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Yamareco

記録ID: 7094385
全員に公開
積雪期ピークハント/縦走
剱・立山

剱岳;長次郎谷経由

2024年08月03日(土) ~ 2024年08月05日(月)
 - 拍手
体力度
6
1~2泊以上が適当
GPS
14:47
距離
18.3km
登り
2,109m
下り
2,166m
歩くペース
標準
0.91.0
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

1日目
山行
3:38
休憩
0:21
合計
3:59
距離 5.4km 登り 520m 下り 417m
11:56
0
11:56
11
12:07
19
12:26
17
12:43
12:46
35
13:21
13:27
76
14:43
14:55
60
2日目
山行
6:06
休憩
1:07
合計
7:13
距離 7.3km 登り 1,155m 下り 1,220m
4:12
4:21
61
5:22
104
7:06
7:07
64
8:11
8:12
17
8:29
8:38
16
8:54
9:01
1
9:02
9:03
5
9:08
9:10
16
9:26
9
9:35
38
10:13
10:46
13
10:59
11:02
17
11:19
11:20
0
11:20
宿泊地
3日目
山行
3:07
休憩
0:19
合計
3:26
距離 5.6km 登り 434m 下り 529m
6:03
43
宿泊地
6:46
51
7:37
7:52
18
8:10
8:11
15
8:37
8:38
22
9:18
9:20
8
9:28
1
9:29
ゴール地点
天候 晴れ
過去天気図(気象庁) 2024年08月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
03:20仙台宮城IC~09:10立山駅
コース状況/
危険箇所等
一応、私が登った時の状況を記録していますが、雪渓の状態は日々変わるので、剣沢キャンプ場に常駐している警備隊に聞くのが一番です(今回、アドバイスが大変参考になりました ありがとうございました)
予約できる山小屋
立山駅はとても混んでいて、1時間強のケーブルカー待ち
立山そばを食べながら待機
白エビのかき揚げそば、手打ちなのか喉越しよく美味しかったです
2024年08月03日 09:50撮影 by  iPhone 12 mini, Apple
1
8/3 9:50
立山駅はとても混んでいて、1時間強のケーブルカー待ち
立山そばを食べながら待機
白エビのかき揚げそば、手打ちなのか喉越しよく美味しかったです
いざ出勤
2024年08月03日 10:37撮影 by  iPhone 12 mini, Apple
8/3 10:37
いざ出勤
時折ガスが取れ、立山の勇姿が現れる
2024年08月03日 12:04撮影 by  iPhone 12 mini, Apple
8/3 12:04
時折ガスが取れ、立山の勇姿が現れる
雷鳥沢のテント場もいっぱい
2024年08月03日 12:25撮影 by  iPhone 12 mini, Apple
1
8/3 12:25
雷鳥沢のテント場もいっぱい
雷鳥沢から剱御前へは新室堂乗越経由で
チングルマが最盛期
2024年08月03日 12:54撮影 by  iPhone 12 mini, Apple
1
8/3 12:54
雷鳥沢から剱御前へは新室堂乗越経由で
チングルマが最盛期
ピンクのチングルマ
タテヤマチングルマ
2024年08月03日 12:55撮影 by  iPhone 12 mini, Apple
1
8/3 12:55
ピンクのチングルマ
タテヤマチングルマ
ミヤマリンドウ
2024年08月03日 13:21撮影 by  iPhone 12 mini, Apple
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8/3 13:21
ミヤマリンドウ
お花畑
2024年08月03日 13:23撮影 by  iPhone 12 mini, Apple
8/3 13:23
お花畑
イワギキョウ
2024年08月03日 14:26撮影 by  iPhone 12 mini, Apple
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8/3 14:26
イワギキョウ
いよいよお目見え
いよいよお目見え
剣沢のテント場
3日間お世話になります
2024年08月03日 16:27撮影 by  iPhone 12 mini, Apple
1
8/3 16:27
剣沢のテント場
3日間お世話になります
剱岳に夕陽が沈む
2024年08月03日 19:25撮影 by  iPhone 12 mini, Apple
1
8/3 19:25
剱岳に夕陽が沈む
こちらもテント場いっぱい
2024年08月03日 19:26撮影 by  iPhone 12 mini, Apple
1
8/3 19:26
こちらもテント場いっぱい
翌朝、本丸へ
クロユリ滝までは夏道
2024年08月04日 04:44撮影 by  iPhone 12 mini, Apple
8/4 4:44
翌朝、本丸へ
クロユリ滝までは夏道
ここら辺から雪渓に乗る
2024年08月04日 04:48撮影 by  iPhone 12 mini, Apple
8/4 4:48
ここら辺から雪渓に乗る
平蔵谷
2024年08月04日 05:22撮影 by  iPhone 12 mini, Apple
1
8/4 5:22
平蔵谷
本日のルート 長次郎谷
2024年08月04日 05:35撮影 by  iPhone 12 mini, Apple
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8/4 5:35
本日のルート 長次郎谷
降りてきた剣沢方面
崩壊していたところは画面左側から夏道で巻きました
2024年08月04日 05:35撮影 by  iPhone 12 mini, Apple
