鴨沢、雲取山、妙法ヶ岳、三峯神の湯
- GPS
- 26:45
- 距離
- 22.9km
- 登り
- 2,337m
- 下り
- 1,798m
コースタイム
-13:28奥多摩小屋(昼食)14:02-15:05雲取山15:17-雲取山荘15:38
(2日目)雲取山荘6:15-大ダワ6:39-芋ノ木ドッケ7:26-白岩山7:36
-白岩小屋7:56-前白岩山8:17-お清平9:03-霧藻ヶ峰9:30-炭焼平10:05
-10:50妙法ヶ岳(昼食)11:35-東門分岐11:46-三峯神社、三峯神の湯12:20
天候 | 1日目:超〜ピーカン 2日目:朝方曇りのち晴れ |
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過去天気図(気象庁) | 2012年11月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
※平日なので土日時刻表とは違います。。 復路:三峯神社15:45-西武秩父駅17:15 西武バス |
コース状況/ 危険箇所等 |
◇鴨沢〜雲取山荘 ・奥多摩駅からのバスは平日にも関わらずほぼ満員状態 電車から降りてトイレにも行かずにバスへ乗り込んでギリギリ席に座れました 乗換え時間が5分ほどしかないので余裕がありません。。 鴨沢で30人程度が降車。トイレがバス停にありますが、あっと言う間に順番待ちに。。 ・登山届の箱はバス停の脇の階段を上がった派出所前にあります ・七ッ石小屋に誘う「近道」看板がありますが、誘われないと七ッ石山を 巻いてしまいます。 展望台があったりお水がもらえるのでちょっと急登になりますが頑張りましょう! ◇雲取山荘〜妙法ヶ岳〜三峯神社 ・雲取山荘は平日でしたが祭日前ということもあり、70人程度の宿泊数 でも部屋は平均4名程度でとっても快適でした ・明け方は。。氷点下、小屋前のテーブルが凍ってました 布団は毛布を敷き布団にも使って掛け布団2枚でフリース着て寝たら まったく寒く無かったです ・トイレは水洗ですが、男性の大きいほうは2つなので順番待ち発生 ・小屋から芋ノ木ドッケまでいたるところに霜柱!でも滑るほどではありません ・炭焼平からしばらく行くと妙法ヶ岳の分岐があります。あまりハッキリした 道ではないですが、ピンクテープを頼りに進めば問題ありません ・妙法ヶ岳(奥宮)山頂は木製のテラスが1つあり、霧藻ヶ峰方面の景色が 良いのですが、奥宮の裏側に座れる場所がありそちらは三峯方面や両神山 が開けて、個人的にはこちらでの昼食がお勧めです ・三峯神の湯は三峯神社の境内を進んで行き、一番奥の興雲閣にあります。 一人500円。良心的です!タオルは別売り。 風呂場内に貴重品ロッカーがあり100円(なので実質600円かな) 洗い場も広く、熱めの温泉。湯量もシャワーもしっかり出ます。 但し、畳敷きの休憩所は無いので風呂場のフロアにあるベンチか1Fの食堂 (テーブル、椅子)で過ごすことになります ・三峯神社からはバスが臨時でもう一台でましたが、どちらもほぼ満席。 席を確保するなら30分前には駐車場内にあるバス停に行くことをお勧めします |
写真
感想
今年は寒暖差があり紅葉がとても綺麗だと。。
そんな噂?をあっちこっちから聞いて。。
またもや平日に時間が取れそうで。。(わ〜い平日だぁ)
この時期、奥秩父か奥多摩がやっぱり狙い目かなぁ
折角の平日だから土日だと混雑してとても気後れしてしまう場所。。
「雲取山荘」
混雑時には8畳に10人以上寝てしまうとか、廊下まで溢れるとか
食事は3交代制とか。。凄すぎる話題でビビってましたが、平日ならそんな心配も
無いし。まだ雪降る前だし。
10年ぶりに昔履いていたオールレザーの重登山靴を引っ張り出して、ちょっと
試してみたくなって。
メールで宿泊予約をお願いすると「多少混雑してるので相部屋になります」
ええっ!平日なのに混むなんて。。う〜ん、恐るべし
考えてみれば紅葉の時期だし、休前日だし。皆さん考えること一緒ですよね。
2000mの山小屋はチョー寒そうなので、慌ててユニクロに走りマイクロライト
ダウンをゲット!コンパクトで安いし、良いですね〜これ
二日目が祭日になるので奥多摩方面は激混み必至の予想して、
比較的空いてそうな秩父方面に下山後、ゆっくり温泉に浸かる計画で決定。
行きはノーマルに鴨沢から登ります。
我々の自宅から奥多摩はアプローチがすっごく悪く、始発でも奥多摩駅到着が
8:37で精一杯。5分後の鴨沢西行きバスに飛び乗ります。
既にバスは大勢の人が乗車されていて何とか2人分の席を座らせてもらい
ました。ホントは駅でトイレ行きたかったんだけど。。
凄いなぁ〜雲取山、本当に人気なんですね。
鴨沢のバス停でトイレを借りて、登山届を出していざ出発。
奥多摩湖周辺の紅葉はまだこれからの感じです。
道標に沿って車道から登山道へ入り、なだらかと言うかゆったりと言うか
歩いてもあまり高度を稼げない道をテクテク歩きます。
辛い急登とかは当初ないのですが、どうもいまひとつ調子が出ない中、
七ッ石小屋分岐で前を歩く方々が巻き道側に行かれるので引きずられそうに
なって、「近道だって、こっちに行くよ」と慌てて分岐から登ります。
七ッ石小屋に着く頃にはどうも息が上がるし、身体がかったるい
(風邪気味だったのを相方に隠してたのですが。。)
「お腹空いた?」「大丈夫だよ」「ならもう少し後で。。」
これがいけなかった。。
次の奥多摩小屋まで13:00過ぎ飯抜き。さらに気温が高くないので水分量をさほど
取らなかったが実は汗を結構かいていて。。
尾根上の防火帯の道は天気が良く風もほぼ無風、それはそれは素晴らしい展望に
恵まれて山梨方面の山々の向こうに
バァ〜んとドヤ顔の「Mt.富士」が!!
