小太郎山 北岳の眺め最高(山梨百名山67座目)
- GPS
- 09:29
- 距離
- 12.6km
- 登り
- 1,695m
- 下り
- 1,691m
コースタイム
行動時間
登り 4:48
下り 3:07
合計 7:55
会えた動物:小太郎河童(?)
天候 | 終始、ピーカン。稜線は風が強く、顔が痛い位寒い。 前日の夜の気温マイナス14℃までいったそうです。 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2012年11月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
バス 自家用車
芦安駐車場 4:50発→5:30夜叉神ゲート発→広河原6:00着の最速で登山口に到着。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
登山届けは広河山荘のポストに。 二俣の上から日陰に雪が少しありました。 小太郎尾根分岐のすぐ下辺りは雪がついていますがアイゼンは不要でした。 北岳に行った方と登りですれ違いましたが北岳はアイゼンがあったほうがいい安心だとのこと。 |
写真
感想
鳳凰三山縦走時は雨で断念。
また、かみさんとテン泊で肩ノ小屋に泊まる予定も台風で流れ。
残っていた小太郎山を日帰りで登ることにする。
きつい山行が予想されるので
鳳凰三山縦走を共にしたKさん、赤岳に登ったfickleさんの
タフな二人との山行になった。
fickleさんは私の家に前泊。
Kさんとは芦安駐車場で待ち合わせ、一番の乗合タクシーで広河原へ向かう。
二人が顔を合わすのは、これが初めてとなる。
このバス路線が運行される最終の土日の割には人手が少ない。
肩ノ小屋、北岳山荘もこの二日位で閉めるそうだが
バスとタクシーの運行が9日までというのも変だねと
小太郎山の頂上で唯一会った方もつぶやいていた。
雪の様子と時間で北岳にも行こうということになり
二俣→右俣コースで小太郎尾根を目指す。
まずは小太郎尾根分岐まで、どの位の時間で登れるかが
北岳へいけるかどうかの目安となる。
順調に高度を上げていく。
川沿いの道、少し滑り易い所があり注意が必要。
樹氷の赤ちゃんも出来ており、冬支度が進んでいる。
二俣まできて少し登った所で大分、太陽が差し込むようになってきた。
太陽の暖かさ、ありがたさを感じつつ、小休止。
しばらく行くとベンチがあって、ここからの眺めがまた良い。
まだ登りか・・・と思っていると、あれ草すべりの分岐。
もうすぐ、小太郎尾根の分岐だ。
この頃になると富士山も顔を出す。
小太郎尾根分岐で暫く写真を撮ったり、服装の準備。
さすがに尾根に出ると風が痛いほど突き刺さる。
バラクラバが欲しくなった。
小太郎山への下りで若干、雪、凍結気味の所があったが、アイゼンは使用せずに済んだ。
近いようで遠い山。
これが小太郎山なのか・・・
結構、歩く。偽ピークみたいな物にもだまされ・・・
ガレ場もあり、滑らないように注意が必要。
痩せ尾根の断崖絶壁もあり、鶏冠山を思い出す。
樹林帯の部分は風がよけれて、本当に暖かい。
ご飯はここで食べることを奨めます。
なんとか、頂上につくと、案の定、誰もいない。
貸し切り状態。
ここから見る、北岳は最高。
360度、有名な山に囲まれている小太郎山は地味な山だが、この景色は一度見て欲しい。
個人的な感想としては
仙丈ヶ岳は小仙丈ヶ岳から間近でカールを見る。
甲斐駒ヶ岳はアサヨ峰から見る。
北岳は小太郎山から見る。
これが一番きれいな気がする。
と、頂上に河童が現れた。
小太郎河童だ。
小太郎河童伝説で小太郎山を盛り上げるぞ。
小太郎山に登る人は是非、河童に会って下さい。
河童と遊び過ぎて、大休憩してしまった。
さて、戻ろう。もう北岳は無理だな・・・
帰りも寒い。
近くて遠い小太郎山。
小太郎尾根分岐に来た時点で
既にバスの時間まで2時間ちょっと。
下りも大樺沢経由の方が早いので来た道をピストンする。
fickleさんのアドバイスでKさんの下りの速度が
著しく早くなり、15:46には広河原山荘へ到着。
乗合タクシーにも乗れて順調な帰路であった。
下山時に小太郎尾根分岐にいたロシアから来ているらしき
3人組の方、泊まりなのかな・・・
そんな感じに見えなかったなあ。
コメント
この記録に関連する登山ルート
この場所を通る登山ルートは、まだ登録されていません。
ルートを登録する
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する