2
8/4 5:35
降りてきた剣沢方面
崩壊していたところは画面左側から夏道で巻きました
長次郎出合から30分
ここから画面左側の岩に取り付く
2024年08月04日 05:58撮影 by  iPhone 12 mini, Apple
2
8/4 5:58
長次郎出合から30分
ここから画面左側の岩に取り付く
振り返るとこんな感じ
2024年08月04日 05:58撮影 by  iPhone 12 mini, Apple
8/4 5:58
振り返るとこんな感じ
岩と雪渓の間のシュルンドが深い💦
落ちたら這い上がれそうにないので、慎重に
2024年08月04日 06:11撮影 by  iPhone 12 mini, Apple
2
8/4 6:11
岩と雪渓の間のシュルンドが深い💦
落ちたら這い上がれそうにないので、慎重に
岩を超えて再び雪渓へ
熊ノ岩出現
2024年08月04日 06:33撮影 by  iPhone 12 mini, Apple
2
8/4 6:33
岩を超えて再び雪渓へ
熊ノ岩出現
かなり大きな台上の岩
2024年08月04日 06:33撮影 by  iPhone 12 mini, Apple
2
8/4 6:33
かなり大きな台上の岩
八ツ峰が近い
2024年08月04日 06:40撮影 by  iPhone 12 mini, Apple
1
8/4 6:40
八ツ峰が近い
熊ノ岩の左側から長次郎のコルが見えました
2024年08月04日 06:44撮影 by  iPhone 12 mini, Apple
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8/4 6:44
熊ノ岩の左側から長次郎のコルが見えました
熊ノ岩上部より
クライマーはここにテントを張って、八ツ峰に挑む🧗
2024年08月04日 07:09撮影 by  iPhone 12 mini, Apple
1
8/4 7:09
熊ノ岩上部より
クライマーはここにテントを張って、八ツ峰に挑む🧗
雪渓は完全になくなり、ガレ場登り
踏み出すたびに、小岩が崩れ、踏ん張りが効かないどころがずり落ちないようにかなり気を使う
2024年08月04日 07:09撮影 by  iPhone 12 mini, Apple
2
8/4 7:09
雪渓は完全になくなり、ガレ場登り
踏み出すたびに、小岩が崩れ、踏ん張りが効かないどころがずり落ちないようにかなり気を使う
堪らずわずかに残っていた残雪に乗る
2024年08月04日 07:40撮影 by  iPhone 12 mini, Apple
1
8/4 7:40
堪らずわずかに残っていた残雪に乗る
無事、長次郎谷を越える
2024年08月04日 08:10撮影 by  iPhone 12 mini, Apple
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8/4 8:10
無事、長次郎谷を越える
コルからは日本海を望むことができた
2024年08月04日 08:11撮影 by  iPhone 12 mini, Apple
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8/4 8:11
コルからは日本海を望むことができた
改めて長次郎谷
雪渓が繋がっていれば、いい雪渓歩きが楽しめると思います
2024年08月04日 08:13撮影 by  iPhone 12 mini, Apple
2
8/4 8:13
改めて長次郎谷
雪渓が繋がっていれば、いい雪渓歩きが楽しめると思います
無事に剱岳山頂到着
別山のカール地形がよく分かる
2024年08月04日 08:32撮影 by  iPhone 12 mini, Apple
3
8/4 8:32
無事に剱岳山頂到着
別山のカール地形がよく分かる
向こうには薬師岳と笠ヶ岳
2024年08月04日 08:33撮影 by  iPhone 12 mini, Apple
2
8/4 8:33
向こうには薬師岳と笠ヶ岳
八ツ峰
近くで見るのとは印象が違う
2024年08月04日 08:35撮影 by  iPhone 12 mini, Apple
2
8/4 8:35
八ツ峰
近くで見るのとは印象が違う
なんて花だったかなぁ
2024年08月04日 09:10撮影 by  iPhone 12 mini, Apple
4
8/4 9:10
なんて花だったかなぁ
2024年08月04日 09:10撮影 by  iPhone 12 mini, Apple
3
8/4 9:10
一服剱より
別山尾根も急ですな
2024年08月04日 10:12撮影 by  iPhone 12 mini, Apple
2
8/4 10:12
一服剱より
別山尾根も急ですな
テント場より
午前中に戻ってきたので、剱岳を見ながら飲んでた
至福の時間
2024年08月04日 16:36撮影 by  iPhone 12 mini, Apple
2
8/4 16:36
テント場より
午前中に戻ってきたので、剱岳を見ながら飲んでた
至福の時間
3日目
新室堂乗越より雷鳥沢を望む
2024年08月05日 07:45撮影 by  iPhone 12 mini, Apple
2
8/5 7:45
3日目
新室堂乗越より雷鳥沢を望む
血の池
不思議な池塘だ
2024年08月05日 08:47撮影 by  iPhone 12 mini, Apple
2
8/5 8:47
血の池
不思議な池塘だ
タテヤマリンドウ
2024年08月05日 08:53撮影 by  iPhone 12 mini, Apple
2
8/5 8:53
タテヤマリンドウ
逆さ立山を見れるか⁉︎
2024年08月05日 09:17撮影 by  iPhone 12 mini, Apple
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8/5 9:17
逆さ立山を見れるか⁉︎
〆は富山市内の末弘軒
2024年08月05日 13:04撮影 by  iPhone 12 mini, Apple
2
8/5 13:04
〆は富山市内の末弘軒
撮影機器:

