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Yamareco

記録ID: 243183
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無雪期ピークハント/縦走
四国

(愛媛)初夏の東赤石(1泊2日のテント泊)(1986)

1986年05月31日(土) ~ 1986年06月01日(日)
 - 拍手
GPS
26:40
距離
9.8km
登り
1,379m
下り
1,375m

コースタイム

5/31 9:20五良津(いらず)登山口−10:40氷室−12:30-40東赤石山−13:20赤石小屋前(テント設営)、 その後、八巻山を周遊して、15:50 再び赤石小屋前着。
6/1 (記録不正確)午前中に前赤石までピストンし、その後赤石越えより下り、12時ころ、五良津登山口に下山。
天候 5/31 晴れ
6/1 晴れ
アクセス
利用交通機関:
自家用車
国道11号、関の戸から浦山川沿いに走る林道に入り、五良津(いらず)登山口まで車で行く。
※ この1986年当時はこの林道は通れる状態だったが、その後の度重なる台風などの影響で林道は荒廃し、2012年現在は、通れない状態と思われます。
コース状況/
危険箇所等
※ 以下は1986年当時の状況。2000年以降、この、北面からの東赤石山へのルートは荒廃していると思われます。

・五良津登山口から赤石越えまでは、道はかなり急峻だが、道形ははっきりとしていた。
・東赤石から八巻山、前赤石の稜線は、カンラン岩がゴロゴロした稜線だが、乾いているときはフリクションが利いて歩きやすい。
 どこが道か解りずらいので、岩を適当に選んで歩く感じ。
5/31 五良津(いらず)登山口にて集合するメンバー、日帰り組は軽装、テント泊組は大荷物
2012年09月30日 15:36撮影 by  CanoScan 5600F, Canon
9/30 15:36
5/31 五良津(いらず)登山口にて集合するメンバー、日帰り組は軽装、テント泊組は大荷物
東赤石の山頂付近で記念撮影
2012年09月30日 15:36撮影 by  CanoScan 5600F, Canon
9/30 15:36
東赤石の山頂付近で記念撮影
東赤石から見る二つ岳、エビラ岳の連山
2012年09月30日 11:55撮影 by  CanoScan 5600F, Canon
9/30 11:55
東赤石から見る二つ岳、エビラ岳の連山
東赤石の岩場を行くメンバーたち
2012年09月30日 11:55撮影 by  CanoScan 5600F, Canon
9/30 11:55
東赤石の岩場を行くメンバーたち
東赤石の稜線を行く
2012年09月30日 11:55撮影 by  CanoScan 5600F, Canon
9/30 11:55
東赤石の稜線を行く
東赤石の稜線を行くメンバー
2012年09月30日 11:55撮影 by  CanoScan 5600F, Canon
9/30 11:55
東赤石の稜線を行くメンバー
八巻山付近にて
2012年09月30日 15:36撮影 by  CanoScan 5600F, Canon
9/30 15:36
八巻山付近にて
6/1 前赤石の岩場にて
2012年09月30日 11:55撮影 by  CanoScan 5600F, Canon
9/30 11:55
6/1 前赤石の岩場にて
撮影機器:

感想

【山行No 97】

※ 会社の大阪地区の事業所にいる山好きの人たちが集まって、四国遠征に来ることになり、
  愛媛側のメンバーの合同登山として、東赤石へ行くことになった。
  大阪からの参加者は女性3名を含めた5名。愛媛側は、山の会のベテランメンバーも含めて11名、合計16名程度の大部隊だ。
  大阪組は全員一泊予定だが、愛媛側は、日帰りの人と、一泊の人に分かれている。

5月31日(土)
 ・大阪組は、夜行フェリーでやってくるので、朝早くフェリー乗り場に迎えに行った。
  大阪組と合流した後は、車に分乗し、東赤石の北側登山口、
  五良津(いらず)登山口へと、ガタガタの林道を無理やり行く。
  自分の中古のクルマは、タイヤがすり減っているので、坂道では登るのが大変だった。

