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Yamareco

記録ID: 244476
全員に公開
積雪期ピークハント/縦走
十勝連峰

OP尾根から十勝岳

2012年11月10日(土) ~ 2012年11月11日(日)
 - 拍手
GPS
32:00
距離
12.1km
登り
1,277m
下り
1,268m

コースタイム

1=1時間 0.5=30分 +=15
11日 吹上温泉-(3)-OP尾根取付-(2)-逆Z下-(3.5)-P-(1)-R-(+)-上ホロ避難小屋C1
12日 C1-(技術訓練3h+15分)-上ホロ-(1.5)-十勝岳-(2)-十勝岳避難小屋-(1-)-吹上温泉
天候 10日:気圧の谷が過ぎ、沿海州の高気圧の張り出し 
11日:高気圧圏内
過去天気図(気象庁) 2012年11月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
吹上温泉に駐車
コース状況/
危険箇所等
2回目のOP尾根だが、2月に行ったときに比べて雪が少なく厳しいルート状況だった。当然と言えば当然だが、やはり初冬時期は幅があるので、特に核心部は雪の付き方次第でフレキシブルなルート取りが求められるだろう。今回は雪が多い上に安定していて雪崩の心配が少なかったため、その点では取れるルートは多かったと思う。上部は初冬時期では雪が多いではないだろうか。Gap1の下りは、適当にピンを取って懸垂してしまえば雪の少ない初冬時期なら降りた後トラバッて逆Z下まで行けるだろう。co1750からの核心部だが、尾根上はザイル出さないと行きたくないところがいくつか出てくる。そこをかわすために急なトラバリを強いられるため、そこのルート判断と雪崩の判断が必要となる。初冬時期の雪の量なら、Pくらいまではそこまでシビアでもなく、弱テできるところもあるのではないだろうか。第2リッジ付近のトラバリルートは行っていないので、yadamakeのヤマレコの記録を参考にしてください。
最初はブッシュブッシュ
2012年11月10日 05:59撮影 by  TG-620 , OLYMPUS IMAGING CORP.
11/10 5:59
最初はブッシュブッシュ
前十勝とブッシュの夏道
2012年11月10日 07:06撮影 by  TG-620 , OLYMPUS IMAGING CORP.
11/10 7:06
前十勝とブッシュの夏道
遥かなる表大雪
2012年11月10日 07:06撮影 by  TG-620 , OLYMPUS IMAGING CORP.
11/10 7:06
遥かなる表大雪
富良野もかっこいい
2012年11月10日 07:19撮影 by  TG-620 , OLYMPUS IMAGING CORP.
11/10 7:19
富良野もかっこいい
OP尾根の遠景
2012年11月10日 07:35撮影 by  TG-620 , OLYMPUS IMAGING CORP.
11/10 7:35
OP尾根の遠景
ナマコ尾根から降りる
2012年11月12日 20:12撮影 by  TG-620 , OLYMPUS IMAGING CORP.
11/12 20:12
ナマコ尾根から降りる
結構急 ここでアイゼンにする
2012年11月10日 08:42撮影 by  TG-620 , OLYMPUS IMAGING CORP.
11/10 8:42
結構急 ここでアイゼンにする
ヒマラヤっぽく見える前十勝
2012年11月10日 09:17撮影 by  TG-620 , OLYMPUS IMAGING CORP.
11/10 9:17
ヒマラヤっぽく見える前十勝
ちょっとずれたパノラマ写真
2012年11月10日 09:30撮影 by  TG-620 , OLYMPUS IMAGING CORP.
11/10 9:30
ちょっとずれたパノラマ写真
OP尾根も最初はブッシュ
2012年11月12日 20:12撮影 by  TG-620 , OLYMPUS IMAGING CORP.
11/12 20:12
OP尾根も最初はブッシュ
Gap1が近づく
2012年11月12日 20:12撮影 by  TG-620 , OLYMPUS IMAGING CORP.
1
11/12 20:12
Gap1が近づく
細めの尾根になる
2012年11月10日 10:03撮影 by  TG-620 , OLYMPUS IMAGING CORP.
4
11/10 10:03
細めの尾根になる
Gap1をクライムダウンする八十さん
2012年11月12日 20:12撮影 by  TG-620 , OLYMPUS IMAGING CORP.
1
11/12 20:12
Gap1をクライムダウンする八十さん
振り返るとこんな感じ 最後の1.5mがスタンス無くて大変
2012年11月12日 20:12撮影 by  TG-620 , OLYMPUS IMAGING CORP.
1
11/12 20:12
振り返るとこんな感じ 最後の1.5mがスタンス無くて大変
後続はシュリンゲだよりでゴボウちっく
2012年11月12日 20:12撮影 by  TG-620 , OLYMPUS IMAGING CORP.
11/12 20:12
後続はシュリンゲだよりでゴボウちっく
逆Zポイント トラバースになると基本急
2012年11月12日 20:12撮影 by  TG-620 , OLYMPUS IMAGING CORP.
11/12 20:12
逆Zポイント トラバースになると基本急
ルンゼを直上して尾根上へ
2012年11月12日 20:12撮影 by  TG-620 , OLYMPUS IMAGING CORP.
