人が少ないということです。ぜひ多くの方に歩いて頂ければと思います。今年は残雪も多くしっかり装備を持って行かれれば良いかと思います。
2020/6/25 16:04
Re[2]: 凄い!
いつか挑戦してみたいです。アドバイスありがとうございます。
2020/6/25 18:11
プロフィール画像
ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

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