花の咲きみだれる鳥海山(鉾立登山口より)
- GPS
- 11:26
- 距離
- 15.5km
- 登り
- 1,342m
- 下り
- 1,332m
コースタイム
- 山行
- 9:58
- 休憩
- 1:15
- 合計
- 11:13
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2020年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
前日に焼石岳に登り、温泉を済ませてから3時間走って、夜9時頃に鉾立登山口に到着した。(途中の国道で熊に出会ったのも忘れがたいが、ともかく) 暖かい夕飯を済ませて10時ごろに就寝。朝まで爆睡だった。 登山当日は酒田市内に後泊 岩ガキやお刺身を楽しみ、翌日は本間家・本間家美術館・鎧屋を観光して帰宅。 |
写真
感想
朝方に雨音が聞こえて、登山は大丈夫? と思ったが。
支度する間に日が射して、空に大きな虹がかかった。
昨日の焼山岳は、寝不足と多湿の暑さに負けて、登山をする自分に疑問を感じるほどだったが。虹を見たらリセットされたみたいだ。 雄大な美しい景色を見られるに決まっているから登山しようという気分。
早めに出発した人たちは上下雨具姿だったが。
私がスタートした頃には雨も降り止んで、モヤというかガス程度。雨具なしで出発。
素晴らしい山だった。
登山道の周囲には常に何かしらの花畑。
コースも変化に富んでいる。
まず展望台で鳥海山のカルデラの半分欠けた様子を遠望する。
次いで雪渓が現れる。
それから鳥海湖を見下ろす御浜小屋。花の絶景。
小田ヶ原の広々とした稜線を歩いて鳥海山に向かう。
登山口から続く石畳と開放的なここまでの景色に、九州の九重山を思い出した。
七五三掛から左手のカールに降りて、雪渓をいくつも越えて御室に向かう。
御室からは溶岩のゴーロ。
ザックをデポして向かった。急なゴーロ帯の岩登り。はじめのうち立山の雄山を思い出していたけど、それどころではない岩登り。脇を登っていく女子が「穂高を思い出すね」と言っていた。
新山の山頂周辺は渋滞。1列に並んで順番に山頂の狭い空間に上がり、写真を録り合い、トコロテン式に向こうに抜ける。山頂の開放空間だから3密ではないけど、確実に2密。
戻りは、順路の関係で胎内という細いトンネルを抜けて、登ってきたゴーロの山をまた下り御室に戻った。
次は外輪山巡り。ここまで来たんだから帰りはそっち回らないと。
少し下って、60メートル位登り返して外輪山の縁に着いた。花々に縁取られた絶景。
日本海や秋田の男鹿半島、山形の月山など見下ろしながら、外輪山を伝って七五三掛に降りていく。
七五三掛から鉾立登山口までが、長いのよ。私はちょっと辛いわ。
4連休なのでたくさんの人が歩いているけど、頻繁に鳥海山に来てる人たちなんだろうか。夕方5時までかかるような登山は慣れっこなんだろうか?そんなこと思いながら、ひたすら下る。
ついに無事に下山して。心底ホッとした。
朝から11時間23分歩いた。はぁ。
天気に恵まれて素晴らしい1日だった。
自分の目で素晴らしい絶景を見られてよかった。
鳥海山、すばらしい。また来れたらいいな。
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