鳥海:花盛りの笙ヶ岳と鳥海湖周回
- GPS
- 05:47
- 距離
- 12.3km
- 登り
- 829m
- 下り
- 822m
コースタイム
- 山行
- 4:42
- 休憩
- 0:59
- 合計
- 5:41
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2020年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
登山道はよく整備されている。危険箇所はない。鉾立コースの賽の河原から笙ヶ岳へ向かう道の入口が少し分かりにくい。 |
写真
感想
連休なのだが、南岸に梅雨前線、全般に雨が多いようだが、23、24日宮城山形以北は一時晴れそうだ。24日に鳥海山に行ってみることにした。鉾立、湯ノ台、祓川、三方向から登っているので、今回は新山には行かず、笙ヶ岳を中心に回ってみることにした。7月中なので、花も期待できる。
24日朝、すっきり晴れてはいないが、雨の心配は無さそうである。途中、月山は見えたのだが、庄内に入ると、鳥海山は見えるが、中腹以上は雲が架かっている。鳥海ブルーラインを登って行くと、雲の中に入ってしまった。鉾立でも、最初は霧雨。この天気だし、コロナの影響で空いていると思ったが、7時20分で登山者用駐車場は一杯だった。やはり、天気の比較的良い所をねらって、東北各地を中心に全国から結構来ているようだ。今日は直ぐに雲が上って上空に青空も見えてきた。
鉾立山荘前まで戻って、登山口へ。ここから登るのは8年振りだ。コンクリートの階段で登りが始まる。階段は続き、左に観光用展望台があるが、何も見えない。石畳の道になり、この登りがずっと続く。忘れてしまっていたが、尾根上の登りで結構高度も稼げる。周囲は潅木から徐々に笹の草原状になり1時間で賽の河原に着く。左はなだらかな山、右は崖、直前に水場もある(上の雪渓が無くなると枯れてしまうが)。御浜小屋へのメインルートから離れて吹浦口からの河原宿に向かうが、最初に入る所が判りにくい。でも、進むと整備された道になる。賽の河原までも、ニッコウキスゲやイワカガミなどが目立ったが、ここから花の饗宴となる。ヒナザクラ、アオノツガザクラ、イワイチョウ等、チングルマもまだ咲いている。道は右に雪渓を見ながら岩のある草原を登って行く。吹浦口(大平)からの道が、合流する所が河原宿だが、まだ結構雪渓が大きい。残雪が多い時期は谷を登って行くので、夏道はどうなっているか、少し悩んだが、御浜方向に少し行くと、ちゃんとした分岐があった。笙ヶ岳に向かう稜線の方向に向かう。
稜線に達すると、ここも御浜へと笙ヶ岳への分岐がある。そこから下は晴れているのだが、ややガスが多い状態だった。右に笙ヶ岳に向かう。この分岐前から、ニッコウキスゲの量が増え満開である。その他にハクサンフウロ、ハクサンチドリも目立っている。笙ヶ岳まで途中に、三峰、二峰と2つのピークがある。この間はニッコウキスゲの中を歩くことになる。残雪も少しあって、素晴らしい夏山の稜線である。上空も徐々に晴れてきた。笙ヶ岳に近づくと、ハクサンイチゲやハクサンシャジンが目立ってくる。笙ヶ岳からは、日本海の海岸や粟島が良く見えた。鳥海山方面は、まだ雲が架かっていた。
分岐まで戻るが、徐々に鳥海山側の雲も上ってきたようだ。伏拝岳などの外輪も見えてきた。分岐を御浜方向に進み少し行くと、鳥海湖への分岐があるので、鳥海湖をぐるっと回ろうと、そちらへ進む。やや下り気味に鳥海湖に近づくと、また、御浜への分岐があるが、そのまま、真っ直ぐ鳥海湖に近づき、さらに鳥海湖を囲む尾根に進む。道は鳥海湖から離れ、登り気味に御田ヶ原分岐に進む。ここから御田ケ原(扇子森)に登っていく。鉾立から鳥海山(新山)に登った時は帰りのこの登りがきつかったな。御田ヶ原:ここが今日の最高地点。今日回ってきた笙ヶ岳と鳥海湖が一望できる。鳥海山方面も、今日では一番よく見えたかな。でも、すぐ雲が架かってきてしまったが。
御田ヶ原から御浜小屋までの下りは、案外岩だらけで、これも忘れていた。御浜小屋、今年は、どう営業しているのかな。そこから、案外緩い下りで賽の河原へ、その後はやや歩きにくいが、石畳の道をどんどん下る。
今日は笙ヶ岳方面でも、かなり登山者も多かった。やはり鳥海山はスケールが大きい。夏の早い時期の、花の豊富な時期に歩くことができて良かった。気温もさほど高くなく歩き易かった。かなり日焼けもしたので、結局晴れている時間も長かったようだ。
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