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Yamareco

記録ID: 243562
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
奥秩父

甲武信ヶ岳-破風山-雁坂嶺周回 (山梨百名山68〜70座目)

2012年11月10日(土) [日帰り]
 - 拍手
体力度
5
1泊以上が適当
GPS
09:40
距離
19.3km
登り
2,004m
下り
1,916m
歩くペース
とても速い
0.70.8
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

8:30西沢渓谷駐車場−8:50近丸新道登山口−9:24ヌク沢渡渉点−10:19徳ちゃん新道合流点−11:17ガレ場展望地−11:32木賊・破風分岐−11:48甲武信小屋12:02−12:15甲武信ヶ岳頂上12:33−12:44甲武信小屋(昼食)13:24−13:47破風山手前ザレ場展望地13:53−14:11破風山避難小屋14:14−14:38破風山頂上14:49−15:10東破風山頂上−15:47雁坂嶺15:59−16:20雁坂峠16:24−17:38沓切沢橋(林道開始)−18:09雁坂トンネル料金所手前駐車場

行動時間
登り 3:31(登山口→甲武信ヶ岳頂上)
下り 4:00(甲武信小屋→駐車場)
合計 7:31
行動距離 19.3km
天候 晴れ、甲武信ヶ岳登頂時、とても寒かった。
甲武信小屋で昼食時 2℃
過去天気図(気象庁) 2012年11月の天気図
アクセス
利用交通機関:
バス
雁坂トンネル料金所横の駐車場に車1台デポ。
もう1台を、無料駐車場に駐める。
コース状況/
危険箇所等
凍結等の危険箇所はありませんでした。

◆近丸新道
所々狭い崖っぷちを通ります。注意が必要。
徳ちゃん新道に比べ急登の感じですが、短時間で登りを終わらせた場合は
こちらのルートの方がいいかもしれません。
暗い時は足場が悪い所や渡渉もあるので徳ちゃん新道が安全です。

◆甲武信ヶ岳→破風山
避難小屋まで300m下らされます。
そこからの登りがとにかくきつい。

◆破風山→雁坂嶺
東破風山をすぎると100m下ります。
雁坂嶺を見上げると、また登りかと見えますが
ゆっくりと尾根を伝い、高度をあげるのでそんなにしんどくないです。

◆雁坂峠からの下り
沢沿いの道で狭い所があります。
暗くなってしまいヘッデンつけて歩いたことありますが
ピンクがわかりにくい場所もありました。
ピンクは枝にくくり付けてあることが多く、足下を見て歩く場合は
白い目印があるので探して下さい。
渡渉も3箇所ほどあり気をつけて進んで下さい。
1カ所は凍結時に滑ったら沢の下まで滑落しそうな所もあります。

