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記録ID: 244471
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ハイキング
八ヶ岳・蓼科

八ヶ岳〜赤岳鉱泉に下ったら雪降ってきた

2012年11月11日(日) [日帰り]
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sptaka その他1人
GPS
10:15
距離
11.0km
登り
1,187m
下り
1,187m

コースタイム

美濃戸510〜行者小屋800〜赤岳1020〜天望荘1100〜地蔵尾根〜行者小屋1230〜赤岳鉱泉1330〜美濃戸1530
天候 曇り〜ガス〜雪
過去天気図(気象庁) 2012年11月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
小淵沢から美濃戸 Pは1日千円
コース状況/
危険箇所等
行動時間 10時間
合計登行 1200m
気温 −3度スタート 下山して3度
山で会った人 15人しかいなかった。半数は鉱泉のクライマー。
森林限界 行者小屋上の2500m
水場
山の快適さ 曇りだったからねえ
お勧め度
日帰り温泉 原村のもみの湯 お勧め
コンビニ
帰りの渋滞 10キロ 1時間
トラブル
前回の山
次回の山

行者小屋から大同心
2012年11月11日 07:47撮影 by  EX-H10 , CASIO COMPUTER CO.,LTD.
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11/11 7:47
行者小屋から大同心
赤岳
2012年11月11日 08:11撮影 by  EX-H10 , CASIO COMPUTER CO.,LTD.
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11/11 8:11
赤岳
行者小屋も寒そう、閉鎖
2012年11月11日 08:18撮影 by  EX-H10 , CASIO COMPUTER CO.,LTD.
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11/11 8:18
行者小屋も寒そう、閉鎖
阿弥陀岳(右
2012年11月11日 08:18撮影 by  EX-H10 , CASIO COMPUTER CO.,LTD.
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11/11 8:18
阿弥陀岳(右
2012年11月11日 08:18撮影 by  EX-H10 , CASIO COMPUTER CO.,LTD.
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11/11 8:18
2012年11月11日 08:42撮影 by  EX-H10 , CASIO COMPUTER CO.,LTD.
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11/11 8:42
文三郎の鉄階段
2012年11月11日 08:55撮影 by  EX-H10 , CASIO COMPUTER CO.,LTD.
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11/11 8:55
文三郎の鉄階段
雪も少し
2012年11月11日 09:00撮影 by  EX-H10 , CASIO COMPUTER CO.,LTD.
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11/11 9:00
雪も少し
遠景中央は鹿島槍
2012年11月11日 09:09撮影 by  EX-H10 , CASIO COMPUTER CO.,LTD.
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11/11 9:09
遠景中央は鹿島槍
2012年11月11日 09:13撮影 by  EX-H10 , CASIO COMPUTER CO.,LTD.
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11/11 9:13
権現の向こうに仙丈、甲斐駒、北岳
2012年11月11日 09:58撮影 by  EX-H10 , CASIO COMPUTER CO.,LTD.
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11/11 9:58
権現の向こうに仙丈、甲斐駒、北岳
権現分岐
2012年11月11日 10:09撮影 by  EX-H10 , CASIO COMPUTER CO.,LTD.
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11/11 10:09
権現分岐
赤岳へ岩場
2012年11月11日 10:12撮影 by  EX-H10 , CASIO COMPUTER CO.,LTD.
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11/11 10:12
赤岳へ岩場
頂上
2012年11月11日 10:32撮影 by  EX-H10 , CASIO COMPUTER CO.,LTD.
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11/11 10:32
頂上
頂上小屋
2012年11月11日 10:35撮影 by  EX-H10 , CASIO COMPUTER CO.,LTD.
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11/11 10:35
頂上小屋
ガスのなか、地蔵の下り
2012年11月11日 11:56撮影 by  EX-H10 , CASIO COMPUTER CO.,LTD.
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11/11 11:56
ガスのなか、地蔵の下り
帰り少し晴れて、硫黄
2012年11月11日 13:14撮影 by  EX-H10 , CASIO COMPUTER CO.,LTD.
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11/11 13:14
帰り少し晴れて、硫黄
氷の骨組
2012年11月11日 13:47撮影 by  EX-H10 , CASIO COMPUTER CO.,LTD.
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11/11 13:47
氷の骨組
雪が降って、すぐに白く
2012年11月11日 14:00撮影 by  EX-H10 , CASIO COMPUTER CO.,LTD.
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11/11 14:00
雪が降って、すぐに白く
白く
2012年11月11日 14:00撮影 by  EX-H10 , CASIO COMPUTER CO.,LTD.
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11/11 14:00
白く

