六甲山+黒岩谷〜黒岩谷西尾根(住吉台⇒打越山、黒五、黒越、黒岩、同西尾根⇒奥池)【兵庫、六甲】
![情報量の目安: S](https://yamareco.info/themes/bootstrap3/img/detail_level_S2.png)
- GPS
- 04:45
- 距離
- 14.5km
- 登り
- 1,060m
- 下り
- 852m
コースタイム
エクセル東バス停 12:02 − 林道入口 12:04 − 石切道合流 12:07 − 四つ辻 12:14 − 竜神水 12:15 − 十文字合流 12:36
− 打越山 12:41 − 打越峠 12:48/昼/13:05 − 黒五谷分岐 13:13 − 魚屋道・黒五谷分岐 13:32/35
− 魚屋道・荒地山分岐 13:43 − 二つ石分岐 13:50 − 黒越谷右岸左岸分岐 13:55 − 第2黒越堰堤(右岸左岸合流) 13:59
− ゴルフ場舗装道の入口 14:08 − 芦屋川ハイキングコース入口 14:14 − 東おたふく口 14:31
− 「東おたふく山登山口」バス停(=A) 14:33 − 東おたふく山分岐(=B) 14:38 − 土樋割峠(=C) 14:53
− 黒岩谷入口 14:56 − 黒岩谷堰堤 14:59 − 2番目の堰堤(堰堤◆15:10 − 堰堤 15:13 − 堰堤 15:19
− 堰堤 15:22 − 堰堤 15:25 − 堰堤 15:30 − 堰堤 15:33 − 六甲全山縦走路 15:43 − 六甲山頂 15:50/54
− 一軒茶屋 15:59 − 黒岩谷西尾根入口 16:00 − 土樋割峠先の尾根への入口 16:29 − C 16:32 − B 16:41 − A 16:46
●行動時間 4:44
天候 | 曇り時々晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2012年11月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス 自家用車
(家) = (住吉台「エクセル東」) – 黒五谷、黒越谷、黒岩谷、六甲山、黒岩谷西尾根 - (奥池「東おたふく山登山口」) = (家) ●登山口へのアクセス ○くるくるバス) ・JR住吉駅等から住吉台に向かうバスがある。「みなと観光」のバス。コミュニティバスだが、運転頻度が結構高いので、使い手はある ○平生記念館バス停) ・山手幹線付近にあるバス停はこれと「室ノ内」。阪急御影に近いのは平生記念館、JR住吉に近いのが「室ノ内」。しかし、JR住吉からは当然ながら「住吉駅前」(国道2号線)のほうが近い ○エクセル東) ・くるくるバスの終点。住吉台の最奥部にある。バス停の手前にある三叉路を山側に進めば、すぐに林道に姿を変える。林道伝いに石切道との合流点、五助ダムまで続いている ○芦有有料道路「東おたふく山登山口」バス停) ・阪神芦屋、JR芦屋、阪急芦屋川の全ての駅を経由して有馬や奥池に向かうバスがある。これを利用して行く。阪急芦屋川から約20分 ・バス停付近には駐車適地はない。どうしても車で行くならば、芦有有料道路の芦屋料金所などで駐車し、バスで移動するかだろうか |
コース状況/ 危険箇所等 |
●コース状況 <住吉道〜打越山> ・道にはよく手が入っており、明瞭。ただし、道標は入口出口くらいしかない ・途中には作業道の枝分かれが数本あるが、本道より不明瞭なので見間違うことはないであろう ・打越山と打越峠に自然木造りのベンチがあり、休憩に適地である <打越山〜黒五谷〜魚屋道> ・ここも明瞭な道。 ・黒五谷から魚屋道までのルートは本来はサブルートと思うが、本日はハイキング大会のためか非常に賑わっていた ・始まりつつある谷間の紅葉が美しかった。見頃はもう少し後か <黒越谷> ・魚屋道と芦屋料金所を結ぶサブルート。荒地山を経由せずに行くルートだが、荒地山道を外れると標示はない ・その中でも黒越谷左岸コースがメイン道。そちらには途中に庵があり、そこには手作りの付近地図が置かれているはず ・今回は右岸コースに進んでみたが、あまり踏まれていない様子であった <黒岩谷> ○下部から ・土樋割峠の先、林道が住吉谷に突き当たりながら左右に分岐する部分で右手山側に進めば、終点から谷間に踏み跡が続いている ・基本的に途中に道標はない。5つ目の堰堤を左岸から巻いたところで踏み跡が左右に分かれているが、右へ進むと“おこもり谷”かと思われる。そちらは、本谷よりも難コースであるようだ ・堰堤の乗り越しは、下から順番に、右岸−右岸−左岸−左岸−左岸−右岸−右岸−右岸(谷の左岸:下から登るときには水流の右側、谷の右岸:下から登るときには水流の左側) ○上部から ・一軒茶屋の先、六甲山頂へと続く道を左に見送り、県道の右カーブを進む。六甲全山縦走路は、更に右手に分岐する。分岐して最初の標柱のところで右手に草むらへと分かれる道があるが、それが入口 <黒岩谷西尾根> ○下から ・黒岩谷への入口と同様に、土樋割峠の先、林道が住吉谷に突き当たりながら左右に分岐する部分で、徒渉すると黒岩谷西尾根の入口がある ○上から ・一軒茶屋から七曲りへと続く道に入り、すぐのところで左手に折れる道に気付くはず。そこが入口 |
写真
感想
疎捻杙