11/12 20:12
ルンゼを直上して尾根上へ
逆Z上の細い岩稜 雪多いと第1リッジになるらしい
2012年11月12日 20:12撮影 by  TG-620 , OLYMPUS IMAGING CORP.
11/12 20:12
逆Z上の細い岩稜 雪多いと第1リッジになるらしい
雲海から浮かぶ三段山
2012年11月10日 11:34撮影 by  TG-620 , OLYMPUS IMAGING CORP.
11/10 11:34
雲海から浮かぶ三段山
一旦一段落して広い尾根を登る
2012年11月12日 20:12撮影 by  TG-620 , OLYMPUS IMAGING CORP.
1
11/12 20:12
一旦一段落して広い尾根を登る
OP尾根の核心部 一番右がGap2
2012年11月10日 12:01撮影 by  TG-620 , OLYMPUS IMAGING CORP.
11/10 12:01
OP尾根の核心部 一番右がGap2
雲海に浮かぶ富良野
2012年11月10日 12:04撮影 by  TG-620 , OLYMPUS IMAGING CORP.
2
11/10 12:04
雲海に浮かぶ富良野
核心部から大砲岩まで
2012年11月12日 20:12撮影 by  TG-620 , OLYMPUS IMAGING CORP.
1
11/12 20:12
核心部から大砲岩まで
gap2から先を見渡す
2012年11月12日 20:12撮影 by  TG-620 , OLYMPUS IMAGING CORP.
11/12 20:12
gap2から先を見渡す
Gap2を巻くためにバックステップ 木村さんはここで滑落
2012年11月12日 20:12撮影 by  TG-620 , OLYMPUS IMAGING CORP.
11/12 20:12
Gap2を巻くためにバックステップ 木村さんはここで滑落
その先のトラバースルートと雪稜
2012年11月10日 12:31撮影 by  TG-620 , OLYMPUS IMAGING CORP.
11/10 12:31
その先のトラバースルートと雪稜
八十さんがトラバリ中
2012年11月12日 20:12撮影 by  TG-620 , OLYMPUS IMAGING CORP.
11/12 20:12
八十さんがトラバリ中
上から見下ろす 木村さんが合流
2012年11月10日 12:37撮影 by  TG-620 , OLYMPUS IMAGING CORP.
11/10 12:37
上から見下ろす 木村さんが合流
その先の雪稜と第2リッジ手前の岩稜
2012年11月12日 20:13撮影 by  TG-620 , OLYMPUS IMAGING CORP.
11/12 20:13
その先の雪稜と第2リッジ手前の岩稜
雲海がいい感じで冬山を演出
2012年11月10日 13:06撮影 by  TG-620 , OLYMPUS IMAGING CORP.
1
11/10 13:06
雲海がいい感じで冬山を演出
盟主十勝岳
2012年11月10日 13:09撮影 by  TG-620 , OLYMPUS IMAGING CORP.
2
11/10 13:09
盟主十勝岳
青空と稜線
2012年11月12日 20:13撮影 by  TG-620 , OLYMPUS IMAGING CORP.
11/12 20:13
青空と稜線
慎重にみんな通過
2012年11月12日 20:13撮影 by  TG-620 , OLYMPUS IMAGING CORP.
11/12 20:13
慎重にみんな通過
なんか魚眼効果が入ってる
2012年11月12日 20:13撮影 by  TG-620 , OLYMPUS IMAGING CORP.
11/12 20:13
なんか魚眼効果が入ってる
岩稜が近づいてくる
2012年11月12日 20:13撮影 by  TG-620 , OLYMPUS IMAGING CORP.
1
11/12 20:13
岩稜が近づいてくる
後続とリッジ
2012年11月12日 20:13撮影 by  TG-620 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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11/12 20:13
後続とリッジ
岩稜の上に出ようとする八十さん
2012年11月12日 20:13撮影 by  TG-620 , OLYMPUS IMAGING CORP.
11/12 20:13
岩稜の上に出ようとする八十さん
偵察待ち
2012年11月10日 13:27撮影 by  TG-620 , OLYMPUS IMAGING CORP.
11/10 13:27
偵察待ち
ここの上が細い
2012年11月12日 20:13撮影 by  TG-620 , OLYMPUS IMAGING CORP.
11/12 20:13
ここの上が細い
わかりづらいけど第2リッジ手前の岩稜 細い上にアップダウンがある 
2012年11月12日 20:13撮影 by  TG-620 , OLYMPUS IMAGING CORP.
11/12 20:13
わかりづらいけど第2リッジ手前の岩稜 細い上にアップダウンがある 
再び雲海と富良野
2012年11月10日 13:43撮影 by  TG-620 , OLYMPUS IMAGING CORP.
11/10 13:43
再び雲海と富良野
岩稜の巻きルートをいく店長と八十さん
店長がいる直上部がやばかったらしい