9:00-20 五良津(いらず)登山口(標高=約800m)
 ・車が数台停められる林道の脇に車を停め、出発の準備をしてさっそく東赤石への直登ルートを登り始める。
 ・道は急なところが多いが、それほど草が生い茂っているということもなく、道形は明瞭に着いていた。
  ただし途中には数箇所、腐りかけの木のサンバシ状のところを渡る場所があり、すこしヒヤヒヤさせられた。
 ・今回は日帰り組と一泊組とに分かれているが、日帰り組は軽い荷物でスイスイと登ってゆく。
  一方、一泊組は、若手がテント、シュラフなどの大荷物を担いでいるので、
  かえって若手のほうハアハア言いながら登るような状態だ。
10:40-50 氷室(ひむろ)
 ・標高1400mあたりか、古くから雪をため込んで夏まで持たせていたという、「氷室」に到着。
  思っていたよりは小さい穴蔵状の場所だったが、もう6月というのに、まだ少し雪が残っていた。
  ここで軽く食事休憩とする。
 ・氷室から先は、シャクナゲの木が多い地帯となったが、肝心の花は少ない。
  大阪組もシャクナゲの花を期待してたらしく、少し残念そう。
12:00-10 赤石越え
 ・ようやく稜線に到着

12:20-40 東赤石山山頂(標高=1700m)
 ・前回、冬に東赤石に来たときには霧に覆われて視界もなかったが、今日はかすみはあるが、展望は良好。
  特に東のほう、エビラ岳から二つ岳への稜線は、切り立った岩稜が連なっていて、いい感じだ。
  西の方には、この時期には珍しく、はるかに遠く、石鎚山までもが見えていた。

13:20-14:10 赤石小屋
 ・少し時間は遅いが、昼食休憩とする。S氏がビールを1パック持ってきてくれており
 (ただし、実際に担ぎ上げたのは若手だが)、ささやかながらビールで祝杯を上げ、食事をとる。

 ・午後は、小屋付近に荷物を置き、空身で八巻山へと出かけてみた。
  八巻山を構成するカンラン岩は、今日のような乾いているときは、フリクションが利いて、
  ゴロゴロした岩の上をひょいひょいと歩け、爽快だ。
  あまり山慣れしていない、大阪からの女性陣も、キャーキャーと言いながらも結構楽しそうだった。
15:20 赤石越え
 ・ここで日帰り組は下山となり、残り10名程度の宿泊組は赤石小屋へと戻る。

15:30 赤石小屋(テント泊)
 ・小屋付近はテント場として整備されているわけでもないので、登山道の脇に、適当にテントを並べるだけ。
  今回は、6人用、4人用、3人用の3張のテントを持ってきているので、余裕だ。
  水があるか気になっていたが、小屋の裏に水場があって助かった。
 ・夕食は野菜たっぷりの八宝菜を食べ、その後は屋外で星を眺めながら、
  ウイスキーなどちびちび飲みつつ、よもやま話に花を咲かせた。

6月1日(日)
4:00 起床
 ・起きるとすでに外は明るくなっていた。
  さっそく朝食の準備にかかる。今朝のメニューはスープスパゲティだが、
  なんだか、伸びたラーメンのようになってしまい、イマイチの味だった。
 
 ・今日は、エビラ岳へ向かう計画も考えていたが、女性陣が少し疲れ気味だし、
  初心者でもあるので、あっさりあきらめて、前赤石あたりまで岩稜帯をぶらぶらすることにした。
・7時ころ、出発。サブザックに荷物を少々詰めただけの格好で、八巻山を経由して、前赤石山へと向かう。
  岩稜帯を進むが、八巻山と前赤石山とのコルから先、前赤石にダイレクトに登るルートは、
  踏み跡はなく、五葉松の藪の中を無理やり進む感じ。
・8時ころ(?) 前赤石山到着。岩がゴツゴツしていて面白い山頂だ。
  今日は昨日よりももやが少なくて空気が澄んでおり、はるか東方には剣山系まで望めた。
 ・前赤石からの下山は、南側を巻いている登山道へとダイレクトに下ってみたが、
  こちらは藪はないものの、急斜面で少し危なっかしい道だった。
・9時過ぎころ 赤石小屋到着
  テントを撤収して、北側への道を下山にかかる。
  自分の軽登山靴は足に合っていないようで、下りになるとつま先が痛い。
  長い下りで、足もだんだんと痛くなり、なかなかキツイ下りだった。
・12時ころ 五良津(いらず)登山口 着

 ※当初予定のエビラ岳に行かなかったので、ずいぶん早い下山となった。
  帰りは国道11号まででて、大阪組が所望する讃岐うどんで昼食とし、
  伊予三島駅まで送ってから解散。

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