2024 剱岳定着 VI峰C face, 別山岩場
- GPS
- 34:22
- 距離
- 22.7km
- 登り
- 3,461m
- 下り
- 3,478m
コースタイム
- 山行
- 3:28
- 休憩
- 0:21
- 合計
- 3:49
- 山行
- 11:17
- 休憩
- 4:21
- 合計
- 15:38
- 山行
- 7:04
- 休憩
- 6:04
- 合計
- 13:08
天候 | 4日間ともに晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2024年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス 自家用車
ケーブルカー(ロープウェイ/リフト)
|
予約できる山小屋 |
剱澤小屋
|
写真
装備
個人装備 |
シュラフ
マット
食器
ロールペーパー
ビニル袋
常備薬
予備電池
歯ブラシ
タオル
サンダル
着替え
ライター
現金
学生証
登山靴
サブザック
雨具
ピッケル
アイゼン
ヘルメット
サングラス
軍手
帽子
日焼け止め
ビレイグローブ
クライミングシューズ
ハーネス
環付きカラビナ*3
カラビナ*2
PAS
プルージックコード
ナイフ
コンパス
笛
地図
計画書
資料・トポ
行動食
水容器
|
---|---|
共同装備 |
テント *2
銀マット
コンロ *3
ガス 500 *6
鍋 *2
炊事具 *2
おぼん *2
ザイル 50 m *4
環付きカラビナ *8
環無しカラビナ *22
120スリング *8
60スリング *11
ヌンチャク *6
スノーバー *5
ギアラック *2
カム 0.3-2 *2
ナッツ
ハンマー
ハーケン
捨て縄
ツェルト *2
医療具
|
感想
3年目の夏合宿.部としては8月5日入山,12日移動,縦走開始,18日縦走下山予定 という感じ.今年の剱岳定着は6人,2 partys.
私は別用があり入山を遅らせて参加し,博士論文予備審査の日が近いため後半の縦走の参加は見送らせてもらった.この記録は私の行程.
day 1: 8/9 入山
day 2: 八ツ峰六峰Cフェース
day 3: 別山岩場 中央稜,右岩稜
day 4: 8/12 下山
今年は去年より増して雪渓の状態が悪かった.源次郎尾根までの剱沢雪渓はズタズタで,長次郎谷出会まで夏道を通った.夏道はよく整備されており,危険個所にはロープが設置されている.
長次郎雪渓は滝の手前で切れている.右岸に渡る箇所も距離・高低差があり,念のため確保して通行した.ピッケルを突き刺して手掛かりとし,雪渓の端から後ろ向きに降りてアイゼンで雪壁に立ち,慎重に足を下ろして右岸の岩に降り立つ といった要領.復路で会った他の人は,長次郎谷の末端だか,源次郎尾根だかから右岸沿いに通ってきたとのこと.復路では右岸沿いに行けるとこまで行ったが,なかなかしんどそうだったので右岸と雪渓の距離が短いところをよじ登った.この時も足がかりにした雪壁が崩れる恐れがあったので,一応ロープで確保した.
C face は2年生がリードをやるというので任せたが,あまりにも時間がかかるので3 pitch目の途中で交代してもらった.もろい箇所はなく,高度感があり爽快.斜度は70-80度くらい?で難しい箇所もないと感じた.V, VIコルまでは懸垂下降を2回した.
3日目はA faceに行こうかと思っていたが,雪渓の状態が悪い上に1年生にあれを通行させるのも大変なので,別山岩場で遊んだ.やる前はあまり乗り気ではなかったが,フリクションは効くし,ルートの取りようによって難易度調整が容易で楽しい.浮石や脆い箇所が多いので慎重になる必要がある.中央稜は,ハング気味のとこを目指して登っていき,ハングの個所の右の凹角を登った.風化した岩で手を切りやすいので,グローブしたまま登るのがおすすめ.帰りは別山の山頂まで登ってから剱沢に戻った.
午後は2本目として右岩稜.登りはじめは一度間違えて,中央稜の右側を登ってしまった.1 pitch目を登ってから右方向にトラバースし,ハイマツにかかった捨て縄で懸垂下降した.右岩稜の取りつきは中央稜より一段高い岩稜で,錆びたリングボルト2つ ×2が打たれた クラックのある岩峰がたぶんそれ.このクラックはハンドより少し狭いくらいで,なかなたピリ辛で楽しい.2, 3 pitch目もクラックがあり,ハンドジャムが決まった.取りつきを右に回り込んだとこにもクラックがあり,ここも難しい(らしい).
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