【過去レコ_1981年(大学3年)】3月の剣岳 八ツ峰縦走
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- GPS
- 128:00
- 距離
- 39.1km
- 登り
- 2,882m
- 下り
- 3,352m
コースタイム
アクセス |
利用交通機関:
電車 タクシー
(下山)馬場島に下山後、伊折まで雪道を歩く. |
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コース状況/ 危険箇所等 |
1981年当時も冬期の危険地域として指定されており、富山県登山届出条例に従って事前に届けてから入山した. |
写真
感想
大学3年の3月、山岳部OBのK.Y氏に誘われて、積雪期剱岳八ッ峰をアルパインスタイルで縦走。経験豊かなOBと一緒とは言え、当時学生で積雪期にこのルートをトレースした者はほとんどいなかったのではないかと思う。2週間の食料にザイルなどを加えると30kgほどのザックで、急な雪壁でザックの重さに体が引きはがされそうになったの思い出す。また昼になって気温が上がると雪崩の音が谷に響いていた。K.Y氏は後ろから8丱侫ルム映写機(フジシングル8)を回して記録しており、雪稜ではほとんどのピッチを学生の私がリードした。(フィルム記録については、昔VHSに変換したビデオが残っており、これが再生可能ならデジタル化してYouTubeにアップしたいと考えている)
---当時の山行記録から---
3/16:冬期大町ゲートから徒歩開始〜黒四ダムのトンネル〜黒四ダム〜黒部川へ、雪洞泊。
3/17:(晴)膝くらいのラッセル、ハシゴ段乗越へは先行パーティと交代でラッセル。ハシゴ段第一尾根末端に雪洞泊.
3/18:(快晴)八ッ峰末端から登攀開始〜P3手前まで。雪を切り欠きツェルト。
3/19:(快晴)ナイフリッジの登攀、I峰手前で垂直の雪壁が悪かった。V峰に雪洞、快適。
3/20:(快晴)后Ν困離灰襪悗2回の懸垂、B峰へは急な雪壁、縞まではほとんど三ノ窓側を進む。八ッ峰の頭15:00着。池ノ谷乗越に大雪洞を作り快適。
3/21:(曇)ザイル無しで剱へ、9:00剱岳頂上。あとは気が遠くなるほど長い早月尾根を下山、14:20馬場島。さらにくたくたな足を引きづって伊折18:30着。 その晩、富山市内に単身赴任中のOB宅に泊めてもらいごちそうになった。
*計画は実働10日・予備5日であったが、異常なほどの好天に恵まれ6日間で積雪期剱岳八ッ峰の縦走を完走。なおほとんどが私がトップで、K.Y氏は後ろから8弍納無,魏鵑靴討い拭積雪期のすばらしい映像記録が残った。
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コメント
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素晴らしいです。
雪の剱岳を登るなんて想像できません。
YouTubeありますか?
探してみます。
古い記録への訪問ありがとうございます。フィルムビデオのデジタル化は済んで内輪で試写会はしたのですが、YouTubeへのアップは未だです。フィルムビデオには音声が無いので、BGMを追加してアップします。20分の長編のですが、2月末までにはアップしたいと思います。
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