六甲山麓の歩いていない道を紡ぎ合わせて六甲山へ。
まずは住吉台くるくるバスで終点へ。そこから住吉谷に進入し、そのまま打越山へと右折。今日は天候が予報ほどにはさえない。そのためなのか、あるいは時間帯のせいなのか、あまりすれ違う人もいない。
打越山を通り過ごし、打越峠で昼食に。行き交う人、同様にここで休憩する人が幾人か。これから向かおうと思っている黒五谷方面から来る人が多い。
◆禅屋道
そそくさと食べて、一旦谷へと下る。緩やかな下り坂を降りきると、せせらぎのある分岐点。黒五谷のこれより下部は、容易ではないと言われている。これから向かうのは、上流側。マイナールートのはずだが、ここに来てすれ違う人がいきなり増える。よく見ると、どうやら集団でのハイキングのようだ。そうでもなければ、このコースがこんなにも賑わうはずはなかろう。
とはいえ、紅葉がきれいになりつつある。少々早いが、色づき肇のグラデーションもきれいだ。
ゴルフ場下で、ゴルフ場へと直接行けるのか考えるが、標示が登山者を拒絶しているので、ここは諦め、黒越経由で行くことに変更。魚屋道を南下。
〜黒越谷
荒地山への標示に従い、魚屋道を離れる。しばらくは溝地形の風化岩を登る。斜度が穏やかになって植生が目立つようになると、二つ石分岐。右はなかみ山経由で荒地山へと続く本道。左手に分岐する細道に入る。その細道を暫く進むと、気になる別れ。直進はわかりにくい踏み跡、左折は本道のようだ。
直進を選んでみる。小さな池などを見ながら進むうちに、堰堤を巻く。一つ降りると次の堰堤までに流れを渡る。堰堤の名前を見ると「黒越谷第二砂防ダム」とある。そこで先ほど別れた本道と再合流。そのまま下り続けると、流れを渡り、ゴルフ場の舗装道路に合流した。
ぁ噌岩谷
ゴルフ場の入口にあるゴルフ橋の袂から、芦屋川沿いのハイキングコースへ。ここも歩き抜けていた区間。なんかこんなコース選定をしていると、鉄道の乗りつぶしのようだ。
ハイキングコースとは思えない立派なコーンクリート橋もあるようなコースを進むとやがて車道に一旦吸収され、春先に歩いた部分に合流。
更に進み、おたふく山への登山口バス停を経由して黒岩谷の入口を目指す。
土樋割峠から下りに転じた林道は住吉谷にぶつかると左へと進路を変え七曲りへの入口付近の広場で終点となる。その手前、住吉谷とぶつかる辺りで右へと別れる枝道がある。そこが黒岩谷西尾根や黒岩谷への入口。予習が不足していたので黒岩谷の入口がよく分からなかっったが、右への枝道の先から谷へと入っていく明瞭な踏み跡があったので、伝う。
いきなり最初の堰堤。副堰堤付きである。右岸を巻く、というか堰堤に登ると名前が書いてあり、「黒岩谷堰堤」とある。このあとは何という名前になるんだろう。
ロープもある柔らかい斜面を降りるとしばらくは河原を進む。やがて、2番目の無名堰堤を巻く。その先には珍しく赤丸マーキングがあり、次に見える3番目を前にして左岸の斜面を勢いよく登る。印に従い進んでいくと、なるほど、新しい大きな堰堤を巻くための措置であった。みんな困ったのであろう。結果印がついたようだ。そのあと一旦河原に降りて、同様に新しげな4番目を登ったが、登ったところで3番目に向けた別のルートを発見。おそらく河原に一旦降りなくても行けたのであろう。
そのあと、5番目を前にしながら左岸の隣の沢ではないかと思う方向に踏み跡は大きく逸れていく。まずは進んでみると、5番目の堰堤が見えないくらいの位置で尾根筋然とした段差を越え、下降したところで踏み跡が左右に分かれる。おそらくここがおこもり谷へと謝って進んでしまう地点であろうと推測し、戻り気味の左側へと進む。
案の定、おそらく5番目の堰堤の上部と思われる辺りから再度上流側へと進路が変わる。
その手前で遭難慰霊碑を発見。富士山でなくなった方のもののようだ。しかし沢筋に設置されているのは珍しいように思う。流されてしまう心配はないのであろうか。
あまり大きくはない6番目を越えるが、ようやく竣工年が読めた。昭和42年とある。自分とあまり違わないお歳である。先ほどの5番目もそうだが、この辺りのものは既に土砂で埋まっており、機能の一つである土砂流下防止は終わりを迎えつつあるようだ。
流れも伏流する場合が多くなり、7番目を過ぎると、副堰堤付きの8番目。ここまでで初めて階段が現れる。それで副堰堤を登ったあとは、今度は工事用階段で堰堤本体の脇を登る。やがて、谷の流れは曖昧になり、純正の最初の一滴を見つけることもできないうちに、ただの斜面に。そしてあっという間に縦走路へと飛び出す。
源流碑があるのではなかったかな??
ァ噌岩谷西尾根
山頂からの帰りは、時間のこともあるので、黒岩谷西尾根へ。部分的には熊笹が深いが、踏みはしっかりとしており、十分に固められている。
痩せ尾根もある急斜面の尾根を降りていくうちに水流の音が大きく聞こえ始め、やがて、斜面の下降に変わるとあっさりと先ほど見た入口へ。
もう日暮れまでに時間的な猶予もないので、バス停へと急ぐ。
手頃なバスはなく、ちょっと待っているうちに日暮れを迎え、バスに乗っているうちに、街の明かりが灯り始めた。
コメント
この記録に関連する登山ルート
この場所を通る登山ルートは、まだ登録されていません。
ルートを登録する
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する