ニッコウキスゲの霧ヶ峰・高山植物の美ヶ原散策

2020年07月19日(日) ~ 2020年07月20日(月)

• GPS: 05:30
• 距離: 11.4km
• 登り: 180m
• 下り: 241m

コースタイム

1日目

• 山行: 3:06
• 休憩: 4:04
• 合計: 7:10

10:30 富士見台駐車場
10:40 11:00 ニッコウキスゲ管理地
11:10 11:20 富士見台駐車場
11:37 11:37 霧ヶ峰インターチェンジバス停
11:45 12:15 蛙原
12:23 12:27 霧ヶ峰インターチェンジバス停
13:57 13:57 山本小屋
14:05 14:20 牛伏山
14:28 15:00 山本小屋
15:20 17:25 王ヶ頭ホテル
17:30 17:38 美ヶ原
17:40 王ヶ頭ホテル

2日目

• 山行: 2:24
• 休憩: 2:47
• 合計: 5:11

5:40 王ヶ頭ホテル
5:53 5:58 美ヶ原
6:12 6:12 アルプス展望コース入り口
6:28 6:28 美ヶ原
6:32 6:32 王ヶ頭ホテル
6:46 7:10 王ヶ鼻
7:44 7:49 美ヶ原
7:51 9:47 王ヶ頭ホテル
10:20 10:28 塩くれ場
10:37 10:46 美しの塔
10:51 美ヶ原高原ホテル山本小屋

7/19　車山：富士見台駐車場←→ニッコウキスゲ管理地散策
　　　霧ヶ峰：インターチェンジ←→蛙原
　　　山本小屋←→牛伏山
　　　王ヶ頭ホテル←→王ヶ頭
7/20　王ヶ頭ホテル←→王ヶ頭←王ヶ鼻、王ヶ頭ホテル→山本小屋
　　　車山肩周辺　ニッコウキスゲ管理地散策

天候

7/19　晴れのち曇り　　7/20　曇り一時雨

アクセス

利用交通機関：

バス 自家用車

中央道諏訪ICから県道40号、ビーナスライン経由、山本小屋ふる里館前の町営駐車場利用（無料）
ふる里館→王が頭：ホテルの送迎バス利用（宿泊者専用、要予約）

コース状況／危険箇所等

美ヶ原の高原台地上はほぼ平坦で歩きやすい登山入門コースです。
〇王が頭から王が鼻へ下る遊歩道沿いに花が多いです。
　鹿食害保護のために設置した電気柵内にいろいろ咲いてました。
〇王が頭から山本小屋までは牧場内の平坦な未舗装路（ホテルの送迎バスが通る）
〇山本小屋から牛伏山へはゆるい傾斜の登り、途中高原美術館方面への分かれ道あり。

その他周辺情報

〇宿泊：王が頭ホテル　「標高2034mの天空リゾート」
　　百名山の山頂という素晴らしいロケーションで、それに優るサービスと食事を
　　満喫できました。
　　チェックイン時のウェルカムドリンク、早朝3:30openのカフェ、
　　料理はどれも手が凝っていて、ヘルシーなメニューでした。
　　朝の自然観察ツアー、王が鼻への散策（バス移動）は絶対お勧めです。
　　最寄りの駐車場からの送迎サービスがあるので、撮影機材などもしっかりした
　　ものを持ち込めるのがメリットで、また機会があれば利用したいと思いました。

　