2012年11月10日 13:47撮影 by  TG-620 , OLYMPUS IMAGING CORP.
11/10 13:47
岩稜の巻きルートをいく店長と八十さん
店長がいる直上部がやばかったらしい
急斜を登り第2リッジに出る 店長の後ろが馬乗り部分
2012年11月12日 20:13撮影 by  TG-620 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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11/12 20:13
急斜を登り第2リッジに出る 店長の後ろが馬乗り部分
魚眼補正でなんかかっこいい三段
2012年11月10日 14:00撮影 by  TG-620 , OLYMPUS IMAGING CORP.
1
11/10 14:00
魚眼補正でなんかかっこいい三段
上ホロ かっこいい
2012年11月12日 20:13撮影 by  TG-620 , OLYMPUS IMAGING CORP.
2
11/12 20:13
上ホロ かっこいい
まだまだ続くリッジ
2012年11月12日 20:22撮影 by  TG-620 , OLYMPUS IMAGING CORP.
11/12 20:22
まだまだ続くリッジ
第2リッジを越えて一息つく2人
2012年11月12日 20:13撮影 by  TG-620 , OLYMPUS IMAGING CORP.
1
11/12 20:13
第2リッジを越えて一息つく2人
慎重にリッジの頭を潰す 固めで怖い
2012年11月12日 20:14撮影 by  TG-620 , OLYMPUS IMAGING CORP.
2
11/12 20:14
慎重にリッジの頭を潰す 固めで怖い
P先の岩稜
2012年11月12日 20:14撮影 by  TG-620 , OLYMPUS IMAGING CORP.
11/12 20:14
P先の岩稜
途中から岩稜の上に乗る 岩を登って立ち上がるところが怖い
2012年11月12日 20:14撮影 by  TG-620 , OLYMPUS IMAGING CORP.
11/12 20:14
途中から岩稜の上に乗る 岩を登って立ち上がるところが怖い
そのまま第3リッジへ突入
2012年11月10日 14:35撮影 by  TG-620 , OLYMPUS IMAGING CORP.
11/10 14:35
そのまま第3リッジへ突入
次々と第3リッジへを通過中
2012年11月12日 20:14撮影 by  TG-620 , OLYMPUS IMAGING CORP.
11/12 20:14
次々と第3リッジへを通過中
まあまあの細さでしょうか
2012年11月12日 20:14撮影 by  TG-620 , OLYMPUS IMAGING CORP.
11/12 20:14
まあまあの細さでしょうか
核心が終わってほっと一息
2012年11月12日 20:14撮影 by  TG-620 , OLYMPUS IMAGING CORP.
11/12 20:14
核心が終わってほっと一息
OP尾根を振り返る
2012年11月12日 20:14撮影 by  TG-620 , OLYMPUS IMAGING CORP.
11/12 20:14
OP尾根を振り返る
雲海に浮かぶ十勝連峰
2012年11月10日 15:23撮影 by  TG-620 , OLYMPUS IMAGING CORP.
11/10 15:23
雲海に浮かぶ十勝連峰
美しい十勝岳
2012年11月10日 15:25撮影 by  TG-620 , OLYMPUS IMAGING CORP.
1
11/10 15:25
美しい十勝岳
なんか綺麗な光と影
2012年11月10日 15:29撮影 by  TG-620 , OLYMPUS IMAGING CORP.
3
11/10 15:29
なんか綺麗な光と影
安政火口に流れ込む雲海
2012年11月10日 15:30撮影 by  TG-620 , OLYMPUS IMAGING CORP.
3
11/10 15:30
安政火口に流れ込む雲海
絶えず雲海で風景が変わり見てて飽きない
2012年11月10日 15:46撮影 by  TG-620 , OLYMPUS IMAGING CORP.
2
11/10 15:46
絶えず雲海で風景が変わり見てて飽きない
なんかかっこいい
2012年11月12日 20:14撮影 by  TG-620 , OLYMPUS IMAGING CORP.
11/12 20:14
なんかかっこいい
サッポロクラシック富良野ビンテージ宣伝写真1
2012年11月12日 20:14撮影 by  TG-620 , OLYMPUS IMAGING CORP.
1
11/12 20:14
サッポロクラシック富良野ビンテージ宣伝写真1
サッポロクラシック富良野ビンテージ宣伝写真2
2012年11月10日 15:52撮影 by  TG-620 , OLYMPUS IMAGING CORP.
3
11/10 15:52
サッポロクラシック富良野ビンテージ宣伝写真2
十勝岳と影
2012年11月10日 15:54撮影 by  TG-620 , OLYMPUS IMAGING CORP.
5
11/10 15:54
十勝岳と影
技術云々では無く綺麗な写真が撮れるときは撮れるもんです
2012年11月10日 15:59撮影 by  TG-620 , OLYMPUS IMAGING CORP.
13
11/10 15:59
技術云々では無く綺麗な写真が撮れるときは撮れるもんです
夕日にどんな思いを馳せる?