感想

グレートサミッツ国内編NO42 八ヶ岳
チャンスがあったら、「同じ山に毎月でも行け」といったのは自分自身だが、先週金峰山に行って、今週は八ヶ岳に行く。先週見た八ッは、雪もついていない真っ黒な赤岳で、今週はそこへ行く。
 予報では、どうせ雨。日曜は自宅沈殿の予定だったのに、「午前中だけ晴れる」と、地元の悪友に誘われて、「気が付かなかった」と、応じることに。
 美濃戸からまあ20年ぶりくらいに入る。40年前の高校山岳部で、冬合宿に来た懐かしいところだ。でも毎月のように中央道から八ヶ岳は見ているし、でも運転中に見ているだけじゃダメですか。実際に登ってみないと。
 行者小屋ヘの河原を歩いていくが、こんな奥にも堰堤があったっけかと思うほど、どこまでも続く。林道すらないのに、ヘリで資材を荷揚げした巨大堰堤が、最終堰堤だった、こんな粗大ごみ。
 河原に登りあげて、間もなく行者小屋。今週から冬季閉鎖である。そうか、ほとんどの小屋営業は、先週の文化の日辺りで終了しているのだ。槍ヶ岳の小屋も、涸沢の小屋も、八ッの小屋もそうだ。だから今週から冬季期間で、山の紅葉も終わったし、人出も極端に減ったし、季節の境目のどんよりした時期。
 なるほど、下界の晴れ予報はここでは高曇り。行者小屋から見える、大同心など「もっこり岩場」なんて言われたが、主峰赤岳も、阿弥陀岳も、どんより真っ黒に陰鬱そうに見えるだけ。登行意欲には大いにかける。曇りだから仕方ないよね。
 まっすぐに向かう文三郎道に入る。急傾斜の鉄階段と、風が吹くとかなり寒い。インナーは冬仕様にしたし、防寒も真冬用。手袋も一枚じゃ指先が寒くて、インナーをはく。カメラのボタンを押すだけなのに、「いちいち手袋脱ぐなよ」。と、そうだよね。アイゼンに履き替えるのだって「手袋履いたままやれよ」。じゃないと、一瞬で手が寒い。登山様式も冬支度だね。
 どんどん上に行くにしたがって、岩がゴツゴツしてきたね。少しの積雪が氷になって、部分的にアイゼンを履く。「ミックスルートかね、ここは」。片方の足だけアイゼンを履く。
 権現の分岐に上がって、さらに頂上へ。昨年真教寺から合流したところを探そうと思ったが、なんと微妙なう回路で、そこは通らなかった。クサリを辿っていると、いきなり頂上に出た。過去の記憶はほんのわずか。
 見える、やっぱり八ヶ岳は展望がいい。北アは、黒いのが常念で、その左に槍。右の方はかなり白くて、鹿島槍の双耳峰。南アは、先週見た時より少しは白い。火曜日あたり東京で雨だったが、そういうときは雪だったか。前はニュースでも山降雪を言ったが、スキー場情報(たとえば大雪の黒岳は、週末から営業予定だったが、降雪がなくて延期)とか、しかしこの不景気にスキーとはけしからんというわけで、報じない。つまらない不景気だ。
 甲斐駒でも少し雪が降った。仙丈も、北岳も。地図見なくて同定できるんだから、(先週と同じ方角だから当たり前)、私は山の博士か、んなことあるまい。
 馬鹿富士も目の前の雲海の上だったが、もう写真はいいや。
 頂上に一瞬だけいて、さっさと向こう側(稜線そのまま)へ下る。佐久側に相当ガスと、それがどんどん流れてくる、急げ。わずかに10分で、すべてがガスにまかれて、視界は50mにまで低下した。冬の前線と一緒じゃないかと、ちょっと気分は、悪くないよ。でも、コルの天望荘に下るその道も、また部分凍っていてアイゼン履いたよ。一人ガスの中を登ってくる人がいたけど、気分は重そうだ。
 地蔵の分岐から、行者小屋へ戻る。ずっと前に通ったことはあるはずだが、なんだかルートは難しくなった。階段とかクサリ。でもこの辺りは雪もあんまりついていない。
 行者小屋から、赤岳鉱泉へ回る。違う道で帰ろう。鉱泉だけは寂しそうに営業していたね。氷用の櫓で訓練中の人もいる。
すると雪が降ってきた。おお。さっきのガスは雪雲でしたね。道はすぐに白くなる。間もなくミゾレで、雨具に着替える。 
 どんよりした重い季節で、カラマツはすでに落葉して、シラビソだけが白けたように青い。でも少しの降雪のなか歩いて、シーズンスタートの気持ち的な冬支度だ。
それにしても、この秋はカメムシが多い。あれって車の中に入っちゃうんだろうか。東京まで連れてきたのもいるし、一週間後にフロントガラスに現れたのもいたよ。今日の月曜も、フロントガラスに一匹出てきた。

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