装備

個人装備
ザック(Exped;Lightning45L) 靴(エクイリビウム) サブザック(モンベル;バーサライトパック20L) キャップ 長袖シャツ 半袖シャツ アームカバー 長パンツ 七丈パンツ コンプレッションタイツ 靴下 雨具 グローブ ストック タオル 飲料(麦茶650mm/アクエリアス900mm/折り畳み水筒1.5L) 行動食(薄皮パン×2/トレイルミックス/SOYJOY) 昼食(カップラ_リフィル) 朝•夕食(尾西×4/金のハンバーグ) 酒とつまみ(焼酎350mm/ビール350mm×2/鮭とば) チタンカップ(600mm&350mm) バ-ナー OD缶 スタンドコジー 箸・スプーン 着替え(パジャマ/肌着(冬用)/パンツ×2/靴下/メリノウール長袖/カーディガン/ダウンジャケット/ネックウォーマー) テント(Zerogram_Chalten2.5p) オープンシユラフ スリーピングマット サンダル AppleWatch iPhone GoPro_HERO11mini モバイルバッテリー17500Ah ヘッドランプ 予備眼鏡 サングラス

感想

今回、雪渓の状態が悪い中でしたが、念願の新田次郎の小説”点の記”にある長次郎谷を登ることができました
テントに前泊し、朝4時に出発
前日、警備隊の方に伺うと、今年は雪解けが早く例年であれば9月上旬くらいの状態とのこと
ただ、いろいろアドバイスをもらうなど、止められることはなかったので、行けるところまで行ってみることに
剣沢は、去年歩いた8月下旬より、状態はしっかりしていた気がします
クロユリ滝を過ぎたあたりで、雪渓に乗ります
その後、平蔵谷を過ぎて、少し下ると崩壊が著しい箇所があるので、ピンクテープに従い一旦夏道に戻ります
長次郎谷出合付近で雪渓に戻り、そのままいざ長次郎谷へ
30分ほど進むと左側に岩が見えてきます
この先は雪渓が細く残る”喉”と言われるところですが、崩壊していたので、一旦岩に乗ります
なお、岩との間のシュルンドが結構深く、距離もあるので、私は向かって左側、右岸の際付近から乗りました(ただ、乗った後、足場が悪く左ににじり寄って何とか落ち着きましたが、着地点をもう少し見定めればよかったと反省です)
しばらく岩を辿りますが、傾斜はあるもののそれほど難しくありません
時折ピンクテープもあって、安心感があります
熊ノ岩が見えてきたところで、再び雪渓へ
ここら辺になると勾配はキツくなってきていて、目の前の熊ノ岩になかなか到達しません
結局、雪渓に乗ってから40分ほどかかった気がします
熊ノ岩には4張りほどテントがありました
左に進んで、左俣の長次郎のコルを目指します
警備隊の方から教えてもらったとおり、雪渓は消えていて、ガレ場の急な登り
つかみどころがない足元と、ザレるとどこまでも落ちていく様子にこれは時間がかかるなと見当をつけ、慎重にとにかく着実に進みます
それにしても進まない
堪らず、細く雪渓の残っていた部分に再びアイゼンを付けて着雪
本当に終わりかけの雪渓で、ガレ場に張りついてる感じ 仮に割れても(実際一回割れました)、そのまま沈み込むくらいなので、ザレて滑り落ちるよりいいかと思います
傾斜は相変わらずキツイものの、ステップがそのままエネルギーとして伝わるので、だいぶ前に進みました(50mほどの雪渓でしたが、とても助かりました)
コル直下の最後の雪渓は傾斜もかなりなもので、ほぼ四つん這いで這うようにして、8時過ぎに長次郎のコルに到着 長次郎出合から2時間半ほどかかりました
コルの岩場の間から向こうを見ると日本海が広がっています
山頂まではあと少し 油断なく20分ほど登り剱岳山頂到着
立山やその先の北アルプスの山々をきれいに望むことができました
下りは別山尾根ルートで 2時間半ほどでテントに帰宅
柴崎芳太郎が辿った長次郎谷
未踏の場所を登るのはどんなに大変だったろうと、先人の偉業を感じました

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3/5
体力レベル
5/5

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