2012年11月10日 16:08撮影 by  TG-620 , OLYMPUS IMAGING CORP.
2
11/10 16:08
夕日にどんな思いを馳せる?
赤く染まる十勝
2012年11月10日 16:09撮影 by  TG-620 , OLYMPUS IMAGING CORP.
3
11/10 16:09
赤く染まる十勝
富良野と日没
2012年11月10日 16:13撮影 by  TG-620 , OLYMPUS IMAGING CORP.
5
11/10 16:13
富良野と日没
上ホロと日没
2012年11月10日 16:17撮影 by  TG-620 , OLYMPUS IMAGING CORP.
11/10 16:17
上ホロと日没
上ホロ避難小屋へ
2012年11月10日 16:20撮影 by  TG-620 , OLYMPUS IMAGING CORP.
1
11/10 16:20
上ホロ避難小屋へ
翌朝日の出
2012年11月11日 06:16撮影 by  TG-620 , OLYMPUS IMAGING CORP.
11/11 6:16
翌朝日の出
裏大雪の盟主ニペとご来光
2012年11月11日 06:16撮影 by  TG-620 , OLYMPUS IMAGING CORP.
11/11 6:16
裏大雪の盟主ニペとご来光
八十さん@ダブルアックス?
2012年11月12日 20:15撮影 by  TG-620 , OLYMPUS IMAGING CORP.
11/12 20:15
八十さん@ダブルアックス?
スタンディングアックスの練習
2012年11月12日 20:15撮影 by  TG-620 , OLYMPUS IMAGING CORP.
11/12 20:15
スタンディングアックスの練習
けっこう急斜
2012年11月12日 20:15撮影 by  TG-620 , OLYMPUS IMAGING CORP.
11/12 20:15
けっこう急斜
メの位置はなんとかならないの?
2012年11月12日 20:15撮影 by  TG-620 , OLYMPUS IMAGING CORP.
1
11/12 20:15
メの位置はなんとかならないの?
十勝は女性的
2012年11月11日 10:31撮影 by  TG-620 , OLYMPUS IMAGING CORP.
2
11/11 10:31
十勝は女性的
富良野は男性的
2012年11月11日 10:31撮影 by  TG-620 , OLYMPUS IMAGING CORP.
1
11/11 10:31
富良野は男性的
集合写真
2012年11月11日 10:32撮影 by  TG-620 , OLYMPUS IMAGING CORP.
2
11/11 10:32
集合写真
小鳥がお亡くなりに・・・
2012年11月11日 10:51撮影 by  TG-620 , OLYMPUS IMAGING CORP.
11/11 10:51
小鳥がお亡くなりに・・・
十勝を目指します
2012年11月11日 11:19撮影 by  TG-620 , OLYMPUS IMAGING CORP.
1
11/11 11:19
十勝を目指します
美しいスカイライン
2012年11月12日 20:15撮影 by  TG-620 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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11/12 20:15
美しいスカイライン
ピークより美瑛岳
2012年11月11日 12:00撮影 by  TG-620 , OLYMPUS IMAGING CORP.
1
11/11 12:00
ピークより美瑛岳
来た方を振り返る
2012年11月12日 20:15撮影 by  TG-620 , OLYMPUS IMAGING CORP.
11/12 20:15
来た方を振り返る
ほ〜れほ〜れ
2012年11月11日 12:16撮影 by  TG-620 , OLYMPUS IMAGING CORP.
1
11/11 12:16
ほ〜れほ〜れ
十勝ピークで集合写真
2012年11月11日 12:27撮影 by  TG-620 , OLYMPUS IMAGING CORP.
3
11/11 12:27
十勝ピークで集合写真
アンザイレンの練習
2012年11月11日 12:37撮影 by  TG-620 , OLYMPUS IMAGING CORP.
11/11 12:37
アンザイレンの練習
なにかを指す八十さん
2012年11月11日 13:19撮影 by  TG-620 , OLYMPUS IMAGING CORP.
11/11 13:19
なにかを指す八十さん
Gコースをのんびり下る
2012年11月12日 20:15撮影 by  TG-620 , OLYMPUS IMAGING CORP.
11/12 20:15
Gコースをのんびり下る
スリバチ火口の脇を行く
2012年11月11日 13:36撮影 by  TG-620 , OLYMPUS IMAGING CORP.
11/11 13:36
スリバチ火口の脇を行く
避難小屋からもゆったりのんびり
2012年11月11日 14:23撮影 by  TG-620 , OLYMPUS IMAGING CORP.
11/11 14:23
避難小屋からもゆったりのんびり
吹上温泉はまだ晩秋 稜線は冬
2012年11月11日 15:05撮影 by  TG-620 , OLYMPUS IMAGING CORP.
1
11/11 15:05
吹上温泉はまだ晩秋 稜線は冬