凍結等の危険箇所はありませんでした。
西沢渓谷入り口。
しばらく舗装道を歩きます。
西沢渓谷入り口。
しばらく舗装道を歩きます。
なれいの滝
西沢渓谷鳥瞰図。
今日は甲武信ヶ岳へ向かいます。
西沢渓谷鳥瞰図。
今日は甲武信ヶ岳へ向かいます。
甲武信ヶ岳登山道入り口
甲武信ヶ岳登山道入り口
以前に徳ちゃん新道を下りで利用したので今日は近丸新道を登りで使います。
以前に徳ちゃん新道を下りで利用したので今日は近丸新道を登りで使います。
最初はこんな感じ。
最初はこんな感じ。
こういう場所が何カ所かあります。注意。
こういう点は徳ちゃん新道の方が安心です。
こういう場所が何カ所かあります。注意。
こういう点は徳ちゃん新道の方が安心です。
何石だろう?結構あちこちにある。
何石だろう?結構あちこちにある。
廃線トロッコの跡。西沢渓谷と同じものかな。
廃線トロッコの跡。西沢渓谷と同じものかな。
こんな小屋がありました。
この辺りのヌク沢の滝の景色がきれい。
こんな小屋がありました。
この辺りのヌク沢の滝の景色がきれい。
堤防があり、ヌク沢を渡渉します。
堤防があり、ヌク沢を渡渉します。
これを渡ります。
凍ってないので滑りませんでしたが注意。
これを渡ります。
凍ってないので滑りませんでしたが注意。
すぐにこの標識。
すぐにこの標識。
沢ではなく右の斜面へ進みます。
ここから急斜面。
沢ではなく右の斜面へ進みます。
ここから急斜面。
こういう標識があるので迷う所はありません。
こういう標識があるので迷う所はありません。
急登きつい
徳ちゃんとの合流ポイント
徳ちゃんとの合流ポイント
しゃくなげトンネル
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しゃくなげトンネル
さあ踏ん張って登る、登る。
さあ踏ん張って登る、登る。
木々の隙間から富士山。
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木々の隙間から富士山。
ザレ場からの風景。最高。
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ザレ場からの風景。最高。
パノラマ
黒金山、鶏冠山、国師は雲の中。
黒金山、鶏冠山、国師は雲の中。
長い登りを終えて木賊との分岐。
私は木賊へいかず破風山方面へ行き巻き道経由で甲武信小屋へ。
fickleさんは木賊山経由で甲武信小屋へ。
どっちが早いか。
長い登りを終えて木賊との分岐。
私は木賊へいかず破風山方面へ行き巻き道経由で甲武信小屋へ。
fickleさんは木賊山経由で甲武信小屋へ。
どっちが早いか。
破風山との分岐
甲武信小屋への巻き道はこんな感じ
甲武信小屋への巻き道はこんな感じ
甲武信小屋着。
fickleさんが30秒ほど早く着いた。
甲武信小屋着。
fickleさんが30秒ほど早く着いた。
少し休憩して甲武信ヶ岳へ。
少し休憩して甲武信ヶ岳へ。
こんな感じの道。
こんな感じの道。
視界が開ける
甲武信ヶ岳到着。
甲武信ヶ岳到着。
私は山梨百名山の方と。
山梨百名山68座目。
標柱は転がっているだけ・・・悲しい。
さては武州か信州の手の者の仕業か。
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私は山梨百名山の方と。
山梨百名山68座目。
標柱は転がっているだけ・・・悲しい。
さては武州か信州の手の者の仕業か。
南相木方面。私の登山にはまった原点、天狗山が見える。その横に男山と御座山も。
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南相木方面。私の登山にはまった原点、天狗山が見える。その横に男山と御座山も。
頂上の少し下の開けた所から。
頂上の少し下の開けた所から。
甲武信小屋で昼食後、破風山へ向かいます。
甲武信小屋で昼食後、破風山へ向かいます。
しばらく平坦な感じでだったが、がっつり下らされます。登り返しが怖い。
しばらく平坦な感じでだったが、がっつり下らされます。登り返しが怖い。
途中のザレ場。眺め良し。
途中のザレ場。眺め良し。
破風山が見える。直登だな・・・
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破風山が見える。直登だな・・・
男前ショット
ホシガラスが何か食べてた。
3
ホシガラスが何か食べてた。
立ち枯れの森を抜け
立ち枯れの森を抜け
笹原を抜けると
破風山避難小屋
ベンチもあり
ストーブがあり
裏に薪も積んである
裏に薪も積んである
中はこんなにきれい
中はこんなにきれい
目の前の眺めがこれ。
目の前の眺めがこれ。
さあ、ここから直登。
今日、一番つらかった所。
さあ、ここから直登。
今日、一番つらかった所。
破風山についた。
山梨百名山69座目。
眺望なし。
破風山についた。
山梨百名山69座目。
眺望なし。
埼玉側は破不山と書くようだ。
どうして県によって呼び名が違うのだろうか・・
埼玉側は破不山と書くようだ。
どうして県によって呼び名が違うのだろうか・・
お約束の標柱とのショット・・・
オヤ、オヤ、何かいるバックを盗もうとしている。
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お約束の標柱とのショット・・・
オヤ、オヤ、何かいるバックを盗もうとしている。
小太郎河童だ。
必死で取られないようにがんばるfickleさん。
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小太郎河童だ。
必死で取られないようにがんばるfickleさん。
おやつをあげたら満足したのか、仲良くツーショット。
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おやつをあげたら満足したのか、仲良くツーショット。
東破風山へ向かう途中の開けた所から。
東破風山へ向かう途中の開けた所から。
パノラマ
東破風山。スルー。西より眺望あり。
東破風山。スルー。西より眺望あり。
招き猫と犬のような岩があった。
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招き猫と犬のような岩があった。
う−ん飽きた。
雁坂嶺に続く立ち枯れの登山道
雁坂嶺に続く立ち枯れの登山道
雁坂嶺到着。
山梨百名山70座記念。
70に見えるかな?
2
雁坂嶺到着。
山梨百名山70座記念。
70に見えるかな?
雁坂嶺はこんな感じ。
ベンチがあるよ。
雁坂嶺はこんな感じ。
ベンチがあるよ。
峠が見えたと、fickleさんが、峠の方を差し、鹿、シカ、しかと。
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峠が見えたと、fickleさんが、峠の方を差し、鹿、シカ、しかと。
鹿のオス
鹿のメス2頭。どっちが本命じゃい。
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鹿のメス2頭。どっちが本命じゃい。
日本三大峠のひとつ。
雁坂峠に到着。
日本三大峠のひとつ。
雁坂峠に到着。
雁坂峠の由来
この案内図。時間が書いてあり長期縦走の方は便利。
この案内図。時間が書いてあり長期縦走の方は便利。
雲取山へ続く。
国師方面に沈む夕日
国師方面に沈む夕日
笹原を下から。
しばらく笹原の急な下り。
笹原を下から。
しばらく笹原の急な下り。
さっきの牡鹿がまた現れた。
獣臭いが急にしたと思ったら現れた。
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さっきの牡鹿がまた現れた。
獣臭いが急にしたと思ったら現れた。
笹原のくねくね下り。
笹原のくねくね下り。
最初の渡渉。
ここは簡単。
ここでヘッデンをとりあえず身につける。
最初の渡渉。
ここは簡単。
ここでヘッデンをとりあえず身につける。
こういった標識とピンクを頼りに沢沿いを進む。
2回ほど渡渉。
また急斜面にある、滝の上部のような所も通った。
こういった標識とピンクを頼りに沢沿いを進む。
2回ほど渡渉。
また急斜面にある、滝の上部のような所も通った。
沓切沢の林道まで下山。
長い沢沿いの道が終わり、ほっとする。
沓切沢の林道まで下山。
長い沢沿いの道が終わり、ほっとする。
雁坂トンネルの料金所脇の駐車場に到着。
お疲れ様でした。
雁坂トンネルの料金所脇の駐車場に到着。
お疲れ様でした。