写真

7/19 8:37

甲府盆地からは見えなかった北岳ですが、八ヶ岳PAで一瞬見ることができました

7/19 8:41

鳳凰山のオベリスクも一瞬で、そのあと雲に隠れました

7/19 11:09

富士見台のニッコウキスゲ、保護柵を抜けて丘を登ります

7/19 11:09

地図には載ってませんが、どうやら行き止まりのようです

7/19 10:19

少し登ると展望が開けて．．．

7/19 10:19

編笠山の右手に富士山！

7/19 10:32

蓼科山とニッコウキスゲ

7/19 10:35

霧ヶ峰方向にも

7/19 10:36

街並みの向こうは南アルプス方面

7/19 10:43

ニッコウキスゲ

7/19 10:44

アヤメ

7/19 10:49

綺麗な花を選んでみました

7/19 10:52

アザミも咲いてる

7/19 10:53

イブキトラノオ

7/19 10:54

八ヶ岳の雲が取れてすっきり見えてきました

7/19 10:54

八ヶ岳と富士山

7/19 10:56

ハクサンフウロ

7/19 10:59

右手は中央アルプス方面

7/19 11:00

なんとも開放的な景色にホットします

7/19 11:01

蓼科山

7/19 11:03

八ヶ岳

7/19 11:06

咲き誇るニッコウキスゲを目に焼き付け駐車場に戻ります

7/19 11:46

さて、霧ヶ峰（霧鐘塔）に移動してきました。
本日の目的地：美ヶ原を遠望、あらためて見ると遠いなぁ

7/19 11:47

霧ヶ峰からの八ヶ岳

7/19 11:50

同、南アルプス方面

7/19 12:08

そして、中央アルプス方面

7/19 12:09

グライダーが何機も滑走路から上がっていきました

7/19 12:14

ここも関東の冨士見百景だったとは！
うっすら見えてるのわかりますか？

7/19 12:17

ウツボグサ

7/19 14:27

山本小屋ふる里館前の駐車場に停めました。
牛伏山に登ってきます

7/19 14:09

牛伏山山頂から王ヶ頭の眺め

7/19 14:10

まるで秘密基地のよう

7/19 14:12

美ヶ原高原ホテル、その先に美しの塔も見えます

7/19 14:17

上田方面の街並み

7/19 14:19

下山途中から蓼科と八ヶ岳

7/19 17:14

王ヶ頭ホテルにチェックイン、ウェルカムドリンクをいただきます

7/19 17:27

さて、これから山頂めざします！

7/19 17:33

ホテル玄関から王ヶ頭まで200mあまり。
わけなく三角点にタッチです

7/19 17:33

山頂の標石　2034m
37年前に来たときはこの場所がわからなかったと思います。

7/19 17:35

イワキンバイ

7/19 17:38

夕暮れの高原台地

7/19 17:58

積乱雲

7/19 20:16

夕食後外に出てみると一面のガス。ヘッデン点けても10m先が見えないほど。星座観察はあきらめました。
アマチュア無線では、佐久市と伊那市の局長さんとコンタクトできました。