感想

11日 気合いのOP尾根
いよいよ5人そろっての準備山行の始動。天気予報も上々の中、吹上温泉を目指す。温泉に到着するも、雪がない…。

ブッシュとの戦いを覚悟してツボで出発。
最初は三段山の夏道を登って行く。天気も良く、周辺の山々もよく見えている。

雪が増え、ズボズボがだるくなった辺りでスノーシューに変えて、2段目を越えた1370付近から尾根を外れてナマコ尾根を目指す。
尾根を下して行くところは急なのでツボ。ナマコ尾根はブッシュでていて黒々としており、だるそうなので、尾根の左の沢型を詰めるところまで詰めて、1450付近でOP尾根に取りつく。

ナマコ尾根から下ろすところは岩が出ていたので適当にかわす。ここまでかなりCTがかかると思っていたが快調にこれた。

OP尾根に取りつく前にアイゼンに変える。OP尾根の取りつきはなかなか急だった。八十さんと二人で、先に尾根上にでて後続を待つもなかなかこない。
木村さんが新品のロルマを落としただの、店長は新品のザックがピッケルに貫かれただの、片山は部室のビーズがど〜のなど、いろいろ錯綜していたようだ。

OP尾根上もBushで少しだるめだが、前日くらいに雨がふったのか、雪が締まっているのでそれほどでもない。

少し登るとGap1が見えてきたのでピッケルを出す。Co1600付近のGap1は八十さんトップで進んで行く。
マジ岩稜になる手前くらいのハイマツをピンに大沢側に懸垂するのが一番楽そうだ。
他にもBush掴んで強引に降りれそうなところがいくつか。

