大展望に感動!大菩薩嶺
- GPS
- --:--
- 距離
- 7.2km
- 登り
- 508m
- 下り
- 508m
コースタイム
天候 | 快晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2012年11月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
特に危険な箇所はなし。唐松尾根道のガレ場は落石しないよう注意。 トイレは要所要所にあるので便利です。 温泉は車で8分の大菩薩の湯に行きました。 |
写真
感想
5つ目の山は日本百名山の一つ、大菩薩嶺にしました。
ヤマレコでも「今、人気の山」の一位になっていたので気になっていて、
今週はこの山に行くことにしました。
中央道の勝沼ICで下り、のどかなぶとう農園を眺めながら下道をゆきます。
天気は快晴で、南アルプスの山々がはっきりと見えてとても良い土地。テンションも上がります。
ナビでは到着地点になっているものの、どこをどう見ても民家の真ん中だよココというトラブル発生。
おりしも、自分のお腹がゴロゴロ行っているトラブルも同時発生でかなり焦る。
最初に設定したHP記載の住所がどうやら違う?らしい。
とりあえず、今の道をまっすぐ行けば着くのでは?という不安な予測のもと行くと、登山道のバス停発見!
なんと念願のトイレまである!
同時発生していたトラブルが一気に解消できて一安心。
ここから車で登山道まで10分程狭い道をウネウネ登り、無事登山口駐車場までつきました。
途中の紅葉がとても奇麗です。
さて登山開始。気温は4度でした。
じっとしているとダウンが必要な寒さでしたが、ヒートテックとTシャツの上に
速乾のミドルレイヤー(伸縮性のすごいジャージ?みたいなやつ)という出で立ちで充分な感じ。
木々の中を歩いていくと20分程で福ちゃん荘という登山道を選択する分岐点に着きました。
地図を見ると、急な斜面を登って一気に大菩薩嶺の頂に1時間で行く「唐松尾根」コースと
ゆるやかな斜面を回って大菩薩峠を経由して尾根沿いに山頂を目指す「表登山道」コースがありました。
当初は唐松尾根コースを選択する予定だったのですが、なんとなく山頂を最後にとっておきたいというのと
「表登山道」というメジャーな名前にひかれてこちらを選択することに。
平坦な道を30分ほど歩いて「なんだか緩いね〜」「ハイキングコースだなこりゃ」とか
軽口をたたいていくと、山小屋富士見山荘のところで右手に富士山が現れました。
とても奇麗です。銭湯に描いた絵みたいな富士山。ほんとに快晴でラッキー。
写真撮影をして、しばらくいくと砂利道の斜面がダラダラダラと30分ほど続きます。
「なんか面白くない道だね〜」「ほんとになんで百名山なんだろー?」とか罰当たりな台詞まで
出る始末。(後に完全に前言撤回することになるのですが)
ちょっとうんざり気味なところで大菩薩峠の介山荘に到着。
お土産にピンバッチを購入、開けた場所に出るとそこは・・・・!
なんという事でしょう。まさにパノラマ。
南アルプスの山々が一望できる絶景スポットでした。聖岳、北岳、甲斐駒・・
雲一つない天気の為、遠くまで本当によく見えます。
感動と興奮のあまり写真を撮りまくり、大して労せずここまで来てこんな光景が
見れてしまったので何か申し訳ない気さえします。
そこで15分程ぼ〜とした後、尾根つたいに登っていくことに。
少し行って振り返ると今度は左手の方から富士山がコンニチハ。
こちらもまた、ここでしか見れないだろう美しい光景。
少し楽しくなるような岩道を登って、親不知頭に着きました。
富士山があまりにも美しすぎて、こんな場所でご飯が食べたい!と心底思って
まだ早いよ〜と渋る奥様を説得。準備を始めました。
この日持ってきたのはセブンイレブンの鍋焼きうどん。
過去の手抜きキャンプで何回か食べたことのある実績のあるやつです。間違いない。
いやー、本当にこんな景色で食べるのは贅沢です。コンビニご飯でも高級料理に匹敵です。
美味しいコーヒーもいただいて再出発。
石が沢山つまれた巨大ケルンのある賽ノ河原、格好いい岩のある妙見ノ頭も、越えていきます。
途中ずっと絶景が見えているので疲れも感じないし、撮影するのでまた進まない進まない(笑)
12時15分にようやく大菩薩嶺山頂につきました。
今まで絶景の連続だったのに、山頂だけはひっそりと柱が立ってるだけの場所なのがとても不思議(笑)
みんな写真を撮ったら、すぐ下山していきます。お昼は雷岩で食べる人が多いようでした。
さて下山ですが、ここから唐松尾根コース。
ずっとガレ場を下っていきます。結構斜度があり、注意が必要です。
ずっと岩なので後半は膝にきて、太ももがプルプルしていました。
完全に上りと下り間違えたな〜・・と思いました。
上りなら唐松尾根道の方が登山感が味わえて楽しいはずだし、あの長いダラダラ坂も
下りの方が膝に優しいかと・・。今度来た時は必ず逆コースにします。
14時15分無事登山口まで戻ってきました。
帰りは大菩薩の湯という温泉に浸かってきました。
登山客が多くとても混んでましたが広くてとても良い温泉でした。
大菩薩嶺は誰でも登れる山でありながら、あれほどの眺望が味わえるという事で
さすが百名山なのだな〜と大納得なのでした。人気が高いのも分かります。
また天気の良い気持ちいい日に登りたいです。
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