7/20 3:14

翌朝目覚めると、東の空に金星が輝いていたので、ご来光期待できそう。

7/20 3:18

頭の上にも星が見えてます

7/20 3:24

金星と浅間山
航空灯に照らされて、パラボラが赤くなってます

7/20 3:43

ホテル前のテラスに三脚立ててスタンバイ。

7/20 3:58

だんだん明るくなってきました。

7/20 4:10

雲が出てますが、何とか見れそうです

7/20 4:12

日の出前に熱々のコーヒーをいただけるなんて、なんとも幸せ

7/20 4:16

八ヶ岳の雲も取れてきました

7/20 4:19

浅間山の噴煙がシルエットに

7/20 4:22

諏訪方面から滝雲現る

7/20 4:23

だいぶ焼けてきました

7/20 4:45

ついに来ました！

7/20 4:45

久々に見るご来光

7/20 4:47

みるみる大きく！

7/20 4:50

鳳凰三山も見えてきました

7/20 4:53

八ヶ岳と富士山

7/20 4:54

浅間山の右下、小諸あたりの雲海がみごと

オマケ：ご来光をタイムラプス動画にしてみました

7/20 5:14

山頂北側にまわると北アルプス方面の展望

7/20 5:15

かろうじて常念岳の三角ピークと、横通岳から大天井への稜線のみ確認できます

7/20 5:16

上田方面は雲海、その奥に四阿山のピーク

7/20 5:16

北側妙高方面はガスで見えず
手前の建物は美ヶ原自然保護センター

7/20 5:17

王が頭ホテルとアンテナ群

7/20 5:43

ここから自然観察ツアーに合流
花々のレクチャーを受けますが、覚えてる範囲で...
こちらは確かオオヤマフスマ

7/20 5:45

コウリンカ

7/20 5:45

イワキンバイ

7/20 5:46

7/20 5:47

エゾカワラナデシコ

7/20 5:49

キバナノヤマオダマキ

7/20 5:50

ミヤマオトコヨモギ

7/20 5:51

7/20 5:53

ウスユキソウ

7/20 5:53

これだけたくさん咲いている場所は珍しいとのこと

7/20 5:54

アカテンオトギリ
美ヶ原やすぐ隣の鉢伏山でしか見られない品種とのこと

7/20 5:56

イワキンバイ

7/20 5:57

王ヶ頭山頂から東方向
烏帽子岩、茶臼山、雲の中に八ヶ岳

7/20 5:57

王ヶ頭山頂から南方向
鉢伏山の向こう、雲の中に中央アルプス

7/20 5:58

アカテンオトギリ

7/20 5:59

ウスユキソウ

7/20 6:02

シャジクソウ
見かけたのはこの1輪のみ

7/20 6:04

チョウジコメツツジ

7/20 6:06

ヤマブキショウマ

7/20 6:07

ウスユキソウの群生

7/20 6:08

テガタチドリ

7/20 6:13

キバナノヤマオダマキ、ハクサンフウロ

7/20 6:14

アルプス展望コースで戻る途中、山頂直下から

7/20 6:14

蓼科山の肩越しに埼玉の最高峰：三宝山

7/20 6:16

山頂南側の岩壁

7/20 6:16

テガタチドリ

7/20 6:17

コウリンカ

7/20 6:19

王ヶ頭山頂を見上げて

7/20 6:23

ミヤマオトコヨモギ

7/20 6:23

ホタルブクロ

7/20 6:24

王ヶ鼻のアンテナ群と常念岳

7/20 6:26

イワシャジン
これもここ1輪のみ見かけた

7/20 6:47

王ヶ鼻へは大型バスで案内してもらいました

7/20 6:49

松本の中心部に松本城を確認

7/20 6:53

鉢伏山

7/20 6:54

富士山方向はガスで見えず

7/20 6:58

王ヶ頭

7/20 7:04

案内板と松本市街遠望

7/20 7:08

西向きに立つ仏像群

7/20 7:10

王ヶ鼻の石標

7/20 7:52

ホテルの軒下にはたくさんのイワツバメの巣
しきりに雛に餌を運んでました

7/20 8:52

ホテルのテラスを2Fから

7/20 9:51

牧柵内に咲くコウリンカ

7/20 10:00

放牧の牛たち

7/20 10:12

牧場の道をゆるゆると

7/20 10:16

結構近くにいます

7/20 10:18

お食事中の様子

7/20 10:19

みんなすわりこんでる

7/20 10:20

かわいい目

7/20 10:20

仲良し兄弟かな？

7/20 10:22

あそこの上から歩いてきました

7/20 10:31

塩くれ場に集まる牛たち

7/20 10:31

みんな塩をなめてます

7/20 10:40

美しの塔

7/20 10:48

ポニーたち

7/20 10:49

7/20 10:55

昨日歩いた牛伏山、なだらかな山ですね

7/20 12:28

前日大混雑で停められなかった車山の肩へ
こちらもニッコウキスゲが見ごろになってます

7/20 12:35

電気柵と距離があるので、なかなか撮りづらいですが

7/20 12:52

なだらかな斜面一面に咲いて見事です

7/20 12:52

イブキトラノオとニッコウキスゲ

7/20 12:54

7/20 12:58

ころぼっくるひゅってでランチします

7/20 13:28

テラスでボルシチをいただきました

撮影機器：

D750 ニコン

OPPO Reno A 128GB SIMフリー OPPO

装備

MYアイテム

まーさん

重量：4.20kg

個人装備

長袖シャツ Tシャツ ソフトシェル ズボン 靴下 グローブ 防寒着 雨具 日よけ帽子 靴 ザック 飲料 地図（地形図） 笛 ヘッドランプ 予備電池 GPS 筆記用具 ガイド地図（ブック） 日焼け止め 保険証 携帯 時計 タオル カメラ 三脚 フィルター類一式 双眼鏡

感想

まーさん

天気予報で晴れの地域を探したら、美ヶ原が期待できそうでした。
前日にホテルに予約を入れ、霧ヶ峰のニッコウキスゲと組み合わせての計画とします。
美ヶ原は1983年に初めて白馬岳に登った帰りに立ち寄った場所で、今回が2回目。当時撮影した写真の場所を確かめてみたいという意図もありました。
(前回のレコはこちら　https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-2134309.html）

初日の日曜日は長野県内好天に恵まれ、どこの駐車場も大勢の人で賑わってました。
車山肩の無料Pに停めれず、富士見台茶屋のPを利用。すぐ上の丘に登ってニッコウキスゲと展望を楽しみました。行き止まりになっていてP利用者しかいないので結構穴場かもしれません。

霧ヶ峰は、自然保護センターのあるPに停めて、霧鐘塔まで歩いてみました。
真ん前がグライダーの滑走路で、次々に滑走していく様子が楽しめました。

八島湿原も駐車待ちの列が本線にはみ出ていたのでスルーして、山本小屋へ直行。
ホテルの送迎バスまで時間があったので、牛伏山まで往復。山頂からはだだっ広い高原の様子と、要塞のようにそびえる王ヶ頭のアンテナ群がアンマッチ。

15時のバスに乗れたので、早々にチェックインでき、貸し切り風呂でくつろげました。夕方からガスが濃くなり、夜は完全にホワイトアウト。期待していたネオワイズ彗星や満点の星空はお預けでした。

翌朝に期待して3時頃に目覚めると東の空に金星、天頂から東半分は雲が切れていたようです。テラスにスタンバイしてマジックアワーを楽しみ、浅間山の肩からのご来光を迎えることが出来ました。ホテルのスタッフさんの話ではここんとこずっと天気が悪くて、久しぶりだとのこと。館内放送でご来光の案内が流れたそうで、大勢の方が見れたようです。

5:30から自然観察ツアー、6:30から王ヶ鼻までのバスツアーにも参加して、充実した朝のスタートになりました。

帰りは大きな荷物を送迎バスに託して、山本小屋まで放牧の牛たちを見ながらのんびり歩いて1時間ほど。クルマにたどり着いたとたん、にわか雨が降ってきたのでラッキーでした。

午後は車山肩に移動して、見ごろのニッコウキスゲを楽しみ。ころぼっくるひゅってでランチをして山を下りました。

久々に登山とまではいかないまでも、高原のすがすがしい空気の中でハイキングを楽しむことができて良かったです。