結局、そのまま尾根上進んでいき、切れ落ちたところをクライムダウン。岩がらみの6,7mほどで、ホールドスタンスは多めだが、最後の1.5mが足場がなくホールド頼りに強引に降りる。
八十さんは苦手な感じなのか、悲鳴を上げつつルートを開いていた。
別に落ちてもなんともないが、怖いものは怖い。後続は最後のところの角岩にシュリンゲをかけて、ゴボウっぽく下る。

ここで、ハーネスをつける。このとき、Lはザックを滑落させ、テルモスさんが大沢へ。しょっぱいミス。あやうく大変なことになるところだった。

逆Zもブッシュブッシュ。岩の基部をトラバッて、ルンゼ地形を登る。
今回はパーティを二つに分け、ワンゲルでよく行かれるルンゼと、その先10mほどトラバッた先にあるルンゼを登った。トラバリ自体は急で硬めだが、ブッシュが多いため高度感は感じない。手前のルンゼはブッシュを掴みつつ8mくらい。最後少し岩が当たるので慎重に行く。先のルンゼは登ったわけではないが、ブッシュは少なく素直な直上で最後岩が当たるとのこと。

逆Zの上も細い岩稜になっている。そこを越えると尾根が広くなりブッシュも埋まり、いよいよ冬山らしくなってくる。
時折、ガスに巻かれることもあるが、いい天気。富良野、十勝、前十勝など周囲の山々を見ながら思い思いに登って、co1750の岩稜帯の手前まで。

ここからがいよいよOP尾根の核心かつもっともかっこいいところ。青空を刺すような岩塔と雪稜が美しい。

最初の岩稜は上も行けそうだが、クライムダウンが出てきて怖そうなので、巻くことにする。
ここが、Gap2か?

木村トップで行くも、最初の2歩くらいで、団子気味のステップが崩れて滑落した。「滑停姿勢!」と本気で叫んだのははじめてだ。
最初は止まらないかと思っていたが、20mほどで止まった。ひやりとした。とりあえず、怪我もなく無事なようだ。雪崩は大丈夫そうなので、

登り返して合流してもらう。とりあえず、落ち着いてもらい、その間に八十さんにルート工作をお願いする。
本気で死ぬと思ったらしく、かなり落ち込んでいる。とりあえず、先の落ち着けそうなところまで。

滑落したところは8m、バックステップで岩の基部まで下り、そこから15mほどトラバリ。気温が上がり団子が怖いので、横這いでトラバる。少し上の岩のテラス経由でも行けそうだが、団子による滑落が恐そうだった。

ここからしばらくは、表面は少し団子気味で中はかなり硬いという雪質に悩まされることとなる。

次のリッジの手前で弱テができたので、その先のルートのために両側の斜面で掘る。結果は腰。まぁ、ここまでの感じからかなり安定してそうなのは分かっていたので、より安心して進められる感じだ。

ここで、滑落について状況を話しあう。木村さんの自己評価ミスが主たるものだが、パーティ全体も慎重に進めることにする。

リッジを越えて、しばらくは軽く岩をかわしつつ、尾根伝いに行けるが、第2リッジ手前の岩稜に行く手を阻まれる。

5mほど登った尾根上は雪をかぶった岩稜で、両足の幅な上アップダウンもある。全員で行くならザイルが必要だ。

八十さんとここのルート状況を確認し、八十さん無理ということなので、下にいた店長にトラバって巻くルートを探してもらう。

探してもらう間にLは尾根上を通過。岩稜をピッケルてつつきながらを確認して慎重にステップを作って行く。すると、その先に岩稜よりもさらにほっそ〜いナイフリッジが現れる。なるほど、これが第2リッジね。硬くてステップ切って行くとかほぼ無理なので、必殺馬乗りで突破。

雪崩に関しては岩がありそこまで怖くない。10mほど馬乗りでいき、太くなってからの残りの10mは立ち上がって通過。
馬乗りからの復帰もなかなか怖い。

そんなところを恐怖混じりで嬉々として進んでいる間に、店長がトラバリルートを見いだし、尾根への直上に入ってくる。

直上部もかなり急で、後で聞いたところ、ダブルアックスしたくなるような斜度と雪の硬さだったそうだ。

直上で出口は第2リッジの太くなるところ。太くなったといってもかなりの細さなので、のるところもかなり大変そう。トラバリ部分は15m直上部10mだろうか。トラバリ部分も横這いで通過していた。