富士山なんて軽々しく言うのは失礼なほど、バァ〜ん!という迫力
富士さまさまですな
これって昭和の銭湯にあるあの富士山みたいだ。。と訳判らんことを言ったら
相方にバカにされました
でもでもそんな景色も実は虚ろ状態。
奥多摩小屋前で昼食とって力入ったか〜と思ったのですが、小雲取山の登りで
だんだん太ももが攣れるような痙攣のような感じがして全然足が上がらない。
「うわっ、ヤバイ」
それでも亀足のスピードでゼイゼイ、ハアハア言いながら頂上までやっとのこと
で到着しました。
シャリバテ、水切れ、体調不良、10年ぶりの靴。。
すいません、体力の無さを今回はそんな理由にしておいて下さい。。(ううっ、情けない)
それでもこの日、本当に風も無く雲も無く、雲取山頂は絶好調の展望。
すっ、素晴らし過ぎます〜
ど〜んとした和名倉山、そしてその先には。。
おお!あれは両神さまではないか〜
あの神々しいギザギザ。さも知ったかぶりで・・間違いない!
(と言うか、両神山しか見てもよく判らないので)
山頂で皆さん、暖かい飲み物を作ってマッタリされてました。
雲取山荘の部屋割りは我々含めて4名が同室。
食事は皆さまのログにもあったとおり、夜はハンバーグで朝は鮭に生卵でした。
それに部屋には豆炭のコタツがあって暖かかったなぁ〜
夜中の星の観察(って、おトイレで起きただけ)はフリースの上にダウンで大丈夫でした
就寝は20:30で消灯は21:00
お布団に入ってあっという間に寝てしまいました。。相方が。。
朝は4:00に電気が点いて5:00から朝食です。
おトイレ順番待ちを無事クリアして、山バッチを購入。凍ったテーブルにちょっと
ビックリしながら小屋を6:00過ぎに出発しました。
テント場を過ぎた辺りから雲の切れ目にご来光。
大きくなった霜柱の道をサクサク踏み潰しながら三峯に向かいます。
昨日は富士山がとても素晴らしかったのですが、紅葉はこちら側のほうが
ところどころに見所があります。
特に冬枯れしている木々の間から時折見える1,500m前後の山肌は赤や橙や山吹、
黄色のコントラストがそれはそれは見事。
これから向かう妙法ヶ岳を霧藻ヶ峰からみると絵の具で書いたような山のあでやかな色彩に見とれます。
山道は落ち葉の絨毯!降雪前の贅沢を味わいました。
ちなみに何故か相方は綺麗な落ち葉群を見ると「焼き芋色」と言います。何故?
二日目はすっかり体調も戻り、紅葉の素晴らしさを満喫しながら快調な足取りです。
妙法ヶ岳の奥宮頂上ではまたもや「両神さま〜」を望み、崖の上から色とりどり
の紅葉を眺めながら、山飯「スープペンネ」を作り昼食を楽しみます。
三峯神社に着くと真っ赤なドウダンツツジが出迎えてくれました。
境内を通って、ちょっと熱めの神の湯に浸かればもう極楽気分。
予想通りお風呂は祭日にも関わらず空いてます。
風呂上り後に1時間ノンビリ過ごして、バスで西武秩父駅に向かいました。
前半は体調不良もあって余裕が無かったのですが、それでも雄大な富士山を
拝み、素晴らしい紅葉に見とれ、天気にも恵まれ、最後に温泉でサッパリ。
西武秩父駅近くの居酒屋で地元しいたけ(でっかい!)の天ぷらと秩父錦に
舌鼓を打ちながら反省会、帰路に着きました。
今年はあと何回山に行けるかなぁ〜
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