感想

甲武信ヶ岳。
ここは私とfickleさんにとって、切っても切れない山なのか。
鶏冠山→木賊→甲武信ヶ岳を目指しソロで登った時に
木賊までの道がよくわからず、引き返そうとした時に
fickleさんと会い、一緒に木賊まで行き下山。
その時から山友となる。今回で4つ一緒に登ることになる。
先々週、ソロで行こうと思ったがスマホを忘れて断念。
fickleさんも、ここにはまだ登れていないという。

鬼門か・・・いやな予感。

6時、西沢渓谷無料駐車場待ち合わせ。
4:45分に起きて、支度をしているとメール。

fickleさん「寝坊しました。6:30には行けます」
私「了解」と返すもしばらくして

fickleさん「靴忘れました。取りに戻ります。7:30には行けます」
私「了解。ゆっくりおいで」と返す。

ゆるりと支度しながら、西沢渓谷へ向かう途中でメール。
fickleさん「中央道、もう渋滞してます。8時過ぎるかも」
私「車で寝てるから、事故らないように」
ということで 8:30開始となった。
波乱含みである。

◆甲武信ヶ岳
頂上は、思ったより地味な感じ。
長い距離を登って来た割には南アルプスのような感動がない・・・
周りの眺望が地味な為か、それともこの所、南アルプスばかり登っていたからか。
鶏冠山を逆側から見れたことと、天狗山が見れたこと、広瀬湖と富士山のアングルは良かった。

◆甲武信小屋→破風山→雁坂嶺
稜線歩きだが風が止んで快適であった。
甲武信ヶ岳−破風山間の下り→登り返しが
甲武信ヶ岳までで体力を使い切るとかなりしんどい。
稜線は、晴れていれば、ほとんどの場所から富士山が見えるが
このルートを富士山を見る山歩きとして選ぶとするなら
三方分山〜王岳〜鬼ヶ岳の方が手軽で、間近に富士を望めると感じる。
破風山手前の避難小屋もエスケープルートがない場所なだけに
ありがたいが、利用するタイミングが微妙な気がする。
長期・長距離縦走時か、雷雨の時かな。

◆雁坂峠→駐車場
やたらと長く感じた。
沢沿いは片斜面を歩くので歩きにくく、所々崩れている。
ピンクもわかりにくい所もあり、薄暗くなった時は
とにかくピンクを見つけて慎重に進むことが肝心。

◆ヤマレコのCTと登山レベルについて
甲武信小屋で昼食をしているときにお話をした方、小屋によく来ている
山のベテランの方で、おもしろい話を聞けた。

鶏冠→木賊→甲武信のルートの木賊→甲武信を整備して欲しいと話した所、
いろんなレベルの人がいるから、あのままにしておく方がいい。
変に鎖場があっておもしろい山となると初心者が大勢来てさらに遭難・事故が起きると。
山道具が昔に比べてよくなっていることもあるけど、レベルの見極めも格好だけではわからないからね。
一理あるなと思うと同時にレベルの見極めってどうやって計るのだろうと考えさせられた。
今回のルートも他のみなさんのヤマレコの時間を参考にしたが、どうにもそこまで早くはならない。休憩をどの程度とっているとか、尾根は走ってないですかとも感じてしまう。それともまだまだ自分達が未熟なのか・・・
ただ、自分の基準として確立できているのは、公式CTの7割位のペースでいつも山行できているという尺度。公式CTが何が基準なのという所もありそうだが、そういう共通の尺度での格付けをヤマレコでもできないだろうか・・・
近年の山ブームで初心者が増えて来ていることと、ネット世代も多いことでヤマレコの重要性が増している。
私にとっても、山行の重要な情報源ととらえているので、さらに有意義な場所となればありがたい。

山の月刊誌をよく読みますと話をしたら、玄人は「岳人」だなと。
まだ、そこには行けてない・・・
そういった雑誌を買い始めて1年が経過。
確かに内容が1巡し、知識もある程度増えた。
そろそろ、別の次元をやってみるか。(雪山、クライミングとか)

いつも思うが山の話をすると、初めて合った人とでも、なぜここまで盛り上がるのだろうか。同じ苦労を共にしたわけでもないのだが、同じ目標である山頂に別の時間に立ったとしても、あそこは○○だよね、という感じで盛り上がる。だから、山が楽しいのかな。

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ハイキング 奥秩父 [日帰り]
甲武信ヶ岳(徳ちゃん新道〜近丸新道)
利用交通機関: 車・バイク
技術レベル
2/5
体力レベル
3/5

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