よくそんなところをトップしたものだ。上で騒いでいたのが気に入らなかったのか店長はごきげんななめだ。

ひとつひとつのポイントの突破の体感時間は長く感じられ、進んでいるのか不安になるが、突破するごとに近づいてくる大砲岩が確実に進んでいることを実感させてくれる。

Pの岩は適当に越えて、P先の岩稜は上を行けそう。トラバって岩稜をかわすルートは真っ白で弱テセーフでようやく評価のために入れるかという斜面だった。

引き続き店長にトップしてもらう。最初の岩を軽く巻いて、1.5mの段差を越えてそのまま岩稜を越えて、第3リッジに入って行く。段差も岩が当たるが、立ち上がるところも岩が当たりなんとも怖い。足元に岩が当たらないか慎重に確認しながら、リッジへと入って行く。

途中八十さんがバランスを崩しヒヤリ。ここも、細いところが10mほど、少し太くなてって15m続く。硬く高度感のある中、足元を確認しつつ慎重に突破。

ようやくOP尾根の核心部が終わりほっと一息。地図上で500mほどの距離だが、そこにかかった純粋な時間もあるが、使った集中力、精神力からくる長さはかなりのものだ。あとは、稜線を目指すだけ。

大砲岩のところで、42代高田さんと5年前に安政火口の雪崩で亡くなられた方々の追悼を行う。ここまでこれたことに感謝しつつ都ぞ弥生を歌う。高田さんの好物のチョコを忘れたかと思ったが、八十さんが持っててセーフ。

大砲岩は適当に交わして主稜へ。盟主十勝岳が美しい。
そして、どこまでも続く雲海が、まだ冬ではないところをかき消し、その上にでることが許されているのは、真っ白な山々のみ。
初冬なのに春時期のような白が支配した世界が広がっていた。

沈んでいく夕陽と暮れなずむ山々、刻一刻と形を変える雲海をOP尾根突破記念のビール(富良野ビンテージ)を飲みつつ眺める。
この楽しみを形容する言葉が見当たらないほど、素晴らしい時間。
太陽はまるで海に沈んでいくかのように雲海に沈んでいった。

そして、上ホロ避難小屋へ。十勝を超えてきたパーティと一緒に泊る。今夜はクリームシチュー。疲れた体に染み渡る。疲れもあったのか酒はそこそこに沈。

12日 L初の冬の十勝岳
早起きして練習するつもりが、ねつぼる。雑炊を食べて、日の出を眺めながらかるくパッキングして、上ホロの斜面で練習をする。

スノーバーを打ち込み、スタンディングアックス、フィックスなどの練習をこなして、上ホロへ。
地味にL冬に来るのは初めて、昨日より雲海が少なくなったが、見える山は増えた。表、裏大、天塩、芦夕、増毛、日高、阿寒、余市まで見え放題。

Peakのボッコの文字の並びにいちゃもんをつけつつ写真を撮って、小屋の荷物を回収して、今度は十勝を目指す。

相変わらずスラッとした美しい山。今まで、近くの山から眺めてずっと冬に登りたいな思っていたPeakにようやく立てそうだ。
昨日の疲れもあるが、青空のもと白い尾根、白い斜面を登って行き、十勝岳へ。

隠されていた美瑛、オプ、そしてトムラが白い姿を見せてくれた。う〜ん最高だ。あとは適当にGコースを下りながら、木村さんと片山くんにコンテの練習してもらう。Gコースから望むことができるさまざまな火口を眺めつつ、十勝岳が「生きている山」であることを実感する。

十勝岳避難小屋からは、九条武子歌碑に向かって進んでいき、夏道に合流して、吹上温泉まで。温泉からは主稜の山々が望むことができた。ついさっきまであそこにいたのが冗談みたいに思える。

白銀荘はちょうど、リニューアルオープンで今月いっぱい半額でごっつぁん。「いえ、半額は終わりまし料金は2倍の1200円です」という受付の方の冗談に少しドッキとしながら、いいヒバの香りがするお湯を堪能して、富良野でオムカレーを食べて帰路についた。次は上ホロ北西稜だ。いろいろドキドキだが一つづつこなしていこう。

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コメント


上は結構積もってるね
吹上の写真見るとまだ行く気にはならず
2012/11/13 1:47
Re:雪
上は11月の2週目としては多いと思う。でも下は初冬という感じ。今回は雪が締まってて下部も楽でした。
2012/11/13 22:23
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